悪魔の呪い
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この小説の夢小説設定おそ松さんの話にしたいと思ってる
デビおそオチです
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夢主
高校生
普通の子にしたいけど私が書く子は大抵キャラが安定しない…
それなりに可愛い顔立ちはしてる(はず)
可愛いっちゃ可愛いけど言うほどではないがブスではない みたいな(?)
口悪いです
悪魔
おそくん
(公式通り)変態
でもやっぱりチキン
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ゆかりside
なかなか壮絶な過去を知らされた
お母さん何してくれてんだよまじ
いやまぁ私は別に幸せに育ってるからいいんだけどね
死んじゃったのはまぁ誤算だろうけど、まぁされてもおかしくないよね
私だったらその場でビンタかましてやりますけどもね、ええ
おそ松「ゆかりちゃんの両親、殺したの…俺だから、だから……一緒にいれな、い」
ゆかり「私が子どもって知ってて、契約しようとしたの、?」
おそ松「いや、これは偶然…かな 最近あの時の、子が、ゆかりちゃん、って気づい、た」
ゆかり「なら、関係ないじゃん」
おそ松「関係、大ありだよ」
ゆかり「だってその事実を抱えながらそばにいてくれたじゃん…。今更そんな理由で私のこと、1人にするの?」
おそ松「ゆかりちゃんには、お友達も、バイトの人も…たくさん、支えてくれる人…いる、でしょ」
ゆかり「でも、」
おそ松「俺には…ゆかりちゃん、の優しが…あったかすぎたんだと、思う」
ゆかり「なんでそんなこと言うの」
おそ松「でも俺…ゆかりちゃんといれて楽しかったなぁ… ありがとー」
ゆかり「楽しかったなんて過去形にしないでよ」
おそ松「…そーだ、最後にさ、悪魔らしいこと、していー?」
ゆかり「最後なんて言わないで」
おそ松「俺から…ゆかりちゃんに、呪いの、プレゼント」
ゆかり「くそいらねぇ」
おそ松「ゆかりちゃんが、幸せになる呪い」
ゆかり「なに、それ… 呪いなの」
おそ松「ちゃんと…幸せに、なるんだよ」
ゆかり「むりだよ」
おそ松「むりじゃないよ」
ゆかり「むりだよ、だっておそ松いないじゃん」
おそ松「俺、?」
ゆかり「おそ松が側にいてくれなきゃ、幸せに…なれないよ…」
おそ松「……期待、しちゃうから…言い回し気を、つけてよ」
ゆかり「期待してもいっ ふぁあなになんでいきなりほっぺにちゅーすんの!?」
おそ松「…これで……幸せの呪い、完了」
ゆかり「ねぇなんでそーゆことするの? やだって、言ってるじゃん…!」
おそ松「だって、こうでも…しないと、ゆかりちゃん、俺が死んだら、引きずっちゃう、でしょ」
ゆかり「こんなことされたって引きずる!!」
おそ松「だい、じょーぶ。 俺のこと忘れる、呪いもかけた、から」
ゆかり「なんっで」
もう人様に見せられるような顔面ではないだろう
仮にもすきな人を前にしていい顔でもないだろう
でももう涙はひっこまない
私、おそ松のこと忘れちゃうの?
おそ松なしで幸せにならなきゃいけないの?
やだよそんなの
おそ松「すきだよ」
ゆかり「そーゆこと言うくせに!忘れろとか!置いてくとか!!」
おそ松「ごめんて」
ゆかり「、きなのに…」
おそ松「ん?」
ゆかり「私だって、おそ松のことすきなのに…。なんで私の気持ちガン無視して忘れさせようとするの…?」
おそ松「待って…。そーゆのはさぁ…俺がもっと、元気なとき、に言って、ほしかったんだ、けど……」
ゆかり「だって、もっとここにいてくれると思ってたんだもん。こんな…こんな急にいなくなるなんて言うと思ってなかったもん…」
おそ松「…ごめん……。そっかぁ、ゆかりちゃん…俺のこと、すきっで…いてくれったん、だ」
ゆかり「あああああ、ねぇここで泣くのはずるいじゃん!!」
おそ松「だってぇ」
おそ松が泣いたら、本当に涙止まらんやん
両想いでもいなくなっちゃう
さっきから話してるうちにどんどんおそ松が透けていってる
ゆかり「やだ消えないで…」
おそ松「俺今まで生きてきた中で、1番嬉しい、かも…。」
ゆかり「私は1番悲しい」
おそ松「なはは」
ゆかり「笑ってんじゃないよ(怒」
おそ松「ね、ゆかりちゃん」
ゆかり「なに」
おそ松「俺…ゆかりちゃんの腕の中で、最期を迎えられて…よかったよ」
ゆかり「やぁだぁぁぁ」
おそ松「カラ、松も…連れてきて、くれて、さんきゅ、な」
カラ松「、あぁ」
サングラスで見えないけどカラ松さんも絶対泣いてる
そりゃ家族が消えるんだ、悲しいな決まってる
ゆかり「カラ松さんこいつ消えない方法ないんですか、」
カラ松「…もう、契約したとしても……遅い、と思う…。俺は、兄貴が幸せなら……」
おそ松「へへ、めっちゃ、幸せかな わりーね、カラ松」
ゆかり「あ、やだほんとに消えちゃう」
もうほとんどおそ松の姿はない
消えてほしくなくて、必死におそ松を抱きしめる
それでも透けていくおそ身体
誰がこんな悲劇、予想したよ
おそ松「お…れの、こと…。わすれ、るん、だ…よ」
そう言って、完全に見えなくなってしまった
おそ松を抱きしめた感覚はまだ覚えてるのに、私の腕の中にはもう何もない
ゆかり「おそ、まつ…」
カラ松「兄さんが、あんな風に笑えること、俺は初めて知った」
ゆかり「いつもあんなんだった、」
カラ松「そうだったのか…。ありがとうガール、あいつはきっとガールとの思い出を持っていけたさ」
ゆかり「…でも、私には……その思い出も残らないんでしょう?」
カラ松「兄さんがそう、望んだなら…な」
ゆかり「自分勝手なやつ…」
寝て、起きたら…きっと私はおそ松を覚えていないだろう
なんだかそんな気がして、眠れなかった
でも涙はひたすらで続けて、寝たくないのに睡魔が襲ってくる
…気づきたくなかった
夢の中のあの人が、おそ松だったこと
結局私は幼い頃からずっと、おそ松のことを夢で見ていて、きっと…すきだったんだ
ゆかり「ねたく、ないのに…」
カラ松「おやすみガール。次に会う日まで…」
カラ松さんは私の頭を優しく撫でた
おそ松とは違った、手の感触、温もり。
ゆかり「…おそまつ……」