4.ファミリー
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ドフラミンゴに銃の扱いを教わり アイリスは銃を使いこなせる様になった。
「これで少しは自分で身を守れるわ」
「アイリス あまり銃に頼るなよ。 世界には銃なんかじゃ対抗できない奴は沢山いるんだからな」
「…“悪魔の実”だっけ?」
「ああ。だから あくまで護身用だからな」
「…わかった」
そう言うと アイリスは銃をレッグホルスターにしまった。
「さて 今日は久しぶりに一緒に街に出かけるか?」
「うん!」
アイリスとドフラミンゴは手をつないでドレスローザで買い物を楽しでいた。
「ドフラミンゴ様」
「なんだ?」
「私 ドフラミンゴ様と一緒にいれて幸せだよ。 ありがとう」
「…どうした 急に」
「…なかなか言葉では言ってあげてないなぁって思って…」
アイリスは恥ずかしそうに顔を背けながら言った。
「フッ」
ドフラミンゴはアイリスの顎に手を添え 体を引き寄せた。
そして 口付けた。
「俺も幸せだ。 いつまでも俺と一緒にいてくれよ」
「…うん!」
アイリスはドフラミンゴの体に手を回した。
先に帰っている様に言われたアイリスは王宮に帰ってきた。
そして 夕食と入浴を済ませ 寛いでいた。
「遅いな…ドフラミンゴ様…」
アイリスはなかなか帰ってこないドフラミンゴが心配になってきた。
【いい子に待っていたか?】
「! ドフラミンゴ様 お帰り!」
アイリスはすぐに立ち上がると 扉から入ってきたドフラミンゴに抱きついた。
「ん? 寂しかったのか?」
「…うん」
ドフラミンゴは愛おしそうにアイリスを撫でた。
「今日は美味いワインが手に入ったんだ。 風呂に入ってくるから もう少しだけ待ってられるか?」
「うん!」
お風呂に入ってるドフラミンゴを待っている間、アイリスはワインを飲む準備をしていた。
そして ドフラミンゴがお風呂から出てきた。
「ドフラミンゴ様 早く!」
「…ああ」
アイリスはグラスにワインを注いだ。
「いい香り~」
「色々な果物が使われているらしい。 気に入ってくれたか?」
「うん!」
「フッ。 さて 頂くとするか」
アイリスとドフラミンゴはグラスに口を付けた。
「甘くて飲みやすい!」
「アイリスの口に合ってよかった」
「…でも どうして急にワインを?」
「アイリスがここに来てからもうすぐ2年が経つ。 そのお祝いだ」
「…もう そんなに経つんだね」
アイリスは瞳を伏せた。
「…早いな」
ドフラミンゴはアイリスの左手を手にとった。
「……ドフラミンゴ様?」
そして 薬指に一粒ダイヤの指輪をはめた。
「!」
アイリスは目を開いて驚き ドフラミンゴに視線を戻した。
「フフフ。 驚いたか?」
「…だって…」
「俺はお前を妃として迎えたい」
「! ……私なんかで本当にいいの…?」
いずれはそうなるのかなと思ってたけど…
実際に言われると…
…不安……
「……フッフッフッフッフッ!」
ドフラミンゴはイスから立ち上がり 笑い出した。
そして ドフラミンゴはアイリスを壁に追い詰めた。
「……ドフラミンゴ様…?」
ドフラミンゴはアイリスの顎に手を添え 上に向かせた。
「俺はお前以外を妃に迎えるつもりはない」
そう言うと ドフラミンゴはアイリスに深く口付けた。
「んっ…!」
…苦しい…
ドフラミンゴはアイリスを抱え ベッドに降ろした。
「…っ…ドフラミンゴ様…」
ドフラミンゴは羽毛のコートを脱ぎ捨て ベッドに体重をかけた。
「待って! 私の答えは…!」
「……フッフッフッフッフッ!」
ドフラミンゴはアイリスの着物ドレスに手をかけた。
「今更 わかりきったことはいちいち聞かねェよ アイリス…」
そして 肩から下ろした。
「!」
「俺とお前の気持ちは変わらない。 だろ?」
「………」
アイリスは頬を赤く染めて頷いた。
「お前は本当に可愛いな」
ドフラミンゴは微笑すると アイリスの身体に触れた。
「…ぁ…!」
「クククッ。 夜はまだ長い。 たくさん可愛い声で鳴いてくれよ アイリス…」