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第54話:『ダイシャラス王国最終決戦!!』







ダイシャラス王国第2王子バギーの前に立つ、慎也、凌牙、カイト、そして小鳥。


国を運命は、この4人に託された。



バギー:「4人で来るか。だが、数で来ようと俺には、何の意味もない」
不気味な笑みで言うバギー。

この言葉は、みんな理解していた。

バギーが持つ、笛には特殊な力が備わっている。

笛を吹けば、個人差はあるが体の自由を奪うことができる。


凌牙:「厄介なのは、あの笛か」

慎也:「あぁ、だが笛を吹かせさせしなければ、能力は発動しない」
慎也が、デュエルギア”サンダーマグナム”を手に持つ。

小鳥:「待ってください。慎也さんは、この中でも一番、戦闘の経験値があります。あなたを、後ろをに回すわけにはいきません」
小鳥が慎也の側に来て言う。

そして、小鳥はデュエルギア”フェアリー・アーチャリー”を手に持つ。


慎也:「やってくれるか?」

小鳥:「勿論です」
真剣な眼差しで返事をする小鳥。









第4OP『Butterfly Core《VALSHE》』








第54話:『ダイシャラス王国最終決戦!!』









小鳥の返事を聞いて頷く慎也。

慎也:「いや、考えてみれば、君は今回の司令官だ。君の言葉は、絶対みたいなものだったな」

小鳥:「大げさすぎですよ」
少しニコッと笑う小鳥。


カイト:「そろそろ行くぞ」

凌牙:「あぁ」
行動開始の体勢に入る4人。






4人の姿を風の壁”ヴィンディヒ・マオアー”の外から見る、みんな。


ドロワ:「ここは、小鳥たちを信じるしかないか」

ゴーシュ:「くそっ、この壁さえなければ、俺だって!」
自分たちも力になりたいという気持ちを言葉にするゴーシュ達。


すると、そこに…。



ハラルド:「みんな」

シェリー:「無事かしら」
ハラルド、シェリー、ミゾグチの3人が到着した。




クロウ:「ハラルド、シェリー、ミゾグチ…!」

アキ:「よかった、無事だったのね」

シェリー:「ええ、それより、これは?」
目の前に張り巡らされいる壁を見て問うシェリー。

ミゾグチが、近づく。


雑賀:「あまり、近づかない方がいいぞ」

ミゾグチ:「といいますと?」
ミゾグチが問うと、近くにいた城之内が卵サイズの石を拾い、それを風の壁に向かって投げる。

すると、城之内が投げた石ころは風の壁に当たると、無残に塵になった。


ミゾグチ:「!」

舞:「見ての通りよ。私たちは手も足も出ないわ」

藤原:「それに、中にいる王子、いやバギーは、このバリアを自在に操れる。いつ、こちらに攻撃が来るかはわからない」

ハラルド:「では、この怪我人の数は…!」

藤原:「全員ではないけど、さっきバリアから攻撃を受けて怪我をした人が多いよ」

ドルべ:「今は、中にいる小鳥たちに任せるしかない」
ベクターの治療をしながら言うドルべ。



???:「慎也がいるんだ、心配はないさ」
更に、こちらに合流した組が言う。


哲平:「あいつは、人をまとめるのは得意な方だからな」
哲平と、羅夢の2人も合流した。


羅夢:「なんだかんだ、自分たちの中では古株ですからね」
口を開く羅夢。

ここにいる、みんなは羅夢に会うのが初めてだ。


闇川:「君は?」

羅夢:「ご紹介が遅れました。SOA特務隊6係リーダーをしています。実野塚羅夢です。羅夢と読んでください」

哲平:「俺たちと一緒に、増援に来てくれたんだ。しかし、厄介な能力を持っているようんだな…」
腕を組んでバギーを見る哲平。

哲平:『気を付けろ、慎也』





慎也:「凌牙、カイト、行くぞ」
慎也が走り出したと同時に凌牙とカイトも走り出す。



バギー:「男3人か。流石に女を前には出さないよな」



慎也:「俺たちが相手だ!バギー!」
走りながら叫ぶ慎也。


バギー:「真っ正面から来て、勝てると思っているのか」
笛を口につけようとする。


慎也:「小鳥!」




小鳥:「はい!フェアリー・ダンス・アロー-ハイリヒ!!!」
フェアリー・アーチャリーから矢を放つ。

そして、数本に分散し、慎也はすぐに避けて、分散した矢がバギーを襲う。


バギー:「チッ」
バギーはやばいと思ったのか、笛を一旦口元から離し、矢が当たらないように避けた。



カイト:「そこだ!」
避けた隙を見て、カイトがギャラクシー・サーベルで襲いかかる。


バギー:「お前とは経験値の差が違うんだよ!」
バギーはうまく避けた。

しかし…!


凌牙:「経験値の差なんて関係ねえ!くたばれ!王子!」
凌牙もブラックランサーで斬りかかってきた。


バギー:「甘い!」
バギーはまたもや躱した。

そして、ラファール・ジャマダハルで凌牙を斬ろうとする。


凌牙:「!」

慎也:「ブリザードエクスカリバー!!」
ブリザード・クルスナイトのデュエルギア”ブリザードエクスカリバー”で、バギーのジャマダハルを受け止め、凌牙を守る。


バギーは後ろへ下がる。


慎也:「逃がすか!」
片手に持っているサンダーマグナムを構え、電気の弾を発砲する。


バギーは笛を一度懐にしまい、両手にラファール・ジャマダハルを持ち、慎也が発砲した電気の弾を、弾き飛ばす。

慎也:「くっ」
自分の攻撃が通用しないことに悔しがる慎也。






モクバ:「いい攻撃だったが…!」

ナーヴ:「向こうの方がやはり上か」
ヴィンディヒ・マオアーの外から慎也たちを見るモクバ達。

ヴィンディヒ・マオアーがある限り、ヴィンディヒ・マオアーの外にいる者たちは加勢することはできない。









バギー:「お前が電気の弾なら、俺は風の弾だ」
ジャマダハルを地面に突き刺し、両手を指鉄砲にする。


バギー:「フェザー・ハンド・ガン!」
指先から風の弾を連射する。


凌牙:「デュエルギアを使わずに技を!」


カイト:「下がれ!小鳥!」
カイトが叫んだと同時に小鳥が逃げる。

小鳥:「あ、当たる。だったら!」
小鳥が逃げるのをやめ、右手の甲に浮かび上がるエースのマークを輝かせる。

すると、小鳥の周りにバリアが張られ、弾を弾いた。


凌牙:「あいつ、あんなことまでできるのか…!」


慎也:『小鳥の急成長ぶりは半端じゃない。やはり、お前が関わるのか…。遊馬』
慎也が小鳥の成長ぶりを見て、遊馬の名を心の中で呟く。










その頃、遊馬は……。



遊馬:「危ないところだったな。だが、もう大丈夫だ」
瓦礫の下敷きになってしまった子供数名を救助していた。



子供たち:「「「お兄ちゃんありがとう!」」」

遊馬:「え?あ、ああそれほどでも」
少し照れる遊馬。


遊馬:「この先に、この街の人たちがいるはずだ。そこに行けば、君たちの父ちゃんや母ちゃんがいるはずだ」
遊馬が指さした方には、避難所があ。遊馬はそれを確認していた。


子供:「お兄ちゃんは来ないの?」
1人の子供が遊馬の服を引っ張る。


遊馬:「わりいな。俺には、まだやるべきことがあるんだ。だから、君たちで行ってくれ」
子供の頭を撫でる遊馬。

子供:「うん、わかった。気を付けてね」
子供たちは、避難所へ走る。

子供たちを見送る遊馬。


同時に遊馬は何かを感じているようだ。



遊馬:『バギーが本格的に戦いに参戦したか。しかも、相手は、シャークにカイト、それに小鳥も、いるのか…』
遊馬は、ミッションウォッチの通信機能を作動させようとする。







通信相手は”慎也”と書いてあった。

ホログラムに出ている慎也というボタンをタップすれば、慎也と通信ができる。

しかし、それは、自分が、この国にいるということを教えることとなる。

そして、小鳥たちにも自分の存在を知られることにもなる。




遊馬:『仲間が戦っているのに、俺は、ここにいてもいいのか…。早く行って、小鳥たちを助けねえと』
遊馬の手は震えていた。

遊馬は怖いのだ。皆に会うのが。既に、自分が死んだことになって50年以上がっている。

そんな俺を、みんなはどう見てくれるのか。それが怖いのだった。


だが、それだけじゃない。四大神王者に掛けられた”孤独の法”。こいつの所為で、自分たちは基本、仲間たちや家族の接触を許されていない。

破れば、自分はおろか、相手もただでは置かないだろう。処刑される可能性だってある。


遊馬:「お、俺は…」
遊馬が悩んでいると、ピコン!とミッションウォッチがメールを受信した。


遊馬はメールマークをタップし、メール内容を見る。


相手は…。


遊馬:「ゆ、遊戯さん…」
メールの相手は四大神王者のリーダーでもある武藤遊戯だった。



遊馬:「君の判断で任せる。」
メールにはそれしか書いてなかった。


遊馬は目を閉じる。


遊馬:「フッ、遊戯さんは、ホント素直じゃないよな。どうせ、1時間も一緒にはいないだろ」
ミッションウォッチから出しているホログラムを閉じる遊馬。


遊馬:「バギー、俺とお前は、以外に似たもの同士だ。お前との決着は俺が付ける」
遊馬が走る。


遊馬:『バギーが奴らと関係しているなら、奴らはここへ現れるかもしれないしな』
何度も迷って、そして本当の結論を出した遊馬。

彼はもう迷わない!









バギーと交戦する小鳥たち。



ⅤとⅣ、アンナ、璃緒、エド、キャットのグループと、アリト、ギラグ、Ⅲ、ロビンのグループが、このエリアに到着した。



Ⅴ:「では、このバリアの影響で中に入ることは…」

城之内:「ああ、悔しいが俺たちのレベルが手を出せるようなものじゃない」

キャッシー:「小鳥が、あの中で戦っているなんて」

アリト:「くそっ!俺たちはただ見ているだけかよ」
右掌に左手の拳をぶつけるアリト。




ドルべ:「2人とも、思ったより、早くここに着いたのだな」

ギラグ:「あぁ、お前と分かれたあと、すぐにこの国の警察が来てな、怪我人たちはそっちに任せたんだ」

ドルべ:「そういうことか」

ギラグ:「だが、せっかく来ても、これじゃあな」

Ⅲ:「今は、小鳥たちに全てを預けるしかないですね」
隣にいたⅢが小鳥たちを見て言う。








バギー:「ピン・ザ・フェザー!!」
両掌が緑色に輝き、手を大きく振って、そこから風の渦でできた無数の針を飛ばした。


小鳥はエースのマークを輝かせ、バリアを張る。


しかし、さっきと違い、バギーが仕掛けてきた攻撃は小鳥が張ったバリアに突き刺された。


小鳥:「!」

バギー:「防げるものなら防いでみろ!」
バギーは更に腕を振って風の渦でできた針を飛ばし、小鳥が張ったバリアに次々と突き刺さり、遂にバリアそのものにヒビが入る。



バギー:「俺の手で抹殺しようと思ったが、ここはこいつに任せる。来い!”嵐征竜-テンペスト”!」
バギーの背後に嵐征竜-テンペストが現れた。

嵐征竜-テンペストは竜巻を起こし、小鳥に竜巻をぶつけようとする。







キャッシー:「小鳥!」
ヴィンディヒ・マオアーの外にいるキャットちゃんが小鳥の名を叫ぶ。







竜巻が小鳥が張っているバリアに接触する。


そして、バリアを破壊した。

竜巻は、そのまま小鳥に接近し、小鳥は吹き飛ばされた。

小鳥:「きゃああああ!」




徳之助、鉄男:「「小鳥!!」」
ヴィンディヒ・マオアーに触れようとする徳之助と鉄男。

しかし、危機一髪のところを龍亜と天兵に止められた。




小鳥がは宙に舞い、このまま行けばヴィンディヒ・マオアーに当たってしまう。

ヴィンディヒ・マオアーは外部と同じで当たれば、身体中に衝撃が走る。

慎也:「くっ!」
慎也は、小鳥を受け止める。

そして、足から炎を吹き出し、炎を逆噴射させ、ヴィンディヒ・マオアーに当たる直前で地面に着地した。



ドロワ:「危なかったわ」

アンナ:「あぁ」
小鳥と慎也の無事を見てホッとする、ドロワとアンナ。






バギー:「やはり、お前はやるな、慎也」


慎也:「バギー1人苦労するっていうのに、まさかモンスターを出されるとはな」


凌牙:「奴の攻撃と言い、あのモンスター。風属性デッキか」

カイト:「あぁ」



バギー:「よくここまで戦った。だが、この戦いももう終わりだ。色々と乱れはしたが、計画はまだ遂行している。お前たちが消えれば、もうすべてが終わる」
バギーは、小鳥たちに背を向ける。

顔を少し上げて、両手を挙げる。


バギーの目に映るのは、王宮だった。



バギー:「もう少しで、世界は俺に跪く!父ができなかったことを、俺がやり遂げるのさ!テイタラファミリーを率いる、俺がな!」
大声でしゃべるバギー。



すると、そこに…!




???:「だが、そのテイタラファミリーも残っているのは、お前だけだ!」


バギー:「なんだと…?」
声がした方を向くバギー。


そこには、剣代、三沢、亮、マリク、リシド、鬼柳、ミスティ、エマリーがいた。



ツバキ:「剣代!」

ハルト:「無事だったんだね」


アキ:「ミスティたちもいるのね!」
更に、仲間が合流したことで喜ぶみんな。





バギー:「貴様は、ラットリーと消えた男。ラットリーはどうした?」


三沢:「あいつなら、剣代が倒した」


バギー:「!」


エマリー:「テイタラファミリーの幹部クラスは全滅したわ」

ミスティ:「あなたの負けよ」



万丈目:「剣代の奴、いいところを持って行く」
フッと笑う万丈目。



バギー:「俺に忠誠を誓って、このありさま。どいつもこいつも、使えない奴だ」
ギロッと目つきを悪くするバギー。




小鳥:「投降しなさい。そうすれば、命の保証はするわ!」


バギー:「黙れ!」

小鳥:「!」
怒鳴り声に少し驚く小鳥。


バギー:「この計画を遂行するときから、俺は心に決めたことがある。それは、俺の計画を乱すものはすべて敵ということだ。ラットリーを初め、幹部共も計画を乱した結果、今は俺の敵でしかない。世界を掴む為、俺は全てを捨てる!」
右拳を握る。


慎也:「ここまで戦ってくれた仲間を捨てるというのか」

凌牙:「計画のために、仲間を捨てるか」


バギー:「お前も昔はそうだったのではないか?神代凌牙」

凌牙:「何?」

バギー:「それに、妹の璃緒。貴様もだ」
バギーがヴィンディヒ・マオアーに外にいる璃緒を見る。



璃緒:「あなた、一体何を…!」







バギー:「俺は貴様らの過去を知っている。元はバリアンの種族だったことを」


凌牙、璃緒:「!!」



バギー:「仲間を裏切り、同じバリアンであった、そいつらと手を組んだ」
ドルべを指さすバギー・


バギー:「そして、バリアンとしての使命を果たすために、お前は仲間であるあいつにも矛を向けた。九十九遊馬にな」

凌牙:「!」
凌牙の頭に過る遊馬の顔。






バギー:「バリアン…。そして、九十九遊馬。この武勇伝は俺もよく知っている。ある奴らに聞いたからな」


カイト:「奴ら?」


慎也:「まさか、狂言か?」


バギー:「奴は俺と同じ立場でしかない。あいつも、俺と同じパンドラの箱を開けた男だ。さあ、終わりにする!幹部がいなくなってしまった分、仕事を早く片付ける!」
バギーの背後にいた嵐征竜-テンペストが光の魂となって、バギーと一つになる。


バギー:「限界勢力!」
バギーの目が緑色に光る。



慎也:「限界勢力の力を持っていたのか!」


バギー:「塵となるがいい!ショールガ!」
右手を思いっきり振ると同時にバギーの周りに無数の人間サイズの竜巻が出てきた。

バギー:「ヴァルツァー!!」
”ショールガ・ヴァルツァー”。嵐の円舞曲。


人間サイズの竜巻は、四方に散り、小鳥たちを襲う。


凌牙:「くっ!」
凌牙は、ブラックランサーで竜巻を消し飛ばそうとする。


バギー:「無駄だことを」
ニヒッと笑うバギー。


竜巻の動きが早さを増し、そのまま凌牙を襲った。


凌牙:「あああああああ!」





璃緒:「凌牙!」
凌牙の悲惨な姿を見た双子の妹の璃緒は大きな声で凌牙の名を叫んだ。



そのまま、凌牙は吹き飛ばされ、風の壁・ヴィンディヒ・マオアーにぶつかり、更なる衝撃が身体を襲う。



凌牙:「ぐわあああああ!」



カイト:「凌牙!」


バギー:「人の心配をしている暇はないぞ」
バギーの忠告はカイトに向けられたものだった。


カイトは咄嗟に前を見たが時すでに遅し、目の前に竜巻が接近し、飲み込まれる。



カイト:「うわあああああ!」


ハルト:「兄さーーん!!」
兄の名を叫ぶハルト。

そこに、SOA特務隊の仲間たちが合流した。



トロン:「何だこれは!」

一馬:「今の叫びは何だ!」
一馬やトロン、鮫島や双六たちなど、元司令宝井を見張っていたメンバー、それから途中合流した氷室、御伽、本田、獏良、レベッカの5人が到着した。



そして、フェイカーの目に映ったのは、息子カイトの悲惨な姿だった。


フェイカー:「カイト!」

双六:「お前さん、危ない!」
前に出ようとするフェイカーを双六とアーサーが止めた。





バギー:「まずは、2人。消えてもらうぞ」
バギーがそういうと、ヴィンディヒ・マオアーの一部に穴が開き、そこからカイトと凌牙が外に放り出された。



ドロワ:「カイト!」

璃緒:「凌牙!」
ドロワや璃緒たちが二人の元へ急ぐ。


2人とも酷い怪我だ。


哲平:「急いで応急処置を!」
哲平が指示をする。


Ⅳ:「くそがっ…!」
Ⅳの鋭い目線がヴィンディヒ・マオアーの中にいるバギーに向かう。




バギー:「残るは…」
バギーは慎也、そして小鳥を見る。


バギー:「まずは…」
バギーが小鳥に鋭い目線で見る。



慎也:『マズい、奴の狙いは小鳥だ』
いち早くバギーの狙いに気付いた慎也は小鳥の元へ走る。


バギー:「フッ」
竜巻が小鳥に向かう。




アンナ:「逃げろ!小鳥!」
アンナが小鳥に向かって叫ぶ。



小鳥は逃げる。

当たれば、凌牙とカイトのようになるからだ。



バギー:「楽しかったぜ、女」
笑うバギー。


小鳥に竜巻が接近し、接触しそうになったとき、小鳥は何者かに横から押された。


小鳥:「きゃ!」

慎也:「ぐっ!」
慎也だ。慎也が小鳥の代わりに竜巻を受け止めたのだ。

しかし、力及ばず、慎也もまた…。


慎也:「ぐっ…ぐわああああ!」






圧倒的な力に…。


凌牙、カイト、慎也
戦闘不能








第3ED『キミモノガタリ《little by little》』







次回予告

ナレーション:バギーの圧倒的な力の前に凌牙、カイト、慎也が倒れた。

残された小鳥はたった一人、バギーに挑み国を救うことを試みる!

友達、家族に見守れ、小鳥は遂に真のエースのマークの覚醒者として進化する。

そして、バギーから語られる衝撃の真実!

小鳥:次回、遊戯王5DXAL「小鳥VSバギー 語られる存在」


小鳥:「みんなの思いを力に!」



遊戯王5DXAL豆知識コーナー!!

慎也:「俺のエースモンスターは”ブリザード・クルスナイト”だ。攻撃力2500の氷の騎士だ。白銀に輝く戦士とも言われる華麗な戦士で、デュエルギアになると、刀身が氷になった”ブリザードエクスカリバー”になるぞ」
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