悪魔の呪い
夢小説設定
この小説の夢小説設定おそ松さんの話にしたいと思ってる
デビおそオチです
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夢主
高校生
普通の子にしたいけど私が書く子は大抵キャラが安定しない…
それなりに可愛い顔立ちはしてる(はず)
可愛いっちゃ可愛いけど言うほどではないがブスではない みたいな(?)
口悪いです
悪魔
おそくん
(公式通り)変態
でもやっぱりチキン
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ゆかりside
大嫌いな生物も終え、大好きな部活動も終えた
ほんとは5時半が最終下校時刻なのだけれど、隣町に刃物を持った不審者がでたらしく少ししかできなかった
くそ不審者め
私の部活時間減らしやがって…
イライラしながらも帰路につく
…不審者っておそ松だったりしないよね…
あの人出会い頭相当不審者だったし
あ、でも刃物は持ってないか
ツノみたいなのは生えてるけど。
だいぶ日が伸びたな
洗濯物干してくればよかった
今日起きるのギリギリだったからなんもしてきてないや
ゆかり「あ、お腹なった」
今日は何食べようかなぁ
冷蔵庫に何残ってたかな
最近おそ松の分作ってたから割と冷蔵庫の中身ないのよね
買い物して帰ろうかな
あ、でも刃物の不審者隣町か
今日はやめた方がいいかな
冷蔵庫が空なのか確認してからでいいか
怖くはないが何かあってからでは困る
怪我したら部活に支障でるしね(そこじゃない)
家の前に着き、鍵をカバンの中から出す
ゆかり「ただい……」
…暗闇ではないため、部屋の中がよく見える
なんかベランダの前に人間っぽいの転がってない、?
心霊的な何かだったらやだなぁ……
恐る恐る近づいてみる
ゆかり「…お前かよ」
おそ松だった
怖かった私の恐怖心返せまじ
つーか寝てる?
なんでこんなとこで寝てんのよ
起こそうかと思ってしゃがむ
ゆかり「え、」
もしかして転がってるだけで起きてるかな って顔見てみたら寝ながら泣いてた
どーしたのかな
嫌な夢でも見てるのだろうか
夢で泣いちゃうなんて案外人間みたいなとこあるのね
私と同類じゃん
起こした方がいいのか、私みたいにもしかしたら悲しくても夢にいたいのかわからなく、どーするのがいいのか悩む
とりあえず着替えよう
寝室に引っ込み、制服から部屋着に着替えておそ松のとこに戻る
悪魔なのに悪魔っぽく見えないな
ツノの尻尾と羽があるだけ
ゆかり「おそ松ー?」
一応声はかけてみるが返答はない
そっと頭を撫でてみる
昔あの夢を見て泣いてる私をよくおばあちゃんが頭を撫でてくれたのを思い出した
根本的な解決はしないが安心したことを覚えてる
暖かくて大きな手
…大きな手、?
おばあちゃんって手大きかったかな…
幼い私からしたら大人の手は大きいか
おそ松「ん……」
ゆかり「…これが母性の目覚めか、、」
私の手にすり寄ってくるおそ松
不覚にもキュンときた
昨日のパンダを思い出す
パンダ可愛かったなー
しばらく頭を撫でておく
てかなんでおそ松まだ家にいんだ
まだ契約諦めてないのかな
ゆかり「…なんか持ってる」
おそ松が何か手に持ってるのを発見。
なにやら紙のようだ
なんだあれ、付箋…?
もしくはただのゴミか
ちょっと覗いてみると見覚えがあった
これ私が朝書いたやつじゃん
食ったら流しに入れろよ ってやつ
なんでこいつこんなん持ってんだ
見たらただのゴミじゃん捨てろよ
テーブルを見ればお皿はないので流しには入れてくれたようだ
おそ松「……ゆかりちゃん、?」
ゆかり「あ、起きた」
おそ松「んー…頭…きもちい」
ふわっと笑うおそ松
あー弟いたらこんな感じかな
もしくは息子?(なぜ)
ゆかり「床で寝て痛くないの?」
おそ松「冷たくてよかったの」
ゆかり「そっか よく眠れた?」
おそ松「びみょー、」
ゆかり「アハハ、だろうね」
泣いてるくらいだもんびみょーだよな
しかも床だし
私床は寝られない
床で寝た日には起きたら全身痛すぎてその日身動き取りたくないもん
おそ松「おかえり、ゆかりちゃん」
ゆかり「あ、ただいま」
起き上がりながら言ってくるので一応返したらそのまんま抱きしめられた
なぜだ
ゆかり「ちょっと、なに」
おそ松「会いたかったー」
ゆかり「契約はしないよ」
おそ松「…いいよ別に」
いいんだ
じゃあお前なんでここにいるんだよ
そう聞きたかったけどなんだかおそ松の体が震えてたのでやめた
なんか弱ってるな
やっぱ嫌な夢でも見たのだろうか
仕方ないから軽く抱き返してあげたらビクってされた
なぜだ(2回目)
おそ松「ゆかりちゃんが抱きしめてくれてる〜〜」
ゆかり「なんか君が弱々しいからね。目の前で死なれたら夢見悪そう」
おそ松「俺悪魔だからよっぽどのことないと死なないよ?」
ゆかり「死ぬってかなんか…消えちゃいそう」
いくら悪魔でもここ数日関わったから、帰るとかではなく消えられたら流石に嫌だ
おそ松「俺に帰ってほしいんじゃないの」
ゆかり「帰ってほしいのと消えて欲しいのは意味が違うじゃん」
おそ松「…そーだね」
少しの間その状態でいたら落ち着いたのか離れていく
ちょっと寂しく感じるのはここ最近人とあんまり関わってないからだろう
ゆかり「晩御飯食べる?」
おそ松「…うん、食べたいかな」
そう言っておそ松は少しだけ嬉しそうに笑った
・悪魔でも悪夢は見るらしい