第1章 出会い
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「あ、神田……でしたよね?」
名前を呼ぶとギロリと睨まれ、語尾が小さくなったアレン
「よろしくお願いします」
と手を差し出したが
「呪われた奴なんかと握手するかよ」
その言葉に顔を引き攣らせていた
『ま、待って!』
「あ?」
『ひっ……』
思わず呼び止めたが同じように睨まれ、思わず声が引き攣った
『い、今のは……謝って……下さい』
「何をだ?」
『アレンが呪われた奴って言ったこと謝って……』
2度目は神田の目をしっかり見て伝えると目を開いていた
その状況をハラハラと見守るアレンと女の子
「……悪かったな」
すると、ちらりとアレンの方へ目を向けボソリと謝った
「おい。お前……」
『は、はい』
「名前は……」
『……はい……?』
「名前はなんだって聞いてんだよ!!」
『ひっ……如月 紗蘭です!』
思わぬ質問に間抜けの声を出すと怒鳴られた為急いで答えると手を差し出してきた
「よろしくな」
何が起きたか分からず手を握り返せば、こちらをちらりと見ればほんの僅かだが微笑んだ……気がする。
そして手を離し、どこかへ消えていった
「紗蘭大丈夫でしたか?!」
『だ、大丈夫だよ!』
何だったんだ……神田のあの行動は……
そう思いながらも女の子――リナリーとも挨拶を交わし、コムイ室長の元へと向かった。
「いや~ごめんね!」
部屋に入ると笑いながら謝ってくる眼鏡の男性に怒りを覚えたのは私だけではないはずだ
「さて……」
男の一言により先程とは打って変わって空気が変わった
「君は何者なんだい?」
じっと私を見つめて言う。
集まる視線に耐え、私は口を開いた
『信じてもらえるか分かりませんが聞いて下さいませんか?』と。
そして、私は自分に起きたこと、知っていることを話した。
「今の話は本当かい……?」
私の話を聞いた人は皆驚いていた。
『本当です』
信じてほしい。なんて言えなかった
だって自分ですらまだこの現実を受け入れることが出来てないのだから
それなのにどこかで信じてほしいと願う自分もいるのだから何て強欲なんだろうと思った
「そうなんだね……」
コムイは一呼吸を置き再び口を開いた
「話してくれてありがとう」
『し、信じてくれるのですか……?』
「君が嘘をついているようには見えないからね。それに君はイノセンスを持っていた。それが何よりの証拠だよ」
驚きのあまり声が出ない私にそう言って優しく微笑んだ
「さて、こんな時に申し訳ないけど2人には来て欲しい場所があるんだ」
「来て欲しい場所ですか? 」
コムイが怪しく笑いながら言った言葉にアレンは首を傾げた。
――もしかして……
そうあの場所だった
“それは神のイノセンス 全知全能の力なり
またふたつ……我らは神を手に入れた……”
上に目を向ければ5人の者が鎮座していた
「ボクらのボス 大元帥の方々だよ」
「さあ、君たちの価値をあの方々にお見せするんだ」
コムイの発した言葉の直後触手のようなものがアレンを捕らえた
「なっ……?!」
『アレン……!大丈夫だからそのままにしてて!』
突然のことにイノセンスを発動とするアレンを止めた
「っっ!」
私の声に気付いたのか苦しそうな顔をしてはいるが耐えている様子だった
「ちぇっ……そっかあ、紗蘭ちゃんは知ってるんだもんね」
少しつまんなそうに呟くコムイをジトリと睨めば気まずそうに視線を逸らした
そうしているうちにアレンのイノセンスが調べ終わろうとしていた
「な、何だったんだ……」
『アレン大丈……?!』
駆け寄ろうとした瞬間だった。先程アレンを襲った触手が同じように私にまとわりついた
「っ!」
確かにこれは気持ち悪い……!
「……こ、れは……!?」
何か聞こえたような気がしたがそれどころじゃない紗蘭は、早く終われ……!と心の中で祈り目をつむっていた。
地に足が着く感じがし、目を開ければ元の位置に戻されていた
「ヘブラスカどうかしたのかい……?」
ヘブラスカの言葉に尋ねるコムイは驚きの言葉を聞かされた
「紗蘭は2つのイノセンスの適合者だ」
と。
名前を呼ぶとギロリと睨まれ、語尾が小さくなったアレン
「よろしくお願いします」
と手を差し出したが
「呪われた奴なんかと握手するかよ」
その言葉に顔を引き攣らせていた
『ま、待って!』
「あ?」
『ひっ……』
思わず呼び止めたが同じように睨まれ、思わず声が引き攣った
『い、今のは……謝って……下さい』
「何をだ?」
『アレンが呪われた奴って言ったこと謝って……』
2度目は神田の目をしっかり見て伝えると目を開いていた
その状況をハラハラと見守るアレンと女の子
「……悪かったな」
すると、ちらりとアレンの方へ目を向けボソリと謝った
「おい。お前……」
『は、はい』
「名前は……」
『……はい……?』
「名前はなんだって聞いてんだよ!!」
『ひっ……如月 紗蘭です!』
思わぬ質問に間抜けの声を出すと怒鳴られた為急いで答えると手を差し出してきた
「よろしくな」
何が起きたか分からず手を握り返せば、こちらをちらりと見ればほんの僅かだが微笑んだ……気がする。
そして手を離し、どこかへ消えていった
「紗蘭大丈夫でしたか?!」
『だ、大丈夫だよ!』
何だったんだ……神田のあの行動は……
そう思いながらも女の子――リナリーとも挨拶を交わし、コムイ室長の元へと向かった。
「いや~ごめんね!」
部屋に入ると笑いながら謝ってくる眼鏡の男性に怒りを覚えたのは私だけではないはずだ
「さて……」
男の一言により先程とは打って変わって空気が変わった
「君は何者なんだい?」
じっと私を見つめて言う。
集まる視線に耐え、私は口を開いた
『信じてもらえるか分かりませんが聞いて下さいませんか?』と。
そして、私は自分に起きたこと、知っていることを話した。
「今の話は本当かい……?」
私の話を聞いた人は皆驚いていた。
『本当です』
信じてほしい。なんて言えなかった
だって自分ですらまだこの現実を受け入れることが出来てないのだから
それなのにどこかで信じてほしいと願う自分もいるのだから何て強欲なんだろうと思った
「そうなんだね……」
コムイは一呼吸を置き再び口を開いた
「話してくれてありがとう」
『し、信じてくれるのですか……?』
「君が嘘をついているようには見えないからね。それに君はイノセンスを持っていた。それが何よりの証拠だよ」
驚きのあまり声が出ない私にそう言って優しく微笑んだ
「さて、こんな時に申し訳ないけど2人には来て欲しい場所があるんだ」
「来て欲しい場所ですか? 」
コムイが怪しく笑いながら言った言葉にアレンは首を傾げた。
――もしかして……
そうあの場所だった
“それは神のイノセンス 全知全能の力なり
またふたつ……我らは神を手に入れた……”
上に目を向ければ5人の者が鎮座していた
「ボクらのボス 大元帥の方々だよ」
「さあ、君たちの価値をあの方々にお見せするんだ」
コムイの発した言葉の直後触手のようなものがアレンを捕らえた
「なっ……?!」
『アレン……!大丈夫だからそのままにしてて!』
突然のことにイノセンスを発動とするアレンを止めた
「っっ!」
私の声に気付いたのか苦しそうな顔をしてはいるが耐えている様子だった
「ちぇっ……そっかあ、紗蘭ちゃんは知ってるんだもんね」
少しつまんなそうに呟くコムイをジトリと睨めば気まずそうに視線を逸らした
そうしているうちにアレンのイノセンスが調べ終わろうとしていた
「な、何だったんだ……」
『アレン大丈……?!』
駆け寄ろうとした瞬間だった。先程アレンを襲った触手が同じように私にまとわりついた
「っ!」
確かにこれは気持ち悪い……!
「……こ、れは……!?」
何か聞こえたような気がしたがそれどころじゃない紗蘭は、早く終われ……!と心の中で祈り目をつむっていた。
地に足が着く感じがし、目を開ければ元の位置に戻されていた
「ヘブラスカどうかしたのかい……?」
ヘブラスカの言葉に尋ねるコムイは驚きの言葉を聞かされた
「紗蘭は2つのイノセンスの適合者だ」
と。