3.哀しき隠し事
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アイリス達を乗せたトロッコは研究所外に出た。
すぐそこでは フランキーがベビー5とバッファローと交戦中だった。
「バッファロー! ……! お前は……ベビー5か!!?」
「…ロー!! アイリス!?」
ベビー5とバッファローはアイリスの姿を見て驚いた。
「…ベビー5…バッファロー……」
「アイリス 本当にローと共にジョーカーに盾つく気!?」
「………」
私は……
「ん? 誰だ? あいつら 友達か?」
「――いや “敵”だ!!!」
分が悪いと感じたベビー5とバッファローはシーザーを奪って飛んで逃げ出した。
だが ナミとウソップにより海に落とされた。
その頃 ドフラミンゴがパンクハザードに向かって飛んでいた。
「待っていろ…小僧ども!!」
シーザー達を捕らえたアイリス達は 海軍と海賊に分かれ ひとまず休んでいた。
錦えもんはモモの助と感動の再会をした。
ローは薬漬けになっていた子供たちの悪い薬を取った。
ナミはたしぎに子供たちのことを任せた。
そして サンジが作った美味しい料理で宴を始めた。
すぐに離れるように忠告したローは思わず口を開けたまま呆れてしまった。
ローとスモーカーは少し離れたところに座り 話していた。
「お前を生かした事に意味はなんかねェよ…白猟屋。 強いて言うなら…」
そう言って ローのために別の料理をもらっているアイリスを見た。
スモーカーもつられて見た。
「あいつが“殺さないで”と言ったからだ」
「……あの女…どうするつもりだ?」
「さっきも言っただろ」
ローは一気に料理を流し込んだ。
「アイリスは“俺の女”だ。 誰にも渡すつもりはねェよ」
「………」
【ロー これも美味しそうだよ!】
そこにアイリスが戻ってきた。
「―――ところで…」
ローはお椀を捨て 立ち上がった。
「俺は“グリーンビット”へ向かうつもりだが……。 ――さて “麦わら屋の一味”は 俺の手に負えるかどうか……!!」
そう言うと ローは去っていった。
「ロー 食べないの!? …せっかく持ってきたのに……」
「………」
アイリスはスモーカーに気づいた。
「そうだ! 海兵さん よかったらどうぞ」
スモーカーは無言で料理を受け取った。
アイリスは嬉しそうに笑った。
「海兵さん ローのこと…本当にありがとう!!」
アイリスは頭を下げた。
「! そんなことはどうでもいい! さっさと忘れろ!」
アイリスは笑みを浮かべ ローのもとに走っていった。
「………」
海賊って感じの欠片もねェ女だな……
宴を終え、子供たちを乗せたタンカーは出航した。
そして 子供たちを見送ったアイリス達もサウザンドサニー号に乗り出航した。
パンクハザードに向かっていたドフラミンゴはベビー5とバッファローの生首と電伝虫が救命ヨットで浮いているのを見つけた。
ドフラミンゴはローと電伝虫で話した。
『お探しのシーザーなら…俺と一緒にいる』
【…ジョ…ジョーカー~~助けてくれェ!!!】
「アイリスもお前と一緒にいるのか?」
【!】
…ドフラミンゴ様…
『余計な質問はするな。 取引をしよう…』
ローはシーザーを返す条件を言った。
『“王下七武海”を辞めろ!!! まあ アイリスを返すことはしねェが…』
「…………!!」
『リミットは明日の“朝刊”――。 お前の“七武海脱退”が 新聞に報じられていれば……こちらからまた……連絡する。 何もなければ交渉は……決裂だ!! ……じゃあな』
電伝虫はそこで切れた。
激怒したドフラミンゴは眉間に皺が寄り 血管が浮き出ていた。
「クソガキがァ…!!!」
アイリス達は次の目的地である“ドレスローザ”に向かっていた。
その頃 ドフラミンゴはスモーカー達 G-5が残るパンクハザードを襲っていた。
「トラ男! さっき誰と喋ってたんだ!?」
「ドフラミンゴだ。 もう作戦は始まっている」
ローは作戦を話した。
「「「同盟組んで “四皇”を倒す!!?」」」
その頃 パンクハザードを襲ったドフラミンゴはスモーカーを半殺しにしていた。
そして 止めを刺そうとした時、クザンが現れ 止めを刺し損ねた。
ドフラミンゴは仕方なく バッファローに乗りベビー5と共にドレスローザに戻っていった。
ローはドフラミンゴとカイドウの説明をしていた。
そして 狙いがカイドウの首であることを言った。
話を終えたロー達はその後は自由に過ごしていた。
夜になり 辺りは暗くなった。
前方の海の中では怪しい影があった。
【見つけたぞ】