体調管理に気をつけよう
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「ふぁっくしゅっ!」
「凪くん、風邪引いたのかい?」
凪さんがくしゃみしたのに気付いたのは主将。
今日も十二支野球部は平和……じゃないかも…
「ハイ。昨日の夜湯冷めしたっぽいんです。」
「そうかい……。!!今から薬を飲みに行こうか。部室に薬が有るから、さぁさぁ」
「あっ、ハイ。」
なんだかキャプテンの様子がおかしいような…?
ノコノコ部室までついて来てしまった。
「…。あった。凪くん、あったよ。」
と、牛尾は何故か自分の鞄の中から薬を取り出した。
「ありがとうございます、ぅっ?!!牛尾先パイ?」
一瞬何がおきたのか分からなかった。けど、徐々に状況を理解していく…
此処は部室で、風邪薬を取りに来て、牛尾先パイに押し倒されている。え゙?
ヤバイ…
逃げないと。
つーか先パイ薬飲んでる!あたしの薬はどうなったの?
「あのー、先パイ。放してくれませんか?早く薬飲んじゃいたいので、んっ……んぁっ??…(ゴクッ)」
え?
牛尾先輩に口移しされた?!
てゆーか!キスされたんだけど!!!
「凪くん。薬はどうかい?もうそろそろ効いてくるハズだよ」
「風邪薬ってそんなに早く効くんでしたっけ?…ぁ……れ?何か、体が熱く…。まさか、」
「そう。そのまさかだよ。」
まさか…ヤバい薬…?
何で牛尾先パイがそんなの持ってるんだと心の中でツッコミを入れるが…
それより逃げないと!っと思っても先パイに押し倒されてるんだった。動けない…
「あれ?凪くん、何で逃げようとするんだい?今から良い事するのに…」
「全然良くなぃっっ……ん…」
微熱に薬の効果で普段より感じやすい体は牛尾先パイにキスされてますます熱くなってきた。
「…っは。可愛いよ、凪くん…」
部室にイヤラシイ音が響き渡る。
だめ。興奮してきた…
その時。
「HAHHA~。疲れたZe~~!ちょっと部室で一休みするかNa。」
「「!!」」
一旦口を放して、
ガチャ
「っっ!!何で凪が部室に?!そうKa、俺を待っててくれたのKa♪」
「ぁっ、ぇと…//」
「凪くんはお手伝いをしに来てくれたんだよ。ところで虎鉄くん、何しに来たのかな~(黒笑)」
「えっと、え~と、何だっけかNa~?何でもないでSu。さぁさぁバッティングでもするKa!」
キャプテンのドス黒いオーラを感じた虎鉄は、逃げるように部室から出て行った。
ガチャ。
「行っちゃいましたね…」
「(虎鉄くん…後でケツトンボ一兆回だよ)そうだね。続きをしようか。」
「ぁ…と、そもそも何で牛尾先パイとこんな…エッ…チな事を…?てか、さっき何を飲ませたんですか?」
「秘密だよ(微笑)」
「…えーと、なんかもうびっくりして風邪なのか何なのかわかんないです。」
「そうかい?良かったね凪くん(主将スマイル)。」
先ほどのドス黒いオーラは何処へ。
今度は180°キャラが変わりキャプテンスマイルで何事もなかった事にされた。
次の日
「あれ…?ねぇ猿野、主将は?」
「主将?主将なら風邪で休みだってさ。それがどうかしたか?凪」
「…何でもないよ(もしかして移しちゃったかなぁ?)」
そのころ牛尾主将は、
「ケホッケホッ…凪くんから移っちゃったかな?でも良かったよ。凪くんが楽になって。」
…と、風邪で苦しんでいたそうな……
┼──┼
│ 終 │
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