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第81話【HEROに選ばれし力】



「行くぜ、HEROたち!」
十代が言う。


「何をする気だ?」
ゼロが言う。


「マジックカード’無限融合・世界融合(ワールド・フュージョン)’を発動!デッキから’融合’、’ミラクル・フュージョン’、’超融合’、’パラレル・ワールド・フュージョン’、’重力融合ーグラヴィティ・フュージョン’を墓地に送る!」


「5枚の融合を墓地に送るだと!?」


そして、十代は5枚のカードを墓地に送った。






そして、みんながいるところにある24個のHEROデッキが更に、輝きを増す。





すると、十代の場のネオスが飛び立ち、フィールドの中央に大きな融合の渦ができる。


そして、デュエルをしている広場に全てのE・HERO、そして、全てのHEROが現れる。
もちろん、すでにゼロの墓地にあったZ・HEROもいた。

「ネオス!」
十代が言う。


ネオスは頷く。

そして、ネオスの胸のコアが光りだし、融合の渦に入る。

そして、あとを追うように、ほかのHEROも中に入る。

合計100体、いや、200体以上はいただろう。


今、多数のモンスターが一つになるのだ。



「世界を守るヒーロー伝説!ネオスに力を与え、その姿を現せ!」

フィールドの中央に出ていた融合の渦が輝き出す。


「俺の場に君臨し、神を超えろ!降臨せよ!’∞NE(インフェニット・ネオ・エレメンタル)・HEROワールド・ネオス’!」
輝いていた融合の渦からモンスターが舞い降りて来た。

そのモンスター、全てのHEROの力を受け継ぎ、全てを飲み込む、ネオスだった。


∞NE・HEROワールド・ネオス
レベル12 攻撃力3000


「ゼロ!このデュエルで証明してやる!ヒーロー伝説は永久に続くことをな!」
十代が言う。






画面越しから見ていたみんなも驚く。



「すべてのHEROが一つに…」


「これが、ヒーローの絆の証を示す…」


「ワールド・ネオス…」
ヨハン、翔、明日香が言う。







「∞NE・HEROワールド・ネオスだと!?こんなヒーローが存在したと言うのか!?」
ゼロが言う。


十代は、ワールド・ネオスのカードを見つめていた。


「石盤の上真ん中に彫られていた渦状のもの…あれは、こういうことを示してたんだな…正しきヒーローは絆を一つにし、悪を倒す…」
十代がオッドアイにさせたまま、ゼロを見る。


「ゼロ!このモンスターで、お前を倒す!」
十代が言う。






第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)






GX‐81【HEROに選ばれし力】






十代の場に現れたワールド・ネオス。


ついに、決着がつくか?



∞NE・HEROワールド・ネオス
攻撃力3000


「ワールド・ネオスの効果発動!ワールド・ネオスの攻撃力は、このカードを除いたお互いのフィールドと墓地に存在するHEROとネオスペーシアン、そして、ネオスと名のついたモンスター1体につき100ポイントアップする!オーバー・チャージ!!」
十代の墓地には融合モンスターがたくさんあった。
それに通常モンスター、そして、ゼロのZ・HEROも合わさると、高い攻撃力になるに決まっていた。


∞NE・HEROワールド・ネオス
攻撃力3000→19300





「攻撃力19300!」

「凄い攻撃力になった!」


「だが…」
エド、藤原、万丈目が言う。






「忘れたか?俺のZ・HEROは戦闘で破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージを0にする!」
ゼロが言う。


「知っているさ。だが、ワールド・ネオスが召喚に成功したターン、相手、全てのモンスターの効果を無効にする!エフェクトリム・ディストラクション!!」
ゼロのモンスターの効果が無効になる。


「なに!!」


「更に、召喚したターンのみ、相手モンスター全てに攻撃できる!」


「っ!」


「∞NE・HEROワールド・ネオスで、Z・HERO5体に攻撃!ザ・ステイレイション・レイ!!」
ワールド・ネオスが覇気を体中に貯め、それを5体のモンスターに放つ。





「この攻撃が通れば、十代くんの勝ちだ!」


「そのまま行くノーネ!」
鮫島校長とクロノス教頭が言う。





しかし


「トラップ発動!’ゼロ・インスタント’!Z・HEROが破壊されるときの受ける戦闘ダメージを0にする!」
5体のZ・HEROが破壊されたが、ゼロにダメージはない。


「かわされたか…だが、お前の場にモンスターは消えた。カードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。






「惜しいっ!」


「だが、ワールド・ネオスが出たことで、十代の勝利は、もう目前だ」


「ああ、このデュエル、十代は、勝てる」
レイ、オブライエン、ジムが言う。


「十代…頑張って…」
明日香が祈る。





「俺のZ・HEROがたった1ターンで…」


「Z・HEROは、お前のような悪が使うものじゃない!」


「黙れ!そして、このターンで、デュエルを終わらせる!」


「なに!?」






20ターン
十代
LP1050
ゼロ
LP4000


「俺のターン!」
ゼロがカードをドローする。


「本当は出すつもりがなかったが仕方あるまい。マジックカード’0から始まる戦士’を発動!自分フィールドにモンスターが存在しないとき、手札を1枚捨て」
ゼロは手札を1枚墓地に捨てた。


「デッキから最強の’Z・HEROアルティメーター’特殊召喚する!」
広場中に突風がいきなり発生する。


「うわっ!」


「見ろ!これが本当の最強ヒーローだ!」
ゼロの場にモンスターが現れる。


Z・HEROアルティメーター
レベル12 攻撃力0


「これが、Z・HEROの最強モンスター…だが、攻撃力はゼロ。しかも、HEROが増えたことで、ワールド・ネオスの攻撃力が上がることになるぞ」


∞NE・HEROワールド・ネオス
攻撃力19300→19400


「たかが、100ポイント上がっただけだ!アルティメーターの攻撃力は、自分の墓地のZ・HEROの攻撃力を合計した数値になる!」
墓地のZ・HEROがアルティメーターに力を与える。


Z・HEROアルティメーター
攻撃力0→25700


「攻撃力、25700…」


「もちろん、こいつも戦闘で破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージも0になる」


「くっ…」





「マズい!せっかく出したワールド・ネオスが!」


「十代!」
ヨハンと、明日香が言う。





「これで最後だ!」


「っ!」


「Z・HEROアルティメーターで、∞NE・HEROワールド・ネオスに攻撃!アルティメット・ジャッジメント!!」
アルティメーターが攻撃する。



「くっ……」
攻撃がワールド・ネオスに近づく。


「この攻撃をくらえば、俺は負ける。だが、だが、ここで終わりはしないぜ!」
そして、攻撃が当たり、十代の周りが煙になる。





「十代!」


「そんな…」
明日香とレイが言う。





「やっと終わったか…」
ゼロが言う。


すると、そのとき


「ハイマット・バリエーション!!」
煙の中から十代の叫ぶ声が聞こえた。


「!?」


煙が晴れると、そこにはバリアを張るワールド・ネオスがいた。





「十代!」
明日香が言う。





「ば、バカな!?」


「危なかったぜ。俺はワールド・ネオスの最後の効果を発動した。召喚された次のターン、相手モンスターが攻撃してきたとき、一度だけ攻撃を無効にし、そのモンスターの一部の効果を無効にする!俺は、ダメージ0の効果を無効にする!」


「!!」


「どうやら、形勢が逆転しつつあるな」


「黙れ!攻撃を無効にしたところで、アルティメーターの攻撃力は貴様のワールド・ネオスよりはるかに上だ!ターンエンド!」
ゼロのターンが終了した。





21ターン
十代
LP1050
ゼロ
LP4000


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「マジックカード’オーバー・ソウル’を発動!墓地からネオスを特殊召喚する!」
十代の場にネオスが現れる。

しかも、そのネオスは胸の赤いコアが輝いていた。


E・HEROネオス
攻撃力2500


「ゼロ…このターンで、お前たち、クローン・エンパイラの因縁を断つ」

「!?」


「トラップ発動!’ネオス・スパイラル・フォース’!ワールド・ネオスの攻撃力を2倍にする!」


∞NE・HEROワールド・ネオス
攻撃力19400→38800


「こ、攻撃力…38800だと!」


「これで終わりだ!∞NE(インフェニット・ネオ・エレメンタル)・HEROワールド・ネオスで、Z(ゼロ)・HEROアルティメーターに攻撃!ラス・オブ・スパイラル・レジェンダリー!!」
ワールド・ネオスが攻撃する。


「ぐわあああ!」


ゼロ
LP4000→0


ゼロの周りが煙になる。





「やったぁぁ!」


「兄貴が勝ったザウルス!」


「これで、クローン・エンパイラは壊滅です」


「十代」
翔、剣山、鮫島校長、明日香が言う。





そして、ソリッドビジョンが消えるが、ネオスだけが残った。


そして、十代の足元にゼロが使っていたデュエルディスクが飛んできて、十代はデュエルディスクからZ・HEROのデッキを取る。


「これで最後だ…」
十代が呟く。


すると、そのとき、



「まだだ…」
煙の中から傷ついたゼロが現れる。


「もう終わりだ。お前は負けた」

「いや、まだだ。俺の使命のため、人間を滅ぼす。まずは、……貴様からだぁぁ!」
ゼロの体の様子がおかしくなる。


「!?」


「ぐわあああ!」
ゼロが悪魔のような体になる。


「外道が…」
十代が言う。




「なんだ!あれは!?」


「姿が変わった!」


「クローンとはいえ、尋常じゃないよ。あれは」
亮、ジム、吹雪が言う。


《ヒィィ!》
大徳寺先生はファラオの腹の中に入る。





『貴様は、この俺が抹殺してやる!は!』
変貌したゼロが十代に攻撃する。


十代とネオスはギリギリかわす。


『こんなものではないぞ!』
ゼロが攻撃を続ける。


「ネオス!」
十代が言うと、ネオスが攻撃を受け止める。


『俺の本気は、こんなもんじゃないぞぉ!』


ネオスがゼロから離れ、十代と一緒に距離を取った。


『どうする…?こいつを倒さないと、俺たちに明日は…』
十代が呟く。

すると、


《十代!》
ネオスが十代に呼びかける。


「ネオス?」


《あのゼロが言っていた最強の力を使うぞ》


「最強の力…」


《その力は、HEROモンスター全てが、十代と融合するんだ》


「俺と、みんなが…」


《幸い、私の身体にはワールド・ネオスになったことで、全てのHEROの力が受け継がれている。あとはキミのやる気次第だ!》


「だが、俺の身体が保つか…」
十代が言う。


《クリクリィ》
ハネクリボーが出てきた。


「ハネクリボー…」


《何をためらっているんだい?》


「ユベル」


《そうだよ、十代》


「カードエクスクルーダー」
3体のモンスターが実体化して現れる。


《明日香のところに戻るんでしょ?》


《だったら、僕たちも付き合うよ》


《クリクリィ》


「お前ら…」
十代がネオスを見る。


そして、十代は立ち上がる。


『精霊どもと話しは済んだか?何を話していたがは知らんが、ここで終わりだ!』
ゼロが言う。


《十代!この力は、ただの融合だけではダメだ》
ネオスが言う。


「なら、10倍。いや、100倍にするまでだ!」
十代が6枚のカードを取り出す。


「行くぞ!マジックカード、融合、超融合、ミラクル・フュージョン、パラレル・ワールド・フュージョン、グラヴィティ・フュージョン、そして、ワールド・フュージョン発動!」
最後のカードはフィールドゾーンに出した。


そして、ネオス、ユベル、ハネクリボー、カードエクスクルーダーが光る。


そして、ゼロが十代に攻撃。十代の周りが煙になる。


『ハハハッ!終わったなぁ!』
ゼロが言う。







「十代様ー!」


「十代!」
レイとヨハンが言う。






すると、そのとき、赤い光が煙の中から現れる。
そして、空中に何かが飛んでいた。


姿は騎士、右手には白い剣、左手には黒い剣。そして、髪の毛の色は金髪。顔は目しか見えなかった。他の部分はマスクで隠していたからだ。
そして、背中には綺麗な羽が6枚もついていた。

だが、オッドアイになっていたため、こいつの正体が十代だとわかった。






「十代……!?」


「あれは、一体…」
明日香と鮫島校長が言う。





「貴様ぁぁ!」
ゼロが粒子を十代に向けて放つ。


だが、十代の右手に持つ剣で、その攻撃を断ち切った。


『なに!!』






「凄いノーネ!」
クロノス教頭が言う。




『貴様ぁぁ!』



「はぁぁ!」
十代がスピードをつけ、ゼロに近づき、右肩に出ていた角を切り落とす。


「ぐわっ!」





「早い!」
藤原が言う。



『このぉぉ!』
ゼロが攻撃するが、十代は剣で受け止める。


そして、後ろに転ばす。


『うわっ!』



そして、十代が飛ぶ。


『貴様!』
ゼロが立ち上がる。


「もう終わりだ!」
十代の2本の剣が光る。


『!!』


「はぁぁぁぁ!」
十代が覇気を剣に込める。


「行くぜ!」
十代がゼロに近づく。


『うおぉぉ!』

「うおぉぉ!」
そして、2人がぶつかり合い、周りが煙になる。




「十代!」
明日香が言う。




そして、煙が晴れる。


すると、2人とも背中を向けて、立っていた。


だが、数秒後、ゼロが倒れる。





「勝った…」


「勝った…兄貴が勝ったぁ!」
レイと翔が言い、みんなが喜ぶ。



「十代…」
明日香が言う。





十代は一息ついた。


すると、そのとき


「!?」
地震が起き、建物が崩れだした。





画面越しから見ていたみんなが慌てる。


「十代!逃げろ!」


「押しつぶされるぞ!」
ジムと万丈目が言う。





そして、十代は飛び立ち、建物から脱出を試みる。





その頃、みんなは浜辺にきていた。


みんなの目に映るのは、十代が今いる建物が崩れていた。


「建物が…!」


「崩していく…」
翔とヨハンが言う。



「十代は!」
万丈目が言う。




そして、建物は完全に崩れた。

同時に海の水平線に朝日が見えてきた。


「十代様…そんな…」
レイが涙を流す。



「兄貴……」


「十代くん…」
剣山と、鮫島校長が言う。


「十代…」
明日香が下を向いて涙を流す。


「みんなの…ところに…帰ってくるって…行ったのに……十代の、十代のバー」
明日香が言おうとしたとき!


「おお!海から出る太陽って、こう見えるのか」
明日香の真後ろから声がした。

明日香、そして、みんなが明日香の後ろを見る。


そこには傷ついた十代の姿があった。


「「「十代!」」」

「「兄貴!」」

「十代様!」



「悪かったな、心配かけて」


「良かった、十代くん…」

「シニョール十代…」


「心配させやがって…」
万丈目が言う。

十代は笑う。

そして、明日香を見る。

明日香は涙を拭く。


「おかえりなさい」


「ああ、ただいま…」
十代が言う。






第2ED Endless Dream(きただにひろし)






予告


十代:クローン・エンパイラとの戦いは約1年間で幕を閉じた。

考えてみりゃ、俺の新しいモンスターいっぱいいるんだよな。

よし、ちょっと整理してみっか


次回【HERO】


ぐおぉ、明日香!傷にシミるぅ!





特別篇


十代:今日の最強カードは’∞NE(インフェニット・ネオ・エレメンタル)・HEROワールド・ネオス’。ネオスに全てのHERO、ネオスペーシアン、ネオスと名のついたモンスターの力が合わさった世界を見守る無限のヒーローだ。攻撃力は3000だが、お互いのフィールドと墓地にあるHERO、ネオスペーシアン、ネオスと名のついたモンスター1体につき100ポイントアップするぜ。
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