帰り道
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放課後、俺は1人で廊下を歩いていた。
校門に出ると、小さな人影が見えた。
「あ、赤木先輩、終わりましたか?」
「あ、あぁ」
そこにいたのは先に帰ったとばかり思っていた恋で、気恥ずかしくも嬉しく思ってしまう。
寒い中、わざわざ待っていたのか。
付き合い出してまだ少ししか経っていないが、こうして彼女が出来たのは俺にとっては不思議な感覚だ。
「もうすぐ、卒業ですね」
「あぁ」
「…寂しいです」
「…そうか」
ポツリと出た言葉。
普段は言わないその本音に俺は気の利いた事が返せない。
こういう時どう言えば良いのかが分からない。
けれど、俯いていた恋は突然俺を見た。
「大学行ってもいっぱい会ってくれますか?会いに行っても良いですか?」
「あぁ。もちろんだ」
「へへ、嬉しいです」
俺の返事に心底ホッとした顔をした姿はとても愛おしく、思わず手を繋いでしまった。
「先輩?」
「俺も会いに来よう。電話もしよう。だから寂しがる必要などない」
「…はい!」
頬を赤らめつつ満面の笑みを浮かべるその表情が好きだ。
きっと俺は今顔が赤いだろう。
だが、それは茶化される事などなく、笑みだけ向けてくれる。
それが何よりも愛おしく思う。
校門に出ると、小さな人影が見えた。
「あ、赤木先輩、終わりましたか?」
「あ、あぁ」
そこにいたのは先に帰ったとばかり思っていた恋で、気恥ずかしくも嬉しく思ってしまう。
寒い中、わざわざ待っていたのか。
付き合い出してまだ少ししか経っていないが、こうして彼女が出来たのは俺にとっては不思議な感覚だ。
「もうすぐ、卒業ですね」
「あぁ」
「…寂しいです」
「…そうか」
ポツリと出た言葉。
普段は言わないその本音に俺は気の利いた事が返せない。
こういう時どう言えば良いのかが分からない。
けれど、俯いていた恋は突然俺を見た。
「大学行ってもいっぱい会ってくれますか?会いに行っても良いですか?」
「あぁ。もちろんだ」
「へへ、嬉しいです」
俺の返事に心底ホッとした顔をした姿はとても愛おしく、思わず手を繋いでしまった。
「先輩?」
「俺も会いに来よう。電話もしよう。だから寂しがる必要などない」
「…はい!」
頬を赤らめつつ満面の笑みを浮かべるその表情が好きだ。
きっと俺は今顔が赤いだろう。
だが、それは茶化される事などなく、笑みだけ向けてくれる。
それが何よりも愛おしく思う。
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