第51話【サイバーエンジェル・ネオス】
『早く終わらせて、十代を休ませないと…』
明日香が呟く。
「このデュエル…簡単には終わらないか…」
十代が言う。
第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)
GX‐51【サイバーエンジェル・ネオス】
体調の悪い十代とタッグを組む明日香。
十代の体の体調を気にしながらデュエルをし、7ターン目を迎えていた。
7ターン
十代&明日香
LP6000
クロイ&シロイ
LP7000
「俺のターン!」
シロイがカードをドローする。
「俺は’L・HEROリーフ’を召喚!」
シロイが新たなモンスターを召喚する。
L・HEROリーフ
レベル3 攻撃力1100
「リーフの効果発動!自分フィールドに3体以上のHEROがいるとき、そのうち2体を生け贄に、手札からLV6以上のL・HEROを特殊召喚!俺はL・HEROリーフと、ストーンを生け贄に捧げ、LV7の’グランド・テイラー’を特殊召喚!」
シロイがまた新しいモンスターを出す。
L・HEROグランド・テイラー
レベル7 攻撃力2400
「グランド・テイラーは墓地のL・HERO1体につき300ポイントのダメージを与えることができる!グランド・バーン!!」
グランド・テイラーの効果ダメージが通る。
「ぐっ」
「っ!」
十代&明日香
LP6000→5400
「グランド・テイラーで、サイバーエンジェルー弁天に攻撃!」
グランド・テイラーが攻撃する。
「破壊はさせない!ネオス・プラズマの効果発動!手札の’ネクロ・ダークマン’を墓地に送り、モンスター1体の戦闘破壊を無効にする!」
「だが、ダメージは通る」
シロイが言う。
「きゃあ!」
十代&明日香
LP5400→4800
「明日香…」
「俺は、これでターンエンド」
シロイのターンが終了した。
8ターン
十代&明日香
LP4800
クロイ&シロイ
LP7000
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「墓地のネクロ・ダークマンの効果発動!手札からE・HERO1体を生け贄なしで召喚する!現れろ!’ヴィジョン・ダークマン’!」
十代の場にモンスターが現れる。
E・HEROヴィジョン・ダークマン
レベル7 攻撃力2400
「ヴィジョン・ダークマンの効果で、デッキからE・HERO1体を手札に加える」
十代はデッキから’バブルマン’のカードを手札に加えた。
「そして、ヴィジョン・ダークマンと、デッキの’クレイマン’をツイン・フュージョン!!」
2体のモンスターが一つになる。
「現れろ!’VE(ヴィジョンエレメンタル)・HEROグランド・ダーク’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。
VE・HEROグランド・ダーク
レベル8 攻撃力2800
「行くぜ。ネオス・プラズマで、グランド・テイラーに攻撃!ラス・オブ・ネオス・ショット!!」
ネオス・プラズマが攻撃する。
「ぐっ」
クロイ&シロイ
LP7000→5900
「グランド・ダークで、ディフェンダーに攻撃!ゼネラル・エレガント!!」
グランド・ダークが攻撃する。
「「っ…」」
クロイ&シロイ
LP5900→4400
「俺は、これでターンエンドだ」
十代のターンが終了した。
「体調が悪いのに…やるな」
シロイが言う。
9ターン
十代&明日香
LP4800
クロイ&シロイ
LP4400
「俺のターン!」
クロイがカードをドローする。
「モンスターを全滅させたのが徒になったな」
「?」
「俺はモンスターを特殊召喚する!」
「え?」
「自分フィールドにモンスターがいないとき、R・HEROの中で最強を誇る’スーパー・ガードSP’を特殊召喚!」
クロイが新たなモンスターを出す。
R・HEROスーパー・ガードSP
レベル8 守備力3500
「守備力3500!」
明日香が驚く。
「このモンスターの召喚時、自分の手札をすべて墓地に送る」
クロイは手札をすべて墓地に送った。
「そして、このモンスターが攻撃しないとき、相手ライフに1500ポイントのダメージを与える!サンダー・ガード!!」
十代と明日香に落雷が落ちる。
「ぐわっ!」
「っ!」
十代&明日香
LP4800→3300
「俺は、これでターンエンドだ」
クロイのターンが終了した。
夕日が沈み出してきた。周りは段々、暗くなる。
10ターン
十代&明日香
LP3300
クロイ&シロイ
LP4400
「私のターン!」
明日香がカードをドローする。
『なんとかしなくちゃ』
明日香が呟く。
「私はマジックカード’奇跡の祝福’を発動!自分フィールドのモンスター1体を手札に戻し、同じ種族のモンスター2体をデッキから手札に加え、墓地からモンスター1体を特殊召喚する!私は弁天を手札に戻し、デッキから’サイバーエンジェルー茶吉尼’と、’韋駄天’を手札に加え、墓地からサイバー・プリマを特殊召喚!」
明日香が弁天を手札に加え、デッキから2枚のカードを手札に加え、墓地からモンスターを特殊召喚した。
サイバー・プリマ
レベル6 攻撃力2300
「この効果で特殊召喚されたサイバー・プリマは、次の相手のターン、サイバー・プリマを攻撃対象にすることはできないわ」
「厄介なことを…」
クロイが言う。
「そして、マジックカード’取り戻す力’を発動。フィールドにプリマがいるとき、デッキから’サイバー・チュチュ’を墓地に送ることで」
明日香がデッキからサイバー・チュチュを墓地に送った。
「サイバー・プリマは、このターン、相手にダイレクトアタックをすることができるわ!」
「やるな。明日香」
十代が言う。
「サイバー・プリマで、あなたたちにダイレクトアタック!終幕のレヴェランス!!」
サイバー・プリマが攻撃する。
「これで大ダメージを与えられる…」
十代が言う。
しかし、
「最強のR・HEROをなめるな!スーパー・ガードSPの効果発動!鉄壁の陣!!」
スーパー・ガードSPが消える。
「このモンスターをエンドフェイズまで墓地に送ることで、ダイレクトアタックを無効にする!更に、無効にしたとき、相手フィールドにいる攻撃可能なモンスター2体以上いるとき、バトルフェイズを終了する!」
サイバー・プリマの攻撃が止まった。
「あともう少しのところを……私は、これでターンエンド」
明日香のターンが終了した。
そして、エンドフェイズにスーパー・ガードSPが戻ってきた。
R・HEROスーパー・ガードSP
守備力3500
「どうやら終わりが近づいてきたな…」
シロイが言う。
「「…………」」
2人は黙っていた。
11ターン
十代&明日香
LP3300
クロイ&シロイ
LP4400
「俺のターン!」
シロイがカードをドローする。
「見せてやろう。スーパー・ガードSPに匹敵するL・HEROを。…フィールドにL・HEROがいないとき、このカードを特殊召喚できる!現れろ!’L・HEROスーパー・アタックSP’!」
シロイがモンスターを召喚する。
L・HEROスーパー・アタックSP
レベル8 攻撃力3500
「これが、L・HERO最強モンスター…」
明日香が言う。
「スーパー・アタックSPが召喚に成功したとき、手札をすべて墓地に送る!」
シロイは手札をすべて墓地に送った。
「そして、相手モンスター1体を破壊する!俺はネオス・プラズマを破壊!」
十代のネオス・プラズマが破壊された。
「ネオス・プラズマ!」
「覚悟しろ!スーパー・アタックSPで、サイバー・プリマに攻撃!アタック・ブラスト!!」
スーパー・アタックSPが攻撃する。
明日香は目をつぶる。
『やっぱり、私じゃ』
明日香が呟く。
「サイバー・プリマは破壊させない!」
「!」
「VE・HEROグランド・ダークの効果発動!相手が攻撃力3000以上を持つモンスターで攻撃してきたとき、このカードを永続魔法として、魔法ゾーンに置き、攻撃を無効にする!」
スーパー・アタックSPの攻撃が無効になった。
「だが、スーパー・ガードSPが攻撃しないことで、相手に1500ポイントのダメージを与える!」
クロイが言うと、十代と明日香にダメージが通る。
「ぐわあ!」
「きゃあ!」
十代&明日香
LP3300→1800
「俺は、これでターンエンドだ!」
シロイのターンが終了した。
「十代…」
明日香が十代を見る。
「勝負あったな…」
「負けを認めて、十代、お前のデッキを渡せ」
シロイと、クロイが言う。
「十代…ごめんなさい。私が足を引っ張ったばかりに、こんな結果…」
「なんで、謝るんだ?」
「え?」
「それは、俺の力になれなかったから謝るのか?」
「それは……」
「心配するなって、次は俺のターンだ。この引きを俺は信じる。だから、お前も信じてくれ」
「十代…」
「無駄だ。もう勝ち目はない」
「諦めろ」
クロイと、シロイが言う。
『あのカードさえ、あのカードさえこれば、このデュエル…』
十代が呟く。
『お願い…十代に力を貸して』
明日香が呟く。
12ターン
十代&明日香
LP1800
クロイ&シロイ
LP4400
「俺のターン!」
十代がすばやくカードをドローする。
「!」
十代は引いたカードを使用する。
「マジックカード’オーバー・ソウル’!墓地からネオスを復活させる!」
十代の場にネオスが現れる。
E・HEROネオス
攻撃力2500
「このデュエル、もらった!」
十代が言う。
「「!?」」
「明日香。お前の力、俺にすべて預けろ!」
「え?」
「行くぜ。ネオス!マジックカード’融合’発動!フィールドのネオスと、サイバー・プリマを融合!」
2体のモンスターが一つになる。
「現れろ!’サイバーエンジェル・ネオス’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。
サイバーエンジェル・ネオス
レベル8 攻撃力3500
「ネオスとサイバー・プリマが!」
「融合しただと!?」
明日香とクロイが言う。
「サイバーエンジェル・ネオスの効果発動!手札のサイバーエンジェルと名のついた儀式モンスターを墓地に送り、送った数だけ攻撃することできる!俺は明日香の手札から3枚のサイバーエンジェルを墓地に!」
十代が言うと、明日香の手札から3枚のカードが墓地に行った。
「サイバーエンジェル・ネオスで、スーパー・ガードSPに攻撃!乱舞の舞ーラス・オブ・レヴェランス!!」
サイバーエンジェル・ネオスが攻撃する。
しかし、
「忘れたか!スーパー・ガードSPは墓地に送ることで攻撃を無効にする!」
クロイが言う。
「だが、サイバーエンジェル・ネオスも、墓地に捨てたサイバーエンジェルの種類で決められた効果を発揮する!俺は弁天が捨てられたときの効果を発動!守備モンスターを攻撃したとき、そのモンスターを、そのまま破壊する!これで、スーパー・ガードSPの効果も不発に終わり、無効だ!エンジェル・ソウル!!」
スーパー・ガードSPが破壊された。
「くっ」
クロイが言う。
「まだだ!サイバーエンジェル・ネオスはあと2回攻撃できる!サイバーエンジェル・ネオスで次はスーパー・アタックSPに攻撃!」
サイバーエンジェル・ネオスが攻撃する。
「だが、互いの攻撃力は同じ3500!相打ちだぞ!」
シロイが言う。
「残念だが、サイバーエンジェルー茶吉尼が墓地にいったときのサイバーエンジェル・ネオスの効果発動!同じ攻撃力を持つモンスターに攻撃したとき、このモンスターは戦闘で破壊されない!」
サイバーエンジェル・ネオスに茶吉尼に面影が現れ、サイバーエンジェル・ネオスを守った。
そして、スーパー・アタックSPは破壊された。
「バカな!」
シロイが言う。
「これで自慢のL・HEROも、R・HEROもいなくなったな。サイバーエンジェル・ネオス、3回目の攻撃!」
サイバーエンジェル・ネオスが攻撃態勢に入る。
「サイバーエンジェル・ネオスが3回目の攻撃を行うとき、サイバーエンジェルー韋駄天を墓地に送ったときの効果を発動!こいつの攻撃力はダメージステップの間、攻撃力が2倍になる!」
サイバーエンジェル・ネオス
攻撃力3500→7000
「攻撃力…」
「7000だと…」
シロイとクロイが言う。
「サイバーエンジェル・ネオスでダイレクトアタック!乱舞の舞ーラス・オブ・レヴェランス!!」
サイバーエンジェル・ネオスが攻撃する。
「「うわああ!」」
クロイ&シロイ
LP4400→0
「バカな…」
「俺たちのライフを一気に…」
クロイとシロイが言う。
そして、2人は輝き出し、その場にデッキを残して消える。
十代は、その場に膝をつく。
「十代!」
明日香は急いで十代の横に来る。
「さすがに疲れたぜ」
十代が頭を抑えて言う。
「明日香、悪いが、あの2つのデッキ、取ってきてくれないか」
「え、ええ」
数分後、日は沈み外は暗くなっていた。
十代は明日香に支えながら、部屋に戻る。
「大丈夫?十代」
「ああ、少し横になれば、治る。悪いが、ソファーの場所に…」
十代がベットの横に来たときに言うと、明日香が十代をベットに倒した。
「あ、明日香?」
「十代…今日からは一緒にベットで寝て…また倒れたら、困るから」
明日香が十代の胸の中で言う。
「明日香…わかった。今日からは、ここで寝るよ」
十代が明日香の頭を撫でる。
第2ED Endless Dream(きただにひろし)
予告
十代:な、なあ、お前ら酔っ払いすぎじゃねえ?
翔:兄貴!なにしてるんスか!
十代:ま、待て!これは、こいつらが!
翔:この光景を万丈目くんが見たら…
十代:何も言うなー
翔:次回【嫉妬デュエル!?十代VS万丈目】
十代:俺は、何もしてねーー!
ヒーロー講座
今回は’L(レフト)・HERO’についてだ。R・HEROとは逆の攻撃に特化したヒーローだ。こいつの攻撃からは逃げられないぜ。