storia 27 交戦
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ふぅ…。」
何冊もの本の上に今読み終えた本を乗せる。
暇すぎて、何冊もの本を何日間か読み続けていた。
主様から任務を任されることはないから、こうして本を読んでいたんだけど流石に何日も続くと飽きる。
まぁ、体調が優れないのもあるけどね。
窓を見ればいつの間にか日が落ち、暗くなっていた。
「もう夜か…。」
そう呟いた時、ドアをノックする音が聞こえた。
返事をして、OKを出せば、主様が入って来て、少しからず驚いた。
「具合はどうだね、Joker.」
「まあまあってとこ。」
「そうか。」
素っ気なく答えれば、クスリと含み笑いをされた。
実に不愉快だ。
「そう、気を悪くしないでくれ。」
顔に出ていたのか、そう言われた。
「Joker,そろそろ君にも仕事をしてもらおうかと思う。」
「へぇ?どんな?内容次第では嫌だよ。」
「まぁ、そう言うな。なぁに、簡単な仕事だ。」
不敵な笑みを浮かべながら言う主様。
ロクな事がなさそうだ。
そう思った瞬間、警報が鳴り響いた。
「!?なんだ?Joker,君も一緒に来い。」
「…はい。」
命令口調に若干苛つきながらも、警報が鳴った原因が知りたい為、主様について部屋を後にした。
.