吸血鬼たちのお話
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とある高層ビルの一室
最近付き合い始めた恋人に、今現在少し困っている...
「それでさっ!真昼が係決めしてる間にクッキー作ってきて、それがめっちゃ美味いんだよ!」
『へ、へぇ...真昼くんって本当何でもできるんだね...』
最近付き合い出した彼...桜哉に真昼くん愛を約1時間半ほど聞かされている...
私と桜哉は椿さんの下位吸血鬼で、ここに来た時から同い年ということもあり少しずつ仲良くなっていき
最近付き合い始めた。
「だろっ!...でも、お人好しつーか...その係も真昼が引き受けて...体壊さないかほんと心配になるんだよなぁ」
桜哉は優しい人だ
冗談言ってみんなを笑わせて、とても友達思い...
だけども...
(恋人の前で友達の話1時間半もする!?
別にその話、私にしなくて良いんじゃないかと、
やりようのない、怒りがだんだん込み上げてくる。
『・・・』
「でさー...って友梨花どうした?黙って...」
『わ、私そろそろ部屋に戻るよ...』
「ちょっ、友梨花いきなりどうし『友達の心配はするのにっ...私の気持ちはどうでもいいんだね...!』
「!」
『っ...私、行くね』
少し強めの口調で言ってしまった...彼は驚いた顔でこちらを見つめている。
些細なことで怒ってしまっている自分も嫌になってきて、
彼の部屋を出ようとドアノブに手をかける。
『!さ、桜哉』
部屋を出ようとする友梨花を止めるように、桜哉はドアノブを握る友梨花の手を掴む。
「ごめん、友梨花。」
『・・・』
「俺付き合うの友梨花が初めてなんだ。部屋で二人だけになった瞬間、緊張して何話して良いかわからなくなった...気づいたら真昼の話ばっかしてて、友梨花の話も聞こうとしなかった...本当にごめん。」
『っ...私もごめん。強く言いすぎちゃった...』
桜哉の素直な気持ち。
私もそれを受け止めようと思えた。
『なんか、真昼くんの話聞いてたら料理作りたくなっちゃった 笑』
「え?」
『私も桜哉に、"めっちゃ美味い!"って言わせたいなーと思って』
「友梨花の料理いつも美味しいと思ってる//けど...ありがとう」
『うん//』
私は何を作ろうかとレシピ本を見ながら、
桜哉と共にキッチンへと足を運んだ。
友達思い
終
◯あとがき
終わり方が´д` ;←
桜哉の真昼想いな所ほんと好きですw