storia 23 真実
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
僕はベッドに腰掛け、ディーノとその部下の話を聞いていた。
まとめるなら、まず…。
ディーノと出会ったのは約10年くらい前で、それから、ディーノと一緒にリボーンっていう家庭教師に修行してもらった。
で、ディーノが立派なキャバッローネのボスになり、僕はそのボス補佐兼恋人。
数週間前にはリボーンからの連絡によりボンゴレ10代目の家庭教師補佐として日本に行ったらしい。
そして、約1週間前に僕は行方知れずになっていたみたい。
あ、後、日本には僕の兄さんもいるんだって。
こう聞いているとやっぱり、僕はリベルタファミリーではなさそうだ。
でも、記憶がないとどれが真実か分からないのが厄介だ。
一応確かめてみる、か。
嘘ついてるようには見えないけど。
「…成る程、ね。君達は嘘は言ってないんだよね?」
「当たり前だ。こんな事で嘘つかねぇよ。」
自信満々に言うディーノとその傍で頷く、えっと…ロマーリオ(だったかな)。
「記憶がないから、僕は断定出来ないけど、君達の方が真実の気がする。」
「まぁ、今はそれくらいでもいいさ。此処に居れば記憶も戻るかもしれないしな。」
ニカッと笑う彼。
此処に居れば、か。
黙って此処に来てるから、長居は出来ない。
あっちが嘘ならそれを聞き出さなきゃ。
真実の見極め。
難しいけど、僕自身がするしかない。
もしかしたら、また、記憶が消える、否、消されてしまうかもしれないけれど。
.