第102話:『決勝トーナメント開始!一星VSラリー』
全ての決勝バトルロイヤルが終了。
負けた者たちは、その場からすぐにいなくなり、勝ったものたちは、嬉しさを表に出して騒ぐ。
ラリー:「やったな、一星!カッコよかったぜ」
一星:「ありがとうございます。これもラリーさんのおかげです」
ラリー:「俺は何もしちゃいねえよ。お前の実力が、勝利に貢献したのさ」
一星の実力を褒めるラリー。
すると、そこに、1人の男性が現れた。
クレイヴン:「……」
一星:「あんたは…」
ラリー:「クレイヴン・エレクトロ」
第4回デュエルバトルカーニバル選手権の優勝者クレイヴン・エレクトロ。
数日前に一星の前に現れ、言いたい放題言って、一星を傷つけた。
クレイヴン:「少しは成長したようだな」
一星:「あんたのおかげでな。礼を言う」
クレイヴン:「フッ、決勝トーナメント、戦えることを楽しみにしているぞ」
クレイヴンはそう言い残し、その場を去った。
クレイヴンの後ろ姿を見て一星は思った。
もう一度、戦って、次こそ、ちゃんと決着を付けると!
第7OP『二つの未来《黒田倫弘》』
第102話:『決勝トーナメント開始!一星VSラリー』
デュエルバトルカーニバル選手権会場
その地下にある謎の部屋
3つのカプセルが配備されており、そこにオズボーンはいた。
オズボーン:「ついに決勝トーナメント進出者が決まったな」
手元に持つ決勝トーナメントへ進出した選手たちのリスト見るオズボーン。
クレイヴン、ラリー、一星…。全員合わせて、20名前後の選手たち。
オズボーン:「ここまで勝ち上がってきた実力の選手たち。その力、パンドラの箱の源になってもらうぞ」
オズボーンは手元に持っているリストを、投げ捨て、リストが床に散らばる。
そして、オズボーンは部屋を出た。
アキ:「一星!」
アキたちの元に姿を見せた一星とラリー。
龍可:「2人とも、決勝トーナメント進出おめでとう!」
龍亜:「2人のバトル、見てたぜ。どっちもカッコよかったぞ」
龍亜が2人を褒める。
一星:「ありがとうございます」
ラリー:「けど、これはまだ通過点だ。一星、油断は禁物だぞ」
ラリーが一星に忠告する。
一星は頷いた。
すると、MCの放送が入った。
MC:『選手たちよ!そして、会場にいるみんなよ!テレビの向こうの君たちよ!明後日からは、いよいよ決勝トーナメントが開始するぞ!決勝トーナメントに進出を決めた選手たちはこいつらだ!』
MCがそういうと、画面に決勝トーナメントに進出した選手たちの顔写真が映った。
その中には、一星とラリーもいた。
選手たちは真剣な眼差しで画面に映る選手たちの顔写真を見て顔を覚える。
MC:「敗北した選手たちの気持ちを胸に、激しいバトルをよろしく頼むぜ!そして、トーナメントの組み合わせも、たった今決まったぞ!最初の組み合わせは、これだ!!」
画面に映る選手たちの顔写真がシャッフルされ、そしてトーナメント表の下部に顔写真が設置され、対戦相手が発表された。
一星:「!」
ラリー:「!!」
2人は驚いた。
ついさっき、決勝トーナメント進出を約束、それを達成し、喜びを分かち合ったばかり。
そんな嬉しい気持ちが、今、消えるようであった。
トーナメント表の対戦相手を見ると、一星とラリーは、最初のバトルでぶち当たっていた。
タカ:「一星とラリーが、最初のバトル…」
パティ:「そんな…」
今まで2人を応援していた仲間たちも悲しい表情を浮かぶ者たちがいた。
いずれ、こうなる時が来るのはわかっていた。
だが、いざ来てしまうと、動揺してしまう。
共に特訓し、共に決勝トーナメント進出を約束した仲間。
そんな二人が明後日、激突するのだ。
一星:「ラリーさん…」
一星はラリーの方を見ようとする。
ラリー:「これは、大会だ。いずれこうなる…」
一星:「……」
そうだ。ラリーさんの言う通り、こうなることはわかっていた。
だが、トーナメント開始早々来るとは思いもよらなかった。
ラリー:「俺は、お前と戦いたい。一星、手加減なしだ。いいな」
真剣な目、真剣な言葉で一星に語り掛けた。
ラリー:「仲良しごっこはここまでだ」
一星:「!」
ラリー:「一星!今から、俺とお前は敵だ!」
ラリーは、そう言い、その場を後にした。
ブリッツ:「おい、ラリー!」
タカ:「待てよ!」
ラリーを追うブリッツとタカ。
ナーヴ:「一星、あいつの気持ちを受け止めてやってくれ」
ナーヴは一星の肩を掴む。
一星:「ナーヴさん」
ナーヴ:「あいつだって、本当は戦いたくないんだ。だが、そんな気持ちを胸に無理矢理しまい込んで、あんなことを言ったんだ。あいつと真剣なバトルをよろしくな」
ナーヴは、一星にそう言い、ブリッツたちの後を追う。
一星:「真剣なバトル…」
ターミナルペットを手に取り、それを強く握り占める。
愛:「一星…」
一星:「大丈夫だ。俺に迷いはない。そして、それはラリーさんも同じはずだ」
一星は目を瞑って言った。
その頃、ラリーは会場の外で夕日を見ていた。
そこにブリッツとタカが追いついてきた。
タカ:「なんで、あんなこと言ったんだ?」
ラリー:「タカ、ブリッツ…」
ブリッツ:「別に仲良しすることはいいと思うが…」
ラリー:「……」
ラリーは暗い顔を見せた。
そして、そのまま目の前の階段に座り込んだ。
ラリー:「こうでもしないと、自分の優しい部分が、あいつを惑わせると思ってな。それじゃあ、真剣なバトルはできない…」
夕日を見て、ラリーは語った。
ナーヴ:「お前は、どうしたいんだ?」
ナーヴも追いつき、ラリーに質問する。
ラリー:「え?」
ナーヴ:「一星と、真剣に勝負したいのか?それとも一星に勝ってほしいのか?どっちなんだ?」
ナーヴから難しい質問をぶつけられ、困ってしまうラリー。
勝ちたいのは確かにある。だが、どこかに一星の勝利を願っている気持ちがある。
ラリー:「あいつのバトルを見て、俺、勝てる自信が無くなっている気がするんだ。そんな気が、一星の勝利を願っている気持ちに作用されちまう」
ラリーは本音を遂に言った。
それを聞いた、ナーヴ、タカ、ブリッツ。
タカ:「ラリー、お前は本当は一星と戦いたくないのか?」
ラリーが質問する。
ラリーは頷きせずに、ただ難しい表情をする。
ラリーの気持ちは何となくわかる。
仲良くして一星とバトルをするのだ。
しかもトーナメント。負ければ、そこで終わりだ。勝てるのはどちらかで、決勝へ近づくのもどちらかだ。
ブリッツとタカはラリーの気持ちを理解している。
しかし、ナーヴだけがため息をついた。
ナーヴ:「はぁ、少しは自信を持ったらどうだ」
ラリー:「ナーヴ」
ナーヴ:「お前だって、予選を勝ち抜き、決勝バトルロイヤルに勝ち残ってきた選手の一人だろう。実力はあるはずだ」
ラリー:「…」
ナーヴ:「それに、一星だって真剣なバトルを望んでいるはずだ」
ラリー:「!」
そうだ。この大会が始まる直前に、俺は一星と約束した。
ラリー:『いつかぶつかったときは、正々堂々とバトルをしようぜ!』
一星:『望むところです!』
笑顔で、その会話を交えたときは嬉しかったし、バトルを望んでいた。
やっと真剣に戦えるんだ。
特訓のときも何度もバトルした。一星の、ジャンク・ヴィクトリーの力は、少し理解している。
それは、一星の方もそうだ。
ラリー:「そうだな。ナーヴの言う通りだよな」
ラリーは立ち上がった。
ラリー:「俺も一星と真剣にバトルがしたい。正々堂々と実力を交えたい!」
さっきまでとは違い、活き活きとしたラリー。
ラリー:「ありがとう、ナーヴ。おかげで目が覚めたよ」
いい目になった。ナーヴはラリーの目を見て、そう思った。
ナーヴ:「トーナメント開始は明後日だ。それまで、力をつけといたほうがいいんじゃねえのか?」
ラリー:「ああ、フロンティア本部には先に戻っててくれ。俺は、いつもの店に行ってから、戻るから」
ラリーは、その場を後にした。
ナーヴ:「フッ」
満足したような笑みを見せるナーヴ。
タカ:「かっこいいな、お前」
ブリッツ:「あんな簡単にラリーの気持ちを動かすとはな」
タカとブリッツがナーヴを少しだけ小ばかにする。
ナーヴ:「あいつだったら…」
タカ:「ん?」
ナーヴ:「あいつが、もしここにいたら、そう言うと思っただけだ」
ナーヴが言うあいつ。
行方不明、いや生死不明の友、ナーヴはあいつの気持ちになって、そう言ったのだ。
いつもの店に立ち寄ったラリー。
ラリー:「店長!フィールドシステム借りるよ!」
ラリーは即座にそれを店長に行って部屋に入り、使用中の看板を勝手に出す。
店長:「あ、こら!勝手に…」
店長は扉を開けようとしたが、ラリーがデュエルバトルカーニバル選手権決勝トーナメント進出を決めたことを思い出す。
テレビで見ていたからだ。
しかも、その相手が、最近では一緒に良く来る一星だ。
店長:「フッ、まったく、特別だぞ」
店長は笑って、扉から離れた。
ラリー:『一星はチューナーモンスターをサポートカードに加え、ジャンク・ヴィクトリーを進化させてきた。チューナーモンスターによる進化したジャンク・ヴィクトリーの戦術は未知数。どんな力を持っているのか想像つかない』
デュエルバトルフィールドシステムを起動させたラリー。
ラリー:『だが、倒せない敵じゃない。必ず打ち破って見せる』
ラリーはターミナルペットをデュエルバトルフィールドシステムにセットし、特訓を開始する。
その頃、一星はフロンティア本部に戻り、デュエルバトルフィールドシステムが設置されている場所に突っ立っていた。
一星:『ラリーさん、俺は真剣にあなたと戦いたい。特訓で戦ってきたときの気持ちは捨てて、あなたを本気で倒す気持ちで!』
一星も目の前にあるデュエルバトルフィールドシステムにターミナルペットをセットする。
フィールドが構築され、ジャンク・ヴィクトリーが現れる。
特訓を開始した一星を、アキとミスティが見ていた。
ミスティ:「お互い口には言わないけど、辛いわよね。一緒にトーナメントに出ようと約束した仲間といきなり戦わされるなんて」
アキ:「そうね。でも、運命がそう導いてしまった。なら、戦うしかない。お互い、悔いのないように戦うしか…」
ミスティ:「そうね…」
一星の特訓の姿を見つめる2人。
アキ:『あなたもわかっているかもしれないけど、ラリーは強いわ。もしかしたら、今まで以上の戦いになるかもしれないわよ』
アキは、心の中でそう呟いた。
決勝バトルロイヤルが終わってから2日後。
遂に、決勝トーナメントが始まる日…。
Dホイールを走らせて、会場に向かう一星。
一星:『いよいよだ。いよいよ、ラリーさんと今日決着がつく。ラリーさん、俺は、あなたに色々と教えてもらった。デュエルバトルの基礎から何まで…』
ラリーと共にデュエルバトルをしたことを思い出す一星。
一星:『でも、俺は本気で戦います。手加減はなしです!』
ラリーと本気でバトルする。一星は心の中で誓った。
その頃、ラリーは早めに会場入りし、控室にいた。
テーブルに上に置かれているワンショット・ナイト、そして今まで大会中に使用してきたサポートカード。
それらが並べられていた。
ラリー:『ふぅ、いよいよだな』
息を吹き、ターミナルペットを手元に出すラリー。
ラリー:「一星、俺は今まで以上の力でお前にぶつかる。全身全霊でな」
カードを集め、椅子から立ち上がる。
そして…。
MC:「さあ、みんな!いよいよ!いよいよ!!第5回デュエルバトルカーニバル選手権決勝トーナメントの開始だ!!」
会場が盛り上がる。
MC:『そんな決勝トーナメントを最初に盛り上げてくれるのは、この2人だ!』
巨大画面に2人の選手の顔が映る、
MC:『ラリー・ドーソンVS不動一星!!』
MCが名前を読み上げると、2人は会場に現れた。
2人とも、物凄い真剣な顔をしていた。
カーリー:「2人ともすごい真剣な顔ね」
雑賀:「優しさを捨てて、本気でバトルする。そんな気持ちがいっぱいなんだろう」
2人の顔を見てそう思った雑賀。
パティ:「どっちが勝つと思う?」
龍亜:「経験で言えば、ラリーの方が長いけど」
エマリー:「でも、一星だって、この大会で成長しているわ」
クロウ:「ああ、だから力の差は五分五分と言ってもいいぜ」
ジャック:「泣いても笑っても、勝者は一人。このバトルではっきりするはずだ」
鬼柳:「どちらが強いのかがな」
2人のバトルを見守るみんな。
みんなも、一星とラリーの気持ちはわかっているつもりだ。
それでも、今は応援するしかない…。
デュエルバトルフィールドシステムの前に立つ一星とラリー。
ラリー:「ついに、来たな」
一星:「ええ、俺は、あなたに感謝しています。デュエルバトルを教えてくれたのはあなたでしたから。ですが、そんなあなたでも、俺は今日、本気で戦います」
ラリー:「それは、こっちのセリフだ。優しさを捨てて、本気で戦わせてもらうぜ!」
2人の話しが終わった。
MC:「さあ!準備は整ったようだ!決勝トーナメントからは、サポートカード7枚の内、2枚までモンスターを入れることが可能だ!予選よりも激しいバトルを期待してるぜ!始めるぞ!決勝トーナメント第1回戦目!ラリー・ドーソンVS不動一星!バトル開始だ!」
『field system standby』
デュエルバトルフィールドシステムが起動する。
『Terminal PET setup』
両者ともにターミナルペットをセットする。
『Review Terminal PET』
バトルフィールドシステムがターミナルペットのセットを確認した。
『yuseiParticle Spread』
フィールド内に遊星粒子が散布され、フィールドを構築していく。
『Stage ”Rain”』
雨が降る街中。それが、今回のフィールドだ。
『Monster Call!』
一星のモンスター、ジャンク・ヴィクトリーと、ラリーのモンスター、ワンショット・ナイトがフィールド内に現れる。
2体共、雨に打たれ、ボディに水が流れる。
『DuelBattle START!!!』
フィールドシステムがスタートの合図を出した。
ラリー:「行くぞ!一星!!」
一星:「望むところです!」
両者ともに目つきが変わり、モンスターが正面衝突する。
衝突した衝撃が、光の輝きを生み出し、会場内を眩しく照らす。
MC:「ひえ!」
目の前が眩しくなったことに驚くMC。
それは、会場内にいるみんなもそうだった。
鬼柳:「いきなり正面衝突かよ!?」
ボマー:「2人ともバトルを本気でやるようですね」
鬼柳:「ああ、だが、あの二人の顔…」
鬼柳は2人の顔を見ていた。
2人とも笑っていた。
鬼柳:「このバトルを楽しんでいるみたいだな」
矢薙:「迷いを断ち切っているようじゃな」
2人の表情を見て、そう思った矢薙。このバトルで一番心配していたのは、相手をいや、仲間を倒し、勝利するというところだ。優しさがあれば、仲間を倒せない。
それは、迷いを生むことになる。
だが、このバトルを見ている矢薙以外にも伝わってくる。
あいつらは、本気で目の前にいる相手を叩いて勝利を勝ち取ろうとしている。
会場から離れたとある場所。
カメラの映像から見ていたチャンピオン・名人。
名人:「そうだ、2人とも。思いっきり楽しむんだ。そして、勝利を掴みとれ!」
映像に映る2人の表情を見ていると、こっちも笑ってしまいそうだ。
名人もフッと笑った。
一星:「ジャンク・シールド!プレス・ダイバスター!!」
ジャンク・ヴィクトリーは片手に盾を、もう片手に大剣を持った。
ラリー:「ワンショット・ワイドエペ!!」
剣先が広い剣を片手に持ち、背中に背負っている基本武器の大剣をもう片方の手に持つ。
ワンショット・ナイトは両手に持つ剣で、ジャンク・ヴィクトリーに襲いかかる。
一方ジャンク・ヴィクトリーは、シールドで剣を受け止め、プレス・ダイバスターでワンショット・ナイトを斬り倒そうとする。
だが、両者ともに何度もギリギリのところで剣を躱す。
ギリギリのため、身体にはかすり傷が沢山ついている。
ラリー:「これだ。この感覚だ!俺は、これを待っていたんだ!」
一星:「俺も、こいつを待っていたんだ!」
ジャンク・ヴィクトリー、ワンショット・ナイト。どちらとも何度も剣を交え、躱し、傷つき、戦い続けた。
会場にいる、みんなは開いた口が閉じず、ずーっとバトルを見ていた。
MC:「なんてバトルだ!決勝トーナメント1回戦目に相応しい激しいバトル!これぞ!真のバトルと言えるべきものだ!」
MCがバトルを見て興奮する。
ラリー:「周囲の鼓動を感じ取り、白銀のオーラを纏え!!”スターダスト・スプレンディッド”!!」
白銀のオーラを身に纏うワンショット・ナイト。
一星:「その力、お借りします!”ダブル・マジック”!!」
サポートカードとしてダブル・マジックを発動した。
通常のデュエルでは、手札の魔法カードを1枚墓地へ捨てることで、相手の墓地の魔法カードを使用する効果だ。
デュエルバトルではコストと言うデメリットは存在しない。
つまり、そのまま相手の魔法を使用することが可能ということだ。
一星:「白銀のオーラを纏え!ジャンク・ヴィクトリー!!”スターダスト・スプレンディッド”!!」
ワンショット・ナイト同様、白銀のオーラを纏ったジャンク・ヴィクトリー。
ラリー:「俺のカードを利用したか。なら、どっちが強い技を繰り出せるか勝負と行こうぜ!」
ワンショット・ナイトが身体を回転させ、竜巻を起こした。
一星:「望むところです!」
ジャンク・ヴィクトリーも身体を回転させ、竜巻を起こした。
ラリー:「くらえ!」
一星:「星屑の竜巻!!」
「「スターダスト・タルナーダ!!!」」
両者が出した竜巻がぶつかり合い、雨が降っていたフィールドは天候を変えた。
この一撃で勝負はつくのか!!?
第7ED『Last Moment《SPYAIR》』
次回予告
ナレーション:スターダスト・タルナーダの一撃で両者大ダメージを受けてもなお、バトルは激しさを増すばかり。
そんな中、ラリーはワンショット・ナイトの枷を外し、新たな姿でジャンク・ヴィクトリーを襲う。
だが、一星もジャンク・ヴィクトリーを進化させ、ラリーの気持ちに応えた。
勝利するのは、果たしてどちらか…!
ラリー:次回、遊戯王5DXAL「進化の果てに 勝利を手にするのは!」
ラリー:「決勝まで隠すつもりだった、この姿で!」