storia 2 心配事
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「さてと、そろそろ帰らないとディーノから連絡が入りそうなんだけど。」
「えー…もうそんな時間?」
「そんな時間。てか、いい加減、シャワー浴びて着替えたいんだよ。」
拗ねた様子の綱吉を尻目に立ち上がる。
「確かに血の臭いがしてるね。怪我はしてない?」
「してないよ。」
心配そうに問いかけるも答えを聞けばホッとする綱吉に少し罪悪感が芽生える。
「あれだったらクローム居ると思うし泊まって行けば?」
「出来ないの知ってて言ってる?」
「うん。まぁ、今度おいでよ。クロームが会いたがってるのは本当だし。」
「時間が合えばね。」
「他の皆も会いたがってるからね。」
「…彼次第だね。」
困ったような笑みを浮かべながら言う綱吉に答え“じゃあ、またね”と言えば屋敷を後にする。
「…何も起こらなければいいけど。」
綱吉が心配そうにポツリと呟いた事など知らずに。
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