4.ファミリー
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次の日 アイリスは目を覚ました。
「……私…昨日……」
アイリスは痛む体を起こした。
鏡の前に立つと 体のあちこちにはキスマークがあった。
【起きたのか?】
ドフラミンゴは後ろからアイリスを抱きしめた。
「ドフラミンゴ様、私 まだ服を…」
「そんなものはいらない。 それより…」
ドフラミンゴはアイリスのお腹に触れた。
「俺たちの愛の結晶が育っている頃だといいんだが…」
「! ………」
アイリスはドフラミンゴの手に自分の手を重ねた。
「…ドフラミンゴ様は子供 好き?」
「いや」
「!」
アイリスは驚いた。
ドフラミンゴはアイリスの耳元に唇を近づけた。
「だが アイリスとの子供だったら何人でも欲しいがな…」
そして アイリスの耳を舐めた。
「…っ!」
「きっと可愛いだろうな…」
ドフラミンゴはアイリスの身体に触れた。
「んっ…!」
ドフラミンゴはアイリスをベッドに連れていった。
「フフフ…感じやすいな アイリスは…」
「あっ…!」
「…時間を気にせず 快楽に溺れよう アイリス…」
そんなある日、アイリスが再び 体調を崩した。
すぐに医者を呼び 見てもらったところ、疲労と言うことだった。
妊娠検査もしてもらったが、アイリスは妊娠をしていなかった。
「少し安静にしていれば すぐに良くなるでしょう。 妊活についてはまた元気になってからにしてください」
そう言うと 医者は帰っていった。
ドフラミンゴはベッドで眠っているアイリスの手を握っていた。
「…アイリス…」
「…ん……」
その時 アイリスが薄らと目を開いた。
「ドフラミンゴ様…」
「アイリス 無理をさせてすまなかった…」
アイリスは首を横に振った。
「ありがとう。 …愛する人と…結ばれるのって……幸せだね…」
「…アイリス……」
「…赤ちゃん……できなくてごめんね…」
アイリスの瞳から涙が流れた。
「! …聞こえていたのか…?」
「…少しだけ」
「そんなこと気にするな。 子供より 今はアイリスのことが大切だ」
「……ありがとう……ドフラミンゴ…様……」
アイリスは再び眠ってしまった。
「ゆっくり休め アイリス…」
ドフラミンゴはアイリスを撫でた。
その時 まだ誰も気づいてなかった……
疲労が原因だけではなかったことに――…
アイリスは薬のおかげもあり 体調が回復した。
妊活はしばらく控え 一緒にお出かけをしたりなど 二人の時間を楽しいんだ。
…しかし、少し経った頃 アイリスは体調を崩すことが増えてきた。
「今日もアイリスは寝たきりなのか?」
「心配ざますね…」
「アイリスも心配だが、それに付きっきりの若様も心配だイーン」
ドフラミンゴはアイリスの看病を自らしていた。
「若様 少し休まれては…」
「黙っていろ」
「………」
若様…少しやつれてきてる……
…だが、ドフラミンゴの懸命な看病虚しく、アイリスの体調は日に日に悪くなっていった。
「なぜ よくならない!?」
ドフラミンゴは怒りを医者にぶつけていた。
「ひぃっ~~! 殺さないでっ!!」
医者はドフラミンゴの手から逃げるように飛んで帰っていった。
バンッ!
ドフラミンゴは怒りをぶつけるように掌を机に乱暴に叩きつけた。
「なぜだ…なぜよくならないっ!?」
「若様…」
ドフラミンゴはディアマンテ達を見た。
「お前ら! 優秀な腕を持つ医者を集めろっ!! 今すぐにだっ!!」
「「「直ちに!!!」」」
ディアマンテ達は優秀な医者を探しにいった。