娘と親
六花
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「なんだいきなり」
雨の中ジュリアスが来てクラヴィスや使用人が驚く
「六花が暴行にあい意識が無い、幼い頃から毎日、捨て子だからと暴行を受けてたらしいお前が看病しろ」
暴行?
彼女が、だから毎日泣いてるのか?
「何故私が」
ジュリアスに聞く
「あの子はお前の娘だからだ。」
ジュリアスがきっぱり言う
娘
「そんな」
あり得ない
確かに彼女と自分に似てるが娘なんて
「望遠鏡、今は私が預かるがチェロ、彼女は傷だらけだ、父親と名乗れとは言わない、一晩看病しろと言ってるメイドのシャルロッテには言ってある行け」
クラヴィスが寮へ向かわせる。
ジュリアスも私邸へ戻る
私邸へ戻るとオスカーが居た。
かなり疲れさせてしまった
「チェロの直しを頼む、癖があるかもしれない」
「畏まりました。」
世話の掛かる父親だ、クラヴィスが父親なら私はおじさんか?
クラヴィスは彼女の寮に行き、入る
人の気配はあるが気にしないようだ。
手当てされ眠る彼女
望遠鏡と小さなぬいぐるみ、写真
チェロはジュリアスが預かると言った。
そして養父との写真
神父はライだった。
そしてライと写る彼女は嬉しそうに笑う
しかし今の彼女は笑わない。
そなたは私の娘なのか?
泣いているのは父親に会えないからか?
暴行を受けたからか?
六花・アンジェリーク
それがそなたの名前
ゆっくり六花に触れて看病する。
傷だらけで深い眠りに落ちてる娘
これ程傷で隠し普通の子供のように生活してる、自傷の跡は無い、自傷は嘘だったのだろう、傷見られても誤魔化せるように
「六花」
クラヴィスは堪えるように小さく名前を呼ぶ
クラヴィスは朝方に寮から出る
安心する
体は痛いのに、落ち着くし誰かに名前を呼ばれた気がする
この温もりは養父に抱き締められた時に似ている。
六花が朝寝覚めると私室のベッドの上だった。
私はチェロをもって帰路についていたら、男達に襲われて気絶した事を思い出す
チェロはどこにあるの?
シャルロッテが来る
「起きたんですね良かった。」
『チェロは』
「ジュリアス様が壊れたから少しの間預かると」
ジュリアス様が助けた?
ジュリアス様が私のチェロを預かってる?
どうしてそこまでしてくれるの?
シャルロッテに化粧をされ王立へ行き、エリューシオンを眺める為に向かうと飛ばされた。
クラヴィスはジュリアスの所へ行く
「・・・・先程まで彼女の所に居たのかクラヴィス?」
頷く
看病しろとは言った居てやれと言ったが
「不眠はバカだろう?」
長年一緒に居るから解る。
クラヴィスも言い返せない
「本当に私の娘か?」
「いや、どう考えてもそなたの娘だから、ルヴァも“似すぎですかね”と言ったぞ」
「彼女を傷付けた奴見付けて懲らしめて」
「止めろ」
親バカ
とジュリアスは思ったが沈黙する
オリヴィエやオスカーも暴走ぎみでクラヴィスまで暴走したら手に負えない。
その時報せが来た。
「六花女王候補が行方不明です‼」
ジュリアスとクラヴィスが慌てて向かう
「六花が行方不明とは本当か!?」
ジュリアスはクラヴィスを気にする
「はい、正確には精神体がという事になりますが、見失いました」
横たわる少女
クラヴィスの娘の可能性が高い娘
もし本当にクラヴィスの娘だったなら
「見失ったで済むと思うかパスハ!!」
「只今全力を挙げて捜査中です」
ロザリアが助けに探しに行くと言うがジュリアスが止める。
ロザリアを出て行かせクラヴィスを見る。
クラヴィスが近寄る。
体が冷たい
六花
クラヴィスは六花を見つめる
両親を求めて来た一人の泣いている娘
ジュリアスも見守る
このまま長い時間が過ぎれば六花の精神は肉体へ戻れずに
六花を助けるにはただ一つの方法
クラヴィスが六花の手を触れる。
「クラヴィス様」
「クラヴィスなら六花を見付ける事が出来る」
二人は父娘だから
六花、六花応えよ
ジュリアスは苦笑する
これで父娘でないなら、なんと呼べばいいんだ?
六花は周りを見る。
ここはどこ?
私を呼んだのは誰?
泣いている
けど今の私には助けられない
「六花、六花」
『クラヴィス様?』
「六花!!六花、そなたは何処にいる?」
やはり応えた
二人の絆は誰よりも強い
『何処にいると応えるなら無です。
おそらくエリューシオンと我等の宇宙の間でしょう』
冷静だ。
彼女は状況を把握している
『迷い子がいます、導きと安らぎが無ければ子は留まるでしょう』
迷い子
女王陛下よりつかわされた命の導きを失った迷い子
行き先を見失って戸惑っていたらしい
その魂は六花を呼んだ
クラヴィスはジュリアスはゆっくり立ち上がる。
「私とジュリアスが力を与える」
「その右手に光を、左手に闇をそなたの思いのままに」
女王陛下、女王補佐官
どうか力を
その白い翼でこの子を包んであげられるように
「女王陛下の名のもとに我が光のサクリアを六花に」
「我が闇のサクリアを女王候補の望みのままに」
闇は安息
その深淵に抱かれて魂は眠り
誇り高き光に満ちて新たな生に赴く
魂に癒しと導きを
クラヴィス様ジュリアス様
お二人の力をこの子の為に
そっと抱き締める
導きに
寝覚めるとクラヴィスの胸の中居て起きようとするが眠気に負けすぐに深い眠りに落ちる
「クラヴィス、六花を寮に連れて行け」
「何故私が」
「起きるぞ、それに」
虐め
クラヴィスは黙り起こさぬように抱き上げ連れて行く
本当に素直ではない、お前が放そうと
「ジュリアス様」
「パスハは彼女を傷つける者を捜せ、でないとクラヴィスとオスカー、オリヴィエが荒れる」
「オリヴィエ様とオスカー様なら解りますが何故クラヴィス様が」
「彼女はクラヴィスの宝物かもしれぬからな、恋人ではないから誤解するな宝物だ」
宝物あの女王候補がクラヴィス様の
パスハは見送るしか出来ない
暫くし六花は王立に行き、大陸に子供が産まれた事に安心する
ジュリアスは直ったチェロを持っていくと六花は驚きチェロをギュウと子供のように離さない、大切なチェロ
ジュリアスは思う
妹や子供のような存在だと
「癖が直ってるといいが」
六花はチェロを触れる
人見知りで話せない彼女
虐めと暴行のせいで人に頼る事さえ出来なく弱い娘
「いつかまた、そなたのチェロを聞かせてくれるか?」
カードを出す
カードには『はい』と書かれて居る。
彼女の意思や言葉のカード
いつか昔のクラヴィスに似ている。
やはり父娘だな
始めの冷たいアメジストの瞳ではない、だが戸惑い、不安がある
「大丈夫、何かあれば話なさい、相談に乗る、オスカーもオリヴィエ、クラヴィスが知ってる」
六花は素直に頷く
クラヴィスも外に居る。
だが六花と向き合う事が出来ない。
まだ父と名乗れないから、ジュリアスに付いていくしかない
ジュリアスとクラヴィスは仲が悪い
オスカーとリュミエールのようにだが、大嫌いではないから少し複雑でもある
ただ正反対なせいか反発してしまうが無意識に奴からの頼み事を聞いてしまう自分が情けない
正面から私的に会えぬ二人の繋ぎ
ジュリアスが部屋から出るとクラヴィスはジュリアスを見る
「六花は」
「心配ならお前が行け」
「お前がチェロを直した」
「私の代理でもいいだろう?」
子供のようなやり取りも毎回の事
クラヴィスはあからさまに視線をそらすとジュリアスもあからさまに溜め息を吐き出す。
「かなりの人見知りだ、諦めていたのも事実、ハッキリ言って昔のお前に似ている」
クラヴィスは撃沈
「ジュリアスは見たか、彼女の」
「ライだな、彼があの子を育てた親、きっと彼は解っていた」
二人はゼフェルを思う
彼女の声とチェロを聞きたい
チェロが聞こえる
ああ、どこか悲しく寂しい音色
きっと音の確認だろう
六花はチェロを見て、ゆっくり触れて弦を弾き、ひく
ああ癖が出てる
ジュリアス様に感謝しなくっては
ゆっくり奏でる音色
クラヴィスが聞く
「この音色は」
「クラヴィス?」
ジュリアスがクラヴィスを見る。
「彼女は間違いなく私と彼女の娘だ。
この音色は私が彼女に教えた音色だ」
「そうか、彼女は知ってるんだな両親の音色を」
ゼフェルは資料を見て捨てる。
視界がぼやける。
そしてランディとゼフェルの喧嘩に呆れる大人
六花は笑う。
「主人、そんなに笑わなくとも」
シャルロッテが止めるが間に合わなかった
ゼフェルは見る。
「何がおかしい!!」
『ゼフェル様は私に似ているなぁと』
ゼフェルが六花に似ている?
『私、両親に捨てられたんです。
養父の居る教会の前に』
ジュリアス、クラヴィス、ルヴァが険しくなる。
『養父は私を愛してくれました、本当の父のように、だが近所の子供は私を捨て子と言われました。』
捨て子
そいつらが虐めを
理由を知る者は怒りに溢れる
『十年前養父が病気で死んだんです、心臓の病でした。』
亡くなる前養父が言ったんです
お前は教会に置かれた子供
そして向かえに来ると
「何故」
ゼフェルが聞く
一枚の紙
六花・アンジェリーク
そう書いてあった。
『父が言ったんです。
名前の書かれた紙の残した親は向かえに来ると
私は父だ、そして両親も親だと』
そい伝えて死んだ養父
『だから一人で同じだなと』
違う
彼女は十年一人で耐えて来た。
けど俺は皆が居る。
バカだ彼女の十年が辛いのに
彼女は両親に会う為だけ努力し頑張って生きてるのに
そして声を失いました。
しかし私は十年間、教会に通いました。
養父の墓参り、教会で両親を毎日待ち続けた。
『そして去年、私は全て捨てました。
生きるのに諦めたんです』
「何で」
『余命宣告を受けたんです。
養父と同じ心臓の病で、両親に会えないと諦めました。
けど女王候補に選ばれて、両親を捜そうと』
胸を抑えて踞る
「六花!!」
パスハが来る
シャルロッテが支え薬を与える
パスハが薬を飲ませる
「それアレルギーの」
「心臓の薬です!!」
運ばれる
皆が
「パスハ、彼女の余命は」
「一年、もしくは半年」
ジュリアスはクラヴィスを見る。
彼女の寿命は考えてなかった、女王候補故に安心していた。
「何故言わない!!また口止めを」
「はい」
「すみませんジュリアス様
けど皆様の前だけ普通で居させたかったんです‼」
シャルロッテが謝罪する。
「クラヴィスを行かせろ、彼女はクラヴィスの宝物だからな」
クラヴィスは中へ入る。
ランディ、マルセル、ゼフェルが驚く
心臓の病
ロザリアも泣いた。
オスカー、オリヴィエは苛立つ
六花に暴行を行ってる奴は彼女の病を知らない。
下手したら彼女は死ぬ
そして彼女は視力を失った。
クラヴィスはそれを知り、落ち込み、ジュリアスがクラヴィスを支える
彼女は声を視力を彼女は失い、いずれ命も失うのだろう
そしたら本当にコヤツは生きる屍になりかねない。
ゼフェルは六花の為に何かを作る
まだ誰も知らない。
彼女の背負う者を彼女の病を誰も理解してなかった。
視力が失いパソコンで育成を確認する。
杖を使い、歩き回り育成を頼む
不意にロザリア、ディア、守護聖達が助けてくれる。
しかし暴行はおさまらず、オリヴィエ、シャルロッテが手当てをし隠す。
杖を使うから視力の低下を知るのにだ。
しかし人見知りの中、信頼と友人の存在を知り辛くなかった。
そして彼女も生きたいと願う中、
「六花が育成を間違えた?」
「いえ、ハッキングされそれを」
「信じたんだな、貸せ」
ゼフェルが直す
「ひでーな、アイツ聴力しかないのに」
「僕、六花の為にやったのに」
「どうして」
マルセルはリュミエール、ルヴァに支えられ泣いてる
六花は来てゼフェルと直す
『地』 『闇』
「スゲー」
ゼフェル以上の技術
『チッ私の論文、盗まれてる』
「論文って時空と光の定則、これアンジェリーク・六花の」
『私です。
アンジェリーク・六花は、名前とミドルネーム交換しただけなのに』
ゼフェルと研究員が固まる
「我等が悩んだ定則を得たのが女王候補とは」
「アンジェリーク・六花が目の前に居た」
『パクられた、ならこれを破棄して裏付けをしよう、私の論文を盗んだ罰だ』
研究員が引く
怖い
「パスハ様、彼女何を目指してるでしょうか」
「私に聞くな」
『私の作曲も盗まれた!!』
作曲もしてたんかい?
世間は話題になる盗まれたアンジェリークの論文と曲と本を
エリューシオンも直す。
彼女は賢い
だが全て両親を捜す為にやったことと皆が解った。
クラヴィスは驚き六花を見て、彼女の研究、曲を集めた
ある日
「どうした、育成ではないな」
『・・・・エリューシオンに私を見る子供が居ます、おそらくあの迷い子かと』
「解った」
ゆっくり人見知りも直される、おそらく視力低下で相手の顔を見ないで済むからだと
そして
「何してる!!」
ゼフェルとランディが向かうと
「六花!!」
見られた。
ゼフェルは追い掛け、ランディがマルセルが連れて行く
「ディア様!!」
「なんて事」
ジュリアス、オリヴィエ、パスハが来る。
「遅かったか、パスハ、オリヴィエ」
パスハは六花を抱き上げて奥へオリヴィエも付いていく
「ジュリアス一体」
「彼女は暴行を受けてます王立研究員に」
暴行
「パスハが気付き手当てをし、オスカー、オリヴィエ、私が気付き庇って居たんですが」
ゼフェルが来る
「逃げられたなんだアイツら研究員と解るが」
「パソコンのハッキングなどしていた犯人だゼフェル、彼女は暴行を彼等から聖地に来る前から受けていた」
ランディやゼフェル、マルセルが
「病気はアイツの!!」
「影響が出るだろう」
そんな
「アイツ頭良いんだ、アンジェリーク・##NAME2##、研究者でアイツの名前を知らない奴が居ないくらい、スゲー論文を出す、アイツの論文、定義の本も読んだ、会って対話したいって」
こんなに近くに居た。
ゼフェルは拳を握る。
パスハが戻る
「気絶してます、病の発作もありません」
「そうか」
「しかし、二度と歩けません」
「そうか、車イスをよういしてくれ、勿論体に負担ならないように」
「ばあややシャルロッテに言って彼女の部屋一階にして貰いますわ!!」
ロザリアが出る。
「手当てはしたよジュリアス」
「パスハが車イスをもってくる、頼めるか?」
オリヴィエが頷く
ジュリアスがクラヴィスの所へ向かう
「六花が襲われ、ゼフェル達が助けた。」
クラヴィスは震える
「あの子は」
「病気は大丈夫だ、しかし二度と歩けないと、ロザリア達が部屋を交換している。」
クラヴィスが出ていく
置かれた本は心臓の病の本に彼女の論文や作曲だった。
父親だな
娘を守る為に助けたいから
クラヴィスは眠る彼女に寄り添う
車イスの生活
シャルロッテが車イスを押して行動する
部屋も一階になり生活する
ルヴァからお揃いのペンダントを受け取る。
そして神官を選び、自分が見えるリオを選んだ。
見えない自分の目に望んだ。
夢を見る。
父の姿、周りからの悪口
私は一人
クラヴィスが慌てて向かう。
クラヴィスは包むように六花を抱き締める
皆が寮へ向かう
「お嬢ちゃんの部屋は」
「一階」
向かうとクラヴィスが六花を守るように倒れてる。
皆が集まる
「ジュリアス」
「六花はクラヴィスの宝物だ、だから理解し守る。」
「宝物とはどういう」
「ディア、彼女とクラヴィスの宝物なんだ六花は」
「まさか」
「間違いない、だからクラヴィスは六花を守る。」
守護聖は夢を見る。
「捨て子!!」
「お前なんか向かえに来る親なんて居ない!!」
毎日毎日、墓参りし教会で両親を待つ
チェロを星を求める
友人がシャルロッテ泣く
六花は教会へ向かう。
一人の教会で泣く。
クラヴィスが守る。
彼女の苦痛から、和らげるように抱き締める
守るように
夢に呑まれる
一人
「六花、おいで六花」
顔を上げると養父が居た
お父さん
手をのばす
「六花」
「六花此方に来なさい」
『お父さん』
「行ってはいけないよ六花」
もう一つの声
『お父さん?』
「私と来なさい、お前は私しか居ない」
「皆がお前を待ってる。
帰るんだ」
混乱する。
涙を落とす
「お前は一人だ、もう待つ必要はない」
「待つんだ、お前の両親も会う事を願う」
六花は呼び止める父に抱き締める
「いい子だ」
「ライの子だな」
『カティスおじさん?』
「ああ」
二人が守る
「よくも私の娘を苦しめたな」
「失せろ夢魔!!」
「六花、私達は元守護聖なんだよ」
「六花、必ず両親に会える」
二人が言う
「我が残りし鋼のサクリアよ娘を守りたまえ!!」
「我が残りし緑のサクリアよ姪を守りたまえ!!」
サクリアの爆発
消える二人
『お父さん!!おじさん!!』
「待ちなさい、必ず両親に会えるから私はお前の父、お前の両親も親だから六花・アンジェリーク」
「生きるんだ。
六花、諦めるな」
「「守るから」」
消える
皆が寝覚める
クラヴィスが寝覚め、六花も寝覚めるとロザリアとシャルロッテに泣かれた
夢魔の驚異が消えて、落ち着く生活
育成を励み、皆で茶会を開く
「六花はベリージュースだな」
「六花は生クリームが苦手でしたね」
「何で二人が彼女の好みを知ってる!!」
「「クラヴィスの宝物だから、間違ってるか?」」
間違ってないから撃沈するクラヴィス
「二人ともあんまり六花を使ってクラヴィスで遊ばないでください、皆ひいてます、はい六花、チョコチップクッキー」
クラヴィスが撃沈する
「ディアも乗ってるではないか」
「だって彼女とクラヴィスの宝物ですよ?
構いたくなる」
『何で私がクラヴィスの宝物なんですか?』
『いつか教える』
三人が言う
今ではないんだ
甘ずっぱく美味しい
「六花」
『ん』
チェロを仕度しロザリアがヴァイオリンを構える
二人が奏でる。
ソロも
終盤になり、六花が倒れる。
「大当たり!!」
「アイツら!!」
オスカー、オリヴィエが追い掛け、ジュリアスやクラヴィスが運ぶ。
クラヴィスが離れない。
犯人は捕まえ処罰を与えた。
しかし彼女は寝覚めない
病気のせいか?
雨の中ジュリアスが来てクラヴィスや使用人が驚く
「六花が暴行にあい意識が無い、幼い頃から毎日、捨て子だからと暴行を受けてたらしいお前が看病しろ」
暴行?
彼女が、だから毎日泣いてるのか?
「何故私が」
ジュリアスに聞く
「あの子はお前の娘だからだ。」
ジュリアスがきっぱり言う
娘
「そんな」
あり得ない
確かに彼女と自分に似てるが娘なんて
「望遠鏡、今は私が預かるがチェロ、彼女は傷だらけだ、父親と名乗れとは言わない、一晩看病しろと言ってるメイドのシャルロッテには言ってある行け」
クラヴィスが寮へ向かわせる。
ジュリアスも私邸へ戻る
私邸へ戻るとオスカーが居た。
かなり疲れさせてしまった
「チェロの直しを頼む、癖があるかもしれない」
「畏まりました。」
世話の掛かる父親だ、クラヴィスが父親なら私はおじさんか?
クラヴィスは彼女の寮に行き、入る
人の気配はあるが気にしないようだ。
手当てされ眠る彼女
望遠鏡と小さなぬいぐるみ、写真
チェロはジュリアスが預かると言った。
そして養父との写真
神父はライだった。
そしてライと写る彼女は嬉しそうに笑う
しかし今の彼女は笑わない。
そなたは私の娘なのか?
泣いているのは父親に会えないからか?
暴行を受けたからか?
六花・アンジェリーク
それがそなたの名前
ゆっくり六花に触れて看病する。
傷だらけで深い眠りに落ちてる娘
これ程傷で隠し普通の子供のように生活してる、自傷の跡は無い、自傷は嘘だったのだろう、傷見られても誤魔化せるように
「六花」
クラヴィスは堪えるように小さく名前を呼ぶ
クラヴィスは朝方に寮から出る
安心する
体は痛いのに、落ち着くし誰かに名前を呼ばれた気がする
この温もりは養父に抱き締められた時に似ている。
六花が朝寝覚めると私室のベッドの上だった。
私はチェロをもって帰路についていたら、男達に襲われて気絶した事を思い出す
チェロはどこにあるの?
シャルロッテが来る
「起きたんですね良かった。」
『チェロは』
「ジュリアス様が壊れたから少しの間預かると」
ジュリアス様が助けた?
ジュリアス様が私のチェロを預かってる?
どうしてそこまでしてくれるの?
シャルロッテに化粧をされ王立へ行き、エリューシオンを眺める為に向かうと飛ばされた。
クラヴィスはジュリアスの所へ行く
「・・・・先程まで彼女の所に居たのかクラヴィス?」
頷く
看病しろとは言った居てやれと言ったが
「不眠はバカだろう?」
長年一緒に居るから解る。
クラヴィスも言い返せない
「本当に私の娘か?」
「いや、どう考えてもそなたの娘だから、ルヴァも“似すぎですかね”と言ったぞ」
「彼女を傷付けた奴見付けて懲らしめて」
「止めろ」
親バカ
とジュリアスは思ったが沈黙する
オリヴィエやオスカーも暴走ぎみでクラヴィスまで暴走したら手に負えない。
その時報せが来た。
「六花女王候補が行方不明です‼」
ジュリアスとクラヴィスが慌てて向かう
「六花が行方不明とは本当か!?」
ジュリアスはクラヴィスを気にする
「はい、正確には精神体がという事になりますが、見失いました」
横たわる少女
クラヴィスの娘の可能性が高い娘
もし本当にクラヴィスの娘だったなら
「見失ったで済むと思うかパスハ!!」
「只今全力を挙げて捜査中です」
ロザリアが助けに探しに行くと言うがジュリアスが止める。
ロザリアを出て行かせクラヴィスを見る。
クラヴィスが近寄る。
体が冷たい
六花
クラヴィスは六花を見つめる
両親を求めて来た一人の泣いている娘
ジュリアスも見守る
このまま長い時間が過ぎれば六花の精神は肉体へ戻れずに
六花を助けるにはただ一つの方法
クラヴィスが六花の手を触れる。
「クラヴィス様」
「クラヴィスなら六花を見付ける事が出来る」
二人は父娘だから
六花、六花応えよ
ジュリアスは苦笑する
これで父娘でないなら、なんと呼べばいいんだ?
六花は周りを見る。
ここはどこ?
私を呼んだのは誰?
泣いている
けど今の私には助けられない
「六花、六花」
『クラヴィス様?』
「六花!!六花、そなたは何処にいる?」
やはり応えた
二人の絆は誰よりも強い
『何処にいると応えるなら無です。
おそらくエリューシオンと我等の宇宙の間でしょう』
冷静だ。
彼女は状況を把握している
『迷い子がいます、導きと安らぎが無ければ子は留まるでしょう』
迷い子
女王陛下よりつかわされた命の導きを失った迷い子
行き先を見失って戸惑っていたらしい
その魂は六花を呼んだ
クラヴィスはジュリアスはゆっくり立ち上がる。
「私とジュリアスが力を与える」
「その右手に光を、左手に闇をそなたの思いのままに」
女王陛下、女王補佐官
どうか力を
その白い翼でこの子を包んであげられるように
「女王陛下の名のもとに我が光のサクリアを六花に」
「我が闇のサクリアを女王候補の望みのままに」
闇は安息
その深淵に抱かれて魂は眠り
誇り高き光に満ちて新たな生に赴く
魂に癒しと導きを
クラヴィス様ジュリアス様
お二人の力をこの子の為に
そっと抱き締める
導きに
寝覚めるとクラヴィスの胸の中居て起きようとするが眠気に負けすぐに深い眠りに落ちる
「クラヴィス、六花を寮に連れて行け」
「何故私が」
「起きるぞ、それに」
虐め
クラヴィスは黙り起こさぬように抱き上げ連れて行く
本当に素直ではない、お前が放そうと
「ジュリアス様」
「パスハは彼女を傷つける者を捜せ、でないとクラヴィスとオスカー、オリヴィエが荒れる」
「オリヴィエ様とオスカー様なら解りますが何故クラヴィス様が」
「彼女はクラヴィスの宝物かもしれぬからな、恋人ではないから誤解するな宝物だ」
宝物あの女王候補がクラヴィス様の
パスハは見送るしか出来ない
暫くし六花は王立に行き、大陸に子供が産まれた事に安心する
ジュリアスは直ったチェロを持っていくと六花は驚きチェロをギュウと子供のように離さない、大切なチェロ
ジュリアスは思う
妹や子供のような存在だと
「癖が直ってるといいが」
六花はチェロを触れる
人見知りで話せない彼女
虐めと暴行のせいで人に頼る事さえ出来なく弱い娘
「いつかまた、そなたのチェロを聞かせてくれるか?」
カードを出す
カードには『はい』と書かれて居る。
彼女の意思や言葉のカード
いつか昔のクラヴィスに似ている。
やはり父娘だな
始めの冷たいアメジストの瞳ではない、だが戸惑い、不安がある
「大丈夫、何かあれば話なさい、相談に乗る、オスカーもオリヴィエ、クラヴィスが知ってる」
六花は素直に頷く
クラヴィスも外に居る。
だが六花と向き合う事が出来ない。
まだ父と名乗れないから、ジュリアスに付いていくしかない
ジュリアスとクラヴィスは仲が悪い
オスカーとリュミエールのようにだが、大嫌いではないから少し複雑でもある
ただ正反対なせいか反発してしまうが無意識に奴からの頼み事を聞いてしまう自分が情けない
正面から私的に会えぬ二人の繋ぎ
ジュリアスが部屋から出るとクラヴィスはジュリアスを見る
「六花は」
「心配ならお前が行け」
「お前がチェロを直した」
「私の代理でもいいだろう?」
子供のようなやり取りも毎回の事
クラヴィスはあからさまに視線をそらすとジュリアスもあからさまに溜め息を吐き出す。
「かなりの人見知りだ、諦めていたのも事実、ハッキリ言って昔のお前に似ている」
クラヴィスは撃沈
「ジュリアスは見たか、彼女の」
「ライだな、彼があの子を育てた親、きっと彼は解っていた」
二人はゼフェルを思う
彼女の声とチェロを聞きたい
チェロが聞こえる
ああ、どこか悲しく寂しい音色
きっと音の確認だろう
六花はチェロを見て、ゆっくり触れて弦を弾き、ひく
ああ癖が出てる
ジュリアス様に感謝しなくっては
ゆっくり奏でる音色
クラヴィスが聞く
「この音色は」
「クラヴィス?」
ジュリアスがクラヴィスを見る。
「彼女は間違いなく私と彼女の娘だ。
この音色は私が彼女に教えた音色だ」
「そうか、彼女は知ってるんだな両親の音色を」
ゼフェルは資料を見て捨てる。
視界がぼやける。
そしてランディとゼフェルの喧嘩に呆れる大人
六花は笑う。
「主人、そんなに笑わなくとも」
シャルロッテが止めるが間に合わなかった
ゼフェルは見る。
「何がおかしい!!」
『ゼフェル様は私に似ているなぁと』
ゼフェルが六花に似ている?
『私、両親に捨てられたんです。
養父の居る教会の前に』
ジュリアス、クラヴィス、ルヴァが険しくなる。
『養父は私を愛してくれました、本当の父のように、だが近所の子供は私を捨て子と言われました。』
捨て子
そいつらが虐めを
理由を知る者は怒りに溢れる
『十年前養父が病気で死んだんです、心臓の病でした。』
亡くなる前養父が言ったんです
お前は教会に置かれた子供
そして向かえに来ると
「何故」
ゼフェルが聞く
一枚の紙
六花・アンジェリーク
そう書いてあった。
『父が言ったんです。
名前の書かれた紙の残した親は向かえに来ると
私は父だ、そして両親も親だと』
そい伝えて死んだ養父
『だから一人で同じだなと』
違う
彼女は十年一人で耐えて来た。
けど俺は皆が居る。
バカだ彼女の十年が辛いのに
彼女は両親に会う為だけ努力し頑張って生きてるのに
そして声を失いました。
しかし私は十年間、教会に通いました。
養父の墓参り、教会で両親を毎日待ち続けた。
『そして去年、私は全て捨てました。
生きるのに諦めたんです』
「何で」
『余命宣告を受けたんです。
養父と同じ心臓の病で、両親に会えないと諦めました。
けど女王候補に選ばれて、両親を捜そうと』
胸を抑えて踞る
「六花!!」
パスハが来る
シャルロッテが支え薬を与える
パスハが薬を飲ませる
「それアレルギーの」
「心臓の薬です!!」
運ばれる
皆が
「パスハ、彼女の余命は」
「一年、もしくは半年」
ジュリアスはクラヴィスを見る。
彼女の寿命は考えてなかった、女王候補故に安心していた。
「何故言わない!!また口止めを」
「はい」
「すみませんジュリアス様
けど皆様の前だけ普通で居させたかったんです‼」
シャルロッテが謝罪する。
「クラヴィスを行かせろ、彼女はクラヴィスの宝物だからな」
クラヴィスは中へ入る。
ランディ、マルセル、ゼフェルが驚く
心臓の病
ロザリアも泣いた。
オスカー、オリヴィエは苛立つ
六花に暴行を行ってる奴は彼女の病を知らない。
下手したら彼女は死ぬ
そして彼女は視力を失った。
クラヴィスはそれを知り、落ち込み、ジュリアスがクラヴィスを支える
彼女は声を視力を彼女は失い、いずれ命も失うのだろう
そしたら本当にコヤツは生きる屍になりかねない。
ゼフェルは六花の為に何かを作る
まだ誰も知らない。
彼女の背負う者を彼女の病を誰も理解してなかった。
視力が失いパソコンで育成を確認する。
杖を使い、歩き回り育成を頼む
不意にロザリア、ディア、守護聖達が助けてくれる。
しかし暴行はおさまらず、オリヴィエ、シャルロッテが手当てをし隠す。
杖を使うから視力の低下を知るのにだ。
しかし人見知りの中、信頼と友人の存在を知り辛くなかった。
そして彼女も生きたいと願う中、
「六花が育成を間違えた?」
「いえ、ハッキングされそれを」
「信じたんだな、貸せ」
ゼフェルが直す
「ひでーな、アイツ聴力しかないのに」
「僕、六花の為にやったのに」
「どうして」
マルセルはリュミエール、ルヴァに支えられ泣いてる
六花は来てゼフェルと直す
『地』 『闇』
「スゲー」
ゼフェル以上の技術
『チッ私の論文、盗まれてる』
「論文って時空と光の定則、これアンジェリーク・六花の」
『私です。
アンジェリーク・六花は、名前とミドルネーム交換しただけなのに』
ゼフェルと研究員が固まる
「我等が悩んだ定則を得たのが女王候補とは」
「アンジェリーク・六花が目の前に居た」
『パクられた、ならこれを破棄して裏付けをしよう、私の論文を盗んだ罰だ』
研究員が引く
怖い
「パスハ様、彼女何を目指してるでしょうか」
「私に聞くな」
『私の作曲も盗まれた!!』
作曲もしてたんかい?
世間は話題になる盗まれたアンジェリークの論文と曲と本を
エリューシオンも直す。
彼女は賢い
だが全て両親を捜す為にやったことと皆が解った。
クラヴィスは驚き六花を見て、彼女の研究、曲を集めた
ある日
「どうした、育成ではないな」
『・・・・エリューシオンに私を見る子供が居ます、おそらくあの迷い子かと』
「解った」
ゆっくり人見知りも直される、おそらく視力低下で相手の顔を見ないで済むからだと
そして
「何してる!!」
ゼフェルとランディが向かうと
「六花!!」
見られた。
ゼフェルは追い掛け、ランディがマルセルが連れて行く
「ディア様!!」
「なんて事」
ジュリアス、オリヴィエ、パスハが来る。
「遅かったか、パスハ、オリヴィエ」
パスハは六花を抱き上げて奥へオリヴィエも付いていく
「ジュリアス一体」
「彼女は暴行を受けてます王立研究員に」
暴行
「パスハが気付き手当てをし、オスカー、オリヴィエ、私が気付き庇って居たんですが」
ゼフェルが来る
「逃げられたなんだアイツら研究員と解るが」
「パソコンのハッキングなどしていた犯人だゼフェル、彼女は暴行を彼等から聖地に来る前から受けていた」
ランディやゼフェル、マルセルが
「病気はアイツの!!」
「影響が出るだろう」
そんな
「アイツ頭良いんだ、アンジェリーク・##NAME2##、研究者でアイツの名前を知らない奴が居ないくらい、スゲー論文を出す、アイツの論文、定義の本も読んだ、会って対話したいって」
こんなに近くに居た。
ゼフェルは拳を握る。
パスハが戻る
「気絶してます、病の発作もありません」
「そうか」
「しかし、二度と歩けません」
「そうか、車イスをよういしてくれ、勿論体に負担ならないように」
「ばあややシャルロッテに言って彼女の部屋一階にして貰いますわ!!」
ロザリアが出る。
「手当てはしたよジュリアス」
「パスハが車イスをもってくる、頼めるか?」
オリヴィエが頷く
ジュリアスがクラヴィスの所へ向かう
「六花が襲われ、ゼフェル達が助けた。」
クラヴィスは震える
「あの子は」
「病気は大丈夫だ、しかし二度と歩けないと、ロザリア達が部屋を交換している。」
クラヴィスが出ていく
置かれた本は心臓の病の本に彼女の論文や作曲だった。
父親だな
娘を守る為に助けたいから
クラヴィスは眠る彼女に寄り添う
車イスの生活
シャルロッテが車イスを押して行動する
部屋も一階になり生活する
ルヴァからお揃いのペンダントを受け取る。
そして神官を選び、自分が見えるリオを選んだ。
見えない自分の目に望んだ。
夢を見る。
父の姿、周りからの悪口
私は一人
クラヴィスが慌てて向かう。
クラヴィスは包むように六花を抱き締める
皆が寮へ向かう
「お嬢ちゃんの部屋は」
「一階」
向かうとクラヴィスが六花を守るように倒れてる。
皆が集まる
「ジュリアス」
「六花はクラヴィスの宝物だ、だから理解し守る。」
「宝物とはどういう」
「ディア、彼女とクラヴィスの宝物なんだ六花は」
「まさか」
「間違いない、だからクラヴィスは六花を守る。」
守護聖は夢を見る。
「捨て子!!」
「お前なんか向かえに来る親なんて居ない!!」
毎日毎日、墓参りし教会で両親を待つ
チェロを星を求める
友人がシャルロッテ泣く
六花は教会へ向かう。
一人の教会で泣く。
クラヴィスが守る。
彼女の苦痛から、和らげるように抱き締める
守るように
夢に呑まれる
一人
「六花、おいで六花」
顔を上げると養父が居た
お父さん
手をのばす
「六花」
「六花此方に来なさい」
『お父さん』
「行ってはいけないよ六花」
もう一つの声
『お父さん?』
「私と来なさい、お前は私しか居ない」
「皆がお前を待ってる。
帰るんだ」
混乱する。
涙を落とす
「お前は一人だ、もう待つ必要はない」
「待つんだ、お前の両親も会う事を願う」
六花は呼び止める父に抱き締める
「いい子だ」
「ライの子だな」
『カティスおじさん?』
「ああ」
二人が守る
「よくも私の娘を苦しめたな」
「失せろ夢魔!!」
「六花、私達は元守護聖なんだよ」
「六花、必ず両親に会える」
二人が言う
「我が残りし鋼のサクリアよ娘を守りたまえ!!」
「我が残りし緑のサクリアよ姪を守りたまえ!!」
サクリアの爆発
消える二人
『お父さん!!おじさん!!』
「待ちなさい、必ず両親に会えるから私はお前の父、お前の両親も親だから六花・アンジェリーク」
「生きるんだ。
六花、諦めるな」
「「守るから」」
消える
皆が寝覚める
クラヴィスが寝覚め、六花も寝覚めるとロザリアとシャルロッテに泣かれた
夢魔の驚異が消えて、落ち着く生活
育成を励み、皆で茶会を開く
「六花はベリージュースだな」
「六花は生クリームが苦手でしたね」
「何で二人が彼女の好みを知ってる!!」
「「クラヴィスの宝物だから、間違ってるか?」」
間違ってないから撃沈するクラヴィス
「二人ともあんまり六花を使ってクラヴィスで遊ばないでください、皆ひいてます、はい六花、チョコチップクッキー」
クラヴィスが撃沈する
「ディアも乗ってるではないか」
「だって彼女とクラヴィスの宝物ですよ?
構いたくなる」
『何で私がクラヴィスの宝物なんですか?』
『いつか教える』
三人が言う
今ではないんだ
甘ずっぱく美味しい
「六花」
『ん』
チェロを仕度しロザリアがヴァイオリンを構える
二人が奏でる。
ソロも
終盤になり、六花が倒れる。
「大当たり!!」
「アイツら!!」
オスカー、オリヴィエが追い掛け、ジュリアスやクラヴィスが運ぶ。
クラヴィスが離れない。
犯人は捕まえ処罰を与えた。
しかし彼女は寝覚めない
病気のせいか?
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