入隊希望者とその親族関係の明記を。
あなたを守ること 沖田
入隊希望者名簿
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夢を見た。
どこか湖のようなところに立っている。
大きな大きな満月が空に浮かんでいて
それなのに星は空を埋めつくして眩く煌めいている。
その下に額には六本の角、毛先の黒い白い髪の誰かが立っている。
振り返った紅い目は私を捕えて笑った。
『待って────』
その人は私に向けて手を伸ばした。
その手を取るとそれと同時に私の身体は目の前にいる人と瓜二つになる。
"やっと──"
そこで意識は目覚めてしまった。
目が覚めると千鶴はもう起きていた。
急いで広間に行くと西本願寺から新選組がここに留まるのは困ると言われたと近藤が報告しているところだった。
いつかはそうなると想定できていたことだ。
ここでの暮らしにもすっかり慣れて自分たちの家のような気がしていた、とそう思っているのだろう。
しかし、それはあくまでも新選組側の言い分。
西本願寺からしたら家になるくらいまで落ち着かれては困るのだ。
それに昨晩のような騒ぎを起こされては困るというのも言い分のひとつだろう。
長州や薩摩からなにか釘を刺されていると見るのが自然か。
「申し訳ありません。私のせいで、皆さんにご迷惑をおかけして……」
『騒ぎを大きくしてしまったのは私の責任です。』
「元々無理難題を言ってここに押しかけたのは我々なんだからな」
とは言うも、どうするのかという山崎の問いに近藤は「移転先の敷地も屯所も全部西本願寺が用意してくれるそうだ」という。
よほど新選組に出ていってもらいたいために全力を尽くすと言った感じだ。
西本願寺は新選組の新しい屯所を費用全額負担で建てることになった。
こうして出来たのが堀川東木津屋橋南の不動堂村屯所。
大使数十人が一度に入浴できるような大きなお風呂場や新しい道場などもあり、入隊したばかりの隊士たちは色めき立った。
慶応三年十月
秋も深まり、冬が静かに迫る頃。
今の新選組は何より幹部の数が足りていない。
だから原田たちは夕食が終わるとすぐに広間を出て組長として様々な職務を果たすため頑張っている。
皆が広間を出ていったあと、書物とにらめっこをしている土方と片付けをしていた鶴姫と千鶴の元に山南がやってくる。
山南は沖田の体調が良くなっていないことを指摘し、今も塞ぎ込んでいるという。
そんな沖田の様子を見てくるよう言われた鶴姫は沖田の部屋に向かった。
『沖田組長、穐月です。失礼します』
襖越しに声をかけ鶴姫は沖田の部屋に入る。
目に入ってきたのは布団を頭から被って丸くなっている沖田寝具。
ちらと膳に目をやると手付かずで置かれている。
『総司、夕食食べないの?』
「今日は何も食べたくない」
『昨日山崎さんも言ってたよ。沖田さんは最近ほとんど食事をとらないって。小姓の私以外がみても食べていないんだから』
そう言うと沖田は布団から出てきて「食べたくないから食べない。……それのどこが悪いの?」と。
「食事も喉を通らない僕に無理させたいって言うの?それとも食事さえすれば労咳が治るとでも思ってる?」
『思ってないけど、少しでも食べなければ耐える力もなくなっちゃうよ』
目尻を下げてそういう鶴姫に、沖田は少し困ったような顔をする。
「……鶴姫ちゃん。どうしてそんな顔するのさ。僕が僕の身体をどうしようと、君が必死になることじゃない」
『………』
義務感からでは無い心配をしていることをうまく説明できずに黙っていた。
沖田は「君の同情なんて僕には必要ないんだよ?」と言った。
『少しでも嫌?』
「しつこいなあ……嫌って言ったら嫌なの」
『分かった。じゃ、総司の好きな食べ物を作るから。なんでも言ってみて』
一口でもいいから栄養を取らせるために鶴姫は必死に訴えた。
「鶴姫ちゃん……。君って、やっぱりよく分からない子だね」
『そう?』
悩む鶴姫に、沖田は目を逸らし気恥ずかしげに言った。
「おかゆがいい。大根卸入れたやつ。葱入れないでね。味付けは君に任せるけど、苦いのはちょっと嫌」
『大根おろし入りおかゆでネギなし。味付けはお任せね』
「量は少しじゃないと困る。あんまり食べられないし。それと……美味しくなかったら食べない。だから頑張って作ってよ?」
少し顔を赤らめて拗ねたように良い沖田に自然と頬が緩む。
子供っぽくて、意地っ張りなようで。
『食後のお薬も一緒に持ってくるからね』
この言葉にはちょっと複雑そうな顔で小さく頷いた。
「……松本先生の薬ってさ、苦いから嫌いなんだよね」
『良薬は口に苦し』
「……うん。ごめんね、鶴姫ちゃん。僕だってわかってるんだ。先生の薬だって普段は言いつけ通りに飲んでるし、君の目にどう見えてるか分からないけど、これでも素直に闘病生活してるつもりだよ」
『そうだね。嫌々言いながら大人しくしてるものね』
そう意地悪を言う沖田は組長としての職務に関わることも許されず、ずっと闘病を続けている。
鶴姫は一番組副隊長として他の組長と共に一番組と巡邏に出ている。
ただ寝ているだけの沖田は身体以上に心の方が辛いはずだ。
「ここ数日反抗してたのはちょっと疲れちゃっただけで、何もかも嫌になったとか、そういうのじゃないから」
『心得ました。じゃ、食事を用意してくるね』
そう言って立ち上がろうとした鶴姫の腕を沖田はそっと掴んだ。
「すぐ戻ってくる?」
『?』
「なんでもない」
そう言ってふと目を下ろす沖田に、鶴姫は『すぐに戻ってくるよ。頑張って作ってくるね』と言った。
それを聞いた沖田は「期待してる」といつものように笑った。
『総司、できたよ』
そう部屋に入った鶴姫だったが、先程と同じように丸まった布団が目に入る。
『総司?』
「やっぱり食べたくない」
『……』
期待してるといいながらやっぱり食べたくないとはと鶴姫は心の中で少し項垂れる。
『一口だけでも嫌?』
「いらない」
『困ったなぁ…』
「いらないったら」
『お粥なら食べると言ったのは総司じゃない』
「……」
このような攻防を何度か繰り返し、ようやっと沖田にお粥を食べさせることに成功。
「一人じゃ無理」
『?』
「鶴姫ちゃん、食べさせてよ」
『子供みたい』
そう笑ってふーふーとお粥を温める。
少し食べて熱くないか確認して沖田の口に運ぶ。
『どうかな』
「……よくわからない。味覚が麻痺してるのかな。でも、優しい味だと思う。胸に染み入るみたいな……」
『よかった。ゆっくりね。運ぶの早かったら言ってね』
「うん」
沖田は気だるそうな瞳をふせ、少しづつ鶴姫の作ったお粥を平らげていく。
ようやく沖田が食事を取ってくれたことに鶴姫は心から安堵する。
まず栄養をとって、きちんと暖かくして、しっかり眠る……。
これが単なる風邪なら、それだけですぐ治るのに。
労咳ともなるとそうはいかない。
「ご馳走様でした」
『お粗末さまでした。じゃあ、あとはしっかり睡眠を取らないと──』
「待ってよ、鶴姫ちゃん。食べたばかりですぐに寝たら、胃もたれしちゃうってば。せっかくだから少しの間、僕の話し相手になってよ」
『いいよ』
子供のように駄々をこねる沖田に鶴姫は少し頬を緩ませる。
「今夜のことなんだけど、近藤さんには言わないでね。ついでに土方さんにも。こんなことであの人たちに余計な心配されたくないし」
なんでもないような口調で淡々と語られた言葉から、沖田の痛みが垣間見える。
死を達観したように見える沖田にだって当然怖いものはある。
恐れているものが……不安なことがあるのだ。
『言わないよ。安心して』
「よかった……」
鶴姫の返答で不安が薄まったのか、ほっとしたように沖田は微笑む。
沖田が労咳であるということは、きっと少なからぬ隊士が気づいていると思われる。
それほどまでに病状は進行してしまっている。
「僕はもうずっと働かずに、ここで寝てばかりだよね。いつまで許されるのかな。戦えない僕が新選組の……、みんなの傍にいること」
『ずっと。総司が望む限りずっと』
「でも、今の僕はお荷物だよね。みんなのために何も出来ない。役に立ちたいんだけど、刀を握って戦いたいんだけど、弱っていくばかり……」
『総司……』
「傍にいる意味が無いなら、早くいなくなった方がいいんじゃないかな」
そう呟いた沖田の瞳を鶴姫は見ていられなかった。
「他に居場所なんてないのに、どこに行けばいいんだろう」
沖田は耳を塞ぐみたいに布団を深く被った。
『もし、総司が一人になるようなことがあっても、私が総司の隣にいる』
「……」
『気休めにもならない言葉かもしれないし、総司がいらないって言うのなら、その限りじゃないけれど。』
少しでも、誰かのところに居場所があることを伝えたくて口走った。
今の沖田に必要なのはこういうことではないのかもしれないと思いながら。
沖田はそれに返事をしないまま布団から手を出して、鶴姫の手に触れる。
「少しだけ……」
『総司の気が済むまでどうぞ』
それ以上、ただ無言で何も言わずに沖田の手をを握る鶴姫。
部屋に灯った明かりだけがゆらゆらと揺れ、静かに燃えていた。
To be continued
どこか湖のようなところに立っている。
大きな大きな満月が空に浮かんでいて
それなのに星は空を埋めつくして眩く煌めいている。
その下に額には六本の角、毛先の黒い白い髪の誰かが立っている。
振り返った紅い目は私を捕えて笑った。
『待って────』
その人は私に向けて手を伸ばした。
その手を取るとそれと同時に私の身体は目の前にいる人と瓜二つになる。
"やっと──"
そこで意識は目覚めてしまった。
目が覚めると千鶴はもう起きていた。
急いで広間に行くと西本願寺から新選組がここに留まるのは困ると言われたと近藤が報告しているところだった。
いつかはそうなると想定できていたことだ。
ここでの暮らしにもすっかり慣れて自分たちの家のような気がしていた、とそう思っているのだろう。
しかし、それはあくまでも新選組側の言い分。
西本願寺からしたら家になるくらいまで落ち着かれては困るのだ。
それに昨晩のような騒ぎを起こされては困るというのも言い分のひとつだろう。
長州や薩摩からなにか釘を刺されていると見るのが自然か。
「申し訳ありません。私のせいで、皆さんにご迷惑をおかけして……」
『騒ぎを大きくしてしまったのは私の責任です。』
「元々無理難題を言ってここに押しかけたのは我々なんだからな」
とは言うも、どうするのかという山崎の問いに近藤は「移転先の敷地も屯所も全部西本願寺が用意してくれるそうだ」という。
よほど新選組に出ていってもらいたいために全力を尽くすと言った感じだ。
西本願寺は新選組の新しい屯所を費用全額負担で建てることになった。
こうして出来たのが堀川東木津屋橋南の不動堂村屯所。
大使数十人が一度に入浴できるような大きなお風呂場や新しい道場などもあり、入隊したばかりの隊士たちは色めき立った。
慶応三年十月
秋も深まり、冬が静かに迫る頃。
今の新選組は何より幹部の数が足りていない。
だから原田たちは夕食が終わるとすぐに広間を出て組長として様々な職務を果たすため頑張っている。
皆が広間を出ていったあと、書物とにらめっこをしている土方と片付けをしていた鶴姫と千鶴の元に山南がやってくる。
山南は沖田の体調が良くなっていないことを指摘し、今も塞ぎ込んでいるという。
そんな沖田の様子を見てくるよう言われた鶴姫は沖田の部屋に向かった。
『沖田組長、穐月です。失礼します』
襖越しに声をかけ鶴姫は沖田の部屋に入る。
目に入ってきたのは布団を頭から被って丸くなっている沖田寝具。
ちらと膳に目をやると手付かずで置かれている。
『総司、夕食食べないの?』
「今日は何も食べたくない」
『昨日山崎さんも言ってたよ。沖田さんは最近ほとんど食事をとらないって。小姓の私以外がみても食べていないんだから』
そう言うと沖田は布団から出てきて「食べたくないから食べない。……それのどこが悪いの?」と。
「食事も喉を通らない僕に無理させたいって言うの?それとも食事さえすれば労咳が治るとでも思ってる?」
『思ってないけど、少しでも食べなければ耐える力もなくなっちゃうよ』
目尻を下げてそういう鶴姫に、沖田は少し困ったような顔をする。
「……鶴姫ちゃん。どうしてそんな顔するのさ。僕が僕の身体をどうしようと、君が必死になることじゃない」
『………』
義務感からでは無い心配をしていることをうまく説明できずに黙っていた。
沖田は「君の同情なんて僕には必要ないんだよ?」と言った。
『少しでも嫌?』
「しつこいなあ……嫌って言ったら嫌なの」
『分かった。じゃ、総司の好きな食べ物を作るから。なんでも言ってみて』
一口でもいいから栄養を取らせるために鶴姫は必死に訴えた。
「鶴姫ちゃん……。君って、やっぱりよく分からない子だね」
『そう?』
悩む鶴姫に、沖田は目を逸らし気恥ずかしげに言った。
「おかゆがいい。大根卸入れたやつ。葱入れないでね。味付けは君に任せるけど、苦いのはちょっと嫌」
『大根おろし入りおかゆでネギなし。味付けはお任せね』
「量は少しじゃないと困る。あんまり食べられないし。それと……美味しくなかったら食べない。だから頑張って作ってよ?」
少し顔を赤らめて拗ねたように良い沖田に自然と頬が緩む。
子供っぽくて、意地っ張りなようで。
『食後のお薬も一緒に持ってくるからね』
この言葉にはちょっと複雑そうな顔で小さく頷いた。
「……松本先生の薬ってさ、苦いから嫌いなんだよね」
『良薬は口に苦し』
「……うん。ごめんね、鶴姫ちゃん。僕だってわかってるんだ。先生の薬だって普段は言いつけ通りに飲んでるし、君の目にどう見えてるか分からないけど、これでも素直に闘病生活してるつもりだよ」
『そうだね。嫌々言いながら大人しくしてるものね』
そう意地悪を言う沖田は組長としての職務に関わることも許されず、ずっと闘病を続けている。
鶴姫は一番組副隊長として他の組長と共に一番組と巡邏に出ている。
ただ寝ているだけの沖田は身体以上に心の方が辛いはずだ。
「ここ数日反抗してたのはちょっと疲れちゃっただけで、何もかも嫌になったとか、そういうのじゃないから」
『心得ました。じゃ、食事を用意してくるね』
そう言って立ち上がろうとした鶴姫の腕を沖田はそっと掴んだ。
「すぐ戻ってくる?」
『?』
「なんでもない」
そう言ってふと目を下ろす沖田に、鶴姫は『すぐに戻ってくるよ。頑張って作ってくるね』と言った。
それを聞いた沖田は「期待してる」といつものように笑った。
『総司、できたよ』
そう部屋に入った鶴姫だったが、先程と同じように丸まった布団が目に入る。
『総司?』
「やっぱり食べたくない」
『……』
期待してるといいながらやっぱり食べたくないとはと鶴姫は心の中で少し項垂れる。
『一口だけでも嫌?』
「いらない」
『困ったなぁ…』
「いらないったら」
『お粥なら食べると言ったのは総司じゃない』
「……」
このような攻防を何度か繰り返し、ようやっと沖田にお粥を食べさせることに成功。
「一人じゃ無理」
『?』
「鶴姫ちゃん、食べさせてよ」
『子供みたい』
そう笑ってふーふーとお粥を温める。
少し食べて熱くないか確認して沖田の口に運ぶ。
『どうかな』
「……よくわからない。味覚が麻痺してるのかな。でも、優しい味だと思う。胸に染み入るみたいな……」
『よかった。ゆっくりね。運ぶの早かったら言ってね』
「うん」
沖田は気だるそうな瞳をふせ、少しづつ鶴姫の作ったお粥を平らげていく。
ようやく沖田が食事を取ってくれたことに鶴姫は心から安堵する。
まず栄養をとって、きちんと暖かくして、しっかり眠る……。
これが単なる風邪なら、それだけですぐ治るのに。
労咳ともなるとそうはいかない。
「ご馳走様でした」
『お粗末さまでした。じゃあ、あとはしっかり睡眠を取らないと──』
「待ってよ、鶴姫ちゃん。食べたばかりですぐに寝たら、胃もたれしちゃうってば。せっかくだから少しの間、僕の話し相手になってよ」
『いいよ』
子供のように駄々をこねる沖田に鶴姫は少し頬を緩ませる。
「今夜のことなんだけど、近藤さんには言わないでね。ついでに土方さんにも。こんなことであの人たちに余計な心配されたくないし」
なんでもないような口調で淡々と語られた言葉から、沖田の痛みが垣間見える。
死を達観したように見える沖田にだって当然怖いものはある。
恐れているものが……不安なことがあるのだ。
『言わないよ。安心して』
「よかった……」
鶴姫の返答で不安が薄まったのか、ほっとしたように沖田は微笑む。
沖田が労咳であるということは、きっと少なからぬ隊士が気づいていると思われる。
それほどまでに病状は進行してしまっている。
「僕はもうずっと働かずに、ここで寝てばかりだよね。いつまで許されるのかな。戦えない僕が新選組の……、みんなの傍にいること」
『ずっと。総司が望む限りずっと』
「でも、今の僕はお荷物だよね。みんなのために何も出来ない。役に立ちたいんだけど、刀を握って戦いたいんだけど、弱っていくばかり……」
『総司……』
「傍にいる意味が無いなら、早くいなくなった方がいいんじゃないかな」
そう呟いた沖田の瞳を鶴姫は見ていられなかった。
「他に居場所なんてないのに、どこに行けばいいんだろう」
沖田は耳を塞ぐみたいに布団を深く被った。
『もし、総司が一人になるようなことがあっても、私が総司の隣にいる』
「……」
『気休めにもならない言葉かもしれないし、総司がいらないって言うのなら、その限りじゃないけれど。』
少しでも、誰かのところに居場所があることを伝えたくて口走った。
今の沖田に必要なのはこういうことではないのかもしれないと思いながら。
沖田はそれに返事をしないまま布団から手を出して、鶴姫の手に触れる。
「少しだけ……」
『総司の気が済むまでどうぞ』
それ以上、ただ無言で何も言わずに沖田の手をを握る鶴姫。
部屋に灯った明かりだけがゆらゆらと揺れ、静かに燃えていた。
To be continued