このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

第80話【世界最強のHERO】





12ターン
十代
LP4000
ゼロ
LP4400


「俺のターン!」
ゼロがカードをドローする。


「Z・HEROの力は、まだ上がある。その力をとくと味わうがいい!」
ゼロが言う。



「俺は’Z・HEROオメガ’を特殊召喚!」
ゼロの場にモンスターが現れる。


Z・HEROオメガ
レベル8 攻撃力2900


「特殊召喚!」


「このカードは、フィールドにZ・HEROがいないとき特殊召喚できるモンスターだ。そして、召喚に成功したとき、相手モンスター1体の攻撃力を500下げる!」


E・HEROゴッド・ネオス
攻撃力3000→2500


「ゴッド・ネオス!」


「オメガでゴッド・ネオスに攻撃!オメガティック・デステーション!!」
オメガが攻撃する。


「ぐわっ!」


十代
LP4000→3500


十代の体が傷付く。


「くっ…トラップ発動!’ディメンジョン・ネオスペースアップ’!ゴッド・ネオスが破壊されたとき、除外されているネオスペーシアンを全て墓地に戻し、デッキからネオスを特殊召喚する!」
十代はアクア・ドルフィン、フレア・スカラベ、エア・ハミングバード、グロー・モス、グラン・モール、ブラック・パンサーを墓地に戻し、フィールドにネオスが現れる。


E・HEROネオス
攻撃力2500


「しぶといやつだ。だが、オメガは召喚されたターンにモンスターを破壊したとき、相手のデッキから5枚のモンスターカードを墓地に遅らせる!」

「っ…」
十代はデッキから’オーシャン’、’フォレストマン’、’エッジマン’、’ワイルドマン’、’ネクロ・ダークマン’を墓地に送った。


「更に、速攻魔法’道連れによる追い込み’を発動。デッキからカードが墓地に行ったとき、同じ枚数、相手は融合デッキから融合モンスターを墓地に送る」


「!……」
十代は融合デッキから’レインボー・ネオス’、’サイバー・エンジェル・ネオス’、’デステニー・ネオス’、’サイバー・ネオス’、’フレイム・ブラスト’を墓地に送った。


「不幸だな。モンスターが削られて、カードを2枚セットし、ターンエンド」
ゼロのターンが終了した。


『マズい……このままじゃ、デッキは尽き、デュエルに敗北する』
十代が呟く。






第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)






GX‐80【世界最強のHERO】






十代のデュエルを画面越しから見るみんな。



「兄貴…」


「2パターンで追い込まれている。簡単には勝てないぞ」


「だが、俺たちは、ここで見守ることしかできない」
剣山、亮、ヨハンが言う。







十代はゼロを見る。


「………」


すると、


《十代》
後ろにユベルが現れる。


「ユベル…?」


《Z・HEROを見ろ》
ユベルの言う通り、十代はZ・HEROを見る。

Z・HEROは苦しんでいた。


「Z・HERO…」

《Z・HEROも苦しんでいるんだ。主人の邪悪な力によって》


「………」

《Z・HEROを救えるのは、今まで、クローン・エンパイラを倒したキミにしかできない》
ユベルが消える。


『Z・HERO……待ってろ。今、助けだしてやる』
十代が呟く。





13ターン
十代
LP3500
ゼロ
LP4400


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


『なんとかして、態勢を立て直さないとな』
十代が呟く。


「カードを1枚セットし、ターンエンドだ」
十代のターンが終了した。





14ターン
十代
LP3500
ゼロ
LP4400


「俺のターン!」
ゼロがカードをドローする。


「俺は’Z・HEROグース’を召喚!」
ゼロがモンスターを召喚する。


Z・HEROグース
レベル4 攻撃力1500


「どうやら、このデュエル…もうそろで勝負がつきそうだな」


「そうかな」


「まだ、戯れ言を!オメガで、ネオスに攻撃!オメガティック・デステーション!!」
オメガが攻撃する。


「戯れ言なんかじゃないぜ!トラップ発動!’ファイア・バック・ウォール’!デッキから炎属性2体を墓地に送り、攻撃を無効にする!」
十代はデッキから’ザ・ヒート’と、’レディ・オブ・ファイア’を墓地に送った。


「チッ…耐えたか。ターンエンド」
ゼロのターンが終了する。





「十代…」


「次のターンで何かしなきゃ負けるぞ」
明日香と万丈目が言う。





15ターン
十代
LP3500
ゼロ
LP4400


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


『このカードは、隼人から送られた……』
十代が呟く。


『正直、もったいないがやるしかない』
十代が引いたカードを使用する。


「マジックカード’代償から生まれる奇跡’を発動!自分フィールドにモンスターが1体しかいないときのみ発動可能。融合デッキからWE(ダブルエレメンタル)・HERO、AE(アサルトエレメンタル)・HERO、GE(ギアエレメンタル)・HERO、FE(フィールドエレメンタル)・HERO、VE(ヴィジョンエレメンタル)・HERO、ZE(ゼウスエレメンタル)・HEROを6枚ずつ、計36枚の融合モンスターを墓地に送り」
十代が融合デッキから36枚のカードを出す。





「36枚も!」
翔が言う。





「デッキからE・HERO、’バーニング・ボンド’、’トルネード・エクイメント’、’グラヴィティ・アルマメント’、’ブリザード・ホーリー’、’ヴィジョン・ダークマン’、’シャイニング・ゼウス’を手札に加える!」
十代は6枚のカードを手札に加えた。


「そして、融合を発動!手札の6体の幻のE・HEROを融合!」
6体のモンスターが一つになる。


「降臨せよ!’XE(エクスエレメンタル)・HEROエンペラー・ノヴァ’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。


XE・HEROエンペラー・ノヴァ
レベル10 攻撃力3000


「ほお、よくこのタイミングで」
ゼロが言う。


「エンペラー・ノヴァの効果により、墓地のフレイム・ウィングマンの効果を吸収!」
エンペラー・ノヴァにフレイム・ウィングマンの効果が加わった。


「更にマジックカード’神の豊富’!融合デッキから6枚のZE・HEROを墓地に送り、エンペラー・ノヴァの攻撃力を2000アップ!更に、墓地からマジックカード1枚をデッキに戻す!」
十代は融合デッキから進化形態のZE・HEROを墓地に捨て、墓地から融合のカードをデッキに戻した。
更に、エンペラー・ノヴァの攻撃力が上がる。


XE・HEROエンペラー・ノヴァ
攻撃力3000→5000


「エンペラー・ノヴァで、Z・HEROオメガに攻撃!オーバー・ノヴァ・ストリーム!!」
エンペラー・ノヴァが攻撃する。


「エンペラー・ノヴァの効果により、オメガの効果は無効!ここで終わらせてもらうぞ!」


「いや、まだ終わりじゃない!トラップ発動!’ハーフ・ゼロ’!」
ゼロがトラップを発動した。そして、オメガが破壊される。


「このカードはZ・HEROが破壊されたとき、自分が受ける戦闘ダメージを半分にし…ぐわっ!」


ゼロ
LP4400→3350


「更に、半分にした数値分、相手にダメージを与える!」
ダメージが十代に跳ね返る。


「ぐわっ!」


十代
LP3500→2450


「くっ…だが、フレイム・ウィングマンの効果を吸収したエンペラー・ノヴァの効果ダメージは受けてもらうぞ!」
エンペラー・ノヴァがゼロに効果ダメージを与える。


「うわっ!」


ゼロ
LP3350→1250


「俺はネオスを攻撃表示から守備表示に変更!」


E・HEROネオス
攻撃力2500→守備力2000


「ターンエンドだ」
十代のターンが終了した。





「ライフを減らすことはできた」


「あとは、このまま攻めれば勝てる」
レイと、亮が言う。






16ターン
十代
LP2450
ゼロ
LP1250


「俺のターン!」
ゼロがカードをドローする。


「俺にライフで勝つなど、100年早い!トラップ発動!’裁判・零’!フィールドのZ・HEROグースを墓地に送り、デッキから’Z・HEROディスカテス’を特殊召喚!」
グースが消え、新たなモンスターが現れる。


Z・HEROディスカテス
レベル8 攻撃力3200


「ディスカテスの効果発動!このカードが召喚に成功したとき、互いの融合デッキから4体のモンスターを墓地に送る!」
この効果で十代は’エスクリダオ’、’グレイト・トルネード’、’ノヴァマスター’、’The・シャイニング’を墓地に送り、ゼロは4体の融合Z・HEROを墓地に送った。


「更に、自分のライフが2000以下のとき、ライフを4000にする!この効果に対して、相手はモンスター効果を発動できない」


ゼロ
LP1250→4000


「っ!」






「また、ライフが降り出しに…」


「ダメージを与えても、結局、すぐ降り出しに戻る」


「もう無理なノーネ!」
明日香とジム、クロノス教頭が言う。






「ディスカテス!エンペラー・ノヴァに攻撃!ジャッジ・ウェーブ!!」
ディスカテスが攻撃する。


「ぐわっ!」


十代
LP2450→2250


「俺は、これでターンエンドだ!」
ゼロのターンが終了した。





17ターン
十代
LP2250
ゼロ
LP4000


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「マジックカード’フォワード・ドロー’!俺は融合デッキから’ジ・アース’と、’アブソルートzero’を墓地に送り、デッキから3枚ドローする!」
十代は融合デッキからカードを2枚墓地に送り、デッキから3枚ドローした。


「マジックカード’ディフェンス・ライブ’!デッキからLV3以下のモンスター2体を守備表示で特殊召喚!頼むぜ、’ハネクリボー’、’カードエクスクルーダー’!」
十代の場にモンスターが2体現れる。


ハネクリボー
レベル1 守備力200


カードエクスクルーダー
レベル3 守備力400


そして、ハネクリボーとカードエクスクルーダーはゼロの覇気に怯える。


《クリィ…》

《怖いよ…十代》


「耐えてくれ、ハネクリボー、カードエクスクルーダー…。カードを1枚セットし、ターンエンドだ」
十代のターンが終了した。



「そんなザコモンスターに何ができる…」





18ターン
十代
LP2250
ゼロ
LP4000


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「マジックカード’オーバー・サモン’を発動!墓地から融合モンスターを可能な限り特殊召喚する!現れろ!’Z・HEROローリング’!」


Z・HEROローリング
攻撃力2300


「’ツヴァイザー’!」


Z・HEROツヴァイザー
攻撃力2900


「’コータギオン’!」


Z・HEROコータギオン
攻撃力2800


「’ラーズアン’!」


Z・HEROラーズアン
攻撃力2600


ゼロの場に4体の融合Z・HEROが現れる。


「更に、特殊召喚したZ・HERO1体につき300ポイントのダメージを与える!」
十代に1200ポイントのダメージが襲う。


「ぐわああ!」


十代
LP2250→1050


十代の体がボロボロになる。




「兄貴!」


「十代!」
翔と明日香が言う。




「はあ、はあ」


「このターンで最後だ!オメガで、ネオスに攻撃!オメガティック・デステーション!!」
オメガが攻撃する。





「十代様!」
画面越しで見るレイが言う。




「くっ…トラップ発動!’ツー・スモール・ガード’!LV3以下のモンスター2体を生け贄にして、バトルフェイズを終了する!」
十代が自力で伏せカードを発動した。


《行くよ!ハネクリボー!》


《クリクリィ》
ガードエクスクルーダーと、ハネクリボーが十代を守り、フィールドから消える。


「俺はカードを1枚セットし、ターンエンドだ」
ゼロのターンが終了した。


そして、ターンエンドを宣言した瞬間、十代が前に倒れる。




画面越しから見ていたみんなが驚く。





「ふん、体が保たなかったか」
ゼロが言う。



十代に反応はなかった。




「兄貴!」

「十代くん!」
翔、鮫島校長が言う。


「十代様!」
レイが泣く。


「十代……」
明日香も涙目になっていく。






十代はずっと倒れていた。


段々、意識が朦朧としていく。


すると、十代の心の中に、誰かが呼びかけた。


そして、十代の意識は、心の中にあった。


《十代…》


《十代…》


《クリクリィ》
意識が心の中に入った瞬間、周りに精霊たちが現れる。


『みんな…』


《諦めるな十代》
フレイム・ウィングマンが言う。


『だが、俺は、もう…』



《後ろを見るんだ、十代》
アクア・ドルフィンが言う。


十代は後ろを見た。


すると、そこにはF・HEROや、X・HERO、M・HEROなど、E・HERO以外のHEROが全員いた。


『これって…』


《彼らだって、Z・HEROを助けたいんだ》
ユベルが言う。



そして、Z・HEROも、みんなとは離れた場所にいた。


《遊城十代……正しき闇の力を持つものよ…私たちはキミを信じている》
Z・HEROオメガが言う。
そして、その後ろにいたZ・HEROたちが頷く。



《十代…例え、今はデッキに入っていなくても、キミと私たちの心は一つだ。なぜなら、キミは我々を大切に保管しているからだ。今はデッキに入っていないE・HEROもジャケットの内ポケットに入ってる。他のHEROたちのカードもいつも丁寧にしていた。だから、みんながキミに力を貸すんだ》
ネオスが言う。


《キミがいたおかげで、僕はE・HEROになることができた。ハネクリボーも、進化することができた…》


《クリクリィ》


『ユベル…相棒…』


《デッキを見て、十代》
カードエクスクルーダーが言う。

デッキが光っていた。


『これは…』


《十代…キミのおじいちゃんの形見の本の題名を思い出すんだ》
ユベルが言う。


『は!人間と精霊は一つ…』
十代が言う。


そして、おじいちゃんの言葉を思い出した。


おじいちゃん:十代…例え、人間と精霊が違う生き物でも、共通に持っているものがあるのじゃ。

子ども十代:共通に持っているもの?


おじいちゃん:そうじゃ。それは、心じゃ。



そして、次に十代が思い出した言葉は、おじいちゃんが死ぬ間際に言った言葉だった。あのとき、おじいちゃんは酸素マスクをつけていた。


おじいちゃん:十代…精霊の心を…感じ取るのじゃ。そうすれば、お前にも力を、与えてくれる。お前は、一人じゃない…


おじいちゃんは、この言葉を最後に息を引き取った。







その頃、デュエルアカデミアの画面から見ていたみんなの教室にある教卓の上にあった24個のHEROデッキが光っていた。


「デッキが光ってる!?」
レイが言う。


《ルピルピ》

《十代に共鳴しているんだ!》
ルビー・カーバンクルと、サファイア・ペガサスがヨハンのとなりに出てきて言う。


「十代…」
ヨハンが言う。


「十代…」
明日香が胸に手を当てる。





そして、十代は……




『そうだったな…じいちゃんの言う通りだ。精霊の気持ちを信じれば、怖いものなどない。それを教えてくれたのは、じいちゃん…そして、お前たちだったな』
十代が言う。

みんなが頷く。


すると、ネオスの胸のコアが光る。


《十代》


『ああ』

そして、全てのモンスターは光となり十代に吸い寄せられるように一つになる。






そして、倒れた十代の手が動く。


「!?」
ゼロが驚く。


そして、十代は意識を取り戻し立ち上がる。


そして、目つきを見せる。
十代の目はオッドアイになっていた。
しかも、いつもより輝いていた。




「十代!」


「十代様!」


「心配させちゃって」
明日香、レイ、吹雪が言う。





「十代、貴様と言うやつは」


「ゼロ…俺は、お前を倒す。HEROの力を一つにしてな!」
十代のデッキが光る。


更に、十代のジャケットの内ポケットに入っているカードも光る。





19ターン
十代
LP1050
ゼロ
LP4000


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。

引いたカードは十代が祖父からもらった小説に入っていた真っ白いカードだった。

しかし、そのカードは光を浴び、表面が浮かび上がってきた。


「行くぜ、HEROたち!」
十代が言う。


「何をする気だ?」
ゼロが言う。


「マジックカード’無限融合・世界融合(ワールド・フュージョン)’を発動!デッキから’融合’、’ミラクル・フュージョン’、’超融合’、’パラレル・ワールド・フュージョン’、’重力融合ーグラヴィティ・フュージョン’を墓地に送る!」


「5枚の融合を墓地に送るだと!?」


そして、十代は5枚のカードを墓地に送った。






そして、みんながいるところにある24個のHEROデッキが更に、輝きを増す。





すると、十代の場のネオスが飛び立ち、フィールドの中央に大きな融合の渦ができる。


そして、デュエルをしている広場に全てのE・HERO、そして、全てのHEROが現れる。
もちろん、すでにゼロの墓地にあったZ・HEROもいた。

「ネオス!」
十代が言う。


ネオスは頷く。

そして、ネオスの胸のコアが光りだし、融合の渦に入る。

そして、あとを追うように、ほかのHEROも中に入る。

合計100体、いや、200体以上はいただろう。


今、多数のモンスターが一つになるのだ。



「世界を守るヒーロー伝説!ネオスに力を与え、その姿を現せ!」

フィールドの中央に出ていた融合の渦が輝き出す。


「俺の場に君臨し、神を超えろ!降臨せよ!’∞NE(インフェニット・ネオ・エレメンタル)・HEROワールド・ネオス’!」
輝いていた融合の渦からモンスターが舞い降りて来た。

そのモンスター、全てのHEROの力を受け継ぎ、全てを飲み込む、ネオスだった。


∞NE・HEROワールド・ネオス
レベル12 攻撃力3000


「ゼロ!このデュエルで証明してやる!ヒーロー伝説は永久に続くことをな!」
十代が言う。






第2ED Endless Dream(きただにひろし)






予告


十代:俺の、いや、俺と精霊の伝説は、ここで終わりじゃない!

今、無限に広がる世界を進化させ、見守っていく、このワールド・ネオスがお前を倒す!


次回【HEROに選ばれし力】


ついに、クローン・エンパイラの指揮官、ゼロと決着がつく。
1/1ページ
スキ