愛の重さ
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「付き合わないの?」
「He…??」
急に隣に座ってる凪から言われたわけのわからない台詞。
「へ?って虎鉄今日の昼休み隣のクラスの坂下さんに告白されてたでしょ?」
凪にバレないように断りに行ったのにどうしてバレテルンダ?
「見てたのKa?」
「私が直接見たわけじゃないけどクラスの子が騒いでたから…」
少し怒り気味の声色で凪は言った。
「あんまり騒がれたくなかったんだけどNa」
「どうして坂下さんと付き合わないの? 虎鉄、結構気に入ってたじゃん」
俺から目線をそらしながら言う凪の態度は俺から見たらすごく可愛くて
「凪はそんなに坂下と俺が付き合ってほしいわけ?」
前から凪の気持ちには気づいてた。
俺も前から凪の事が好きだったからずっと見ていたし、最近は向こうから俺のところに来るからいい感じだとは思った。
だから今回あえてこういう風な聞き方をしたのだ。
「な、なんでそういう風になるのよ!」
「HAHAHA~N、さてはお前俺に惚れただRo」
「ほ、惚れてなんかないよ! で、虎鉄は何で坂下さんの告白断ったの?」
「重かったから」
「重・・・かった?」
凪は俺の意外な回答に目を丸くしながら俺が続きを話すのを待った。