第1章 出会い
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「何だって……?!」
その言葉にコムイを含め全員が驚いていた
「イノセンスを2つだと……?!」
「異例だ……」
大元帥も驚きを隠せずにいた
「ヘブラスカ、2つのイノセンスと適合しててシンクロ率、身体への負担は大丈夫なのかい?」
「シンクロ率は問題ないが……身体への負担は少なからず出てくるだろう……特に寄生型はその負担が大きく出る……」
その言葉に私は息を飲んだ
そしてヘブラスカは再び口を開いた
「アレン・ウォーカー……お前のイノセンスはいつか黒い未来で偉大な“時の破壊者”を生むだろう……」
「如月 紗蘭……お前のイノセンスはいつか白い未来と黒い未来の架け橋となり偉大な“時の破壊者を救う時と天の守護者”を生むだろう……」
「私にはそう感じられた……それが私の能力」
「破壊……者?」
「守護者……」
ヘブラスカの言葉をうまく理解出来ず呟いた
するとその場には似つかわしくない声が聞こえた
「すごいじゃないか~~!それはきっとキミたちの事だよ~!ヘブラスカの“預言”はよく当たるんだからいや~!!アレンくんと紗蘭ちゃんには期待できそうだね」
その言葉を聞いたアレンは「コムイさん」と言いながら手を振りかざした。
「1発殴っていいですか?」
「やだな、もう殴ってるよん、ごめんごめん、びっくりしたんだね、怖かったんだね~分かるよ~」
最後に「いいパンチだね~、ヘブくん顔怖いもんね」とボソリと呟いたのを私は聞き逃さなかった
アレンの振りかざした拳はコムイが持っていたボードにめりこんでいた
すると真面目な顔をしたコムイはイノセンスについて語り始めた
「……その数は全部で109個 我々はまず各地に眠っているイノセンスを回収し伯爵を倒せるだけの戦力を集めなければならない。伯爵もまたイノセンスを探し破壊すべく動いている」
「イノセンスの争奪戦争だ」
コムイは少し怪しい笑みを浮かべた
「戦え、それがイノセンスに選ばれたお前達の宿命」
「宿命なのだ……」
大元帥はそう言うと姿を消した
「ま、そんなところだ。以上で長い説明は終わり!一緒に世界の為に頑張りましょう!一銭にもなんないけどね」
先程とは打って代わりコムイは優しく笑っていた
「ようこそ黒の教団へ!」
…………
話が終わり、私たちはそれぞれの自室へと向かっていた
「まさか2つのイノセンスと適合しているだなんて僕びっくりしました」
『私も……全然気付かなかった……』
アレンはこちらを見ながら苦笑いしていた
「何かあったらいつでも言って下さいね?力になりますから」
「うん、ありがとう」
その言葉に少しドキッと胸を高鳴らせ、優しく微笑み返し伝えた
「(可愛いな……)」
その笑顔にアレンが見とれていたことに紗蘭は気付かなかった
「あ、僕の部屋ここですね」
『本当?私ここだから隣だね!』
アレンと隣か……嬉しいなあ。
部屋が隣同士だったということに胸を高鳴らせ、それぞれ言葉を交えるとそのまま自室へと入っていった
「2つのイノセンス……私のもうひとつのイノセンスは何なんだろう……」
どうして、この世界に私はきたの……?
今、私がいた世界はどうなってるの……?
この世界に来て私はみんなを守れるのかな……?
色んな思いが頭を駆け巡った
「だけど、守れるものは守りたい」
ねぇ……そうでしょう……?
そして少女は暗い世界に落ちていった
その言葉にコムイを含め全員が驚いていた
「イノセンスを2つだと……?!」
「異例だ……」
大元帥も驚きを隠せずにいた
「ヘブラスカ、2つのイノセンスと適合しててシンクロ率、身体への負担は大丈夫なのかい?」
「シンクロ率は問題ないが……身体への負担は少なからず出てくるだろう……特に寄生型はその負担が大きく出る……」
その言葉に私は息を飲んだ
そしてヘブラスカは再び口を開いた
「アレン・ウォーカー……お前のイノセンスはいつか黒い未来で偉大な“時の破壊者”を生むだろう……」
「如月 紗蘭……お前のイノセンスはいつか白い未来と黒い未来の架け橋となり偉大な“時の破壊者を救う時と天の守護者”を生むだろう……」
「私にはそう感じられた……それが私の能力」
「破壊……者?」
「守護者……」
ヘブラスカの言葉をうまく理解出来ず呟いた
するとその場には似つかわしくない声が聞こえた
「すごいじゃないか~~!それはきっとキミたちの事だよ~!ヘブラスカの“預言”はよく当たるんだからいや~!!アレンくんと紗蘭ちゃんには期待できそうだね」
その言葉を聞いたアレンは「コムイさん」と言いながら手を振りかざした。
「1発殴っていいですか?」
「やだな、もう殴ってるよん、ごめんごめん、びっくりしたんだね、怖かったんだね~分かるよ~」
最後に「いいパンチだね~、ヘブくん顔怖いもんね」とボソリと呟いたのを私は聞き逃さなかった
アレンの振りかざした拳はコムイが持っていたボードにめりこんでいた
すると真面目な顔をしたコムイはイノセンスについて語り始めた
「……その数は全部で109個 我々はまず各地に眠っているイノセンスを回収し伯爵を倒せるだけの戦力を集めなければならない。伯爵もまたイノセンスを探し破壊すべく動いている」
「イノセンスの争奪戦争だ」
コムイは少し怪しい笑みを浮かべた
「戦え、それがイノセンスに選ばれたお前達の宿命」
「宿命なのだ……」
大元帥はそう言うと姿を消した
「ま、そんなところだ。以上で長い説明は終わり!一緒に世界の為に頑張りましょう!一銭にもなんないけどね」
先程とは打って代わりコムイは優しく笑っていた
「ようこそ黒の教団へ!」
…………
話が終わり、私たちはそれぞれの自室へと向かっていた
「まさか2つのイノセンスと適合しているだなんて僕びっくりしました」
『私も……全然気付かなかった……』
アレンはこちらを見ながら苦笑いしていた
「何かあったらいつでも言って下さいね?力になりますから」
「うん、ありがとう」
その言葉に少しドキッと胸を高鳴らせ、優しく微笑み返し伝えた
「(可愛いな……)」
その笑顔にアレンが見とれていたことに紗蘭は気付かなかった
「あ、僕の部屋ここですね」
『本当?私ここだから隣だね!』
アレンと隣か……嬉しいなあ。
部屋が隣同士だったということに胸を高鳴らせ、それぞれ言葉を交えるとそのまま自室へと入っていった
「2つのイノセンス……私のもうひとつのイノセンスは何なんだろう……」
どうして、この世界に私はきたの……?
今、私がいた世界はどうなってるの……?
この世界に来て私はみんなを守れるのかな……?
色んな思いが頭を駆け巡った
「だけど、守れるものは守りたい」
ねぇ……そうでしょう……?
そして少女は暗い世界に落ちていった
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