ゆかりside

シャワー出て、なぜか駄々をこねるおそ松を風呂場に突っ込んだ
今日めちゃめちゃ遊んだからよく眠れそう
シャワーだからすぐ出てきたおそ松は、私の部屋の端にあったトランプを見つけてやり始めた
まじでこいつ自由すぎないか
トランプかぁ なんて思いながらやったら案外ハマるものですげー盛り上がった
ゆかり「あー、お腹すいた」
ひと段落して台所に行くがもう完全に疲れ切ってしまい、昨日すこし残ったおでんを2人でつまむ
おそ松「ビール欲しい」
ゆかり「ないよ流石に」
おそ松「ゆかりちゃん家にビールあるとかなんかやだ」
ゆかり「なんでよ、将来あるかもしれないじゃん」
おそ松「あー…確かに」
まぁまだまだ先の話なのだけれども
そのあと部活の話とか聞かれたのでその辺の話したり、アルバム見たときに仲よさげな男がいた とか言われそいつの話をした
実はそいつ元彼なんですよね
中学でわけもわからず付き合って高校入って別れたんですよ
おそ松「えーーーーゆかりちゃん処○じゃないのーーーー！？」
ゆかり「いやだからなんもしないってば」
おそ松「でも手繋いだりハグはしたでしょ」
ゆかり「それはまぁ」
おそ松「してんじゃん！！」
ゆかり「いやよく思い出せ。あんたともそれくらいしてんでしょーが。」
おそ松「もしかして俺って……彼氏？」
ゆかり「なんでだよ」
おそ松「だって元彼と同じことしてるじゃん」
ゆかり「友達ともするレベルだよ って言いたかったんだけど」
おそ松「ちっ 彼氏じゃねぇのか」
ゆかり「おいお前」
おそ松「それだけ？」
ゆかり「まぁ」
おそ松「まぁ ってなにしたの、してないのどっちよ」
ゆかり「すきに解釈してよ」
おそ松「…ちゅーしたでしょ」
ゆかり「さぁね」
おそ松「したんだぁぁぁぁ！！！！」
ゆかり「うるっさいなぁ私の勝手でしょ」
おそ松「ゆかりちゃんの……ゆかりちゃんのファーストちゅうがぁぁああ！！！」
ゆかり「声がでかいんだよ」
おそ松「で、それはどのレベル？」
ゆかり「レベルってなに」
おそ松「深いか浅いか」
ゆかり「そんな生々しい話したくない」
おそ松「ってことは……」
ゆかり「もーやだ！終わり！掘り起こされるの恥ずかしい！」
おそ松「それもそっかー あー、元彼かぁ」
ゆかり「そーゆおそ松はどーなの、いなかったの？彼女」
おそ松「彼女なんていたことないよー」
ゆかり「あらそーなの？」
おそ松「そーだよ、いると思ったの？」
ゆかり「てっきり西暦分くらいいたのかと」
おそ松「それいすぎじゃない？」
ゆかり「おそ松だからありえる」
おそ松「どゆことw」
ゆかり「女の子たぶらかしてそう」
おそ松「人聞き悪っ」
ゆかり「正直経験はあるでしょ」
おそ松「えー？」
ゆかり「あるでしょ」
おそ松「……若気の至り？」
ゆかり「あるんだ」
おそ松「まぁ……何度かは」
ゆかり「ほら、彼女いないのに何度かあるってことはたぶらかしてるじゃん」
おそ松「違うってばー」
ゆかり「じゃあヤり○ん？」
おそ松「違くてー！俺の妖気？みたいなのが媚薬効果あるみたいで影響する子はしちゃうの！」
ゆかり「それでしちゃうのはちょっとな…」
おそ松「そんな目で見ないでよぉ」
ゆかり「もー中古品ー」
おそ松「やめろよその言い方！！w」
ゆかり「だって中古品じゃん」
おそ松「ゆかりちゃんだって中古品でしょ！？w」
ゆかり「私は新品ですぅ」
おそ松「女の子で新品っていうのかな」
ゆかり「知らん」
そうこう話してるうちに眠くなる
今日走り回ったしトランプで大はしゃぎしたしな…
おそ松「寝るならお布団行きな？」
ゆかり「んー……」
おそ松「もはや寝てるか？」
ゆかり「抱っこ〜〜」
おそ松「ん"ん"」
ゆかり「お姫様だ私ー！」
おそ松「お姫様抱っこされてお姫様って可愛いね」
ゆかり「私がお姫様だったらおそ松は王子様だね」
おそ松「寝ぼけてるの？俺王子様でいーの？」
ゆかり「おそ松王子一緒にねんねしましょーねー」
おそ松「いやそれ王子じゃなくて子ども」
ゆかり「zzzzz」
おそ松「寝たし。おやすみーゆかりちゃん」
もはや喋りながら夢の中だった
雲の上にいて、私はドレス着てるの ←完全に夢
あー、なんかあったかい
おそおーじがぎゅーしてるんだね
お腹すいたよ…(食い意地)
・トランプって今の歳でもわりと楽しい