第76話【幻を束ねろ!!XE・HERO降誕】
「トラップ発動!’ヒーロー・バリア’!場にE・HEROがいるとき、攻撃を一度だけ無効にする!」
セイラーマンの前にバリアが現れ、アルクイスの攻撃を止める。
「面白くなってきたな。十代!どっちが融合をうまく使えるか、勝負といこうじゃないか」
「望むところだ!どっからでもかかってこい!」
十代が言う。
「我はカードを1枚セットし、ターンエンドだ」
アルクムンのターンが終了した。
『同じ融合を得意とするデッキ……面白くなってきたぜ』
十代が呟く。
第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)
GX‐76【幻を束ねろ!!XE・HERO降誕】
お互い融合を軸にしたモンスターを使うデッキで戦う十代とアルクムン。
デュエルは6ターン目を迎えていた。
6ターン
十代
LP2800
アルクムン
LP2500
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「俺はカードを1枚セット!」
十代はカードを1枚セットした。
「そして、セイラーマンの効果で、アルクムンにダイレクトアタック!アンカー・ナックル!!」
セイラーマンが攻撃する。
しかし、
「同じ攻撃を何度も通ると思うなよ!トラップ発動!’イクス・カリバー’!相手モンスターの攻撃を無効にし」
セイラーマンの攻撃が無効になった。
「デッキから2体のX・HEROを特殊召喚する!現れろ!’X・HEROスラッシュ’!’X・HEROガンス’!」
アルクムンの場にモンスターが2体現れた。
X・HEROスラッシュ
レベル4 攻撃力1000
X・HEROガンス
レベル4 攻撃力1000
「くっ……モンスターが2体も…融合を狙っているのか。俺は、これでターンエンドだ」
十代のターンが終了した。
7ターン
十代
LP2800
アルクムン
LP2500
「我のターン!」
アルクムンがカードをドローする。
「行くぞ。マジックカード’融合’発動!フィールドのスラッシュ、ガンス、パイナンを融合!」
3体のモンスターが融合する。
「現れろ!’X・HEROアルマー’!」
アルクムンの場に融合モンスターが現れた。
X・HEROアルマー
レベル8 攻撃力2800
「3体融合の融合モンスター!」
明日香が言う。
「アルマーで、セイラーマンに攻撃!テッカ・ストリップ!!」
アルマーが攻撃する。
「ぐわああ!」
十代
LP2800→1400
「兄貴!」
「十代!」
翔とヨハンが叫ぶ。
「くっ…トラップ発動!’ヒーロー・シグナル’!モンスターが破壊されたとき、デッキから、LV4以下のE・HEROを特殊召喚する!現れろ!’スパークマン’!」
十代の場にモンスターが現れる。
E・HEROスパークマン
レベル4 守備力1400
「ふん、モンスターを残したか。だが、それが貴様の命取りになる!アルマーの効果により1000ダメージをくらえ!」
アルクイスの効果ダメージが通る。
「ぐわああ!」
十代
LP1400→1000
「兄貴!」
「十代くん!」
剣山と鮫島校長が言う。
「まだ我の攻撃は残っている!アルクイスで、スパークマンに攻撃!リッパー・チャクラム!!」
アルクイスが攻撃する。
「スパークマン!」
「我は、これでターンエンド」
アルクムンのターンが終了した。
「ライフ残り400。このままではトラップカードを使うことができない」
「なんとかして、アルクイスだけでも破壊しないと…」
ジム、吹雪が言う。
8ターン
十代
LP400
アルクムン
LP2500
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
『くっ……融合のカードじゃない。融合さえこれば、こいつらの真の力が発揮できるのに…』
十代が呟く。
「俺は’アクア・ドルフィン’を召喚!」
十代の場にネオスペーシアンが現れる。
N・アクア・ドルフィン
レベル3 守備力800
「更に、マジックカード’ネオスペーシアン・イリュージョン’を発動!自分フィールドにネオスペーシアンが1体しかいないとき、デッキから2体のネオスペーシアンを効果を無効にして特殊召喚する!現れろ!’フレア・スカラベ’!’グロー・モス’!」
十代の場にモンスターが現れる。
N・フレア・スカラベ
レベル3 守備力400
N・グロー・モス
レベル3 守備力900
「俺は、これでターンエンドだ」
十代のターンが終了した。
「なんとか守備モンスターを出した」
「だが、これがいつまで耐えきれるかだ」
レイと、万丈目が言う。
9ターン
十代
LP400
アルクムン
LP2500
「俺のターン!」
アルクムンがカードをドローする。
「一気に滅してやる。マジックカード’フュージョン・リカバリー’を発動し、墓地から融合のカードと、X・HEROスラッシュのカードを手札に加える!」
十代が墓地から2枚のカードを回収した。
「そして、融合発動!手札のスラッシュと、’X・HEROエドリア’を融合!」
2体のモンスターが一つになる。
「現れろ!’X・HEROバイオレット’!」
アルクムンの場に融合モンスターが現れる。
X・HEROバイオレット
レベル6 攻撃力2300
「くっ……3体目の融合モンスター」
「バイオレットが召喚に成功したとき、デッキからカードを1枚ドローする!」
アルクムンはデッキから1枚ドローする。
「行くぞ、十代!X・HEROアルマー、アルクイス、バイオレット!十代のアクア・ドルフィン、フレア・スカラベ、グロー・モスに攻撃!」
3体のX・HEROが十代のネオスペーシアンに攻撃する。
「うわあっ!」
「俺は、これでターンエンドだ!」
アルクムンのターンが終了した。
「十代のモンスター全てを、たった1ターンで…」
「マズいノーネ!いよいよ、マズくなってきたノーネ!」
「くっ…十代」
エド、クロノス教頭、亮が言う。
10ターン
十代
LP400
アルクムン
LP2500
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
『くっ……次のターンが勝負になるか』
十代が呟く。
「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。
「兄貴、モンスターをしなかったザウルス!」
「出せるモンスターがなかったの」
「そんな…」
剣山、明日香、レイが言う。
「どうやら、諦めたようだな。このデュエル、もらったぞ!」
アルクムンが言う。
11ターン
十代
LP400
アルクムン
LP2500
「我のターン!」
アルクムンがカードをドローする。
「我は融合を発動!」
「2枚目の融合カード!」
「我は手札の’X・HEROアイス’と、’X・HEROバーン’を融合!」
2体のモンスターが一つになる。
「現れろ!’X・HEROアイス・バーン’!」
アルクムンの場に融合モンスターが現れる。
X・HEROアイス・バーン
レベル7 攻撃力2700
「正直、こいつを出す必要はなかったんだが、朽ちさせるためには痛みは多かったほうがいい…」
「くっ…」
「覚悟はできているな?十代!3体のX・HEROで十代に総攻撃!」
3体のX・HEROが攻撃を開始する。
「十代!」
「十代様!」
「「兄貴!」」
明日香、レイ、翔、剣山が叫ぶ。
「終わりだぁぁ!」
しかし、
「速攻魔法発動!’クッション・ドロー’!」
十代は伏せていたカードを発動した。
「なに!」
「このカードはライフを半分払い、バトルフェイズを強制終了させ、更にデッキから3枚ドローする!」
十代
LP400→200
X・HERO3体の攻撃が無効になった。
そして、十代はデッキから3枚ドローする。
「くっ……なんとか耐えたか。だが、次のターンで終わりだ。ターンエンド」
アルクムンのターンが終了した。
「十代……」
明日香が言う。
『俺の手札は、6枚とも、モンスターカード。しかも…幻のE・HERO』
十代は手札を見て呟く。
『融合さえ、融合さえ引ければ、このデュエル、勝てる!』
十代が指をデッキの上に置く。
『頼むぞ…俺のデッキ…』
12ターン
十代
LP200
アルクムン
LP2500
「俺の、ターン!」
十代がカードをドローする。
十代は引いたカードを確認する。
「アルクムン…どうやら、このデュエル、俺の勝ちだぜ」
「なに!?」
アルクムンが言う。
そして、みんなたちも驚く。
「行くぞ、幻のE・HEROたち!マジックカード融合、発動!手札に存在する’バーニング・ボンド’、’トルネード・エクイメント’、’グラヴィティ・アルマメント’、’ブリザード・ホーリー’、’ヴィジョン・ダークマン’、’シャイニング・ゼウス’を融合!」
6体のモンスターが一つになる。
「現れろ!幻の幻!’XE(エクスエレメンタル)・HEROエンペラー・ノヴァ’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。
XE・HEROエンペラー・ノヴァ
レベル10 攻撃力3000
「なんだ!このモンスターは!?」
「6体の幻のE・HEROが!」
「融合したザウルス!?」
ジムと剣山が言う。
「エンペラー・ノヴァはマジック、トラップの効果を受けないモンスター!そして、1ターンに1度、墓地のE・HEROを1体選択し、選択したモンスター効果をコピーする!俺はフレイム・ウィングマンの効果をコピー!」
「くっ」
「エンペラー・ノヴァでX・HEROアルマーに攻撃!オーバー・ノヴァ・ストリーム!!」
エンペラー・ノヴァが攻撃する。
「グワッ!」
アルクムン
LP2500→2000
「そして、効果を吸収したフレイム・ウィングマンの効果により破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを受けてもらうぜ!」
エンペラー・ノヴァが炎を吹き出す。
「ぐわああ!」
アルクムン
LP2000→0
「やった!兄貴の勝ちだ!」
「十代」
翔と明日香が言う。
「ふん…俺の負けか…」
「アルクムン…」
「用心しとけ、十代…もうそろ、我らの指揮官…ー」
アルクムンが輝き出し、その場から消える。
「………」
十代はデッキを拾う。
「これで、残るは1つ」
十代が言う。
すると、そのとき
『アルクムンを倒したか…』
デュエル場に声が響く。
みんなは驚く。
急いで十代の場所に行った。
そして、十代は上を見る。
そしたら、上にある画面に、仮面を付けた黒い髪の毛の男が映っていた。
「お前は……」
十代が呟く。
第2ED Endless Dream(きただにひろし)
予告
十代:ついに、最終決戦が始まろうとする。
クローン・エンパイラ指揮官ゼロ…お前は俺が倒す!
次回【クローン・エンパイラのボス】
俺は…絶対に死なねえ…