第95話:『星屑の竜巻!スターダスト・タルナーダ』
MC:「けっちゃーく!勝者!グウェン・デアデのブラッド・ヴォルスだ!!」
勝者の名前を大きな声で叫ぶMC。
勝利したグウェンは右拳を挙げて会場に響き渡る勝利の歓声をその身に受ける。
グウェン:「どんな奴が来ようと俺のブラッド・ヴォルスのパワーでねじ伏せてやる!」
右手の人差し指を立てて、勝利宣言を堂々とする。
その姿をラリーが見ていた。
第6OP『ハートウェーブ《福圓美里》』
第95話:『星屑の竜巻!スターダスト・タルナーダ』
グヴェンの勝利姿を見るラリー。
ラリー:「調子の良い奴だな。本当に」
ラリーはグウェンを見てそう思った。
MC:「さあ、明日から行われる対戦表はこれだ!」
巨大画面に対戦表が映る。
ラリーの次の対戦相手は、今、勝利したグウェン・デアデだった。
ラリー:「あいつか」
ラリーはグウェン・デアデを見る。
たった今、バトルを終え勝利したグヴェンもラリーの居場所に気づき、フッと笑う。
そして、挙げていた右手の人差し指をラリーに向ける。
グヴェン:「宣言する!次のバトル、俺は、お前を3分で倒す!」
次の対戦者であるラリーに向かって宣言した。
その姿を見てMCが息を飲む。
数秒硬直状態だったが、我に返り、マイクに向かって話す。
MC:『おーっと!グヴェン・デアデ、次の対戦相手であるラリー・ドーソンに宣戦布告を申し出たぞ!』
グヴェン:「宣戦布告ではない!」
MCの実況に不満があったのか、MCの言葉を前言撤回させるグヴェン。
グヴェン:「これは勝利宣言だ!」
そのセリフを言った瞬間、会場に大きな歓声が湧いた。
ラリー:『こいつ、俺を見下しているつもりかよ…!望むところだ。倒せるものなら倒してみろ!』
グヴェンの態度に少しだけ腹立たしくなってきたラリー。同時に、グヴェンに対して宣戦布告する。
そんなラリーの姿を会場の中で、仲間たちが見ていた。
ブリッツ:「あーあ、ラリーの奴、怒っちまったよ」
タカ:「あいつ、敵の挑発にすぐ乗る奴だからな」
ラリーとは長い付き合いの2人組。
遠い場所でもラリーの顔を見て、すぐ敵の挑発に乗ってしまったことに気付いた。
ミゾグチ:「しかし、グヴェン・デアデも対した男だ。こんな大勢の中で、堂々と勝利を宣言するとは」
シェリー:「それだけ、自身があるということよ。今のバトルを見てわかったけど、実力は本物よ」
クロウ:「確かにな。今大会、負けなしみたいだし、今のバトルもサポートカードとパワーを活かしたすげえバトルだったしよ」
ジャック:「パワーに頼ったバトルにも見えるが、サポートカードを使うことで、デュエリストとの息の合った戦術を見せてくれる」
グヴェンのすばらしさに感心するジャックたち。
カーリー:「ホント、まるでジャックのデュエル姿を見ているみたいだったんだから!」
カーリーの言葉に、龍亜と龍可が「うん」と頷いた。
クロウ:「ぬおおっ!」
カーリーの存在に気付いたクロウが驚いた。
ジャック:「カーリー!?貴様がどうして、ここにいる!?」
カーリーがいることを追求するジャック。
カーリー:「勿論、新聞の記事にするためよ!デュエルバトルカーニバル選手権期間中は、どこの新聞も、この選手権の記事で持ちきりなんだから!」
とカメラをみんなに見せるカーリー。
随分、年期が入ったものだ。
それも、そのはず。今使っているカメラはずっと前、前世紀のときから使っている愛用のカメラなのだから。
クロウ:「おい、カーリー。お前確か、次元振動の影響で、記者の職を失ったって言ってなかったか?」
クロウがそう聞くと、カーリーのメガネがキラッと光る。
カーリー:「よくぞ聞いてくれた」
クロウ:「?」
カーリー:「私が女性記者の職を失い、早50年以上、私はこのカメラ一筋で生き続け、世界を見てきた。そして、このカメラでいろんな写真を撮り、再び女性記者として君臨する」
いきなり語り出すカーリー。
クロウの耳元でアキが囁く。
アキ:「変なスイッチ入ったわよ」
クロウ:「地雷踏んじまったか?」
アキ:「なんとかしなさいよ」
クロウ:「俺の所為かよ!」
アキに突っ込むクロウが大声で言う。
カーリー:「ちょっと、私が真剣に語っているのにちゃんと聞いてる?」
クロウを叱るカーリー。
すると、ミスティがカーリーの肩を掴む。
ミスティ:「その辺にしなさい、カーリー」
カーリー:「ミスティ」
ミスティ:「今日は、もうバトルもないし帰る時間よ」
ミスティはカーリーの背中を押す。
カーリー:「ちょっとミスティ、押さないでよ」
ミスティ:「一緒に本部まで戻りましょう。途中、お茶御馳走するから」
カーリーの暴走を止めたミスティに「流石だな」と思ってしまったみんな。
天兵:「流石、みんなのお母さんって感じね」
パティ:「変な仇名つけちゃダメよ、天兵」
天兵にツッコミを入れるパティ。
鬼柳:「さて、俺たちも帰るとするか」
エマリー:「そうだね」
愛:「明日はラリーさんの応援ね」
みんなは会場を出た。
外は既に夕暮れ時で太陽が沈みそうになっていた。
その日の夜
ラリーはベッドに横たわっていた。
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グウェン:「どんな奴が来ようと俺のブラッド・ヴォルスのパワーでねじ伏せてやる!」
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ラリーの頭から離れないグヴェンの声。
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グヴェン:「宣言する!次のバトル、俺は、お前を3分で倒す!」
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指を指されてそう言われた。
あいつは、自分の目立たせるために、敵を見世物にしかしていないように見えたラリー。
だが、実力は本物だ。デュエルバトルであれだけのパワーを見せるのは対したものだ。
しかも、それをやってのけているのは、その辺で簡単に手に入れられるブラッド・ヴォルスだ。
ラリー:『パワーにはパワーで勝負!…といきたいところだが、ワンショット・ナイトで、あれだけのパワーを何度も受けきるのは厳しいよな』
ラリーは起きあがり、部屋を出る。
廊下を歩くラリー。
途中、御伽と獏良で出くわした。
御伽:「やあ、君もご飯かい?」
御伽がそう聞くと…。
ラリー:「いえ、ご飯は大丈夫です。俺は今から特訓なので」
御伽の質問にそう答え、さっさと廊下を突き進む。
ラリーの姿を見て、気合を感じた2人。
獏良:「すごい気合だね」
御伽:「うん。デュエルバトルも予選を勝ち続けているみたいだし、緊張感があるんだろうね」
そう言って2人は食堂に向かった。
フロンティア本部に設置されているデュエルバトルフィールドシステム。
そこに、ラリーは立っていた。
ラリー:『パワー勝負は、俺が負ける。だったら、こっちは早さで勝負だ』
ターミナルペットをフィールドシステムにセットするラリー。
フィールド内が荒野になる。
そこにワンショット・ナイトが召喚される。
デュエルバトルフィールドシステムの訓練モードを起動させ、自動操作されたモンスターが数体ワンショット・ナイトの前に現れる。
ラリー:「あれを完成させれば、勝機はある」
ラリーがそう言うと、ワンショット・ナイトは、目の前に敵たちに突っ込む。
次の日の朝。
早起きのグウェンは朝から筋トレをしていた。
大きなバーベルを両手で持ち上げ下げを繰り返す。
息を吸ったり吐いたりして呼吸を整えながら、それを繰り返す。
グウェンが筋トレする付近のテレビに、昨日のデュエルバトルカーニバル選手権のことが特集されていた。
グウェンが右手を挙げて勝利の歓声を浴びていたシーンが映る。
そして、ラリー・ドーソンに対して宣戦布告。
グウェンは、忘れていない。あの時の言葉を。
俺は、あの男を3分で倒す。
その頃、ラリーは…。
白銀のオーラに纏われたワンショット・ナイトがフィールドに立つ。
その周りには自動操作されていたモンスターたちが倒れていた。
ラリー:「とりあえず形にはなったぜ。後は、これをどう勝負に持って行くかだ」
汗を掻いたラリーがそう呟く。
そして、数時間が立ち、場所は予選会場
MC:「さあ!今日も盛り上がっていくぜ!みんな!!」
会場を盛り上げる実況のMC。
ラリーとグウェンは既にフィールドシステムを挟んで向かい合って立っていた。
余裕の笑みを見せるグヴェン。
その顔を見て、ラリーは歯を立てる。
ラリー:「お前、俺を3分で倒すと言ったな!」
グヴェン:「ああ、言った。俺の勝利はその3分で決まる。確実に!」
ラリー:「なら、俺は宣言してやる。その3分間生き残り、最後に勝利する!」
グヴェン:「そんなことを言っている奴こそ敗北するぜ。兄ちゃんよ!」
ラリー:「お前だって似たようなこと言ってんじゃねえか!」
グヴェン:「俺は特別なのさ!強いから!」
自分の強さを特別扱いするかのように言い、そして自慢する。
鬼柳:「滅茶苦茶だな、あいつが言ってること」
ボマー:「こうやってみてると、悪者に見えるものだ」
鬼柳の隣にいたボマーがグヴェンの態度を見てそう言った。
エマリー:「今日は、ボマーさんも来たんだね」
ボマー:「ああ、君のパパに誘われてね」
エマリーのパパこと鬼柳に誘われてボマーは、この会場に来たのだ。
愛:「そろそろ始まるわよ」
両者の準備が整ったことを確認した愛。
別の場所では一星が壁にのしかかってラリーの勝利を祈っていた。
『field system standby』
デュエルバトルフィールドシステムが起動する。
『Terminal PET setup』
両者、ターミナルペットをフィールドシステムにセットする。
『Review Terminal PET』
システムがターミナルペットがセットされたことを確認した。
『yuseiParticle Spread』
フィールド内に遊星粒子が散布される。
『Stage ”Grasslands”』
フィールド内が綺麗な草原と化した。
『Monster Call!』
両者のモンスターが召喚された。
ラリーはワンショット・ナイト。そして、グヴェンがブラッド・ヴォルスを召喚する。
ラリー:『草原…。半径5メートル未満に高い樹木はなし。隠れる場所もない。正々堂々と戦える場所だな』
ラリーも顔に笑みを浮かべる。
MC:『バトル開始だ!』
『DuelBattle START!!!』
バトルがスタートしたと同時に、両者が相手に向かって突撃してくる。
一星:「ラリーさん、まさかあのパワーに立ち向かう気か!?」
ワンショット・ナイトの行動を見て、そう思った一星。
グヴェン:「お前のやる気認めてやる!だが、無意味だ!サポートカード!”愚鈍の斧”!」
既に持っている基本武器の斧に加え、もう片方の手に別の斧が持たれる。
グヴェン:「行け!ブラッド・ヴォルス!ブラッド・デストロイ!」
二つの斧を振り上げて、ワンショット・ナイトに襲いかかる。
ラリー:「避けろ!ワンショット・ナイト!」
ブラッド・ヴォルスの攻撃を躱すワンショット・ナイト。
ラリー:「次はこっちの番だ!ワンショット・カッター!」
背中に背負う大剣を抜き、ブラッド・ヴォルスに反撃する。
グヴェン:「そんな貧弱なモンスターが俺のブラッド・ヴォルスのパワーに勝てるかよ!受け止めろ!」
二つの斧で、ワンショット・ナイトの大剣を受け止めた。
ラリー:「くっ!」
ワンショット・ナイトの攻撃が受け止められたことに悔しがるラリー。
ラリー:『けどやっぱり、パワーに長けた分、スピードがない。そこが弱点!』
ワンショット・ナイトが再び反撃に出る。
グヴェン:「はっ!負けず嫌いが!」
ラリー:「サポートカード!”ヴォワイヤン・ラピッド”!」
青いオーラを纏ったワンショット・ナイトが、物凄いすぽーどでブラッド・ヴォルスの周りを駆けまわる。
MC:「おおっと!ワンショット・ナイト!なんという速さだ!まるで暴走族のような派手な速さだ!」
ワンショット・ナイトの動きを見て実況するMC。
グヴェン:「パワーにはスピード。なるほど、ブラッド・ヴォルスの弱点を突いてきたか」
ラリー:「この動きには付いて来れないだろう!ワンショット・ナイト!」
ワンショット・ナイトがブラッド・ヴォルスに襲いかかる。
ラリー:「”ワンショット・ワイドエペ”!」
他の剣に比べ、剣先の幅が広い剣を持ち、その剣を持ったワンショット・ナイトが、ブラッド・ヴォルスに襲いかかる。
ラリー:「ディストラクション・ショットバスター!」
剣先が広い剣で敵に襲いかかるワンショット・ナイト。
ブラッド・ヴォルスが二つの斧を使って反撃に出るが、ワンショット・ナイトはその攻撃を躱し、背後から襲いかかる。
ラリー:「もらった!」
ワンショット・ナイトがブラッド・ヴォルスの背後から攻撃を仕掛ける。
グヴェン:「嘗められたものだ!ブラッド・ヴォルスの力がこれで終わりなわけないだろ!」
グヴェンはサポートカードを使用した。
次の瞬間、ブラッド・ヴォルスが持つ斧がワンショット・ナイトの剣を受け止めた。
ラリー:「何!」
あの一瞬で追いついたというのか…!そう思ったラリー。
しかし、ブラッド・ヴォルスの姿をよく見ると、ラリーは驚愕した。
グヴェン:「蹴散らせ!ブラッド・ヴォルス!」
3つの斧がワンショット・ナイトを襲った。
そう3つの斧だ。
ブラッド・ヴォルスにはいつの間に2つの腕が生えており、計4本の腕になっていた。
うち二つは今まで持っていた斧を。そして、残り2つには巨大な斧が持たれていた。
グヴェン:「”巨大化”、そして、”デストリュクシオン・アッシュ”。この二つのサポートカードを使った。これで、俺のブラッド・ヴォルスは不死身だ!」
二つのサポートカードを使い、ブラッド・ヴォルスはパワーアップしたのだ。
カーリー:「まさか、こんなことが…!」
クロウ:「あの野郎、今までバトルで巨大化なんてカード使ってなかっただろう!」
ボマー:「切札を隠し持っていたというのか」
ラリーを応援するみんなが驚く。
グヴェン:「残り1分!終わりにさせてもらおうぞ!」
ブラッド・ヴォルスが襲いかかる。
ワンショット・ナイトは、ブラッド・ヴォルスが持つ巨大な斧デストリュクシオン・アッシュの攻撃を喰らってしまう。
ラリー:「耐えろ!ワンショット・ナイト!」
グヴェン:「無駄無駄!そんなモンスターではブラッド・ヴォルスに押しつぶされて終わりだ!」
3つの斧を持つブラッド・ヴォルスが必殺技を繰り出す態勢に入る。
グヴェン:「喰らえ!破壊の雄叫び!”ルーフェン・デストリュクシオーン”!!」
3つの斧を振り回し、無数の斬撃を放つ。
ブラッド・ヴォルスが放った斬撃はワンショット・ナイトに直撃する。
残り10秒で3分を切る。
グヴェン:「トドメは自らを刺してやる!行け!ブラッド・ヴォルス!!」
3つの斧を持つブラッド・ヴォルスがワンショット・ナイトに接近する。
ラリー:「形にはなっていた。やるなら、今しかない!」
ワンショット・ナイトの動きに変化が見られた。
ラリー:「周囲の鼓動を感じ取り、白銀のオーラを纏え!ワンショット・ナイト!!」
白銀のオーラを纏うワンショット・ナイト。
ラリー:「”スターダスト・スプレンディッド”!!」
白銀のオーラを纏ったワンショット・ナイトはブラッド・ヴォルスの攻撃を躱し、宙高く飛んだ。
グヴェン:「何…!」
3分を切った。グヴェンの宣言は達成されなかった。
そして、ワンショット・ナイトの姿を見て会場の皆が驚く。
MC:「何だー!これは!ワンショット・ナイト!とんでもない力を使ったぞ!」
MCが実況する。
タカ:「おい!あれって…!」
ナーヴ:「あぁ、忘れるもんか…」
みんなの頭の中には1体のドラゴンが思い浮かんでいた。
クロウ:「ラリーの奴、いつの間にあんなものを…!」
アキ:「……」
ワンショット・ナイトを凝視するアキ。
あの白銀の色はアキに取って思い出のある色の一つでもあったからだ。
愛:「…」
一星:「…」
愛と一星もワンショット・ナイトに見とれる。
その間にワンショット・ナイトは地上に着地する。
グヴェン:「お前も隠し玉を持っていたか!だが、俺のパワーが負けるわけがない!3分で勝利することなんてどうでもいい!全力でお前を倒す!」
ブラッド・ヴォルスがワンショット・ナイトに襲いかかる。
ラリー:「スターダスト・スプレンディッドはただスピードを上げるだけの物じゃねえよ」
ワンショット・ワイドエペを投げ捨て、基本武器である大剣を持つワンショット・ナイト。
ラリー:「これが勝利へ導く新技だ!」
ワンショット・ナイトが身体を回転させ、巨大な竜巻を起こす。
ラリー:「スターダスト・タルナーダ!!」
白銀の竜巻がブラッド・ヴォルスを飲み込み、連続で切り刻む。
グヴェン:「ブラッド・ヴォルス!」
竜巻に襲われたブラッド・ヴォルスが投げ飛ばされる。
そして、竜巻の中からワンショット・ナイトが現れ、手に持つ大剣でブラッド・ヴォルスにトドメを刺す。
『DuelBattle End! DuelBattle End!』
MC:「きまったー!パワーを武器に剛のバトルを見せたグヴェン、そしてスピードを武器に柔のバトルを見せたラリー!この勝負は柔のバトルを見せたラリー・ドーソーーーン!!」
会場が盛り上がる。
ブリッツ:「あいつまた勝ちやがった!」
ジャック:「見事な新技だ」
鬼柳:「ああ、あいつを思い出させてくれる!」
ラリーの勝利を喜ぶ仲間たち。
グヴェン:「くそっ!この俺が負けた…」
デュエルバトルフィールドシステムに拳をぶつけるグヴェン。
ラリー:「いいバトルだったぜ、グヴェン」
真剣な眼差しでラリーはそう言う。
悔しがるグヴェン。だが、負けは負け。それを認めた。
グヴェン:「フッ、次は絶対負けないからな」
グヴェンは、その場を後にする。グヴェンはぶつぶつ文句を言う。
ラリー:「望むところだぜ」
素直じゃないグヴェンの態度を見てラリーは笑ってそう言う。
予選リーグもいよいよ大詰め!!
バトルは激しさを増す!!
第6ED『Imagination > Reality《AiRI》』
次回予告
ナレーション:デュエルバトルカーニバル選手権予選リーグもいよいよ大詰め!
そんな中、一回戦目で一星とバトルした前大会準優勝シルク・ガーフィールドが、謎のモンスターを操る選手に敗れ去ってしまう!
そして、一星予選最後の敵は、シルクを破った選手だった。
この男が使うモンスターは一体…!
一星:次回、遊戯王5DXAL「ダーク・ヘルケイターの絶望!」
一星:「初めて見るモンスター…、こいつは一体…!」
遊戯王5DXAL豆知識コーナー!!
ナーヴ:「デュエルバトルに欠かせないもの、それが、ターミナルペットだ。この端末にバトルに使用するモンスターと限られた枚数のサポートカードを入れ、フィールドシステムにセットすることでバトルすることができる」