5.お前を愛す
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
マンシュリー姫がどこにもいないと言う情報を聞いたヴィオラは千里眼を飛ばし 城の内部を見ていた。
そこに錦えもんとカン十郎が合流した。
ヴィオラはマンシュリー姫を見つけ 直ぐにレオに連絡した。
ルフィ達は“3段目”で不死身の巨大なオモチャである“頭割り人形”と戦っていた。
そこにグラディウスの襲撃により イエローカブがやられてしまったロビンとバルトロメオが落ちてきた。
ローの手錠の鍵を持ってるレベッカは“4段目”“ひまわり畑”に着いていた。
だが そこにはスカーレットを撃ち殺した本人であるディアマンテがいた。
レベッカはディアマンテに止めを刺されそうになったが キュロスに守られた。
ローを抱えたルフィも遅れてやって来て、レベッカから海楼石の手錠の鍵を受け取り ローの手錠を外した。
ファードラゴンの真実を聞いたアイリスは激怒し、ドフラミンゴにセフティレバーを外した銃を向けていた。
「フフフ…上出来じゃないか。 俺が言ったことはちゃんとできたな」
「貴方がそんなにひどい人だとは知らなかった!」
「……言えなかったのさ。 本当のことを言ったら お前が俺から離れていく気がしてなァ…」
「……ドフラミンゴ様…」
アイリスは銃を下ろそうとしたが再び構えた。
「嘘! それも私を騙そうとしているのでしょう! 私は… !」
ドフラミンゴは覇王色の覇気で再び アイリスを気絶させた。
だが その時、アイリスが引き金に手をかけていたため 銃が放たれてしまった。
「ドフィ!」
「大丈夫だ。 少し掠っただけだ」
ドフラミンゴは銃を回収し、気を失わせたアイリスを膝に乗せた。
アイリス…俺は本当にお前を手放したくなくて言えなかったんだ……
「今の銃声か!? 上から聞こえたぞ」
「まさか…! 急ぐぞ!」
ローとルフィは急いで王宮に向かおうとしたが ディアマンテが攻撃を仕掛けてきた。
ローはルフィを掴み“ROOM”で“プールの庭”に移動した。
「………」
アイリス 無事でいてくれ…
ローとルフィがいる“プールの庭”にシュガーがやって来た。
ローとルフィはシュガーの存在も能力も知らず 危うくオモチャにされそうになったが、ウソップの技により シュガーは再び気絶した。
それにより ロビン達が戦っていた“頭割り人形”も人間に戻った。
ルフィは何事もなかったようにローを掴んで王宮最上階に移動した。
そこにはアイリスを膝に乗せてソファに座っているドフラミンゴとトレーボルがいた。
ローはアイリスがぐったりしていることに気づいた。
「アイリス!?」
「安心しろ。 アイリスは気を失っているだけだ。 その方がお前も戦いやすいだろう ロー?」
「……アイリスには何もしてねェんだろうな…?」
「ああ 一応な。 もう一度アイリスの体に俺を刻みつけてもよかったんだが…それはロー お前を倒し アイリスの心が完全に俺に向いてからにした」
「…っ……そうかよ…!」
そして ロー達の戦いが始まった。
瀕死のベラミーを操り 戦わせ、自分は高みの見物をしているドフラミンゴに腹を立てたルフィは秘策を使うことにした。
ルフィはローに向かって技を構え ローは“ROOM”でサークルを出した。
そして ローは自分とドフラミンゴの位置を変え、ドフラミンゴはルフィの“火拳銃”を喰らった。
ドフラミンゴが座っていたソファに移動したローは“ラジオナイフ”でトレーボルを切断した。
ソファに横たわっていたアイリスにローは触れた。
その時 アイリスが微かに意識を取り戻した。
「……ロー…?」
「アイリス 待たせた…」
「…うん…待ってた…」
そう言うと アイリスは再び意識を失ってしまった。
旧“王の大地”では国民たちに捕まったウソップ達は国民により解放されていた。
そこにはサボと戦っていた藤虎もいた。
ローは“ラジオナイフ”により数分の間 体が接合しなくなったトレーボルに止めを刺そうとした。
が ドフラミンゴに防がれ “降 無頼糸”により倒されてしまった。
ローを助けようとしたルフィは手と体の自由を奪われ ベラミーに切られ 倒れた。
ドフラミンゴは自分が世界一気高い血族 “天竜人”であることを言い 生い立ちを語った。
手の自由を奪われたままのルフィは糸人形のドフラミンゴと操られているベラミーによって王宮の中に落とされていった。
「お前からだ ロー…!!! 処刑を始めようか…!!」
ドフラミンゴはオペオペの実の話をした。
「“オペオペの実”は 才気ある者が使用すれば…古来よりの人類の夢さえも叶う」
「――ああ 知っているさ。 …俺は興味ねェがな…!! この能力の最上の業は……人に“永遠の命”を与える “不老手術”!!! ――だが それをやれば能力者当人は命を失う」
ドフラミンゴの眉間に皺が寄り 血管が浮き出た。
「フフッ!! そうさ!!! だからお前に食わせる気はなかった!! 恩を仇で返しやがって!!!」
「そいつは悪かったな」
ローとドフラミンゴは再び戦い始めた。