第1話 ~惑星ベジータの王女!? 名前はリック!~
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――それから3年後。
7歳になったリックは、他星へ送り込まれる義弟のターブルへ別れを伝えに来ていた。
『本当に大丈夫?』
タ「はい、リック姉さん。心配しないでください」
『うん……気をつけてね、ターブル』
タ「はい、いってきます!」
ターブルはいつものように礼儀正しくお辞儀をして、ポッドに乗り込んでいった。そのポッドは、あっという間に遠い遠い星へと向かっていった。
リックがトボトボと寂しそうに帰路についていたところ、偶々ラディッツとバッタリ会った。
ラ「ターブル王子行っちまったんだな」
『ラディッツ……うん、ちょっと寂しい……』
ラ「いつか一緒に会いに行こうぜ。その頃にはもう結婚してたりしてさ」
『あははっ♪ターブルならありえるね!』
すぐにいつものニコニコとした笑顔に戻ったリック。
二人が笑いあって暫く話し込んでいると、そこへベジータがラディッツを探しに二人の方へやって来た。
ベ「ラディッツ。リックも一緒か」
『兄さん!』
ラ「ベジータ王子……リックを迎えにきたんですか?」
ベ「あぁ、だが丁度良かった。辺境の星に任務だ。今すぐに準備をしろ」
ベジータの言葉に、リックは嬉しそうに飛び跳ねる。
『やった!久しぶりに思いっきり戦闘ができる♪』
ラ「だな。よし、オレ一回家に帰るからまた後でな、リック」
『うんっ、また後でね~♪』
ラディッツが家に帰っていったところで、ベジータも城の自分の部屋に荷物を取りに向かって行った。
リックはベジータが殆どの荷物を持ってくれるので、二人が戻ってくるまでワクワクしながら待っていた。
そこへ、辺境の星の任務から帰ってきたバーダックがかなりの出血をしながらリックの方へ歩み寄ってきた。
『あっ、バーダックさん。おかえりなさい!』
バ「リックか……これから任務か?」
『うんっ!兄さんとラディッツと一緒に……――バーダックさん、大丈夫?血だらけだよ……?それに、セリパお姉さんやトーマお兄さんたちは?いつも一緒なのに……』
バ「っ……アイツらは……いや、ガキに話すことじゃねぇな……――リック、ラディッツの事頼んだぞ」
『?よくわからないけど、わかった。ラディッツのことは任せて!』
バ「あぁ、じゃあな。フリーザに気をつけろよ……」
『フリーザ?――……』
最後にバーダックが呟いた言葉を、リックは聞き逃さなかった。
"フリーザ"――彼女にとって、あまり聞きたくはなかった名だ。奴が彼女の人生を大きく変えた人物と言っても過言ではないからだ。
そして、今この時まで、何か嫌な予感が頭にずっと残っていた。
リックが暫く先程のバーダックの言葉の意味を深く考えていると、そこへラディッツが戻ってきた。
ラ「リック、待たせて悪い!――?どうした、悩み事か?」
『えっ?ううん、なんでもないよ』
ラ「そうか。何かあれば言えよ、どーせ王子にはあんまり構ってもらえてないんだろ?」
『あ、あはは……;;』
リックが苦笑いしていると
ベ「煩い奴に構って何の得がある」
そこへ丁度ベジータが戻ってきた。会話もしっかり聞き取っていたようで、少し怒っているような様子だ。
リックとラディッツは驚き慌てたようにあたふたとし始めた。
ラ「うわっ、聞こえてたのかよ!?;」
『兄さん、いつの間に……;;』
ベ「フン、まあいい……さっさと行くぞ。オレは暇じゃないんだ」
『……十分暇だから任務を受けたんだろうに』
ラ「だな;」
ベ「……💢さっさと行くぞ!クズどもっ!!💢」
「『ラ、ラジャー……;;』」
スタスタと先を行くベジータに冷や汗を流しながら、二人はベジータにオドオドとついていったのだった。
そして、その頃……たったひとりの最終決戦が始まろうとしていた――。
7歳になったリックは、他星へ送り込まれる義弟のターブルへ別れを伝えに来ていた。
『本当に大丈夫?』
タ「はい、リック姉さん。心配しないでください」
『うん……気をつけてね、ターブル』
タ「はい、いってきます!」
ターブルはいつものように礼儀正しくお辞儀をして、ポッドに乗り込んでいった。そのポッドは、あっという間に遠い遠い星へと向かっていった。
リックがトボトボと寂しそうに帰路についていたところ、偶々ラディッツとバッタリ会った。
ラ「ターブル王子行っちまったんだな」
『ラディッツ……うん、ちょっと寂しい……』
ラ「いつか一緒に会いに行こうぜ。その頃にはもう結婚してたりしてさ」
『あははっ♪ターブルならありえるね!』
すぐにいつものニコニコとした笑顔に戻ったリック。
二人が笑いあって暫く話し込んでいると、そこへベジータがラディッツを探しに二人の方へやって来た。
ベ「ラディッツ。リックも一緒か」
『兄さん!』
ラ「ベジータ王子……リックを迎えにきたんですか?」
ベ「あぁ、だが丁度良かった。辺境の星に任務だ。今すぐに準備をしろ」
ベジータの言葉に、リックは嬉しそうに飛び跳ねる。
『やった!久しぶりに思いっきり戦闘ができる♪』
ラ「だな。よし、オレ一回家に帰るからまた後でな、リック」
『うんっ、また後でね~♪』
ラディッツが家に帰っていったところで、ベジータも城の自分の部屋に荷物を取りに向かって行った。
リックはベジータが殆どの荷物を持ってくれるので、二人が戻ってくるまでワクワクしながら待っていた。
そこへ、辺境の星の任務から帰ってきたバーダックがかなりの出血をしながらリックの方へ歩み寄ってきた。
『あっ、バーダックさん。おかえりなさい!』
バ「リックか……これから任務か?」
『うんっ!兄さんとラディッツと一緒に……――バーダックさん、大丈夫?血だらけだよ……?それに、セリパお姉さんやトーマお兄さんたちは?いつも一緒なのに……』
バ「っ……アイツらは……いや、ガキに話すことじゃねぇな……――リック、ラディッツの事頼んだぞ」
『?よくわからないけど、わかった。ラディッツのことは任せて!』
バ「あぁ、じゃあな。フリーザに気をつけろよ……」
『フリーザ?――……』
最後にバーダックが呟いた言葉を、リックは聞き逃さなかった。
"フリーザ"――彼女にとって、あまり聞きたくはなかった名だ。奴が彼女の人生を大きく変えた人物と言っても過言ではないからだ。
そして、今この時まで、何か嫌な予感が頭にずっと残っていた。
リックが暫く先程のバーダックの言葉の意味を深く考えていると、そこへラディッツが戻ってきた。
ラ「リック、待たせて悪い!――?どうした、悩み事か?」
『えっ?ううん、なんでもないよ』
ラ「そうか。何かあれば言えよ、どーせ王子にはあんまり構ってもらえてないんだろ?」
『あ、あはは……;;』
リックが苦笑いしていると
ベ「煩い奴に構って何の得がある」
そこへ丁度ベジータが戻ってきた。会話もしっかり聞き取っていたようで、少し怒っているような様子だ。
リックとラディッツは驚き慌てたようにあたふたとし始めた。
ラ「うわっ、聞こえてたのかよ!?;」
『兄さん、いつの間に……;;』
ベ「フン、まあいい……さっさと行くぞ。オレは暇じゃないんだ」
『……十分暇だから任務を受けたんだろうに』
ラ「だな;」
ベ「……💢さっさと行くぞ!クズどもっ!!💢」
「『ラ、ラジャー……;;』」
スタスタと先を行くベジータに冷や汗を流しながら、二人はベジータにオドオドとついていったのだった。
そして、その頃……たったひとりの最終決戦が始まろうとしていた――。
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