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第14話:『四大神王者の謎に迫る 慎也と狂言の戦い』







狂言:「役者は揃った。丁度いい。お前たちにも教えてやろう。我の目的、この多元世紀を作り上げたものたち。そして、ここにいる桐潟慎也だけが知っているフロンティア最強戦力、四大神王者のことを…」
狂言の長い前髪がたらんと落ちる。


本田:「お前の目的なんか知るか!人間をあんな風に扱う、お前らの話しなんざ、聞きたくもねえ!」
本田が”コマンダー”のカードを出す。

すると、コマンダーのカードがランチャーになり、銃口を狂言に向ける。


狂言:「いいのか?我の目的ならともかく、四大神王者の話しについては、お前たちにも得すると思うが」
狂言の言葉を聞いた慎也がピクッと反応した。

まさかと、顔を上げる慎也。

苦しそうな顔で狂言を見る。

狂言:「いずれはバレる。そうだとは思わないか?」
狂言の言葉に反応できない慎也。

慎也もそうだ、いずれはバレるという思いで、顔を再び下に向ける。


狂言:「外にいる奴らも、通信で聞け。お前らにも、得する話だ」



狂言の言葉を通信で聞く、双六や明里。

そして、医療室で隊員の治療をするマーサやイェーガー、外にいる羽蛾と竜崎も、狂言の言葉を聞き、その場に立ち止まる。




狂言:「我が話すことは、全て真実であり、そして、実在する」













第2OP『Jungle P《5050》』










第14話:『四大神王者の謎に迫る 慎也と狂言の戦い』











狂言:「お前たちは、最近、フロンティアに入ったばかりで、この世のことを知らなさすぎる。そして、慎也以外の者は、フロンティアの最大の秘密を知らない」


隼人:「どういう意味なんだな?」
隼人が前に出る。


狂言:「そもそも、なぜ、この混沌の世界、多元世紀というものができたのか、お前たちは知っているのか?」
狂言が、ここにいる皆に質問する。


万丈目:「そんなこと、次元振動が起きたからに決まっているだろ」

三沢:「常識な問題だぞ」
怪我をしている万丈目とそれを支える三沢が言う。



狂言:「そう、突如、世界を襲った次元の歪み。その影響で、過去と未来、平行世界と12次元世界は一つとなり、新たな時代、多元世紀が生まれ、前世紀の世界の形すら、今はない。そして、一部の人間は、永久の命を持ってしまった。だが、これは単なる偶然で起きた物だと思うか?」



亜美:「えっ、どういうこと?あれは、自然現象で起きたものなんじゃ」
吹雪と恵美の娘、亜美が言う。亜美は多元世紀になった後に学校へ通っていたときは、そうやって習ってきた。次元振動は、単なる自然現象で起きた偶然であり、必然でもあったかもしれない。


狂言:「そう、皆は、そうやって、思っている。次元振動は単なる自然現象で起きたもの。だから、運命は多元世紀を生み出すしかなかったと。だが、それは大きな勘違いでもある」
その言葉に、皆が反応する。


無論、長くフロンティアにいた葵や哲平、そして、半年以上も前にフロンティアに入った色葉も、この話を聞いて反応する。


狂言:「世間が自然現象によって発生した次元振動。あれは、自然現象ではなく、人間たちの力によって引き起こされたものだ」
衝撃の言葉を放つ狂言。





ここにいる、みんなだけでなく、船から通信で聞いていた、みんなも驚く。


カーリー:「これは大変なこと聞いちゃったんだから!」
なぜか目が燃えるカーリー。





船の外にいる羽蛾と竜崎。


羽蛾:「おいおい、冗談にしては大きな話が出たな」

竜崎:「次元振動が、人間によって発生した?そんなこと、誰が信じるちゅうねん!」
竜崎はバカバカしいと両手を挙げて言う。






マリク:「そんな話が信じられるか。第一、もし人間によって引き起こされたものだとしたら、一体誰が」

狂言:「そう慌てるな。引き起こした人間は一人じゃない。そして、始まりがあれば終わりもある。そう、この多元世紀を終わらせる方法がな」


リシド:「何…!」

葵:「あなたは、この多元世紀を終わらせる方法を知っているというの?」
葵が聞くが、狂言は首を振る。


狂言:「残念だが、そこまで手は回っていない。何やら、色々と仮設は建てられているがな。その中でも一番多い仮説は、その次元振動を起こした人間共、”特異点”を一人残らず、始末することだ」






天兵:「特異点?」
狂言が口にした言葉に反応する天兵。


狂言:「国家政府が付けた言葉だ。次元振動を引き起こし、多元世紀を作り上げた人間共を示す言葉。それが”特異点”と呼ぶ。始まりを背負う人間共と言ってもいいだろう。この特異点が誰なのか、それは、国家政府の上層部しか把握していない」


ジャック:「その、特異点を始末すれば、世界は復元するというのか?」

狂言:「さっきも言ったが、これはあくまで仮設。他にも、あるものを揃えることで願いを叶え、世界を復元するだの、再び新たな世界を作るなど、いろんな仮設がある。そして、引き起こした人間もいれば、全ての秘密と真実のみを知る者たちもいる。それを、国家政府は”スフィア”と呼んでいる。世界各地、歴史に秘められた全ての謎の真実を知る者、それが”スフィア”だ」


静香:「特異点にスフィア、初めて聞いたわ」

城之内:「ああ、俺もだ」


狂言:「だが、例年、スフィアになろうと、謎に迫ろうとする研究者もいるが、そいつらは全員、国家政府に始末されている」

モクバ:「多元世紀をまとめている国家政府が人殺しをしているだと」

愛:「酷い…」
あまりのショックで口を押さえる愛。


狂言:「そして、世間には自分が特異点だと気付かず生きているものたちもいる。今は普通の生活を送っている奴らも含めてな。もしかしたら、この中に特異点がいるかもしれないぞ。なあ、慎也」
狂言が慎也を見て、言う。

色葉:「えっ、まさか、慎也って特異点…!?」

狂言:「いや、こいつは特異点なんかじゃない。だが、特異点の者たちのことは知っている」

亮:「特異点の者たちを知っているだと…」
亮が慎也を見る。


狂言:「世界には、まれに、自分が特異点だと知り、世界の謎を知るスフィアである二種混合の者たちもいる。その中でも代表するのが、フロンティアの最大戦力でもある四大神王者。世界勢力でも一番強いと言われている四人組のデュエリスト。そして、そのリーダーは、ここにいる者たちが全員が知っている人物」

剣代:「俺たち全員が知っているだと…?」



狂言:「そう、多元世紀になる前の前世紀。そう、時代で言うと、”AYW”」

モクバ:「AYW?」

狂言:「海馬瀬人、お前が、バトルシティを開催した辺りの時代だ」

海馬:「何…」


狂言:「四大神王者のリーダーは、その時代の人物だ」
狂言が慎也を見ている。


慎也は目を閉じてしまった。

もうばれてしまう。四大神王者のリーダーがあの人だということに。



舞:「四大神王者のリーダーと、あたしたちの時代と何が関係しているというの!」

狂言:「いたよな。丁度、その時代で、名前が有名になったデュエリストが。デュエルモンスターズの生みの親であるペガサス・J・クロフォードを倒し、バトルシティで優勝を治め…」




船から通信で話しを聞くペガサスたちが目を丸くする。


ペガサス:「ま、まさか…」

アーサー:「四大神王者のリーダーとは…」







狂言:「最強の称号、キング・オブ・デュエリストになった男」




杏子が目を丸くする。杏子の脳裏には彼の後ろ姿が見えている。





狂言:「初代キング・オブ・デュエリスト、武藤遊戯。奴が、四大神王者のリーダーであり、スフィア、そして、特異点となる人物」
狂言が上げた名前に、みんなが驚く。



杏子:「え…」


城之内:「遊戯が…四大神王者のリーダーだと…」

海馬:「……」
海馬も言葉が出ない。




レイ:「で、でも、武藤遊戯さんって確か…」


獏良:「うん。多元世紀になる前。丁度、あの世界精霊大戦が起きてから、1年後に飛行機事故で、亡くなっているはずだよ。でも…」

御伽:「その遊戯君が、生きているというのか…」

結衣:「パパが生きているの…」

ツバキ:「そ、そんなことが…じゃあ、なんで、この50年、僕たちの前に姿を現さないの…」
ツバキの言葉に、狂言が返す。


狂言:「それは、我が知ったことじゃない。そこに倒れている奴の方が詳しいじゃないのか?」
狂言は慎也を見る。




イシズ:「杏子…」
イシズは杏子の顔を覗く。


杏子:「遊戯が…生きている…」
杏子は床に崩れ落ちる。


本田:「杏子!」

杏子は座ったまま、目を丸くしている。

杏子:「ま、まさか、そんな…」







船にいる者たちも驚きを隠せない。



双六:「遊戯が、ワシの孫が…」

レベッカ:「遊戯……」


明里:「あの歴代デュエリストが、まさかね」
明里も、話しを聞いて驚いている。



医務室にいる隊員や、マーサたちも驚く。


マーサもデュエルに、あまり詳しくないが、武藤遊戯の名は知っている。






そして、羽蛾と竜崎も驚きを隠せない。









狂言:「奴は、全ての謎を知り、そして、運命を背負う逸材。それを狙う奴も多い。だが、我は違う。我は、争いのない多元世紀を作り上げるのが目的。そのために、世界にいる人々を全てデュエルモンスターズとし、生き延びさせる。そうすれば、永遠の命は全ての人々に与えられ、争いはなくなる!」


哲平:「それで、争いがなくなるとは到底思えないぞ!」

ヨハン:「そうだ!結果的に、その存在が、あのような化け物になるんじゃないのか!」
ヨハンが言う化け物とは、キュミルの変貌した姿のことだろう。



狂言:「我は、キュミル、そして、デニムとは違う。ちゃんとしたデュエルモンスターズと人間を作り上げる。それこそ、我の理想の世界。特異点がいなくとも、世界は変えられる。我はそれを、実現させる!!はははははは!」
大きな声で笑う狂言。


慎也:「いい加減にしろよ。狂言」
慎也が立ち上がる。


慎也:「お前の理想の世界など、俺が打ち壊してやる!」

狂言:「なんだと……」

慎也:「お前みたいな奴がいるから世界は、まとまらず、混沌が広まるばかり。遊戯隊長も同じことを言っていたぞ!」

狂言:「ちっ…案外回復が早かったな」
狂言が舌打ちをする。



慎也:「済まない、杏子さん。遊戯隊長のことを何も言わず黙っていたことを」

杏子:「…」
杏子は顔を上げる。


慎也:「あの人が、フロンティアを出て、十何年。長い月日が経つが、あの人が、ここを去るときに、俺に言い残したことがある。何十年かかろうと、僕は、絶対に家族の元に帰る。遊戯隊長は、そう言っていました」

城之内:「遊戯が、そんなことを」

杏子:「遊戯…」
杏子の目から涙が出る。

杏子:「ホント…、バカなんだから」
杏子は涙を流しながら、ニコッと笑う。

驚きもあり、悲しみもあるが、それ以上に嬉しさが溢れる。

二度と会えないと思っていた、一番、愛しい人が生きている。その嬉しさにが、抑えきれない。


結衣:「ツバキ!パパ、生きてるって!」

ツバキ:「うん!お父さんは、この多元世紀の、どこかで生きているんだ!」
子供たちも大喜びだ。


城之内と本田は、互いに腕を組み、よし!と言う。

明日香:「おめでとうございます、杏子さん」
杏子の隣に来た明日香が、杏子の肩を持つ。

杏子:「明日香ちゃん、ありがとう」
杏子は右手で涙を拭く。


ハラルド:「よし、あとは」
ハラルドが狂言を見る。


更に、慎也も立ち上がる。


慎也:「狂言、貴様に、遊戯さんの仲間たちを好き放題にはさせない」

狂言:「それなりに、絶望でも与えてやろうと思っていたが、やはり、こうなるか。だが、貴様のフィールドにモンスターはいない。次のターン、カステルの攻撃を防ぎ切れるのか?」

慎也:「その前に破壊するさ!」





5ターン
慎也LP1200


慎也:「俺のターン!」
慎也がカードを引く。

慎也:「リバースカード発動。トラップカード”サンダー・ブレイク”!手札を1枚捨て、フィールド上に存在するカード1枚を破壊する!」
慎也は手札を一枚墓地へ送った瞬間、雷がカステルに落ち、そのままカステルは塵となって消えた。


狂言:「ちっ」

慎也:「ターンエンドだ」
慎也のターンが終わった。



慎也:「狂言!お前が作り上げる世界は間違っている。人間をデュエルモンスターズの精霊にし、争いのない世界。そんなこと、俺が絶対にさせない!」


狂言:「全てが同類になれば、争いは消える!なぜ、それがわからない」


慎也:「ならば、お前もなぜ、無理矢理、人を精霊にしようとする。それと同じだ。人はデュエルモンスターズの精霊になろうとは思っていない。そして、俺たちは、お前の作り上げる世界を認めない。絶対に!」


狂言:「分からない奴だ。なら、次の我のターンで息の根を止める」


慎也:「やってみろ。俺は、自慢じゃないが、俺は四大神王者、唯一の弟子。あの人達に、厳しく鍛えられてきてるんだ」



葵:「えっ!そうなの!?」

色葉:「葵、あなた知らなかったの!?」

葵:「知らないわよ。初耳だわ!」


牛尾:「そんなことより、大丈夫なのか?慎也のフィールドはがら空きだぞ」
慎也の場を見て慌てる牛尾。

氷室:「大丈夫だ、安心しろ」
牛尾の隣に出る氷室。腕を組んで、慎也のフィールドを見る。慎也のフィールドには伏せカードが一枚。

氷室:『あのカード…何かあるな。ブラフではないだろ』








6ターン
狂言LP2200

狂言:「我のターン!」
狂言がカードを引く。


狂言:「”クルセイダー・オブ・エンディミオン”を召喚!」
狂言の場に変わった青い鎧を付けた魔法使い族が現れる。


クルセイダー・オブ。エンディミオン
レベル4 攻撃力1900


狂言:「貴様のライフは1200。クルセイダー・オブ・エンディミオンの攻撃が通れば、貴様は敗北だ」


Ⅲ:「攻撃力1900。マズい!」

Ⅴ:「慌てるな、Ⅲ」

Ⅲ:「え?」


狂言:「クルセイダー・オブ・エンディミオンでダイレクトアタック!!」
クルセイダー・オブ・エンディミオンが慎也に迫る。


慎也:「そうは行くか!トラップ発動”地獄の葬波”!相手モンスターが直接攻撃をしてきたとき、墓地よりモンスター1体を特殊召喚し、相手モンスターの攻撃を無効にする。来い!龍監視の戦士!!」
慎也の場に子供のような剣士が現れる。


龍監視の戦士
レベル2 守備力0


龍監視の戦士は手に持つ盾でクルセイダー・オブ・エンディミオンの攻撃を防ぐ。


狂言:「守備力0のモンスターに防がれるとは。くっ。」
狂言は一度、自分の手札を見るが、打つ手がないのか、何もしなかった。

狂言:「ターンエンドだ」
狂言のターンが終了した。



7ターン
慎也LP1200


慎也:「俺のターン!」
慎也がカードを引く。


慎也:「このまま押し切らせてもらうぞ!」

狂言:「っ!?」

慎也:「”デコイドラゴン”を攻撃表示で召喚!」
慎也の場に子供のような竜が現れる。


デコイドラゴン
レベル2 攻撃力300


狂言:「また、低レベルモンスター。そんなモンスターで何ができる」

慎也:「デュエルモンスターズは、攻撃力やレベルで強さが決まるわけじゃない。無限にあるカードを組み合わせたり、コンボによって、勝利へと導くんだ。今、俺のフィールドに2体のモンスターが揃った!」
慎也の場にいる2体のモンスター。この2体にはある共通点がある。


右京:「彼の場にいる2体のモンスター。その2体のレベルは…」

一馬:「どちらともレベル2」


ドラガン:「来るか!」




慎也:「俺は、フィールドにいるレベル2のモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築!!」

狂言:「こいつ、エクシーズ召喚も使うのか!」


慎也:「エクシーズ召喚!!神聖より、駆け抜けろ!”神騎セイントレア”!!」
慎也の場に、盾と槍を持ったケンタウロスが現れた。


神騎セイントレア
ランク2 攻撃力2000


狂言:「攻撃力2000!」


慎也:「神騎セイントレアでクルセイダー・オブ・エンディミオンに攻撃!」
神騎セイントレアがクルセイダー・オブ・エンディミオンを槍で貫いた。


狂言:「ぐっ!」



狂言LP2200 → 2100


慎也:「ターンエンドだ」
慎也のターンが終了した。


狂言:「我が押されているだと。認めるものか。我は負けはしない」
狂言がデッキの上に指を置く。








8ターン
狂言LP2100


狂言:「我のターン!」
狂言はカードを引く。

そして、そのカードを見て、悔しそうな顔をする。

狂言:「ちっ、モンスターを裏守備でセット」
狂言は引いたカードをそのまま裏守備で伏せる。


狂言:「ターンエンド」
狂言はカードを一枚伏せただけでターンを終えた。





翔:「あいつ、何も打つ手がないんだ!」

剣山:「ざまー見ろだドン!」
子供のように喜ぶ翔と剣山。

ジュンコ:「あなたたち、もういい歳なんだから、少しは大人になったらどうなの?」
ジュンコの言葉に、ん?と意味不明なような顔をする。

ジュンコはそれを見てため息をつく。







9ターン
慎也LP1200



慎也:「俺のターン!このまま、押し切らせてもらうぞ!」
慎也はカードを引き、そのカードを見る。


慎也:「マジックカード”魔封印の宝札”発動!」
慎也は引いたカードを発動する。


マリク:「魔封印の宝札。デッキから2枚ドローするドロー強化カード」

リシド:「ですが、その代償として、自分は、発動ターン、魔法カードを発動することもできず、セットすることもできません」


慎也はカードを2枚引く。


慎也:「俺は今、引いたマジックカード”メテオスラッシュ”の効果発動!ドローフェイズ以外で、このカードを引いた時、このカードを墓地に送ることで、フィールド上に存在するモンスター1体を攻撃表示にする!」


狂言:「何!?」
狂言の裏守備表示モンスターが攻撃表示!


黒魔族のカーテン
攻撃力600


舞:「考えたわね。これなら、魔封印の宝札の代償には引っかからないわ」

龍亜:「行け!慎也の兄ちゃん!!」



慎也:「神騎セイントレアで黒魔族のカーテンに攻撃!貫けぇ!」
神騎セイントレアが黒魔族のカーテンを貫き、塵となって消える。



狂言:「ぐわああああ!」




狂言LP2100→700




慎也:『遊戯隊長。あなたたちがいなくとも、世界は俺が守ります。弟子として、仲間として。あなたの大切なものを!』







第1ED『あふれる感情がとまらない《生沢佑一》』






次回予告

ナレーション:狂言を追い詰める、慎也。

だが、狂言も最後の切札を召喚し、反撃に出る。

二人の激しいぶつかり合いが繰り広げられるデュエルは、ついに、最終局面へと動き出す!



慎也:次回、遊戯王5DXAL「決着!!慎也VS狂言」


慎也:ラストスパートだ!!行くぞ!




遊戯王5DXAL豆知識コーナー!!


慎也:「次元振動により、多元世紀が生まれたわけだが、これを引き起こした現況を作った人間を”特異点”と呼ばれている。特異点と呼ばれている人の数はまだ明らかになっておらず、今、現在も国家政府が捜査中だ。自分が、特異点と知らずに平和な暮らしをしている者たちも多い。」
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