日記
描きたい線
2025/01/31 18:33イベントに向けて原稿をゴリゴリ描いていた時、こういう線が描きたいなあと気づいたこと。
手ブレ補正を使わないほうが、自分にとって理想的な線を描ける時がある!
私は「手」を描くのが好きだ。正確な手を描くというよりも、見ていて魅力的な、なんというか色気のある「手」を描きたいと思っている。それは嘘で描かれてる手であり、実物より少しスマートすぎたりする。でも手が良い感じ、と思えて描けた時は嬉しい。
顔の輪郭をきれいに描きたい時は、ペンシルの手ブレ補正を使うのだけれど。手を描く時に補正を使うと、線の勢いが削がれる。なんだか違うな、という違和感があった。きれいな線なのだけど、好みじゃないというか。
補正無しで、これだという絵が描けた時。描いた時の微細な手ブレが実は良い感じに、肉感的に線を表現できている気がしたのだ。
絵の線画の魅力は、手描きによる小さな揺れのある描線ではないか。機械による手ブレ補正は線をきれいに整えてくれるが、色気が無くて無機質に感じる。描きての癖が実は魅力であるのかもしれない。
とはいえ、手ブレ補正機能は便利で使っている。ここは補正、ここは手描きと使い分けるようにした。
ここは力を入れたい、こだわりたい、という箇所は補正無しの手描きで。何度でも描き直していくほうが、自分にとって心地良い絵になると思った。
今回描いた漫画で、一番気に入っている線画の「手」がこちら。
なんか良いなと思える手が描けたと密かに満足している。
手ブレ補正を使わないほうが、自分にとって理想的な線を描ける時がある!
私は「手」を描くのが好きだ。正確な手を描くというよりも、見ていて魅力的な、なんというか色気のある「手」を描きたいと思っている。それは嘘で描かれてる手であり、実物より少しスマートすぎたりする。でも手が良い感じ、と思えて描けた時は嬉しい。
顔の輪郭をきれいに描きたい時は、ペンシルの手ブレ補正を使うのだけれど。手を描く時に補正を使うと、線の勢いが削がれる。なんだか違うな、という違和感があった。きれいな線なのだけど、好みじゃないというか。
補正無しで、これだという絵が描けた時。描いた時の微細な手ブレが実は良い感じに、肉感的に線を表現できている気がしたのだ。
絵の線画の魅力は、手描きによる小さな揺れのある描線ではないか。機械による手ブレ補正は線をきれいに整えてくれるが、色気が無くて無機質に感じる。描きての癖が実は魅力であるのかもしれない。
とはいえ、手ブレ補正機能は便利で使っている。ここは補正、ここは手描きと使い分けるようにした。
ここは力を入れたい、こだわりたい、という箇所は補正無しの手描きで。何度でも描き直していくほうが、自分にとって心地良い絵になると思った。
今回描いた漫画で、一番気に入っている線画の「手」がこちら。
なんか良いなと思える手が描けたと密かに満足している。