2.スウィートデビル
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小五郎たちは“悪魔”のタロットカードを確認していた。
だが ミイラ男だけなかった。
そして ミイラ男の正体が客に紛れ込んでいる映画のスタッフであることが判明した。
小五郎は再び推理をしていた。
その頃、透明人間に仮装している工藤 新一に変装をしている服部 平次は一人 事件現場を見て回っていた。
小五郎が映画スタッフであるミイラ男を犯人扱いしている時、透明人間に仮装している工藤 新一に変装をしている服部 平次から亡霊船長のマスクを通してアナウンスが入った。
小五郎たちは甲板に向かっていった。
【行かないのか?】
悪魔に仮装しているジンがアイリスの元にやって来た。
アイリスはカクテルを楽しんでいた。
「殺人事件には 興味ないから」
「そうか…」
悪魔に仮装しているジンはアイリスの横に座った。
悪魔に仮装しているジンはアイリスの髪に触れた。
「!」
「綺麗な髪色だな。 俺が一目で気に入っただけある」
「…え…」
悪魔に仮装しているジンは微笑して アイリスの髪に口付けた。
マストには亡霊船長のマスクを顔に当てた男が立っていた。
男は亡霊船長のマスクを外し 姿を現した。
「透明人間…!?」
透明人間に仮装している工藤 新一に変装をしている服部 平次は帽子を取った。
「亡霊船長 キャプテン・ゴールドこと…このパーティーの主催者で 映画プロデューサーの福浦 千造さんを殺害したのは誰か…。 そして…」
そして 帽子を投げた。
「その方法は如何なるものか…。 さあ 謎解きを始めましょうか」
透明人間に仮装している男は顔の包帯を外していき、包帯の下に工藤 新一の顔が現れた。
小五郎たちは驚いた。
ゾンビに仮装しているウォッカも驚いていた。
そ…そんな…
馬鹿な…あのボウスは前に……
ウォッカは新一を消した時のことを思い返した。
ジンの兄貴が毒薬で…バラしたはず……
一体…どうなってるんだ……?
「あの方は…」
高校生探偵の工藤 新一様…
…ですが…あの方については行方不明説や死亡説を聞いたことがありますが…
単純に忙しくて 姿を消されていただけでしょうか…?
…それにしても…
死神に仮装しているフォルシオンは顎に手を当てた。
似ているんですよね…
帝丹高校の学園祭でお会いした メガネをかけた不思議な少年…
江戸川 コナン様と――…
その頃、ジョディは灰原に変装しているコナンを連れてドライブしていた。
その後を新出先生に変装しているベルモットがついていた。
「お前はさっき どうして引き留めたのか聞いたな?」
「…え……うん…」
悪魔に仮装したジンは正面を見た。
「以前 俺がした問いの答えを聞く為だ」
「!?」
アイリスは目を見開いて驚いた。
映画プロデューサーの福浦を殺した犯人はミイラ男だと言う小五郎の推理を工藤 新一に変装をしている服部 平次は否定した。
そして 工藤 新一に変装をしている服部 平次はオオカミ男が犯人だと言い 自分の推理を話した。
「魔除けの酒をわざわざ注文するモンスターなんていませんから。 ね オオカミ男さん?」
「………」
反論していたオオカミ男は黙り込んでしまった。
そして もう一つの証拠であるガラスの破片を踏んだ靴で立った場所の痕であることを言った。
小五郎はオオカミ男の靴底を見ようとした。
「お 俺じゃない…!」
「!」
「俺じゃない…!」
オオカミ男は取り乱し始めた。
「み みんな あれは悪魔のせいなんだ…! あの悪魔なんだよ べ ベルモットって言う…!」
「!」
やはり ベルモットが一枚噛んでいましたか…
その頃、灰原に変装しているコナンを連れて埠頭に来ていたジョディは車の向きを変えた。
後をついてきていた新出先生に変装しているベルモットは車を止めた。
そして 向かい合う形になった。
ジョディは先に車を降り、新出先生に変装しているベルモットも車を降りた。
オオカミ男はベルモットの話をした。
「今回の事件は気の毒な殺人事件ですね……」
しかし…
ベルモットはなぜ こんな一般人の殺害に手を貸したのか…
とりあえず 赤井様に報告しましょう
フォルシオンは赤井にメールをした。
〔パーティーにはベルモットの姿はなく、幽霊船で起きた殺人事件には関与していたみたいです。 アイリス様も無事ですからご安心ください。 ただ…気になる事がありまして…後ほど〕
赤井はメールを見た。
「ベルモットには今 ジョディがついているところだよ…」
ともあれ 無事で良かったが…
最後の言葉が引っ掛かる…
何もなければいいんだが……