日記
ゲ ゲ ゲ の映画を見てきた(ネタバレ含む)
2023/12/03 11:44映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を見た。
面白かった。久しぶりに再度見に行きたい映画だ。
下手に前情報を入れなくても良い…という感想を見たので、ネタバレする前に映画館へ行った。
良かった。
何も知らなくても見られた。
鬼太郎アニメは第三期を見て育ち、図書館の鬼太郎本を読み、実写版映画も見たりしてきた自分にとって、今回の映画はどんなものだろうという興味はあった。Xから流れてくる二次創作にまんまと釣られて見に行ったわけだが、映画館で見て良かったと思っている。
※※以下ネタバレを含みます。映画未見の方は、見られてから読み進めることをおすすめします。後半けっこうなネタバレをします。※※
目玉おやじへのリスペクトが良かった。
風呂好き、酒好き、泣き虫という目玉の頃の設定が生かされていて。飄々とした人の姿のおやじが可愛かった。そうだ目玉おやじは可愛かった、というのを思い出させてくれる。
鬼太郎の親父だな~と感じる部分もあって嬉しかった。
怪力とか、タフな体とか、髪の毛(鬼太郎は髪の毛を針にして飛ばすけど、親父の髪は伸びてた違いも良い)とか、リモコン下駄とか。ご先祖様の霊毛の組みひもを手首につけてる(鬼太郎はチャンチャンコ)とか。
納得するところもあり……そうか幽霊族だから顔が広いのか。鬼太郎も事件解決のときは情報収集にいろんな妖怪と話していたことを思い出した。
親父には名前が無さそうな点も良かった。「ゲゲ郎」は、水木が勝手に呼び始めた名だから。そういえば目玉おやじの名前は知らないなと思う。
コミカルな場面もありながら、ダークでドロドロなストーリー展開は最後まで飽きることなく面白かった。夫婦愛、家族愛のあるところも好きだ。ところどころの伏線に気づくと、あれはそういうことか……という気づきもある。女の子の人形とか、落ちていくボールとか。
これ以降は最大のネタバレだが……
水木が最後に記憶をなくしている理由も、過去の実写映画版をリスペクトしているように思った。実写映画化した鬼太郎(うえんつ主演)では、妖怪に関わった人間は、最後に妖怪達との記憶をなくしてしまうのだ。
最後に原作『墓場鬼太郎』と繋がる点も胸が熱い。
これは上手いこと繋げてるし、これまでの経緯を思うと……言葉にならない。こういうのに弱いんだ自分は……という刺さる映画だった。
これは語りたくなる映画だ。
とりあえず手近なところで、夫に布教してみようと試みることにした。
結果、夫も落ちた。
しめしめ、である。
面白かった。久しぶりに再度見に行きたい映画だ。
下手に前情報を入れなくても良い…という感想を見たので、ネタバレする前に映画館へ行った。
良かった。
何も知らなくても見られた。
鬼太郎アニメは第三期を見て育ち、図書館の鬼太郎本を読み、実写版映画も見たりしてきた自分にとって、今回の映画はどんなものだろうという興味はあった。Xから流れてくる二次創作にまんまと釣られて見に行ったわけだが、映画館で見て良かったと思っている。
※※以下ネタバレを含みます。映画未見の方は、見られてから読み進めることをおすすめします。後半けっこうなネタバレをします。※※
目玉おやじへのリスペクトが良かった。
風呂好き、酒好き、泣き虫という目玉の頃の設定が生かされていて。飄々とした人の姿のおやじが可愛かった。そうだ目玉おやじは可愛かった、というのを思い出させてくれる。
鬼太郎の親父だな~と感じる部分もあって嬉しかった。
怪力とか、タフな体とか、髪の毛(鬼太郎は髪の毛を針にして飛ばすけど、親父の髪は伸びてた違いも良い)とか、リモコン下駄とか。ご先祖様の霊毛の組みひもを手首につけてる(鬼太郎はチャンチャンコ)とか。
納得するところもあり……そうか幽霊族だから顔が広いのか。鬼太郎も事件解決のときは情報収集にいろんな妖怪と話していたことを思い出した。
親父には名前が無さそうな点も良かった。「ゲゲ郎」は、水木が勝手に呼び始めた名だから。そういえば目玉おやじの名前は知らないなと思う。
コミカルな場面もありながら、ダークでドロドロなストーリー展開は最後まで飽きることなく面白かった。夫婦愛、家族愛のあるところも好きだ。ところどころの伏線に気づくと、あれはそういうことか……という気づきもある。女の子の人形とか、落ちていくボールとか。
これ以降は最大のネタバレだが……
水木が最後に記憶をなくしている理由も、過去の実写映画版をリスペクトしているように思った。実写映画化した鬼太郎(うえんつ主演)では、妖怪に関わった人間は、最後に妖怪達との記憶をなくしてしまうのだ。
最後に原作『墓場鬼太郎』と繋がる点も胸が熱い。
これは上手いこと繋げてるし、これまでの経緯を思うと……言葉にならない。こういうのに弱いんだ自分は……という刺さる映画だった。
これは語りたくなる映画だ。
とりあえず手近なところで、夫に布教してみようと試みることにした。
結果、夫も落ちた。
しめしめ、である。