storia 3 お出掛けと猫
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街に着けば普通にショッピングを楽しむ。
「これとか似合いそう。」
「ぅん?クローム、可愛いのは分かるけど流石にそれは無理かな。」
クロームが持ってるのは可愛らしいワンピースなんだけどなんせ丈が短すぎる。
後、フリルは趣味じゃないのでパスで…!
「えー…じゃあ、これは?」
「あ、それは良いかも。」
「ほんと!?」
渋々諦めつつも何個か目をつけていたのか見せてくる。
今度のは可愛い系ではあるが先程のとは違い落ち着いた感じのワンピース。
思わず賛成してしまったら目を輝かせるクローム。
それからいくつか勧められつつ自分でも良いと思ったものやクロームに似合いそうなのなど色々と選んだ。
お会計しようとすればいつの間にかクロームが済ませていて流石に悪いと思うもいいのと押しきられた。
「私がしたいの、ダメ?」
「え、や、うーん…ダメではないけど…。」
「じゃあ、いいの。次行こう?」
頷きつつクロームの可愛いお願い?にはどうも弱いと思う。
内心苦笑いを浮かべながらも楽しそうなクロームには何も言えない。
それに本当に久々の女の子二人でのお出掛けだし。
ほら周りに同じくらいの女の子なんて居ないからさ。
そんなこんなで色んな場所を回り流石に疲れてきて一休み。
クロームはお手洗いにとのことで近くのベンチで一人で待機中。
「ふぅ…流石に体調優れないと体力が持たないな…。」
小さく呟きつつ溜め息を吐く。
すると足元からにゃーんと猫の鳴き声が聞こえ見てみると何処から来たのかいつの間にか黒猫が居た。
可愛いと思いながら見ていれば足にすり寄ってくる。
人懐っこいのかなと思いながらも見ていると不意にその猫が足首の辺りに前足を当てた瞬間ズキッと頭に痛みが走り抑える。
何?と思いながらも訳がわからず何故か左目も疼く。
目を瞑った瞬間、何かがフラッシュバックする。
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