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第83話【十代VSキング】





3月

卒業式に終了式を終えた数日後

デュエルアカデミアの島には、あまり人がいなかった。

理由は、みんな実家に帰っているからだ。




そして、十代たちは教室にいた。



「では、皆さん、今までありがとうございました」
セイコが一礼する。


「幸せになるのよ、セイコちゃん」
鮎川先生が言う。


「はい」
そう、セイコは、今年度を持って退職。理由は、もうすぐ結婚するからだ。


「じゃあ、私は、セイコちゃんと一緒に童実野町に行ってくるから。あ!そうだ、校長先生」


「はい」


「今までご苦労さまでした」


「いえいえ、こちらこそ、お世話になりました」
トメさんと鮫島校長が礼をする。


そして、トメさんとセイコは教室を出る。



「では、私も仕事を片付けてきます」
樺山先生が教室を出る。



「樺山先生、いつからいた?」


「わからないドン」
翔と剣山が言う。




「鮫島校長」
クロノス教頭が花束を持って、鮫島校長に近づく。


「お疲れ様なノーネ」


「ありがとうございます」
鮫島校長は花束を受け取る。


「あとのことは任せましたよ。クロノス教頭、いえ、クロノス校長」


「はいなノーネ」
この時点を持って校長の座はクロノス教頭に渡った。
よって、クロノスは校長になった。




「そういえば、ヨハンくんたちは、どうやって帰るの?」
藤原が聞く。


「まずは、みんなと一緒にフェリーで童実野町に行って、そっからは、バラバラで飛行機に乗って、帰るよ」
ヨハンが言う。


「またしばらく会えなくなるな」


「ああ」


「そうだね」
ジムとオブライエン、吹雪が言う。



「亮は?」
吹雪が聞く。


「俺は、エドの自家製船で、契約しているエドの会社に向かう」


「時間は特に決まってないから、お前たちと同じ時刻に行くつもりだ」
亮とエドが言う。




「万丈目くんは?」
鮎川先生が聞く。


「俺も、最初はみんなと同じフェリーで島を出ます」


「私たちも一緒です」


「この方がお金も節約できるし、少しでも多く、皆さんといる時間を増やしたいんです」
万丈目と、ジュンコ、ももえが言う。



「結局、みんな、一緒にいたいのね」
明日香が言う。


「十代様は?やっぱりに旅に行くですか?」
レイが聞く。


「俺?俺は…」
十代が言う。

十代はまだ悩んでいた。また世界中を旅するか、それとも………



「十代……」
明日香が言う。


すると、


《クリクリィ》
十代の横にハネクリボーが現れる。


「ハネクリボー?」


「どうした?」
明日香と十代が言う。




すると、そのとき、教室の電気が一部を除いて消えた。


「なんだ?」


「停電?」
オブライエンと吹雪が言う。


すると、電気がついている一部のところに人影が見えた。

残念ながら顔までは見えなかった。


「久しぶりだね…遊城十代くん」


「あなたは……遊戯さん」
十代が言う。






第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)






GX‐83【十代VSキング】






十代の前に現れた人。それは偉大なデュエリスト武藤遊戯だった。



「遊戯さんって!」


「あの武藤遊戯さんザウルス!?」


「どうして、ここに」
翔、剣山、鮫島校長が言う。



「遊戯さん…どうして、ここに」
十代が言う。


「それはキミの道を教えるヒントを与えるためだよ」


「俺の道のヒント……?」


「キミは、まだ悩んでるんじゃないのかい?自分の生きる道を…」


「!」
十代は明日香を見る。


「僕もそうだった。知り合いの杏子に告白されて、最初は、旅を続けようかをね。だけど、僕は彼女と婚約し、結婚した。旅をやめてね」


「…………」


「なんで、旅をやめて、結婚したかわかるかい?キミがいるからだよ」


「!?」



「十代がいるから?」
万丈目が言う。




「例え僕が伝説のキング・オブ・デュエリストでも、いつかは必ず引き継ぐ者を選ばなきゃいけない。僕は、それをキミに引き継がせようと思っているんだ」


「俺に?」


「見て」
遊戯は2枚のカードを取り出す。それはブラック・マジシャンと、クリボーのカードだった。しかも、光っていた。


「キミのネオスと、ハネクリボーのカードを見るんだ」

十代は遊戯の言うとおり、2枚のカードを見る。


すると、その2枚も同じ輝きをしていた。



「共鳴している?」

「これは…」
ヨハンとジムが言う。




「十代くん」
十代は遊戯を見る。


「キミの生きる道を決めよう。その2枚のカードと、僕の、この2枚のカードの力が共鳴し、過去から僕が現れる。その僕が、キミの生きる道を決めてくれるだろ」

「わかりました」
十代はステージに上がり、遊戯の前に来て、2枚のカードを、ブラック・マジシャンと、クリボーに照らし合わせる。


すると、4枚の輝きがさらに増す。



みんなは目をつぶる。


もちろん、十代も。




そして、数秒後、教室の電気がつく。


十代は目を開く。


すると、そこには


「ん…?あ、十代くん!?」


「遊戯さん!?」




「あれが、過去から来た武藤遊戯」


「若いですね」


「そうね」
亮、ももえ、ジュンコが言う。





「まさか、こんなに早く再会できるとは思ってなかったよ」


「こんなに早く?」


「うん、だって、パラドックスとの戦いから1週間ぐらいだよ」


「え?」


「どうしたの?」


「いや、こっちは3年は経っています」


「あ、だから、十代くん、前より背大きくなってるんだ。で、ここは?」


「俺が通ってたデュエルアカデミアです」


「じゃあ、今度は僕が未来に来たってこと?」


「そういうことになりますね」


「その理由は…もちろん、デュエル?」


「まあ、そうなりますね」


「じゃあ、やろう。本気のデュエル!」


「はい」
2人が言う。



すると


「では、特別フィールドを用意しましょう」
鮫島校長が言う。


「鮫島校長?」
十代が言う。




「特別フィールド?」
明日香が言う。



「はい。去年の2月、つまり、キミたちが来る前に完成したアカデミア特別フィールド。アカデミア・タワーです」
鮫島校長が言う。

アカデミア・タワーとは、デュエルアカデミアの屋根に造られた特別フィールドだった。



「面白いフィールドだね…」
遊戯が呟く。






数分後、十代と遊戯は、特別フィールドに立っていた。



ほかの、みんなは教室の画面越しから見る。



「まさか、この2人の対決をマジかで見ることになるとはな」


「うん、夢のようなデュエルだよ」
エドと、吹雪が言う。







「言うまでもないけど、手加減はなしだよ」
遊戯がデュエルディスクを起動させた。


「元よりされるつもりはありません」
十代もデュエルディスクを起動させた。

「じゃあ、行くよ」

「「デュエル!」」
2人のかけ声でデュエルがスタートした。



《2回目とはいえ、油断はするなよ》
ユベルが言う。


「わかってるぜ」
十代が言う。





1ターン
両者
LP4000


「俺から行かせてもらいます!ドロー!」
十代がカードをドローした。


「マジックカード’コール・ツー・ヒーロー’発動!フィールドにモンスターが存在しないとき、デッキと融合デッキから、1枚ずつE・HEROを特殊召喚する!現れろ!’フレイム・ウィングマン’、’スパークマン’!」
十代の場に2体のモンスターが現れる。


E・HEROフレイム・ウィングマン
レベル6 攻撃力2100


E・HEROスパークマン
レベル4 攻撃力1600


「そして、’融合’を発動!フィールドのフレイム・ウィングマンと、スパークマンを融合!」
2体のモンスターが一つになる。


「現れろ!’E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマン’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。


E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマン
レベル8 攻撃力2500


「シャイニング・フレア・ウィングマンの攻撃力は墓地のE・HERO1体につき300ポイントアップする」


E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマン
攻撃力2500→3100


「カードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。



「相変わらず凄いね。1ターン目から融合。そして、攻撃力3100…」


「言ったはずです。手加減はなしと」


「わかってるよ。行くよ」
遊戯が言う。





2ターン
両者
LP4000


「僕のターン、ドロー!」
遊戯がカードをドローする。


「僕は’マハー・ヴァイロ’を召喚」
遊戯の場にモンスターが現れる。


マハー・ヴァイロ
レベル4 攻撃力1550


「更に、速攻魔法’ディメンジョン・マジック’!」


「!」


「フィールドの魔法使い族を生け贄に捧げ、手札から魔法使い族モンスターを特殊召喚する!僕はマハー・ヴァイロを生け贄に捧げ」
マハー・ヴァイロが、生け贄になった。


「現れろ!’ブラック・マジシャン’!」
遊戯の場にエースモンスターが現れる。


ブラック・マジシャン
レベル7 攻撃力2500


「遊戯さん、最初からサービスし過ぎですね」
十代が言う。






「あれが、遊戯さんのブラック・マジシャン!」

「迫力あるノーネ!」
翔と、クロノス現校長が言う。






「更に、ディメンジョン・マジックの効果で、シャイニング・フレア・ウィングマンは破壊!」
シャイニング・フレア・ウィングマンが破壊された。


「シャイニング・フレア・ウィングマン!」


「行くよ。ブラック・マジシャンで、十代くんにダイレクトアタック!ブラック・マジック!!」
ブラック・マジシャンが攻撃する。


《十代!》
ユベルが呼びかける。


「わかってるよ。トラップ発動!’ダブル・ライト’!ダイレクトアタックを無効にし、デッキからブラック・マジシャンと同じ攻撃力を持ったモンスターと、攻撃力から-100のモンスター1体を特殊召喚する!現れろ!’ネオス’!’シャイニング・ゼウス’!」
十代の場にモンスターが2体現れる。


E・HEROネオス
レベル7 攻撃力2500


E・HEROシャイニング・ゼウス
レベル7 攻撃力2400


「やるね。しかも、新しいE・HEROもいるみたいだね?」


「えぇ」


「僕はカードを1枚セットし、ターンエンド」
遊戯のターンが終了した。





「十代のやつ、あの攻撃をかわしやがった」


「遊戯さんとは初対面じゃないから、こう来るとわかってたんだわ」
万丈目と、明日香が言う。







3ターン
両者
LP4000


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「装備魔法’ネオス・フォース’を発動!ネオスに装備し、攻撃力を800ポイントアップさせる!」


E・HEROネオス
攻撃力2500→3300


「更に、ネオス・フォースを装備したネオスがモンスターを破壊したとき、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える」


「攻撃力3300…」


「ネオスで、ブラック・マジシャンに攻撃!フォース・オブ・ネオスペース!!」
ネオスが攻撃する。


「そう簡単には通させないよ。トラップ発動、’聖なるバリアーミラーフォース’!」


「!」


「ミラーフォースは、相手が攻撃してきたとき、相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する」


ネオスの攻撃が無効になり、ネオスとシャイニング・ゼウスが破壊された。


「迂闊だったね」


「いえ、なんとなく予想はしていました」


「?」


「速攻魔法’ライバル一戦’!モンスターがカード効果で破壊されたとき、デッキの上から2枚のカードを墓地に送り」
十代はデッキの上から2枚のカードを墓地に送った。


「このターン、破壊されたモンスター1体を特殊召喚する!復活しろ!ネオス!」
十代の場にネオスが現れる。


E・HEROネオス
レベル7 攻撃力2500


「更に、この効果で特殊召喚したモンスターは必ずバトルを行わなければならない。行け!ネオス!」


「行け!ブラック・マジシャン!」


2体のモンスターがぶつかり合い2体共、破壊された。


「ネオス!」


「ブラック・マジシャン!」

2人は互いの顔を見る。


『まさか、ミラーフォースをかわすなんて』


『予想通りだったな』
2人が呟く。


「俺は、これでターンエンドです」
十代のターンが終了した。





「また、かわした!」


「武藤遊戯に、ここまで、互角に戦えるとはな」
ジュンコと、オブライエンが言う。


「だけど、兄貴のフィールドには、モンスターも伏せカードもないザウルス!」


「ダイレクトアタックが来るッス!」
剣山と、翔が言う。






4ターン
両者
LP4000


「僕のターン!」
遊戯がカードをドローする。


「僕は’クィーンズ・ナイト’を召喚!」
遊戯がモンスターを召喚する。


クィーンズ・ナイト
レベル4 攻撃力1500


「クィーンズ・ナイトで、十代くんにダイレクトアタック!クィーンズ・セイバー・クラッシュ!!」
クィーンズ・ナイトが攻撃する。

しかし、


「この瞬間、墓地の’ネクロ・ガードナー’の効果発動!このカードを除外し、攻撃を一度だけ無効にする!」
クィーンズ・ナイトの攻撃が止まった。


『さっきのライバル一戦のコストで、すでにデッキから墓地に…やるね』
遊戯が呟く。


「僕は、これでターンエンド」
遊戯のターンが終了した。





「また、かわしたわ!」


「ライフが全然、減らない」
鮎川先生と、レイが言う。





5ターン
両者
LP4000


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「儀式魔法’HERO降臨の儀式’を発動!手札の’エッジマン’を生け贄に捧げ」
十代は手札からモンスターを生け贄に捧げた。


「現れろ!’E・HEROフォルテ・レオネ’!」
十代の場に儀式モンスターが現れる。


E・HEROフォルテ・レオネ
レベル7 攻撃力2800


「儀式モンスター!」

「このモンスターは効果で破壊できませんよ!フォルテ・レオネで、クィーンズ・ナイトに攻撃!シシオウ・ジェノサイダー!!」
フォルテ・レオネが攻撃する。


「くっ」


遊戯
LP4000→2700


「俺は、これでターンエンドです」
十代のターンが終了した。






「ライフを削った!」


「キングから先制を取るなんて、やりますね」
ヨハンと、鮫島校長が言う。






「まさか、儀式モンスターなんて、驚いたよ」


「ありがとうございます。だけど、俺の本気は、こんなものじゃないですよ」

「それは僕もそうだよ」
遊戯が言う。





6ターン
十代
LP4000
遊戯
LP2700


「僕のターン!」
遊戯がカードをドローする。


「マジックカード’サモン・ダウン’!このターン、始めに通常召喚したモンスターの攻撃力分だけ、相手モンスター1体の攻撃力を下げる!」
遊戯が発動したカードにより、フォルテ・レオネの足下に、ブラック・ホールみたいなのが現れる。


「そして、’天よりの宝札’を発動!互いのプレイヤーは手札が6枚になるようドローする」
遊戯と十代は手札が6枚になるようドローした。


「僕は’ワタポン’を特殊召喚」
遊戯の場にモンスターが現れる。


ワタポン
レベル1 攻撃力200


「ワタポンは、通常ドロー以外でデッキから手札に加わったとき、特殊召喚できる。そして、ワタポンを生け贄に」
ワタポンが消える。


「現れろ!’ブラック・マジシャン・ガール’!」
遊戯の場にモンスターが現れる。


ブラック・マジシャン・ガール
レベル6 攻撃力2000






「ブラック・マジシャン・ガールだ!」


「丸藤先輩、興奮し過ぎドン」


「けど、かわいい」
翔、剣山、レイが言う。




「ブラック・マジシャン・ガールの攻撃力は墓地のブラック・マジシャン1体につき300ポイントアップする」


ブラック・マジシャン・ガール
攻撃力2000→2300


「更に、サモン・ダウンの効果で、ブラック・マジシャン・ガールの攻撃力分、フォルテ・レオネの攻撃力がダウンする!」


E・HEROフォルテ・レオネ
攻撃力2800→800


「フォルテ・レオネ!」


「ブラック・マジシャン・ガールで、フォルテ・レオネに攻撃!ブラック・バーニング!!」
ブラック・マジシャン・ガールが攻撃する。


「うわっ!」


十代
LP4000→2500


「僕はカードを1枚セットし、ターンエンド」
遊戯のターンが終了した。






「さすが、キングだ。たった1ターンで形勢を逆転した」


「これに、十代は、どう応える」
万丈目と、エドが言う。





7ターン
十代
LP2500
遊戯
LP2700


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


『ちょっと賭けてみっか』
十代が呟く。


「マジックカード’亜空間バトル’!互いのプレイヤーはデッキから3体のモンスターを同時に見せ、攻撃力が高かったモンスターは手札に、低かったモンスターは墓地に送り、プレイヤーは500ダメージを受ける」
十代と遊戯はお互い3枚のカードを選んだ。


「行きますよ」


「うん」


「現れろ!俺のモンスターたち!」


「来て!僕のモンスターたち!」
2人の場にモンスターが現れる。



E・HEROアイアン・ティグレ×バスター・ブレイダー


E・HEROトルネード・エクイメント×マジシャン・オブ・ブラック・カオス


E・HEROブリザード・ホーリー×カオス・ソルジャー



「アイアン・ティグレ、タイラント・ビクティム!!」
アイアン・ティグレがバスター・ブレイダーに攻撃する。


「マジシャン・オブ・ブラック・カオス!滅びの呪文デス・アルテマ!!」
マジシャン・オブ・ブラック・カオスがトルネード・エクイメントに攻撃する。


「カオス・ソルジャー!カオス・ブレード!!」
カオス・ソルジャーがブリザード・ホーリーに攻撃する。


「くっ」


「うっ」


十代
LP2500→1500


遊戯
LP2700→2200



「俺は2枚を墓地に、1枚を手札に加える」


「僕は1枚を墓地に、2枚を手札に加える」
2人は、それぞれ言葉の通りの動きをした。



「と言っても、引いたカードはすぐに墓地に行くだけどな」


「?」


「マジックカード’奇跡の誕生’を発動!このターン、カード効果で手札に加わったカードをお互い墓地に送る」
2人はお互い、亜空間バトルで手札に加わったカードを墓地に送った。


「更に、墓地から3体のモンスターを効果を無効にして特殊召喚する!現れろ!’ネオス’!’シャイニング・ゼウス’!’フォルテ・レオネ’!」
十代の場に3体のモンスターが現れる。


E・HEROネオス
攻撃力2500


E・HEROシャイニング・ゼウス
攻撃力2400


E・HEROフォルテ・レオネ
攻撃力2800


「このカードを発動したとき、俺は、このターン、モンスター1体でしか攻撃することができない。更に、自分の墓地のモンスター1体につきライフを100回復する!」


十代
LP1500→2200



「ライフを僕と同じに…」


遊戯
LP2200


「フォルテ・レオネで、ブラック・マジシャン・ガールに攻撃!シシオウ・ジェノサイダー!!」
フォルテ・レオネが攻撃する。


「ぐっ」


遊戯
LP2200→1700


「まさか、こんな展開になるなんてね」


「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。





「ブラック・マジシャン・ガールが破壊されちゃった」


「残念そうだね」


「だが、まさか、十代くんの光のE・HERO3体が現れるなんてね」


「勝負あったか」
翔、藤原、吹雪、亮が言う。





『まさか、上級モンスターが3体も現れるなんて思ってもなかったよ』
遊戯が呟く。


すると、


『相棒』
遊戯の隣に誰かの声が聞こえた。


『もう一人の僕?』


『ここは俺に変わってくれないか?』


『え?』


『彼と戦ってみたいんだ。俺の本気の力で』


『わかったよ』



すると、そのとき、遊戯の首にぶら下がっている千年パズルが光る。


「!?」



そして、人格が変わる。


「十代」


「名もなきファラオの魂…」


「行くぜ!十代」


「!」





8ターン
十代
LP2200
遊戯
LP1700


「俺のターン!」
遊戯がカードをドローする。


「俺は手札を1枚墓地に捨て」
遊戯は手札を1枚捨てた。


「’Theトリッキー’を特殊召喚!」
遊戯の場にモンスターが現れる。


Theトリッキー
レベル5 攻撃力2000


「更に、マジックカード’トリッキーズ・マジック4’を発動!トリッキーを生け贄に捧げ、相手フィールドに存在するモンスターの数だけ、’トリッキートークン’を守備表示で特殊召喚する」
トリッキーが3体に分離した。


トリッキートークン×3
レベル5 守備力1200


「更にマジックカード’次元魔法’を発動。墓地のマジックカード1枚を除外し、その効果を発動する。俺は天よりの宝札を除外し、お互いのプレイヤーは手札が6枚になるようドローする!」
遊戯と十代は手札が6枚になるようドローした。


「十代、キミには俺の本気をぶつける。キミも、俺に、本気をぶつけて来い!」


「!まさか」






「何をする気?」

「なんかマズそうな感じです」
明日香と、レイが言う。







「俺はトリッキートークン3体を生け贄に捧げ」
トリッキートークンが消える。


「降臨せよ!そして、羽ばたけ!’ラーの翼神竜’!」
遊戯の頭上の雲行きが怪しくなる。


「更に、トラップカード発動!’ホール・リスペクト’!モンスターを召喚したとき、同じ種族とレベルのモンスターをデッキと手札から1枚ずつ、特殊召喚する!現れろ!’オベリスクの巨神兵’!そして、’オシリスの天空竜’!」
遊戯の頭上から3体のモンスターが舞い降りる。


ラーの翼神竜
レベル10 攻撃力6000


オベリスクの巨神兵
レベル10 攻撃力4000


オシリスの天空竜
レベル10 攻撃力4000


そして、三幻神から覇気が放たれる。


「うぅ」
十代はその覇気に押される。


「三幻神……!」


「来い!十代!ここからは、俺の三幻神が、キミの相手だ!」
遊戯が言う。






第2ED Endless Dream(きただにひろし)






予告


十代:ありがとうございます、遊戯さん。こんな楽しいデュエルをしてくれて。

そして、自分の生きる道が見えてきました。

あなたのおかげです。


次回【十代の道】


こんな楽しいデュエル、俺はずっと心に刻んで起きます。
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