第152話:『次元の狭間より出現!銀河眼の次元竜』
Ⅴ:「これが私の進化の証だ!」
スペース・レイピアザーと3本の剣が巨大な光の剣を生み出した。
コルダ:「何!?」
Ⅴ:「アンドロメダ・アマルテア・ブレードォ!」
巨大な光の剣を振り下げる。
アリゲイツ・バスターで受け止めるも、パワーの差が先ほどまでと断然に違い耐えきれず、コルダを斬り裂く。
コルダ:「ぐわあああああ!」
コルダの身体を包み込んでいた邪悪な力が抜けていく。
コルダの手に持っていたセカンドステージ状態のアリゲイツ・バスターが消滅し、コルダ自身は地面に倒れる。
Ⅴ:「はぁ、はぁ」
激しい戦いの所為で、息を切らすⅤ。
そんな中、戦いを見ていた城之内達はⅤの勝利に喜んでいた。
城之内:「よっしゃー!」
ジュンコ:「やったわ!」
Ⅲ:「兄様の勝ちだ!」
兄の勝利にガッツポーズをするⅢ。
Ⅳ:「心配するほどじゃなかったな」
皆と違い、心の中で兄の勝利をⅣは喜んだ。
Ⅴは倒れるコルダの元へ近づく。
コルダ:「まさか、俺が貴様のような人間に負けるとはな…」
ゆっくりと目を開きそう呟くコルダ。
Ⅴ:「お前の言う通り、人間は弱い生き物かもしれない。だが、人間にも基本的な能力がある。それだけで、人間は強く生きることができる…」
コルダ:「家畜の分際で…、よくそんなことが言える…。だが、これだけは教えてやる…。ドン・サウザンド様には決して…勝てない…。あの方は…、俺たちの神…なのだからな…」
コルダが身体にダメージを負いながらそう言っていると、身体が赤く輝く。
コルダ:「ぐわあああ!!」
突然、コルダが苦しみだす。
Ⅴ:「コルダ!」
コルダ:「情けを受けるつもりはない!敗者らしく、俺は最後を送る!」
自分に触れようとするⅤを怒鳴りつけて止めるコルダ。
コルダ:「あの世にいるバギーと狂言に会えたら伝えてやる。人間は…確かに強い…ってな…」
そう言い残し、コルダは赤い輝きと共に消滅した。
雑賀:「消えた…」
色葉:「敗北し、使命を終えて消されたのね…」
Ⅳ:「それがドン・サウザンドのやり方だ。自分の思い通りにいかない奴はすぐに消す」
Ⅴ:「うっ」
負傷した肩を押さえるⅤ。
城之内:「大丈夫か?クリス?」
Ⅴ:「はい、ここで油を売っている暇はありません。急いで先に、っ!」
舞:「その身体じゃ無理よ」
色葉:「せめて手当はしないとダメね。先へ急ぐのはその後よ」
Ⅴの怪我は酷い。色葉は急いでⅤの手当てに移った。
カイゼル・サウザンド最奥部
ドン・サウザンド:「また、やられたか…。我がせっかく力を与えたというのに、使えない連中だ」
コルダが消滅したことを感じ取るドン・サウザンド。
ドン・サウザンド:「まあいい、所詮、奴らが消えたところで計画が止まることはない」
ネオコーポレーションシティの空に浮かぶカイゼル・サウザンド。
タイムリミット迫っている!!
第9OP『HEART・BEAT《MARIA》』
第152話:『次元の狭間より出現!銀河眼の次元竜(ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン)』
赤い空の下にある滝。
その近くで何か妙な声が聞こえた…。
ドラゴンのうめき声だ…。
そして、その近くにスペンサーがいた。
スペンサー:「もうすぐだ。もうすぐで、お前の力が証明される」
スペンサーがそう言うと、ドラゴンは更にうめき声をあげる。
スペンサー:「お前が持つギャラクシーアイズは、俺が倒す。俺が持つ次元の竜でな…!」
スペンサーの背後にある滝の奥に目のようなものが浮かび上がる。
カイトルート
赤い水の川のすぐ側を歩くカイトたち。
カイトと共にいるのは、マリク、イシズ、リシド、亮、エド、クロウ、氷室、矢薙、等々力、徳之助、ミザエル、ハルトの12名とオービタル7だ。
オービタル7はカイトの前を走行し、周りを警戒しながら進む。
オービタル:『カイト様、今だバリアンの反応はありません』
カイト:「そのまま、警戒しろ。バリアンは、奴は必ず俺の前に現れるはずだ」
奴…。カイトが言う奴は、バリアンの1人スペンサーのことだ。
カイゼル・サウザンドに潜入し、スペンサーと最初に接触したとき、奴はカイトにこう言った。
------------------------------------------
スペンサー:「貴様が操るギャラクシーアイズは、我々にとって、最も邪魔になる存在だ」
カイト:「何?」
スペンサー:「貴様が持つギャラクシーアイズは、俺が倒す。俺が持つ、”ギャラクシーアイズ”でな」
その言葉を放ったと同時に、スペンサーからとてつもないプレッシャーを感じた。
------------------------------------------
ミザエル:「俺が持つ”ギャラクシーアイズ”。奴はそう言った…」
カイト:「あぁ、ギャラクシーアイズは、俺とナンバーズの所持者である遊馬しか持っていないはずだ」
ミザエル:「私が元々持っていた”No.107銀河眼の時空竜(ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン)”は、遊馬が持っているとなると、奴がそのカードを持っているのは考えにくい」
ハルト:「それじゃあ、僕たちも知らないギャラクシーアイズを、あのスペンサーは持っているってこと」
カイト:「必然的にそう言うことになる…」
カイトがハルトとミザエルとの会話に夢中になっていると―。
氷室:「お、おい!お前!」
等々力:「カ、カイト君!」
氷室と等々力、いや他のみんながカイトを見て目を開く。
カイトが身につけているデッキケースが輝いているのを見て、みんなは驚いていたのだ。
正確には、デッキケースの中にあるカードが輝いていたのだ。
カイトはケースから輝きを放っているカードを取り出す。
そして、輝いていたカードは、まさしくカイトのエースモンスター”銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)”であった。
カイト:「これは…共鳴か…」
イシズ:「誰かが、あなたのことを呼んでいるのです。カードを通じて」
エド:「まさか、敵はすぐ側に…!」
周りを見渡すが、バリアンの姿は見当たらない。
しかし、オービタル7が目を光らせ、何かを見つけたのようだ。
オービタル:『カイト様!この先から強烈なエネルギー反応です!』
オービタル7がカイトに、そのことを知らせる。
カイトは、何も言わずに先を急いだ。
みんなも、カイトの後を追う。
川の先にあるもの、それは滝である。
そして、その滝のすぐそばに、スペンサーはいた。
スペンサー:「来たか」
滝の方を見ていたスペンサーは後ろを振り向いた。
すると、そこに待ち望んでいた奴が走って、ここへ来た。
スペンサー:「ようやく来たな、天城カイト」
待ち望んでいた敵が現れて嬉しいのか笑みを浮かべるスペンサー。
カイト:「スペンサー…」
カイトが敵の名を呟く。
カイトの後を追ってきたハルト達も到着した。
徳之助:「あ、あいつは…!」
ミザエル:「予想通り、カイトの相手は、お前だったか…」
スペンサーを見てミザエルはそう言った。
マリク:「あいつが近くにいたから、カードが輝いたのか」
リシド:「奴は一体、何者なんだ…」
スペンサーの正体が気になるマリクたち。
スペンサー:「俺の正体を知りたいのであれば、決着を付けよう。この場で」
スペンサーは、デュエルディスクを左腕に展開した。
亮:「デュエルで勝負するつもりか」
カイト:「いいだろう。貴様とのデュエル受けて立つ。俺のギャラクシーアイズで、貴様を葬る!」
カイトも愛用のDパッドを左腕につける。
矢薙:「お、やる気満々じゃな」
クロウ:「ったりめえだ。奴は、カイトと同じギャラクシーアイズを持っている可能性がある。どっちが真のギャラクシーアイズ使いなのか決着を付けるつもりなのさ」
ハルト:「兄さん、気を付けて!」
兄を心配するハルト。だが、その言葉には頑張ってという意味も込められていた。
スペンサー:「お前のギャラクシーアイズは、俺が葬る!ドン・サウザンド様のため!行くぞ!」
スペンサーがデッキをデュエルディスクにセットする。
カイトはDパッドを展開し、左目の周りにマーカーが現れる。
「「デュエル!!!」」
両者の掛け声と共にデュエルがスタートした。
両者
LP4000
1ターン
カイト:「先行は俺が取らせてもらう!ドロー!」
カイトがデッキからカードをドローす、手札が6枚になる。
カイト:「行くぞ!マジックカード”融合”を発動!」
融合のカードは融合モンスターを召喚するために必要な魔法カードである。
カイトは手札から2枚のカードを右手に取る。
カイト:「俺は手札の”フォトン・カイザー”と”フォトン・スレイヤー”を素材に融合召喚を行う!」
2体のモンスターが一つになり、融合モンスターが降臨する。
カイト:「融合召喚!”ツイン・フォトン・リザード”!」
カイトが融合召喚したモンスターは、頭が2つあり大きな翼を持つドラゴンである。
ツイン・フォトン・リザード
レベル6 攻撃力2400
マリク:「いきなり、攻撃力2400の融合召喚するか」
ミザエル:「だが、これは奴を呼び出すための下準備に過ぎない」
カイトがやろうとしていることが分かっているような口調で話すミザエルは笑みを浮かべる。
カイト:「ツイン・フォトン・リザードのモンスター効果発動!このカードをリリースすることで、このカードの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組を自分の墓地から特殊召喚する!」
ツイン・フォトン・リザードが場から消え、2体の光子戦士であるフォトン・カイザーとフォトン・スレイヤーが現れる。
フォトン・カイザー
レベル8 攻撃力2000
フォトン・スレイヤー
レベル5 攻撃力2100
スペンサー:「融合モンスターの効果を使い、攻撃力の高いモンスターを2体特殊召喚」
カイト:「あいつを呼び出すためには、俺のフィールドに攻撃力2000以上のモンスターをリリースしなければいけないからな」
スペンサー:「フッ、いきなり来るか、奴が!」
楽しそうに笑うスペンサー。
カイト:「俺はフォトン・カイザーとフォトン・スレイヤーをリリースして、特殊召喚!!」
カイトの前にブーメランのような剣が現れ、カイトはそれを頭上に飛ばす。
カイト:「闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!光の化身、ここに降臨!現れろ、”銀河眼の光子竜”!」
カイトのフィールドにエースモンスターである銀河眼の光子竜が降臨する。
銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)
レベル8 攻撃力3000
ハルト:「兄さん、いきなりギャラクシーアイズを!」
亮:「どうやら、最初から全力のようだな」
徳之助:「いけー!カイトー!」
大きな声でカイトを応援する徳之助であった。
カイト:「先行は最初のターン攻撃はできない。俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
カイトは1枚カードをリバースしてターンを終了した。
スペンサーは、カイトの場に現れたギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンを見つめる。
スペンサー:「まさか、いきなりこいつを拝めるとはな。だが、真のギャラクシーアイズは、俺の手にある!」
カイト:「何…」
スペンサー:「見せてやろう、俺の最強のドラゴンを!」
スペンサーからとてつもないプレッシャーが放たれる。
2ターン
両者
LP4000
スペンサー:「俺のターン、ドロー!」
スペンサーはデッキから1枚ドローし、手札が6枚になる。
スペンサー:「マジックカード”サイキック・ディメンション”を発動!ライフを1000ポイント払うことで、デッキから攻撃力2000以上のサイキック族モンスター1体を効果を無効にして特殊召喚する!」
スペンサー
LP4000→3000
スペンサー:「俺は”サイコ・エンペラー”を特殊召喚!」
スペンサーはデッキからレベル6の上級モンスターを特殊召喚した。
サイコ・エンペラー
レベル6 攻撃力2400
スペンサー:「更に”サイキック・ドライバー”を手札から特殊召喚!」
新たなサイキック族モンスターが、スペンサーの場に現れる。そして、そのレベルは8だった。
サイキック・ドライバー
レベル8 攻撃力0
スペンサー:「このカードは、自分フィールド上にモンスターが特殊召喚されたときに、手札から特殊召喚することができる。この方法で特殊召喚されたとき、自分フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力を0にしてレベルを8にする!俺は、この効果により、サイコ・エンペラーの攻撃力を0にし、レベルを8に変更する!」
サイコ・ドライバーの力により、サイコ・エンペラーのレベルと攻撃力が変化する。
サイコ・エンペラー
攻撃力2400→0
レベル6→8
矢薙:「攻撃力を0にして、レベルを8にする?一体、何の意味があるんじゃ?」
氷室:「確かに攻撃力は下がったが、その代わり奴のフィールドには…」
クロウ:「レベル8のモンスターが2体揃った…」
ミザエル:「奴も出す気なのか…!」
ハルト:「兄さん、気を付けて!」
ハルトたちも予兆した。スペンサーもエースモンスターを出してくることに…!
スペンサー:「俺はフィールド上に存在するサイコ・エンペラーと、サイコ・ドライバー、レベル8モンスター2体をオーバーレイ!」
フィールド中央に次元の渦が現れる。
スペンサー:「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
次元の渦が爆発し、その中からエクシーズモンスターが現れる。
スペンサー:「閉ざされし次元の扉よ。今こそ、その扉を解放し、真のギャラクシーアイズを呼び覚ませ!蒼天にはばたけ!!”銀河眼の次元竜(ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン)”!!!」
爆発の中から現れたドラゴンはスペンサーの後ろにある滝を逆らうように下から上へ羽ばたいた。
紫色と黄色の身体が鮮やかに輝くドラゴンが、スペンサーのエースモンスターである。
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン
ランク8 攻撃力3000
カイト:「これが、スペンサーが使うギャラクシーアイズ!!」
スペンサー:「そうだ。お前のギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンを超える本物のギャラクシーアイズだ!」
スペンサーがそう言うと、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンが雄叫びを上げる。
エド:「奴もエースモンスターを出してきたか…!」
亮:「デュエル開始から2ターン目、いきなりこういう展開になるとはな」
スペンサー:「行くぞ!ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンで、ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンに攻撃!」
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンが、攻撃を開始する。
だが―。
リシド:「バカな。お互いのモンスターの攻撃力は互角のはず…!」
マリク:「自滅覚悟の攻撃か…!」
両者のギャラクシーアイズの攻撃力は3000。攻撃が成立すれば、両方のドラゴンは破壊されるはずだ。
スペンサー:「悪いが、こいつは自滅を選ぶほど、弱いドラゴンではない。ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使うことで、このカードを除くフィールド上に存在するモンスターの効果を全て無効にし、バトル終了時まで攻撃力を半分にする!ディメンション・ディスピア!」
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン
オーバーレイユニット:2→1
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの周りを浮遊するオーバーレイユニットが消え、頭上に次元の穴が現れ、フィールド全体を支配する。
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
攻撃力3000→1500
カイト:「っ!」
スペンサー:「バトル続行!ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンで、ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンに攻撃!!監獄のディマンシオン・トルネード!」
口元にエネルギーを集約し、それを口の中に閉じ込める。
そして、口の中に溜めたエネルギーを一気に放つ。
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンに、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの攻撃が迫る。
カイト:「リバースカード発動!トラップカード”フォトン・アイアンクラッド”!フォトンまたはギャラクシーアイズと名の付いたモンスターが攻撃対象になったとき、そのモンスターは戦闘では破壊されない!」
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンに見えないプロテクターが覆う。
スペンサー:「だが、ダメージは受けてもらう!」
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンに攻撃が当たった瞬間、カイトの身体にダメージが襲う。
カイト:「ぐわああ!」
カイト
LP4000→2500
ハルト:「兄さん!」
カイトは大きく吹き飛ばされ、直ぐそばの川に落ちた。
スペンサー:「モンスターを残したか。まあ、そう簡単にやられてしまっては面白くはないな。カードを2枚セットし、ターンエンド」
スペンサーのターンが終了した。
スペンサー:「この瞬間、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの効果が切れ、ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの力は元に戻る」
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
攻撃力1500→3000
川に落ちたカイトは、直ぐに川から出て、持ち場についた。
カイト:「はぁ、はぁ、くっ…」
悔しかったのか、怖い目つきでスペンサーを見る。
スペンサー:「さあ、お前のターンだ、カイト。お前の真のギャラクシーアイズ使いに決着を付けようじゃないか」
カイト:「望むところだ!」
スペンサーの挑発に、少しだけ怒りを見せるカイトであった。
3ターン
カイト
LP2500
スペンサー
LP3000
カイト:「俺のターン!ドロー!」
カイトがデッキからカードをドローする。
カイト:『ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンは、エクシーズモンスターに対応した効果を持つ最強ドラゴンだ。すぐに葬ってくれる!』
カイトは手札からカードを場に出した。
カイト:「手札からマジックカード”フォトン・コール”を発動!デッキからレベル4の光属性モンスター1体を特殊召喚する。来い!”デイブレーカー”!」
カイトの場に光属性の戦士が現れる。
デイブレーカー
レベル4 攻撃力1700
カイト:「更に、このカードが特殊召喚に成功したとき、手札から同名モンスター1体を特殊召喚する!もう1体のデイブレーカーをフィールドに特殊召喚!」
同じモンスターがカイトの場に現れる。
デイブレーカー
レベル4 攻撃力1700
カイト:「バトルだ!ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンで、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンに攻撃!破滅のフォトン・ストリィィーム!」
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンが口から粒子の光線を放つ。
スペンサー:「攻撃力は互角。だが、ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンには…」
カイト:「そうだ。こいつには、エクシーズモンスターに対抗する効果を持っている!ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果発動!このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップに、その相手モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターとフィールドのこのカードをバトルフェイズ終了時まで除外する!!」
2体の竜が、フィールドから消え去る。
イシズ:「両者のモンスターが消え、向こうの場はがら空き」
等々力:「そして、カイトくんの場には2体のモンスターが残っています!」
オービタル:『奴に一発お願いします!カイト様!』
主人を応援するオービタル7が目を光らせる。
カイト:「行くぞ!2体のデイブレーカーでダイレクトアタック!」
カイトの場にいる2体のデイブレーカーが、スペンサーに迫る。
エド:「この攻撃が通れば奴に3400の大ダメージが与えられる」
リシド:「流れは彼に向きます!」
徳之助:「行けー!」
カイトの勝利が近づくことに喜びを見せる徳之助。
しかし、デュエルはそううまく事が運ぶものではない。
スペンサー:「リバースカード発動!”ディマンシオン・デストリュクシオン”!相手のカード効果によって、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンがフィールドを離れたとき、相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する!」
カイト:「なっ!」
スペンサー:「ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果を発動したのが仇になったな」
スペンサーがそう言うと、それぞれデイブレーカーの足元に次元に通じる穴が現れ、2体共その穴に吸い込まれる。
カイト:「くっ」
ミザエル:「ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果を利用して、他のモンスターを破壊するとは」
ハルト:「あの人、ギャラクシーアイズのことをよく知っている」
スペンサー:「最もディマンシオン・デストリュクシオンを発動したとき、相手はデッキからカードを1枚ドローするがな」
ディマンシオン・デストリュクシオンのカードを墓地に送りながらそう語るスペンサー。
カイトはデッキから1枚ドローする。
カイト:「これでバトルフェイズは終了だ。よって除外されている2体のモンスターが場に戻る」
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果が切れ、2体の竜が場に舞い戻る。
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
攻撃力3000
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン
攻撃力3000
カイト:「貴様にダメージは与えられなかったが、この瞬間ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果により、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンのオーバーレイユニットを吸収。1つに付き、ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの攻撃力は500ポイントアップ!」
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンにはオーバーレイユニットが1つ乗っていた。よって、500ポイント攻撃力が上がる。
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
攻撃力3000→3500
カイト:「俺は、これでターンを終了する」
カイトのターンが終了した。
4ターン
カイト
LP2500
スペンサー
LP3000
スペンサー:「俺のターン、ドロー!」
スペンサーはカードをドローし、引いたカードを確認する。
スペンサー:「フッ、どうやら、お前のギャラクシーアイズは、このターンで消え去る運命のようだな」
カイト:「何」
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンを消す宣言をしたスペンサー。
亮:「ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンとギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン。今、攻撃力が高いのはギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの方だ」
エド:「それに、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンにはオーバーレイユニットが存在しない。つまり効果を発動できないということだ」
クロウ:「そんな状態でどうやってギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンを倒すって言うんだ…!」
みんなが、フィールドの状況を確認し合う。
スペンサー:「行くぞ!リバースカード発動!トラップカード”ディマンシオン・チャージ”!自分フィールド上にギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンが存在する場合、手札に存在する任意のモンスターカードをギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンのオーバーレイユニットにすることができる!」
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの身体が輝く。
カイト:「なっ!」
ハルト:「そんな!?」
兄を応援するハルトも驚く。
スペンサー:「俺は手札の”サイコ・ウォールド”と”サイキック・ブロッカー”をギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンのオーバーレイユニットに変換!!」
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの周りにオーバーレイユニットが2つ浮遊する。
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン
オーバーレイユニット:0→2
オービタル:『オーバーレイユニット、2つの復活を確認』
ミザエル:「ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果の巻き添えを喰らえば、オーバーレイユニットが無くなるのは必然的だ。奴め、それの対策も既に打っていたか」
スペンサー:「ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使うことで、このカードを除くフィールド上に存在するモンスターの効果を全て無効にし、バトル終了時まで攻撃力を半分にする!ディメンション・ディスピア!!」
頭上に次元の渦が現れ、ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの力を吸収する。
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン
オーバーレイユニット:2→1
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
攻撃力3500→1750
スペンサー:「バトルだ!ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンでギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンに攻撃!監獄のディマンシオン・トルネード!!」
口元にエネルギーを集約し、それを口の中に閉じ込める。その後、口の中に溜めたエネルギーを一気に放った。
カイト:「ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン!」
負けるのを承知の上で、カイトはギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンに攻撃命令をし、破滅のフォトン・ストリームを放った。
互いの攻撃はぶつかり合うが、攻撃力が負けているため、ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンは粉砕された。
カイト:「ぐわあああ!」
カイト
LP2500→1250
ハルト:「兄さん!」
ミザエル:「カイト!」
またもや大ダメージを受けるカイトを見て、名前を叫ぶ仲間たち。
スペンサー:「まだだ。ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの効果発動!このカードがレベル7以上またはランク7以上のモンスターを戦闘で破壊したとき、相手のライフを半分にする!!」
クロウ:「何!」
等々力:「それじゃあ、とどのつまり、カイト君のライフは…!」
カイト
LP1250→625
カイトの身体に怪しげなオーラが纏われ、ライフを減らす。
カイト:「くっ」
スペンサー:「俺のターンはこれで終了だ」
スペンサーのターンが終了した。
氷室:「ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン。思ったより厄介なモンスターだな」
マリク:「それに、敵はギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果の対策を完備している」
オービタル:『このままでは、カイト様の不利が続く一方!負けないでください!カイト様』
全力で主人の応援をするオービタル7。
だがそれでも、状況が変わるわけではない。
5ターン
カイト
LP625
スペンサー
LP3000
カイト:「俺のターン!」
カイトはデッキから1枚ドローする。
カイト:『これ以上、ダメージを受けるわけにはいかない』
カイトは心の中でそう呟く。
カイト:「モンスターを裏守備表示でセット」
カイトはモンスター1体を裏守備表示でセットした。
カイト:「カードを1枚セットし、ターンエンドだ」
カイトは守備態勢に入り、ターンを終えた。
スペンサー:「それで終わりか?どうやら、真のギャラクシーアイズ使いの勝負は、俺の勝ちのようだな」
スペンサーがそう言うと、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンが雄叫びを上げる。
6ターン
カイト
LP625
スペンサー
LP3000
スペンサー:「俺のターン!」
スペンサーがデッキから1枚カードをドローする。
スペンサー:「真のギャラクシーアイズ使いの決着は、もう着いた」
カイト:「まだデュエルは終わってはいない」
スペンサー:「その度胸、やはりその伏せカードに、勝負を託していると見た。なら!」
スペンサーで手札からカードを場に出した。
スペンサー:「速攻魔法”サイクロン”!カイト!貴様のリバースカードを破壊させてもらおうぞ!!」
竜巻がカイトのフィールドを襲い、カイトの場にある伏せカードを破壊した。
これで、スペンサーが警戒するものは無くなった。
スペンサー:「貴様を倒し、真のギャラクシーアイズ使いに俺はなる。そして、ドン・サウザンド様の目的を、俺は遂行する!ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンで裏守備モンスターに攻撃!監獄のディマンシオン・トルネェェード!」
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンがカイトの裏守備モンスターに向かって攻撃する。
ハルト:「兄さん!」
矢薙:「このままでは、フィールドががら空きになるぞ!」
等々力:「とどのつまり、絶体絶命です!」
カイトの危機に、みんなが動揺する。
カイト:「まだ終わるつもりはない!サイクロンで破壊されたトラップカード”ギャラクシー・テラス”の効果を墓地より発動!墓地より」
スペンサー:「!」
カイト:「相手のカード効果により、フィールドに伏せていた、このカードが墓地へ送られたとき、このターンのバトルフェイズを強制終了する!」
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの攻撃が止まった。
カイト:「更に、デッキからギャラクシーと名の付いたカードを1枚手札に加える」
カイトはデッキからカードを一枚手札に加えた。
スペンサー:「運のいい奴だ。リバースカード1枚セットし、ターンエンド」
スペンサーのターンが終了した。
リシド:「なんとか、この場は守りましたね」
イシズ:「ですが、彼が不利な状況に変わりはありません」
マリク:「次のターンで、何とかしなければ、彼の敗北は決まったようなものだ」
オービタル:『あんな奴に負けてはなりません!カイト様!』
主人の負けを見たくはないと全力でカイトを応援するオービタル7であった。
スペンサー:「このターンは耐えられてしまったが、次のターンで貴様の息の根は止まる。そのとき、お前は消滅し、俺は真のギャラクシーアイズ使いになる」
カイト:「まだ俺のライフは尽きていない」
スペンサー:「その諦めない心だけは褒めてやろう。だが、お前に勝利が訪れることはもはや0だ」
カイト:「それは、どうかな」
スペンサー:「何」
カイト:「覚えて置け。デュエリストっていうのは、希望を持ち続ければ奇跡を起こせることが可能だということを」
カイトはデッキを見つめる。
7ターン
カイト
LP625
スペンサー
LP3000
カイト:「これが俺の希望だ!ドロー!」
カイトはデッキから引いたカードを確認し、直ぐに動いた。
カイト:「まずは裏守備モンスターを表側攻撃表示に!来い!”ギャラクシー・ドラグーン”!!」
裏守備モンスターが正体を現す。
ギャラクシー・ドラグーン
レベル4 攻撃力2000
カイト:「マジックカード”オーバーレイ・ドール・サモン”を発動!自分フィールド上に存在するモンスター1体を、相手フィールド上に存在するエクシーズモンスターのオーバーレイユニットにする!俺はギャラクシー・ドラグーンを、貴様のギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンのオーバーレイユニットにする!」
ギャラクシー・ドラグーンが、のオーバーレイユニットに変換され、わざわざギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンのオーバーレイユニットを増やしてしまった。
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン
オーバーレイユニット:1→2
スペンサー:『どういうつもりだ。俺のギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンのオーバーレイユニットを増やすとは』
自分のモンスターのオーバーレイユニットを増やしてくれたことに違和感を感じるスペンサー。
カイト:「オーバーレイ・ドール・サモンの効果はもう一つある。この効果でオーバーレイユニットとなったモンスターと同じ属性を持つモンスターをデッキから特殊召喚する!来い!”フォトン・カイザー”!」
剣と盾を持つ光の戦士が現れる。
フォトン・カイザー
レベル8 攻撃力2000
スペンサー:「俺のモンスターのオーバーレイユニットを増やしたのは、こいつを召喚するためか。だが、そんなモンスターでは、俺のギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンは倒せない」
カイト:「言われなくてもわかっている。速攻魔法!”ギャラクシー・アウェイクニング”を発動!」
スペンサー:「ギャラクシー・アウェイクニング…?」
カイト:「自分フィールド上に存在するギャラクシーと名の付くモンスターがフィールドから離れ、更にその後、ギャラクシーと名の付くモンスターが、自分フィールド上に召喚または特殊召喚されたときに発動!自分フィールド上と墓地より、モンスターを素材にエクシーズ召喚することができる!」
つまり、カイトはエクシーズモンスターを呼び出す気でいるのだ。
ミザエル:「どうやら、カイトの希望は奇跡を起こしたようだな」
ミザエルは、カイトが何を呼び出すのか、すぐにわかった。
カイト:「俺はフィールド上のフォトン・カイザーと、墓地のフォトン・カイザー、そして、ギャラクシーアイズ、フォトン・ドラゴンの3体でオーバーレイ!」
スペンサー:「ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンを含めた3体のオーバーレイ、まさか、あいつを呼び出す気か!」
スペンサーもカイトがエクシーズ召喚しようとするモンスターが何なのかわかったようだ。
カイト:「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
カイトの目の前に武器のようなものが現れ、カイトはそれを手に持つ。
カイト:「逆巻く銀河よ、今こそ、怒涛の光となりて(その)姿を現すがいい!!」
手に持ったそれを頭上にある次元の渦に投げ飛ばす。
カイト:「降臨せよ、我が魂!”超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)”!」
ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの進化した姿。これこそが、最強のギャラクシーアイズの姿である。
ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
ランク8 攻撃力4500
スペンサー:「ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン…!ここで、こいつを出してくるとはな」
スペンサーも予想していなかった展開のようで動揺を隠し切れていなかった。
カイト:「ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果発動!このカードをエクシーズ召喚にしたとき、エクシーズ素材にギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンを使用したとき、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するカードの効果を無効にする。フォトン・ハウリング!」
ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの効果により、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンの効果は無効になった。
カイト:「更にネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンはオーバーレイユニットを一つ取り除くことで、相手フィールド上のオーバーレイユニットを全て取り除き、このターンこのカードの攻撃力は取り除いた数×500ポイントアップする!」
ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンのオーバーレイユニットが1つ消える。
ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴン
オーバーレイユニット:2→0
カイト:「ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンが持つオーバーレイユニットは2つ。それが全て取り除かれ、ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの攻撃力は1000ポイントアップ!」
ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
攻撃力4500→5500
氷室:「攻撃力5500!」
クロウ:「ここで、飛んでもねえモンスターを出してきやがったぜ!」
味方陣も、ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンの召喚に驚ているようだ。
カイト:「更に、この効果で取り除いたオーバーレイユニットの数まで、ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンは1度のバトルフェイズ中に攻撃できる!このターン取り除いたオーバーレイユニットは2つ。よって、ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンは2回の攻撃を可能にする!」
スペンサー:「くっ!」
カイト:「バトルだ!ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンでギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンに攻撃!アルティメット・フォトン・ストリィィム!」
ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンが、強力な粒子の光線を放ち、ギャラクシーアイズ・ディマンシオン・ドラゴンを粉砕する。
スペンサー:「ぐわああ!」
スペンサーが初めて、カイトのモンスターの攻撃を受けてダメージを受ける。
スペンサー
LP3000→500
ハルト:「やった!スペンサーに大ダメージを与えた!」
エド:「それに、ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンは、もう一度攻撃できる!」
亮:「次の攻撃が決まれば、勝負は決まる!」
カイトの勝利はもうすぐそこだ。
カイト:「これが真のギャラクシーアイズ使いのデュエルだ!ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン2回目のバトル!スペンサーにダイレクトアタック!」
ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンが、再び攻撃体勢に入り、スペンサーに向かって粒子を放った。
スペンサーに迫る攻撃!カイトはデュエルに勝つことができるのか!
第9ED『Prototype《石川智晶》』
次回予告
ナレーション:平然とアンナたちの前に現れた、バリアン8人衆の1人ブラナー。
落ち着きのある表情とは裏腹に、その圧倒的な力でアンナを苦しめていく!
そんな中、アンナが持つ怒りのエースのマークが覚醒し、アンナに力を与えるのであった!
アンナ:次回、遊戯王5DXAL「怒りのアンナ」
アンナ:「俺を怒らせるとどうなるか、その身体に教えてやる!」