5.お前を愛す
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
“コロシアム”では サボが“ルーシー”となり 決勝戦に出ていた。
そして ゴングが鳴った。
“王宮”下部 外壁塔前では 門番に見つからないように秘密の入口へヴィオラが案内しようとしていたが、ルフィが正面入口を破壊してしまい 仕方なく正面から行くことになった。
その情報はドフラミンゴ達のもとに直ぐに伝わった。
だが “ルーシー”がコロシアムで戦っている映像を見ているドフラミンゴには訳がわからず、眉間に皺が寄り 血管が浮き出て 怒っていた。
リフトに乗って王宮に向かっているオモチャの兵隊の姿のキュロスは乗り間違えてやって来たラオGにやられていた。
途中で錦えもんと別れたルフィ達は外壁塔 地下1Fで ドンキホーテファミリー 最高幹部の“イシイシの実”の“岩石同化人間”であるピーカと遭遇し 戦っていた。
地下“幹部塔”では ロビン達が“SOP作戦”を決行していたが、苦戦していた。
地下交易港内にある“SMILE工場”では トンタッタ族が奴隷のように働かされていた。
“王宮”地下1F(外壁塔)では ルフィとヴィオラを先に行かせ ゾロはピーカと一騎打ちをしていた。
“王宮”2F“スートの間”ではアイリスがピーカによる揺れにより目を覚ましていた。
「……ローっ!」
アイリスは目覚めるなり ローの姿を探した。
アイリスは海楼石の手錠をされ ハートの席に座らされているローを見つけ 駆け寄ろうとした。
【アイリス どこへ行く気だ?】
アイリスの前にドフラミンゴが立ち塞がった。
「そこをどいて ドフラミンゴ様っ!」
「安心しろ 奴は生かしてある」
「…え…」
「銃で殺すなんてつまらねェことはしねェ。 奴は この世に生まれた事を後悔する程に…無残に殺さねェとな…」
「! …そんなことやめて…っ!」
「……アイリス…これ以上 俺を幻滅させるなよ…」
「っ!」
アイリスはドフラミンゴの恐怖を感じ その場に膝から崩れ落ちてしまった。
「そう 怯えたような顔をするな アイリス」
ドフラミンゴはしゃがみ アイリスの頬に手を添えた。
「……っ…」
怖い…
ロー 助けて…
その時 ローが目を覚ました。
“王宮”1Fリフトでは ラオGにやられていたオモチャの兵隊の姿のキュロスをカブが引っ張って逃げていた。
ウソップに逃げるように言われたレオは キュロスをオモチャにする時にシュガーが契約を交わし忘れたため、キュロスはドンキホーテファミリーに“反撃できるオモチャ”であることを説明した。
そして オモチャの兵隊の正体がコロシアムの歴史上 “最強の剣闘士” キュロスであることを言った。
王宮1Fでは グラディウスに遭遇し やられそうになっているオモチャの兵隊の姿のキュロスを通りかかったルフィが助けた。
そして オモチャの兵隊の姿のキュロスとグラディウスの技で傷ついてしまったヴィオラを抱え ルフィは足を伸ばして2Fへ移動した。
“スートの間”にはドフラミンゴの他にベビー5とバッファローも来ていた。
アイリスは目が覚めたローに抱きついて泣いていた。
「ロー…っ…!」
ローはアイリスを穏やかな表情で見ていた。
“幹部塔”跡では “SOP作戦”を決行しているレオ達はトレーボルにやられ ロビンはオモチャにされてしまい、後はウソップに任せるしかなかった。
だが 肝心のウソップも捕まってしまい、瀕死状態だった。
シュガーは自分に食べさせようとしていたタタババスコの塊をウソップに食べさせた。
その瞬間 ウソップはあまりの辛さに口から炎を吐きながら大絶叫した。
シュガーはウソップのリアクション顔に驚き 気絶してしまった。
それにより オモチャになっていた人々が人間や動物の姿に戻り、結果として “SOP作戦”は成功した。
ドレスローザはパニックになり、眉間に皺が寄り 血管が浮き出ているドフラミンゴは頭を抱えていた。
「………」
ドフラミンゴ様が悩みごとを…?
オモチャが戻るってどう言うこと…?
アイリスはローを見た。
「ロー 何が起こってるの?」
「さァな…だが こっちに有利になったってことは確かだな」
その時 人間の姿に戻ったキュロスが向かってきて ドフラミンゴの首を切った。
「! ドフラミンゴ様―――――っ!!!」
アイリスは涙を流しながら ドフラミンゴに駆け寄った。
たとえ 貴方が敵だとしても…私にとって……
恩人に変わりない…!
そして…
愛した人にも……!