5.お前を愛す
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花畑の地下では グリーンビットにいたロビンとウソップ達がフランキー達と合流していた。
ゾロはウィッカと共にサニー号に向かっていた。
途中 サンジと錦えもんとヴァイオレットと合流した。
アイリスと別れ 再び森の中を走り回っていたローはドフラミンゴに捕まってしまっていた。
「アイリスを泣かすなんて最低な野郎だ…なァ ロー? それ相応の罰を受ける覚悟はあるんだろうな?」
ドフラミンゴはローを殺そうとした。
だが 藤虎の能力の重力により 止められた。
「どう言うつもりだ?」
藤虎の目的は“殺し”じゃなくて“逮捕”であることを言った。
「ローっ!」
アイリスとファードラゴンは藤虎に捕まっていた。
「アイリスっ! くそっ!」
「このお嬢さんは対処の保留対象ですから 逃がすわけにはいかねェんです…」
藤虎はローにかける重力を強めていった。
「ぐわっ!」
「やめて 海兵さん! !」
アイリスはドフラミンゴに抱き寄せられた。
「いつまでローの味方でいるつもりだ アイリス?」
「っ…!」
「まあいい」
ドフラミンゴはローから心臓を取り返した。
「そう言や 根深い話って奴が気になってる様だったがァ…聞かせてやろうか…」
そして ドフラミンゴは天竜人の話をした。
「世界の“創造主”として “聖地 マリージョア”へと旅立ったのが……“ドンキホーテ一族”だ!!!」
「!!?」
ドレスローザ近海ではナミ達がジョーラを倒していた。
“コリーダコロシアム”の前にはゾロと錦えもんがルフィに会うためにいた。
王宮ではグラディウスがヴァイオレットの裏切りについて怒っていた。
ドレスローザ北東 グリーンビット方面ではサンジとヴァイオレットが共に行動をしていた。
「…じゃあ お前は “天竜人”だっのか ドフラミンゴ……!!! っ!」
起き上がろうとするローに藤虎は更に重力をかけた。
「海兵さんっ!!」
ドフラミンゴ様が“天竜人”…!?
私を買おうとしたあの人たちと同じ……
アイリスは思い出した恐怖に耐える様に自分の体を抱きしめた。
ジョーラを倒したナミ達はグリーンビットへ向け 航行中だった。
盲目の藤虎は雷鳴が聞こえたと言い、ドフラミンゴは空を見たが 晴れていた。
ローはナミ達が近づいていることに気づいた。
そこにシーザーが現れた。
「おーい ジョーカー~~!! 奪い返してくれたんなら!! くれよ!! 早く!! 心臓 心臓!!」
ドフラミンゴは心臓を見た。
「――それが シーザーのものだと言った覚えは ねェぞ…!!」
「!!?」
ドフラミンゴは心臓を握った。
少しして 悲鳴があがったが それはシーザーのものではなく、海兵のものだった。
その隙にローは“シャンブルズ”で藤虎の重力から抜け出し アイリスとシーザーを連れて逃げ出した。
「ローっ!!」
「ファードラゴン まだ飛べるな?」
「オオォ!」
アネモネは大きな姿に変えた。
ローはアネモネにアイリスを乗せた。
「ロー…」
「しっかりファードラゴンに捕まっていろ」
「……うん」
【手間取らせんじゃねェよ 小僧!!! 逃げ場などなかったろ!!?】
ドフラミンゴはローを追って来ていた。
だが それはローの作戦通りだった。
その時 悲鳴が聞こえ ドフラミンゴにサニー号が来ていることを気づかれてしまった。
「しまった!! …あいつら!!」
ドフラミンゴはローがしようとしたことに気づき サニー号に向かっていった。
「待て ドフラミンゴ!!!」
「させない…!」
「オオォ!」
アイリスを乗せたアネモネはドフラミンゴの後を追って飛んだ。
「アイリス!?」
ナミ達は恐怖で泣いていた。
「フッフッフ。 よく見てろ ロー!! 目の前で 同盟の一味が無惨に死ぬ姿!!!」
「やめろォ!!」
「ドフラミンゴ様っ!!!」
アイリスを乗せたアネモネはドフラミンゴとサニー号の間で止まった。
「!」
【アイリスちゃん!!】
その時 空中歩行でサンジがやって来て ドフラミンゴに蹴りを入れた。
その後も サンジは技を喰らわせたが ドフラミンゴには効かず、ドフラミンゴの能力により 身動きが取れなくなってしまった。
ドフラミンゴはサンジにトドメを刺そうと “超過鞭糸”を構えた。
「やめて―――っ!!!」
アイリスを乗せたアネモネはドフラミンゴとサンジの間に割って入った。
「!」
アイリス!?
くそ 止まらねェ…っ!
「アイリスちゃん 逃げろ!!」
「アイリスっ!」
シーザーを連れたローは“シャンブルズ”でドフラミンゴと自分の位置を変えた。
ドフラミンゴの“超過鞭糸”は位置を変えられたことにより ドレスローザの町の建物を切断した。