悪魔の呪い
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この小説の夢小説設定おそ松さんの話にしたいと思ってる
デビおそオチです
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夢主
高校生
普通の子にしたいけど私が書く子は大抵キャラが安定しない…
それなりに可愛い顔立ちはしてる(はず)
可愛いっちゃ可愛いけど言うほどではないがブスではない みたいな(?)
口悪いです
悪魔
おそくん
(公式通り)変態
でもやっぱりチキン
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玄関につき、ポッケに入れてある鍵を雑に出して鍵を開ける
去年まではおばあちゃんと住んでいたけど、私もそれなりの歳なのでそろそろ自立しようと思い一人暮らしをはじめた
人がいると私なにもやらないんだわ
もちろん生活できる最低限なことはするけど。
あ、あとおばあちゃんいるとね、夜更かしができないの
ゆかり「よっこらしょっと」
スーパーで買ってきたものをてきとーに置き、部屋着に着替える
明日は丸一日部活だしゆっくり飯食って寝よう
悪「1人なのに結構量買ったねぇ」
ゆかり「ぎゃぁあああぁぁあ!!!!」
悪「お? どったの?」
ゆかり「は、いや、なん え??」
悪「喋れてないよ 大丈夫?」
ゆかり「だ の、は?」
悪「深呼吸しよっか」
ゆかり「(スーハースーハー」
え?
なんでいるんだ?
しかもまた浮いてるし
現実?
悪「痛いっ え、何!?」
ゆかり「痛いの?」
悪「そりゃ抓られたら痛いでしょ?」
ゆかり「じゃあ現実か。」
悪「いやそれ自分にしてよ」
ゆかり「やだよ痛いもん」
悪「おい」
ゆかり「とりま出てけ。」
悪「なんで?」
ゆかり「逆に聞くけどなんでここにいれると思ってんの?」
悪「契「しませんけど。」えー ちょっとちゅーするだけよ?」
ゆかり「なにそれ聞いてないんだけど」
悪「契約つったらちゅーでしょ! ほら!」
ゆかり「ばっかじゃないの? まじ早く帰れよ」
悪「やだやだやだやだぁ〜〜!!」
ゆかり「駄々こねんな邪魔!」
子どものように床でバタバタするやつを引きずって遠心力を使って外に投げ飛ばす
案外呆気なく飛んでった(自称)悪魔
ゆかり「さよーなら!」
悪「お、」
なんか言おうとしてたけどなにも聞かずに勢いよくドアを閉めた
もちろん鍵もチェーンも閉めた
今日はもう外には出ない
そう心に誓い、お風呂に入ることにした
疲れを取る入浴剤を入れて 私は疲れてるんだ と言い聞かせた
ゆかり「……なぜいる」
悪「追い出すなんて酷いじゃーん? あ、風呂上がり? えっろぉ」
なんかいた
鍵閉めたよね?
チェーンしたよね?
ゆかり「つかそこ邪魔だからどいて」
悪「あー、ごめんごめーん」
いやまじなんでいんの?
あれか?
悪魔だから☆ みたいな?
そんなんで納得できるかよ
いやするしかないんだけど防犯の意味とは。
ゆかり「だ!か!ら!邪魔だって言ってんだろくそ悪魔(怒)」
悪「どいたじゃん! どこ行っても邪魔って言う!!」
ゆかり「飯作るのわかる!? 台所の前に浮かれたら迷惑!!」
悪「じゃあソファ座ってる」
ゆかり「いやなにくつろごうとし おい聞け?」
あいつ話ガン無視していきやがった
なんなんあいつ
マイペースかよ
これが普通なの?
わからん
いやまじなんでこーなった?
そもそもあれは幻では…?
いやさっき私あいつ触って外に追い出したわ
夢…はない
流石に意識はっきりしすぎだし
認めたくはないが現実か…
しかもなんか気に入られてるし
…なんで気に入られてるんだ?
なんかした?
至って普通に帰ってたよね
うん、普通のJ Kしてたよ
ゆかり「んー…わからん!!できた!腹減った!食おう!」
できたものを皿に乗っけて効率よく全部持ってリビングに持っていく
うわ あいつテレビつけて見てやがる
なんて遠慮がないんだ
何の意味も持たないが、怒りを込めて音を立てて皿を置いた
そしたらチラリとこちらを向いた
イケメンなところが腹立つわ
静かに中指を立てておいた
悪「身体細いのに結構食べるね」
ゆかり「流石にこれ全部は食わん」
悪「え?」
ゆかり「え?食べないの?」
悪「俺の分まで作ってくれたの?」
ゆかり「食べるもんだとばかり」
悪「優しいんだね」
ゆかり「普通じゃね もっと褒めろ」 ←
悪「普通妖しい生き物が押しかけてきたらご飯用意しないよ?」
ゆかり「押しかけてた自覚あるんだ ならさっさと食って帰って」
悪「食べさせてはくれるんだー?」
ゆかり「ご飯もったいないし」
悪「じゃあ食ーべよっと♪」
ゆかり「自分で作って置いてあれだけど悪魔って飯食べるんだね」
悪「食べなくても平気っちゃ平気だけど空腹は感じるよー」
ゆかり「へぇ」
悪「んへへ」
ゆかり「何笑ってんの気持ち悪」
悪「扱いひどくない?初対面だよ?」
ゆかり「初対面の家には上がらないよねぇ で、いつまで笑ってんだよきもいな」
悪「人にご飯作ってもらえるの久しぶりだし、人とご飯食べるのも久々だからなんか嬉しいなぁ って へへっ」
ゆかり「あー、そーなんだ」
へへ ってなんだこいつ可愛いな
だからといってなんかあるわけではないけどなんかこうね
ゆかり「ねぇ悪魔、リモコンとって」
悪「ほーい」
ゆかり「あざま」
今思った
私悪魔と夕食食ってんぜ
すごくね私のこの図太い神経
やっぱ私順応性あるなぁ〜(自画自賛)
悪「あのさ、俺ちゃんと名前あるんだけど」
ゆかり「あ、名乗んなくていっす」
悪「えええ なんで?」
ゆかり「仲良くする気ないので」
悪「え〜 心開いてくれた気がしたんだけどなぁ」
ゆかり「気のせいだよ」
結局そのまんまテレビ見ながら食した
簡単なものしか作ってないのに美味しそうに食べてくれるからちょっと嬉しかった
なんだこいつ、こんな無邪気に笑えたのかよ
悪「ごちそーさま!!」
ゆかり「お粗末さまー さぁ帰れー」
悪「今日はご飯作ってくれたしお腹一杯だから帰る〜」
ゆかり「今日は ってなんだよ もう来んな」
悪「にっししし」
ゆかり「笑ってごまか ってやっぱり話聞かんのかーい」
こうして私のよくわからん半日は終わった
結局あいつ飯食って帰っただけやん
ゆかり「ふぁーーー くそねみー」
疲れてるのでさっさと寝ることにした
・ 自称悪魔と遭遇して一緒に飯を食った。