悪魔の呪い
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この小説の夢小説設定おそ松さんの話にしたいと思ってる
デビおそオチです
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夢主
高校生
普通の子にしたいけど私が書く子は大抵キャラが安定しない…
それなりに可愛い顔立ちはしてる(はず)
可愛いっちゃ可愛いけど言うほどではないがブスではない みたいな(?)
口悪いです
悪魔
おそくん
(公式通り)変態
でもやっぱりチキン
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ゆかりside
ゆかり「どこまで来てくれるんですか?」
わざわざ電車に乗ってくれたおにーさん
交通費私払わないからね
松兄「だっておねーさん一人で返して痴漢にでもあったら困るじゃん」
ゆかり「こんな朝からあわないけど」
松兄「わっかんないよ〜?」
ゆかり「はあ」
言うてもう外なんだな
ずっとお手手は繋いでるよ
なんか時間が経てば経つ分だけ安心して来ちゃって逆に離せなくなってしまった
なんだろうこの安心感
すごく心地がいい
そしていつ着替えたのか知らないが、緑の服ではなく赤い服に変わっていた
…赤はなんかやっぱり落ち着くな
松兄「おねーさんって何歳?」
ゆかり「松野さんの一個下です」
松兄「あー、じゃあおねーさんじゃなくておじょーちゃん?」
ゆかり「なんかおちょくられてる気分」
松兄「違うよー」
ゆかり「あ、おにーさんなんかポッケから落ちましたよ」
私の手がない方の手はパーカーのポッケに手を突っ込んでいたようで外に出した拍子になにか落とした
紙かな
松兄「あー、ほんとだー」
おにーさんがしゃがんだ為、手は離れた
…なんか…寂しい
離しちゃいけなかったようななんというか…
そう思いながら数歩歩く
あ、石踏んだこけるかも
ふらっとしたらおにーさんが肩掴んでくれた
"俺と契約してみない?"
…なんだ今の
なんとなく振り返ってみた
振り返った先には、おにーさん…の頭につの、みたいなのと背中には羽が見えた気がした
ほんとに一瞬だったので見間違いだろう
でもなんだかすごく、見覚えがあったような…
松兄「おねーさん危ないよー、大丈夫?」
ゆかり「…だい、じょうぶ…」
なんだろう、すごく胸が痛い
松兄「…まだ酔ってる?」
ゆかり「いや」
松兄「でもおねーさん泣いてるよ?」
言われてみれば何かが頬を伝ってる気がする
悲しいことなんてなにもないはずなのに
松兄「俺、おねーさんは笑ってる方のがすきだなぁ…」
"泣かないで、笑ってよ"
"俺、ゆかりちゃんが無邪気に笑ってるの好きだよ"
さっきからなんだろう
言葉が浮かび上がってくる
これは誰の台詞…?
目の前の赤がみるみるぼやけていく
松兄「えー、ほんとにどしたのぉ 俺が泣かしてるみたいになっちゃってるから…」
そう言いながら雑に頭を撫でられる
いや私泣いてんだからもっと優しくしなさいよ
その手を適当にひっぺがす
あれ、なんかこの手…
松兄「え、なになに急に手ぇ握っちゃって…もしかして俺誘われてる?」
ゆかり「…お、」
松兄「ん?」
ゆかり「お…そ……ま、つ…?」
松兄「え、なんで名前………あ、」
何がどうなったのか不明だけどなぜか抱きしめられる
私のすきなぬくもりだ
私があの時手放してしまったぬくもりだ
名前を思い出したら次々と忘れてた記憶が蘇る
ゆかり「おそ、松っ」
おそ松「…ゆかりちゃん」
ゆかり「く、るし」
私の名前を呼びながらぎゅうぎゅうしてくる
流石に潰れそうなんだけど、?
おそ松「俺のこと……思い出してくれるの…?」
ゆかり「よくわからんけど…思い出しちゃった」
おそ松「ゆかりちゃんだいすき」
ゆかり「…私も、おそ松だいすき」
おそ松「ゆかりちゃんがデレたぁぁ」
ゆかり「そりゃあんな死に別れみたくされたらねぇ」
おそ松「いやぁ、あん時はゆかりちゃんの(腕の)中にいれて幸せだったなぁ」
ゆかり「語弊を招く言い方をするなほんとに」
とりあえず道中と言うことを思い出し、名残惜しいが離れて家に引っ張る
思い出したからには言いたいことが山ほどある
家の近くだったので、なにか騒いでるおそ松をガン無視して無理やり家に押し込む
おそ松「やだぁ、ゆかりちゃんったら大胆〜」
ゆかり「うるせぇ私は今怒ってるんだよ」
おそ松「え、なんで?? 再開できたのに???」
ゆかり「お前私に許可なく勝手に記憶消しやがって!!」
とりあえず首絞めとこう( ˙-˙ )
おそ松「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ ごめんて!! 痛い痛い痛い痛い!!」
ゆかり「私がそのあともどれだけ苦しんだことか…!」
おそ松「だからご んんん」
ずっとなにかが足りなくて、悲しくて、寂しくて。
でもそれがなんだか全くわからなくて。
すごく苦しんだ
おそ松「ゆかりちゃん…再会早々ちゅーするなんて反則……//」
ゆかり「お前が最期拒んだから!!」
おそ松「だって俺、ゆかりちゃんとちゅーしたら問答無用で契約したことになっちゃうの嫌だったんだもんー」
ゆかり「すきなひとに拒まれたの、ショックだったなああ しかもそのまんま消えちゃうしめちゃくちゃショックつーか死にたくなったなああ」
おそ松「うぐ…ごめんなさい」
ゆかり「…して、くれないの」
おそ松「して、いいんですか」
ゆかり「待ってるんですけど?」
それまでたどたどしかったおそ松が急にあの兄特有の優しい笑顔を向けてくる
やめろ、私お前のその顔すきすぎるんだ…
そのまんま手を引かれ、軽くちゅーする
おそ松「すき」
ゆかり「…うん」
おそ松「もっかいいい?」
ゆかり「……うん」
おそ松「だいすきだよ」
そう言ってさっきよりもちょっとだけ深くちゅーされた