3.ハニートラップ
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【見つけた!】
3人の自宅を訪ねたコナンは3人目の強盗犯を見抜いたが、その残りの1人の強盗犯を殺害して自殺するつもりの芹奈に教える事は出来ない旨を伝えた。
芹奈は動揺して コナンを怒鳴った。
コナンは推理に納得したら3人目の強盗犯を警察に任せて、自首してほしい旨を伝えた。
【お話し中 失礼致します】
「「!?」」
芹奈とコナンは驚いて 声の主を見た。
そこにはアイリスとフォルシオンが立っていた。
「アイリスさん!? フォルシオンさん!?」
「コナン君 無事で良かった…」
「事情は今 大体お聞きしておりました。 コナン様は誘拐された訳ではなく、自らその女性について行ったと言う事が」
「うん! このお姉さんを1人にしたくなかったから」
「頭の切れるコナン君だから気付いたんだろうけど、あんまり心配かけちゃだめだよ?」
「うん、ごめんなさい…」
今後の事を話し合った結果、芹奈はコナンの言う通りにする事を約束した。
「私 心配だから、コナン君について行くね。 蘭ちゃんには私から連絡しておくから」
「かしこまりました。 ラジャイオンには私から連絡しておきます」
「うん、お願いします」
フォルシオンはラジャイオンへ電話をしながら白色のロールス・ロイスの方へ戻っていき、アイリスとコナンと芹奈は芹奈の車に乗り込んだ。
コナンは芹奈との約束通り、3人目の強盗犯の正体が3人目に会った手川 隆代である旨を話した。
芹奈はコナンの推理に納得し 自首する事になったが、1つだけコナンの推理が間違っていて、樫塚 圭の家から持ち出した拳銃は2本で、残りの1本はモデルガンである旨を言った。
「!?」
じゃあ まさか…
もう1丁の本物は…
その時、車の助手席のドアが開けられた。
そして、コナン達の後を尾けてきて 話を聞いていた手川が入ってきて、コナンを締め付け 銃口を芹奈に向けた。
「「「!」」」
後部座席に座っていたアイリスは咄嗟にレッグホルスターに手を伸ばそうとした。
「動くな!」
手川はアイリスに銃口を向けた。
「っ!」
アイリスは伸ばそうした手を止めた。
「おい その女の手と体を固定しろ」
芹奈は手川の指示に従い アイリスの両手首をガムテープでキツく巻かせて、シートベルトを締めさせた上から体をガムテープで巻かせた。
その間 コナンは麻酔銃を撃とうとしたが、左腕を手川に掴まれていた為 撃てなかった。
そして 手川は威嚇射撃をし 芹奈に車を出させた。
銃声に気付いたフォルシオンは 直ぐにアイリス達の元へ向かおうとしたが 芹奈の車は走り去っていった。
「…っ」
…甘かった…!
フォルシオンは直ぐに緊急事態である旨をラジャイオンに連絡をしようとした時に 横から沖矢に変装している赤井が運転するスバル360が走って来てる事に気付いた。
「沖矢様!」
「フォルシオンさん!? どうして あなたがここに!?」
…まさか…
「…実はあの車にはアイリス様が―――…」
沖矢に変装している赤井たちは驚いた。
コナンを誘拐した犯人の車が青いスイフトである事が直ぐに安室たちに共有された。
「…それと――…」
『何ィ!? アイリスさんも小僧と一緒に誘拐されてるだと!?』
「!?」
アイリスさんが…!?
その時 安室は反対車線に青色のスイフトが走ってくるのが見え、強引にUターンして 青色のスイフトの直ぐ後ろについている沖矢に変装している赤井が運転するスバル360の後ろについた。
世良も同様にUターンして 安室のRX-7の後ろについた。
沖矢に変装している赤井は阿笠博士にハンドルを任せて 犯人の車のタイヤを撃とうとして 車から上半身を乗り出した。
アイリス 今助けるからな―――…