5.お前を愛す
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“コリーダコロシアム”では リングを破壊し 自分以外を場外にさせたサボが優勝し “メラメラの実”を食べた。
地下 “交易港”では オモチャの奴隷から解放してくれたウソップが“ゴッド・ウソップ”と崇められていた。
“交易港”内ではサボ達とロビンとウソップが合流していた。
革命軍が侵入している情報は直ぐにドフラミンゴに伝わった。
“王宮”2F “スートの間”では キュロスが次々と敵を倒していた。
そこに ヴィオラを抱えたルフィも合流した。
「トラ男~~!! アイリス~~!! 助けに来たァ~~!!!」
ローは海賊同盟が終わり 敵同士であることを言った。
だが ルフィは無視し、ヴィオラが用意していた鍵で海楼石の手錠に触れないように外そうとしていた。
「ん~…だめだ! お前 代わりにやってくれ!」
ルフィはヴィオラに鍵を渡そうとした。
「だめよ。 私も悪魔の実の能力者だから…」
「………あ! アイリス!」
ルフィはアイリスを見た。
アイリスは涙を流し ドフラミンゴの転がっている生首を抱きしめていた。
「アイリス トラ男の…【フッフッフ…】」
その時 ドフラミンゴの笑いが聞こえた。
「!!?」
アイリスは驚き 抱きしめているドフラミンゴの生首を見た。
ルフィ達も驚き 見た。
「うわァ!」
その瞬間 床が波打った。
「想像以上にしてやられたな…」
「「「!」」」
ピーカはドフラミンゴの生首を抱えているアイリスを手に乗せた。
「“鳥カゴ”を使わざるを得ない…!! なァ…ロー…」
「………!!! “鳥カゴ”を!!?」
ローの顔が青ざめた。
「なあ ロー…?」
キュロスはドフラミンゴにトドメを刺そうとしたが 後ろから現れたドフラミンゴに殺されそうになった。
が ルフィが寸前のところで守ったため 無事だった。
そして 王宮の上部が切断され むき出しになった。
ドフラミンゴと“操り人形”のドフラミンゴ 2人にルフィはやられた。
ドフラミンゴは放心状態になっているアイリスのもとに歩み寄ってきた。
「フフフフフ…俺のために涙を流してくれるとは…まだ俺にも心が向いているとおもっていいのか…アイリス?」
「……ドフラミンゴ様…」
アイリスを抱き上げたドフラミンゴは アイリスに深く口付けた。
「っ!」
あの野郎ォ!
「……っ!」
意識がはっきりしたアイリスは顔を逸らした。
「フフフ…厳しいなァ…」
ドフラミンゴは自分の口元をペロッと舐めた。
「ピーカ 邪魔者共を外へ!!!」
ピーカはロー達を外に出した。
「放してっ! ローっ!」
ロー達は外壁塔の庭に落ちていった。
ドフラミンゴは“鳥カゴ”を始め 島中を刃物の糸で覆い 出れないようにし、“寄生糸”で国民たちを操り出した。
そして “王宮”と“SMILE工場”を移動させた。
ドフラミンゴは島中のモニターに映像を流し、ドフラミンゴの首を取るか、12人の“受刑者”に裁きを与えるかのゲームの説明をした。
国民たちは12人の“受刑者”を探し始め、ルフィに抱えられ ロー達はドフラミンゴを倒すために王宮に向かった。
新地 “王宮”(ひまわり畑)では 一部を除くドンキホーテファミリーが揃っていた。
アイリスはドフラミンゴに抱えられていた。
「そう構えるな。 昔は心も体も…愛し合った仲じゃないか アイリス」
「………」
「なァに じきに終わる。 そしたら 昔のようにまた一緒に暮らそう」
ドフラミンゴの表情が険しくなった。
「…ローも“麦わらの一味”も全て消してな…」
「…それだけはやめて…!」
「さっきは俺が死んだと思って泣いてくれた女が…随分と心変わりしたもんだ…」
ドフラミンゴはアイリスの髪を掬い キスを落とした。
「…それは……」
「まあいい」
ドフラミンゴは手からアイリスの髪を放した。
「アイリス お前の望みはなんだ?」
「……誰もが傷つかないこと…。 もちろん 貴方も…ローも……」
「…フッフッフッフッフ! それは無理な相談だ アイリス」
「じゃあ 私が貴方のもとに戻る! だから! ローも ルフィ達も傷つけないで!」
「フフフ…考えておこう」
それも無理な話だ
お前はローが生きている限り 昔のように俺に心が完全に向くことはない
フフフ…どちらかが消えなくてはなァ…ロー
その後 これからの話をした。
その途中 ピーカの声に笑った部下がいた。
ドフラミンゴ達は睨みつけ ピーカは手を下そうとした。
「待ってっ! !」
ドフラミンゴはアイリスの体を抑えた。
ピーカの代わりにベビー5が手を下した。
「っ…!」
ドフラミンゴはアイリスを撫でた。
「“家族”を笑う者は俺が許さん…!!! いいな?」
「………」
そう…私が貴方に惹かれたのはそう言うところ…
冷たい様で 本当は家族を大切にしているところ……