焔の間:~青炎と溶けない氷~: 青の祓魔師 奥村燐と勝呂寄り
塾に入ってから色んなことがあった。
ふわふわした感じのかわいい子が新入生として入ってきたり、
体育で問題をおこしかけたり。
この体育の時に思ったことがある。
明るい性格の奥村燐には何か秘密があると。
暴走した蝦蟇を黙らせたりと人間場馴れした能力。
きっと"私と似ている"のか"私と同じ悪魔の落胤"。
そんな日々を過ごしていくなかで密かに進むある計画。
「遅くなりました」
「久しぶりだな、アマイモン。"地の王"よ」
「はい。お久しぶりです兄上」
「して、父上のお答えは?」
「父上は兄上の申し出を受けると」
「…ほぉ…それは大変結構。では父上には
"我らの小さな末の弟と妹は私の羽の下で
すくすく育っている。万事うまくいっている"
とお伝えしてくれ」
「解りました。………兄上、実家には戻られないのですか?」
「行け。父上をお待たせするな」
「ハイ」
そう言ってアマイモンは消えた。
夜の闇に残るのはただ一人。
「……フフフ。戻らないとも。私のような放蕩者にとっては
こんなに愉快なおもちゃ箱はないからな。
楽しいお遊戯はこれからだ」
to be continue
