第34話:『俺のノリは絶好調!引き出せ!勇士の力』
住民たちが、悲鳴を上げて逃げる。
それを面白うそうに追いかける。
ファミリーの部下:「弱いものをいじめるのは楽しいぜ!」
剣を振う男たち。
当たるわけにはいかない。そう思いながら、必死に逃げる住民たち。
しかし、運動神経はファミリーの方が上だ。
このままでは、追いつかれる。
しかし、逃げる住民たちを追わせまいと、一人の男がファミリーの部下たちの前に立って、道を遮る。
青龍刀のような武器を持つ男。
ファミリーの部下たちも、この男のことは知っている。
海馬瀬人。海馬コーポレーションの社長にして伝説のデュエリストの1人だ。
ファミリーの部下:「へっ!人数はこっちの方が上だ!みんな行くぞ!」
部下たちは突貫する。
海馬は青龍刀タイプのデュエルギア”ブルーアイズソード”を強く握り、構える。
海馬:「貴様ら、下級種族に本気を出すまでもない」
静かに笑って、ブルーアイズソードを振った海馬。
龍の斬撃が部下たちを襲う。
ファミリーの部下たち:「「「ぐわああああああ!」」」
部下たちが次々と倒れる。
モクバ:「やったぜ、兄様」
30代になっても、海馬のことを兄様と呼ぶ弟モクバ。
ペガサス:「相変わらず、容赦ありませんネ」
隼人:「それが、海馬社長らしいんだなぁ」
デュエルモンスターズの生みの親でインダストリアルイリュージョン社社長ペガサスと、そこの社員、隼人も来た。
モクバ:「兄様だって、ワックスポワロの事件から半年、自分なりに修行して力を上げてんだ!誰にも負けないぜ!」
兄を自慢するモクバ。
海馬:「モクバ、俺たちは、このまま王宮を目指すぞ。そこに、あの男はいる」
海馬が言うあの男とは、この出来事を引き起こした男。国の第2王子バギーのことだ。
モクバ:「了解、兄様」
そういって、海馬とモクバは横に並んで歩く。
隼人:「俺たちも行くんだな、ペガサス会長」
ペガサス:「王宮にいるという確証はないですが、行ってみる価値はあるのデース」
そういって、隼人とペガサスも、海馬の後をついて行く。
第3OP『BRAVING!《KANAN》』
第34話:『俺のノリは絶好調!引き出せ!勇士の力』
その頃、一台のヘリコプターが、ダイシャラス王国の空を飛んでいた。
その中に、哲平、葵、色葉、そして、羅夢の4人が乗っていた。
哲平:「元帥の行動は早い。こうなるのを予想していたのか、現地にヘリコプターを送ってくるとは」
色葉:「そのおかげで、予定より早くこれたわ」
ニュースを見て、慌てて、こちらに来た4人。
任務中だった場所に元帥があらかじめ部下に命令してヘリコプターを飛ばして来てくれたおかげで、思ったより早くこちらに来ることができた。
羅夢:「それで、慎也さんとは、連絡がつきましたか?」
SOA特務隊6係リーダーの羅夢が葵に聞く。
葵:「ダメ、全然応答なし。おそらく、あのバリアは、通信を遮断する役目もあるみたい」
哲平:「あのバリアがある以上、着陸もできない」
色葉:「今は、中にいる、みんなを信じるしかないわね」
突入するときは来るのか。それを待つしかできない葵、哲平、色葉、羅夢だった。
その頃、ファミリーの幹部一人が、住民一人を手にかけた。
ビルベント:「いやは!なんだ、もう終わりか」
細く長い棒状の物ロッドタイプのデュエルギアを振り回す男が、倒れている男を見ながら立ち上がる。
ビルベント:「ペッ、楽しくね」
唾を吐くビルベント。
ビルベント:「もっと、戦える奴はいねえのか?」
そう愚痴を言いながら歩くビルベント。
その頃、その近くで…。
ファミリーの部下:「くそっ、たった二人に、ここまで手こずるとは…」
息切れをするファミリーの部下たち。
ゴーシュ:「いいノリは…してねえな。クサナギブレード!」
ゴーシュは”H-Cクサナギ”の太刀タイプのデュエルギア”クサナギブレード”を構える。
刀身がオレンジ色に輝いている。
ゴーシュ:「アメノムラクモ!!」
オレンジ色の刀身から、同色の斬撃を放つ。
ファミリーの部下たち数人が倒れる。
片手に”フォトン・バタフライ・アサシン”を持つドロワ。
ドロワ:「フォトンパピヨンクロス!!」
弓の部分が蝶の羽のような形をしたクロスボウを手に出す。
フォトンパピヨンクロスから弓を放ち、敵の武器を弾く。
その隙にゴーシュが接近し、戦闘不能までに追い込む。
ゴーシュ:「殺すなっての言うのが難しいな」
ドロワ:「私たちの目的は、人命救助だ。殺人じゃない」
ゴーシュ:「分かってるよ」
話し合う2人。この2人は、幼馴染みたいなもので、昔からの腐れ縁だ。
ドロワ:「この辺は粗方、片付いたな」
ゴーシュ:「ああ、次の場所へ移ろうぜ」
周りを見て、そういう2人。
敵は全員倒れており、住民たちは、この辺にはいなかった。
2人は、この場を後にする。
少し離れた場所で------
ファミリーの幹部の1人、ビルベントが、どこかへ連絡していた。
ポッパー:『なんだ?ビルベント』
相手は、ファミリーの四天王の1人、ポッパーだった。
ビルベント:「いやは、俺もう飽きたんだけど?誰か、戦える奴はいねえのか?」
いつもの文句が始まった。通信の向こうにいるポッパーは、そう心の中で言う。
ポッパー:「なら、フロンティアのSOA特務隊の連中を始末しろ。そいつらなら、少しは相手になる」
ビルベント:『へえ、つえのか?』
ポッパー:「さあな、しかし、既に、幹部の2人がやられた。ガリアントとトリアンイトがな」
ポッパーは先ほど、ファミリーの部下から連絡を受けていた。2人が倒れていると、焦った口調で言っていた。
ビルベント:「いやは!あの2人がか。情けねえ、幹部だ」
ポッパー:『相手はそれなりに強いということだ』
ビルベント:「見つけたら、好きにしていいのか?」
ポッパー:『ああ、殺してもいい』
ポッパーから、その言葉を聞いた、そのとき、目の前の建物と建物の隙間を二人の男女が通りかかった。
2人ともデュエルギアを持っていた。
ビルベント:「いやは!」
ビルベントが通信を切って、その二人を追う。
その頃、ゴーシュとドロワは…。
ゴーシュ:「敵さん、全然いねえじゃねえか」
ドロワ:「油断するな。敵はいつどこから来るかわからない。それに、向こうの方が戦闘の経験は上だからな」
ゴーシュ:「戦闘経験で強い弱いが決まるわけじゃねえ。どんな奴が来ようと、倒すだけだ」
ゴーシュが笑顔で言う。
ドロワ:「相変わらずだな」
ゴーシュの前を歩くドロワ。
すると、何かに気付いた。
目の前の地面に映る建物の影。その天井に人影があった。
ドロワ:「ゴーシュ」
ゴーシュ:「ああ、わかってるよ」
眼だけ、横に逸らすゴーシュ。
そして、人影が、建物の天上から離れる。
ビルベント:「いやは!ようやく、まともに戦えそうなやつを見つけたぜ!!」
ファミリーの幹部の1人、ビルベントがロッドタイプデュエルギアを持って、上から落ち、ゴーシュに襲いかかる。
ゴーシュ:「いいノリしてんじゃねえか!敵さんよ!」
ゴーシュもクサナギブレードを構える。
そして、2人の武器がぶつかる。
ドロワ:「ゴーシュ!」
ゴーシュ:「フッ、すげえ力じゃねえか!」
ビルベント:「ポッパーが言っていたSOA特務隊の連中だな?どれだけ、俺を楽しませてくれるんだ?」
ゴーシュ:「お前のノリ次第だ!」
ゴーシュがクサナギブレードを振り、ビルベントと距離を取る。
その着地の瞬間を狙ったかのように、ドロワがフォトンパピヨンクロスから矢を放つ。
ビルベント:「いやは!凍れ!」
ビルベントが持つロッドから冷気のようなものが吹かれ、矢を一瞬で凍らせた。
ゴーシュ:「矢が凍った」
地面に落ちた凍った矢を見て、ゴーシュが口を開く。
ドロワ:「あの男が持つ武器は、氷を操る水属性モンスターのデュエルギアだな」
ビルベント:「いやは、いい攻撃だったぞ。だが、俺の”ブリザードドラゴロッド”には、不意打ち攻撃は全て凍らせる!」
ブリザード・ドラゴンのロッドタイプのデュエルギア、”ブリザードドラゴロッド”。それが、ビルベントの武器だ。
ゴーシュ:「冷気を使う武器か。相手にとって、不足なし。クサナギブレードの錆にしてくれる」
ビルベント:「いやは!今時、古い言葉だな。2人まとめて相手になってやるよ」
ビルベントが武器を構える。
ドロワ:「ゴーシュ」
ゴーシュ:「俺、メインで行く」
ドロワ:「あぁ、さっきの攻撃で私の攻撃は読まれているからな」
ゴーシュ:「慎也と特訓したあのフォーメーションで行く」
ドロワ:「わかった」
2人がビルベントに聞こえないように小さい声でしゃべる。
そして、ゴーシュだけが走って、ビルベントに近づく。
ビルベント:「このビルベント様に真っ正面から挑んでくるとは、いやは!嘗められたものだ!」
ビルベントの目に映るのは、ゴーシュだけ。ドロワは、その後ろにいる。
すると、こっちに自分の方に向かっていたゴーシュが、いきなり、しゃがんだ。
そして、その後ろにいたドロワは、フォトンパピヨンクロスを構え、矢を放つ。
ビルベント:「一瞬の隙をついてきたか。だが」
ビルベントは、身体を少しだけ動かし矢を躱す。
ビルベント:「そのクロスボウタイプは、スピードは速いが、真っ直ぐ正面にしか飛ばない。俺の動体視力なら、クロスボウの矢を追うぐらいできる」
自分の目を自慢するかのように口を開くビルベント。
しかし!
ゴーシュ:「本命は、こっちだ!」
いつの間にか、自分の目の前にいるゴーシュが剣を構える。
ビルベント:「!」
ゴーシュ:「いいノリするのはいいが、乗り過ぎると油断するぜ!」
ゴーシュがクサナギブレードを振り上げた。
ゴーシュはやった!と喜ぶ。
しかし、ビルベントはニヤッと笑い。
ビルベント:「甘いな…」
なんと、ゴーシュの攻撃をギリギリで躱したビルベント。服が少し敗れた程度だった。
ゴーシュ:「くそ。浅かったか」
ビルベント:「ああ、浅かったな。だが、俺は」
ビルベントが指を指す。
ビルベント:「いやは、凍らせたぜ」
ビルベントが指を指す場所。それは、ゴーシュのクサナギブレード。よく見ると、クサナギブレードの刀身が凍り付いていた。
ドロワ:「いつの間に…!?」
ビルベント:「躱した直後に、俺のブリザードドラゴロッドを、少しお前の剣に触れておいた。いやは、ノリ過ぎると、油断するぜ」
ゴーシュ:「ちっ」
悔しがるゴーシュ。
ゴーシュ:『変な口癖言うくせに、やるじゃねえか』
ゴーシュが心の中で本音を言う。
ドロワ:「くっ」
ドロワは、フォトンパピヨンクロスから矢を放つ。
ビルベント:「いやは!甘い!」
ブリザードドラゴロッドから冷気を放ち、矢を凍らせた。
そして、凍った矢を見て驚くドロワに接近するビルベント。
一瞬の隙を突かれたのだ。
ドロワはとっさに手に持つデュエルギアで防御態勢に入る。
しかし、ビルベントの方がパワーは上。ブリザードドラゴロッドを振り上げ、思いっきりドロワが持つデュエルギアに衝突し、ドロワは吹き飛ばされる。
ドロワ:「あああ!!」
ゴーシュ:「ドロワ!くそおおお!」
ゴーシュがクサナギブレードが凍った状態で、ビルベントに突っ込む。
ビルベント:「いやは!」
ビルベントはゴーシュにも刃を向けた。
ブリザードドラゴロッドを振り、ゴーシュの腹に当てる。
ゴーシュ:「ぐはっ!」
ゴーシュは少し血を吐き、吹き飛ばされる。
ビルベント:「SOA特務隊がつえって聞いたから楽しみにしてたんだが、期待外れだな」
ビルベントがデュエルギアを振り回す。
その瞬間、ビルベントの頬を矢がかすめた。
ドロワ:「はぁはぁ」
ドロワがフォトンパピヨンクロスから矢を放ったのだ。しかし、苦し紛れに放った矢は、ビルベントに当たることはなかった。
ビルベント:「いやは、俺は女だからって容赦はしねえぞ」
ブリザードドラゴロッドを振り、大地を走るように氷の柱がドロワに向かう。
ドロワは何とか躱すが、右足が凍ってしまった。
ドロワ:「ぐっ」
ゴーシュ:「ドロワ!」
ゴーシュが叫ぶ。
それによく見れば、凍り付いたドロワの右足は少しずつ氷で侵食されている。
氷が増殖しているのだ。
そして、ゴーシュも自分の手を見ると、クサナギブレードを持っている手が氷によって少しずつ侵食されていた。
ビルベント:「いやは!お前たち二人は、このまま凍り付いて凍死するのさ!」
ゴーシュ:「嫌なノリだぜ」
ドロワ:「今回は、お前の言葉に賛成だ」
ドロワも立ち上がろうとするが、片脚が凍っている所為でうまく立てない。
ドロワ:「死ぬ前に一発お見舞いする!」
ドロワがフォトンパピヨンクロスから矢を放つ。
しかし、ビルベントは軽く躱す。
直ぐに次の矢がフォトンパピヨンクロスに装填され、矢を放つドロワ。
しかし、これも、簡単に躱された。
ビルベント:「いやは、諦めの悪い女は嫌いじゃないが、見ていると何だかすぐ凍らせたくなるんだよな」
ビルベントがドロワに近づく。
ドロワ:「くそっ…」
ドロワは諦めた。このまま撃っても矢は当たらないとわかったからだ。
ゴーシュ:「ドロワ!!くそっ!」
ゴーシュは自分の凍った手を見る。
ゴーシュ:「ゴーシュ!ノリはまだ終わっちゃいねえぞ!」
自分に呼びかけるゴーシュ。
ゴーシュ:「クサナギブレード。いや、”H-C(ヒロイック-チャンピオン)クサナギ”!お前もそうだろう?答えろ!クサナギ!」
ゴーシュが叫んだ瞬間、クサナギブレードが一瞬光った。
ゴーシュ:「そうだ。俺とお前はまだやれる。俺たちの、今のノリならあんなやつすぐに倒せるはずだ!」
ゴーシュが叫んだ。
その瞬間、クサナギブレードと手を凍らせていた氷が砕けた。
更に、クサナギブレードが輝き、形を変える。
ビルベント:「ん?」
ドロワの方へ向かっていたビルベントが足を止める。
ドロワ:「ゴーシュ…?」
ゴーシュは自分の手に持つ武器を見て驚くが、それ以前にもっと驚くことが起きた。
ゴーシュ:「俺にも、この力が…!」
ゴーシュの右手の甲に浮かびあがった紋章、真ん中に8と書かれたオレンジ色のマーク。
エースのマーク、8番目の覚醒者。
ドロワ:『ゴーシュが8番目の覚醒者になったのか…。エースのマークの』
ドロワもゴーシュにエースのマークが宿ったことに驚く。
そして、もう一つ。クサナギブレードの輝き。
ビルベント:「いやは!なんだよ!お前、できんじゃねえか」
ビルベントがゴーシュのクサナギブレードを見て、口を開く。
クサナギブレードの輝きが収まり、刀身が形を変えたクサナギブレードがゴーシュの右手に持たれる。
ゴーシュ:「セカンドステージか」
刀身が大きくなり、パワーに優れたような形になったクサナギブレード。
そう、ゴーシュのノリに応えたH-Cクサナギが、セカンドステージを果たしたのだ。
ビルベント:「いやは!これで、俺も少しは本気を出せるぜ!」
すると、ビルベントのブリザードドラゴロッドが氷の結晶に包まれた。
ビルベント:「いやは、セカンドステージ!」
氷の結晶が砕け、ブリザードドラゴロッドが形を変えて現れた。
ロッドの両端に刃物が付き、ビルベントの右手から肩に掛けて凍り付いている。
しかも、さっき、ドロワの攻撃で傷ついた頬の傷から流れる血も固まっている。
ドロワ:「この男、セカンドステージできたのか。さっきまで、本気を出していなかったということか」
ゴーシュ:「いいノリしてるぜ。やっぱ、こういう修羅場でも、ノリが一番大事だぜ」
ゴーシュがセカンドステージに入ったクサナギブレードを構える。
ビルベント:「いやは!今度こそ、息の根を止めてやるよ!」
ビルベントがゴーシュに向かって走る。
ゴーシュも走り出す。
ゴーシュ:『わかる。こいつの力が。こいつの力が俺の中に』
進化したクサナギブレードの力を感じているゴーシュ。
身体が闘気が放たれる。
ビルベント:「うおおおおお!」
ゴーシュ:「おおおおお!」
ビルベント:「こいつで終わりだ!いやは!」
ゴーシュ:「クサナギブレェェェド!!」
2人が同時に武器を振り、いつの間にか互いに目の前にいた敵は、自分たちの後ろに互いに背中を向けて立っていた。
ドロワはどっちが勝ったんだと言わんばかりに、立ち上がろうとする。
ビルベント:「いやは、一つだけ忠告してやる」
ゴーシュ:「…」
ビルベント:「俺たちの王子は強い。あの人は、俺たちも知らない力を持っている。用心しろよ…」
そういって、ビルベントの腹がスパッと切れ、血を吹き出し、そのまま倒れた。
ゴーシュは通常通り立っている。
クサナギブレードが通常の形の刀に戻った。
ゴーシュVSビルベント
勝者、ゴーシュ
ドロワ:「やったな、ゴーシュ」
ゴーシュ:「ああ」
ゴーシュが自分の刀を見る。
ゴーシュ:『これからもよろしくな、クサナギ』
進化を果たしたH-Cクサナギ。
そして、成長するゴーシュ。2人の戦いは、これから始まるのだった。
第2ED『空とキミのメッセージ《choucho》』
次回予告
ナレーション:幹部がやられたという報告を受け、戦線を離脱するケリロット。
その頃、マリクとリシドの目の前に、テイタラファミリーの四天王の1人、ポッパー・ケイが立ちふさがる。
国家政府も知らないテイタラファミリーの四天王の力が、ついに明かされ、2人は絶体絶命のピンチに追い込まれる。
マリク:次回、遊戯王5DXAL「限界勢力!人間とモンスターの力」
マリク:「四天王一人の力が、これほどとは…」
遊戯王5DXAL豆知識コーナー!!
ゴーシュ:「今回は”エースのマーク”について少し整理してみるぜ。マークは全部で8つ存在し、マークの中心の番号は覚醒番号を意味する。つまり、俺が8番目だ。凌牙が3、カイトが4、Ⅴが5、神月アンナが6、ドルべが7、そして俺が8。つまり、No.1とNo.2は既に覚醒しているということになるが一体、だれになんだ?」