storia 25 事実
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*恭弥 said*
この数週間、何の情報もなく、苛々していた。
風紀委員の仕事にも集中出来ないし、群れを見付ければすぐに咬み殺していた。
群れてるのを見るだけで更にイラついてくるから。
草壁に何か言われた気もするけど、覚えてない。
それどころじゃないから。
護るとか言いながら、また護れなかったことに対して嫌気がさす。
数週間経っても戻って来ないって事は奴等が関係しているのだろう。
またソラに怖い思いをさせてしまった。
ソラは平気な振りして振る舞ってたけど、どこか怯えてた。
分かってたのに、何も出来なかった。
悔やんでも後悔しても遅い。
なら、早くソラを見付けて安心させてやりたい。
赤ん坊は情報を手に入れられたかな。
念を押されてたから、何もしなかったけど、そろそろ我慢できないよ。
淡い期待を持ち、沢田家に向かった。
*恭弥 said 終*
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