悪魔の呪い
夢小説設定
この小説の夢小説設定おそ松さんの話にしたいと思ってる
デビおそオチです
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夢主
高校生
普通の子にしたいけど私が書く子は大抵キャラが安定しない…
それなりに可愛い顔立ちはしてる(はず)
可愛いっちゃ可愛いけど言うほどではないがブスではない みたいな(?)
口悪いです
悪魔
おそくん
(公式通り)変態
でもやっぱりチキン
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ゆかりside
ゆかり「あの、ほんとにそろそろやめてもらっていいですか」
おそ松「んー…(chu)」
ゆかり「あうぅ、」
ほっぺにちゅーされた
一回熱くなった顔はなかなか熱が引かない
上に乗っかられてるから逃げるに逃げれない
おそ松「ツンツンかと思ってたらこんな可愛い顔もすんだねぇ」
ゆかり「見ないでー、」
おそ松「可愛いから見たい」
ゆかり「今マルゲリータピザだから!」
おそ松「マルゲリータ?ww」
こんな風になったことないよ私
元カレのとき私大してすきじゃなかったってことじゃん
わかりたくなかったよ
ゆかり「ねぇ、ちょっとまじで苦しくなってきたから降りてほしい」
おそ松「はーい(chu)」
ゆかり「うー…//」
最後のはいらなくない?
いらなかったよね
普通に降りてくれればよかったよね
やだこの人タラシ悪魔
おそ松「よいこらしょ」
当たり前のようにお布団に入ってくる
そして当たり前のように抱きしめられる
散々されたのでもう抵抗する元気もないので、大人しくおそ松の腕に埋まっておく
あー、いー匂いする って言いたかったけど血の臭いがやんわりする
きちぃ、
おそ松「大人しいね」
ゆかり「疲れたの」
話しながらギュウギュウしてくる
…ちゅーしたりぎゅーしたりしてくるってことはワンチャンすきでいてくれてる、?
悪魔のスキンシップわからん
久しぶりにお布団の中で、自分以外の温もりに触れる
まぁ1週間も経ってないんだけど
ゆかり「あったかい」
おそ松「俺もあったかいよ」
しばらくすると瞼が重くなってくる
おそ松が一緒だからあの夢も見ないかな
最近、寝る度に血だらけのあの人の夢を見るから結構怖い
おそ松「おやすみー」
ゆかり「ん、」
心配に反して意識が遠のいた
○○○
『俺には、ちょっと暖かすぎたのかな』
『すきだよ』
そう言ってあの人は手を伸ばす
暖かすぎる なんてことないから、この手を離さないで
行かないで
消えないで
『最後は××らしいことしていい?』
最後 だなんて言わないでよ
これから先も一緒にいてくれるでしょ、?
あの人は何かを言った
それは私には聞こえなかったけど、それを言うとあの人は優しく笑った
『俺のこと、忘れるんだよ』
○○○
ゆかり「っ!!」
あの人の手をつかもうとしたら目が覚めた
…怖かった
なにがかはわからないけど、なにかがすごく怖かった
温かくて眠ったのに、隣におそ松はいなかった
あの人みたいに消えちゃった
なんでかそんな風に思った
ゆかり「…ぅ…」
視界が歪む
ぼろぼろと、目が取れるんじゃなないかってくらい涙が溢れてきた
どーして泣いてるかはよくわからないけど、悲しくて、苦しくて、寂しくて。
あの夢は一体誰の記憶なんだろう
なんにも状況はわからないのに、あの人を大事にしてるような感情がいつも湧いてくる
あの人の顔も、名前も何も知らないのに。
誰かの記憶が流れ込んできてるようにしか思えない
おそ松「ゆかりちゃん?」
名前を呼ばれて勢いよく前を向く
ゆかり「おそ、まつ…」
おそ松「は、なんで泣いてんの!?」
少し慌てつつ私の近くに来てくれるおそ松
さっきの夢の影響で、今は誰かにそばにいてほしかった
隣に来てくれたおそ松にしがみつく
おそ松「どしたの」
慌ててたのに、今は優しく聞いてくれる
ゆかり「おいて、かれ、ちゃうの」
おそ松「誰に?」
ゆかり「わかんない、わかんないけどっ…そばにい、てほしいの、に…消えちゃうの」
言葉に出したらすごく悲しなってきて、真夜中に関わらず大号泣
おそ松「消えちゃうのかぁ…」
ゆかり「起き、たら、お、そまついないし…」
おそ松「ごめんうんこしてた」
ゆかり「手あらった、?」
おそ松「さすがに洗うよ? そーゆとこは泣いてても気にするのねw」
しばらく泣き続け、その間おそ松に頭をポンポンされてた
ようやく落ち着いてきて、悲しい感情もいくらか治った
私が泣き止んだらお布団に転がされて、いつものごとくぎゅっとされる
私の鼻をすする音が部屋に響く
ゆかり「最近夢でね」
おそ松「うん」
ゆかり「今までずっと夢に出てきてた人がね」
おそ松「うん」
ゆかり「私のこと、置いて消えちゃうの」
おそ松「うわきっついね」
ゆかり「それでね」
おそ松「うん」
ゆかり「置いてくくせに 泣かないで笑って って言ってくるの」
おそ松「んー、なかなか勝手だねその人」
ゆかり「そーなの。それで自分のことをね」
おそ松「うん」
ゆかり「忘れてくれ って、言うの」
おそ松「むちゃくちゃだねぇ」
ゆかり「寂しいから、もー、見たくないの…」
おそ松「そっか」
ゆかり「でも夢見なくなったらさ」
おそ松「うん」
ゆかり「その人に会えないじゃん」
おそ松「そりゃそーだ」
ゆかり「会えないのはやなの」
おそ松「……話してくれてるところ悪いんだけどさ、質問いい?」
ゆかり「なーに」
おそ松「その人ってさ…男、?」
ゆかり「………あの、まじめに話聞いてもらっていい、?」
おそ松「いやめちゃくちゃまじめに気になってる」
ゆかり「なんでだよ」
そこ全く関係ないだろうに
おそ松「ゆかりちゃんだいすきマンだから?」
ゆかり「またそーゆこと言う」
おそ松「ん?」
ゆかり「なんでもない」
結構今シリアスな場面だったよ
なにしてくれてんだよ、また心臓痛いじゃんかよ
おそ松「男なの」
どんだけ気になってんだよ…
ゆかり「多分男だと思うけど」
おそ松「うわぁ、そいつ恨めしい…」
ゆかり「…悲しい気持ち台無しだよ」
おそ松「ごめんて」
そう言いながらさっきより強くぎゅっとされる
ゆかり「…やきもち、とか…?」
おそ松「他になにがあんの」
ゆかり「誰かもわからない相手に?」
おそ松「そー! もーすっっげぇモヤモヤしてる!!」
ゆかり「…へーきなのに」
おそ松「ん? なんて言った?」
ゆかり「アホだな って言った」
おそ松「ちょっと?」
ゆかり「はは、ごめんごめん」
モヤモヤしなくたって私がすきなのおそ松なのにね
なんだ、私気づいてなかっただけでもう随分おそ松のことだいすきなんじゃん