storia 28 再会
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多勢に無勢。
すぐに蹴りが付くかと思いきや、そんなことはなかった。
ソラもそれなりに強い方だ。
だから、なかなか決着はつかない。
それに此方はソラだということが分かっているから迂闊に攻撃が出来ない。
ソラは記憶がないから、普通に攻撃してくる。
どうにか記憶を戻せたら。
「ソラ、思い出しなよ!」
「ソラ!」
皆、それぞれに声をかけるも全然だ。
クソ、どうしたら…!!
「フハハハ!!それでいい、Joker.憎しきキャバッローネとボンゴレを倒せ!」
「!憎しきだと?此方に憎しみを持っているのか。」
リボーンが反応する。
憎しみなんて、ないことはないだろうけど、此奴は…。
「厄介ですぜ、ボス。相手が相手。油断は禁物。」
「ロマ…嗚呼、分かってる。」
ツナ達と戦ってるソラの後ろに回り素早く鞭で捕らえる。
「っ!?ドン・キャバッローネ…!」
「前の相手に集中し過ぎたな、ソラ。」
「はっ、ディーノさん…。」
「跳ね馬…。」
「はぁ…遅いですよ。」
かなりダメージをくらったのかツナ、恭弥、骸は呼吸を整える。
ソラは鞭を解こうとするがなかなか外れる気配はない。
つか、外させねぇけどな。
近付き抱き寄せる。
「っ!?離せ、ドン・キャバッローネ…!?」
そして、耳元で囁く。
「ソラ、ディーノだ。思い出せ…!」
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