第49話【羽ばたけ!!ユベル】
「俺のターン!」
アルイがカードをドローする。
「見せてやる………C・HEROの恐ろしさを…」
アルイが呟く。
「「……………」」
「俺のC・HEROは、その名と通り混沌のヒーロー。底に秘められし力は強烈だ」
第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)
GX‐49【羽ばたけ!!ユベル】
その頃、明日香とレイは十代を探していた。
「十代様、本当にどこに行っちゃったんだろ?」
「どうせ、その辺で寄り道してるんでしょ」
「だと、いいんですけど」
すると、そのとき、爆発音が聞こえた。
「え?なに」
「港の方からだわ!」
明日香とレイは急いで、そっちに向かう。
そして、数分後2人は港に着いた。
そこには十代と藤原、そして、知らない男がいた。
「十代!」
「藤原先輩も」
「明日香、レイ」
十代が言う。
「相手は、もしかして、クローン・エンパイラ!」
明日香が言う。
「ギャラリーが増えたか…段々、面白くなってきたな」
アルイが言う。
「2人共下がって、危ないから」
藤原が言う。
2人は下がる。
「さあ、デュエル続行だ!俺はカオスを生け贄に捧げ」
カオスがフィールドから消える。
「な!」
「そいつがエースモンスターじゃなかったの!?」
十代と藤原が言う。
「こんなモンスターが俺のエースモンスターだと思うな!現れろ!’C・HEROカースド・バイス’!」
アルイの場にモンスターが現れる。
C・HEROカースド・バイス
レベル8 攻撃力3000
「こいつも戦闘では破壊されない。更に、マジックカード’混沌の魂’を発動!墓地のC・HEROを1体特殊召喚する!戻れ!カオス!」
アルイの場にカオスが戻る。
C・HEROカオス
攻撃力2600
「カースド・バイスで、フェザーマンに攻撃!ブースト・カイス!!」
カースド・バイスが攻撃する。
「ぐわっ!」
十代
LP3000→1000
「どうして、ダメージが?」
「カースド・バイスは守備モンスターを攻撃したとき、貫通ダメージを与える能力を持つモンスターだ」
「くっ」
「次はカオスで、クリアー・ヴィシャスナイトに攻撃!スパイラル・ダークネス!!」
カオスが攻撃する。
しかし、
「トラップ発動!’クリアー・オブ・ストーン’!相手がクリアーモンスターに攻撃してきたとき、その攻撃を1度だけ無効にする!」
カオスの攻撃が無効になった。
「チッ…ターンエンドだ」
アルイのターンが終了した。
8ターン
十代
LP1000
藤原
LP2600
アルイ
LP3000
「僕のターン!」
藤原がカードをドローする。
「僕は’クリアー・レイジ・ゴーレム’を召喚!」
藤原の場に新たなクリアーモンスターが現れる。
クリアー・レイジ・ゴーレム
レベル4 攻撃力1600
「更に、マジックカード’報いの牙’!レベル4以下のモンスター1体は、このターン、ダイレクトアタックできる!クリアー・レイジ・ゴーレムで、ダイレクトアタック!」
クリアー・レイジ・ゴーレムが攻撃する。
しかし
「カースド・バイスの効果発動。ダイレクトアタックを受けるとき、そのダメージを半分にする!…ぐわっ」
アルイ
LP3000→2200
「だけど、この瞬間、クリアー・レイジ・ゴーレムの効果発動。ダイレクトアタックに成功したとき、相手の手札1枚につき、300ポイントのダメージを与える!」
アルイの手札は2枚だった。
「くっ」
アルイ
LP2200→1600
「やってくれる……」
「僕はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
藤原のターンが終了した。
「やるな…藤原」
十代が言う。
9ターン
十代
LP1000
藤原
LP2600
アルイ
LP1600
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「マジックカード’オーバー・ソウル’を発動!墓地からフェザーマンを守備表示で復活させる!」
十代の場にフェザーマンが舞い戻る。
E・HEROフェザーマン
守備力1000
「そして、フェザーマンを生け贄に、現れろ!’ブリザード・ホーリー’!」
十代の場に新たなモンスターが現れる。
E・HEROブリザード・ホーリー
レベル7 攻撃力2400
「来たな…幻のE・HERO…」
アルイが言う。
「ブリザード・ホーリーの効果発動。デッキからマジックカード1枚を手札に加える!」
十代はデッキから1枚のカードを手札に加える。
「これでターンエンドだ」
十代のターンが終了した。
『例え、幻のE・HEROを召喚しても、相手のモンスターには勝てない』
『どうするんですか?十代様』
明日香とレイが呟く。
10ターン
十代
LP1000
藤原
LP2600
アルイ
LP1600
「俺のターン!」
アルイがカードをドローする。
「どうやら、勝負がつきそうだな…俺は手札から’C・HEROミスト’を特殊召喚!」
アルイの場に新たなC・HEROが現れる。
C・HEROミスト
レベル6 攻撃力2200
「こいつはフィールドにC・HEROが2体以上いるとき特殊召喚できる。そして、召喚に成功したときフィールドのC・HERO×200ポイントのダメージを相手に与える!」
この効果ダメージが藤原に向かう。
「うわっ!」
藤原
LP2600→2000
「カースド・バイスで、クリアー・レイジ・ゴーレムに攻撃!ダート・スティール!!」
カースド・バイスが攻撃する。
「まだだよ!トラップ発動!’チェンジ・インストレーション’!ライフを1000払い」
藤原
LP2000→1000
「発動したターンのバトルフェイズを終了!」
カースド・バイスの攻撃が止まる。
「そして、デッキから1枚のカードを、相手の手札に加える!十代くん!」
藤原はデッキから1枚のカードを十代に渡す。
十代は、それを受け取る。
「こいつは」
「頼んだよ」
「…ああ」
「なんのカードを渡したが知らんが、もう無意味だ。カードを1枚セットし、ターンエンド」
アルイのターンが終了した。
「藤原先輩…十代様に何のカードを渡したんだろ?」
「おそらく…」
「え?」
「おそらく、あのカードよ」
レイと明日香が言う。
11ターン
十代
LP1000
藤原
LP1000
アルイ
LP1600
「僕のターン!」
藤原がカードをドローする。
「僕はクリアー・レイジ・ゴーレムと、クリアー・ヴィシャスナイトを生け贄に捧げ」
2体のモンスターが消える。
「’クリアー・バイス・ドラゴン’を召喚!」
藤原の場にエースモンスターが現れる。
クリアー・バイス・ドラゴン
レベル8 攻撃力?
「出た!藤原のフェイバリット!」
十代が言う。
「行くよ。クリアー・バイス・ドラゴンの攻撃力は攻撃するモンスターの攻撃力の倍の数値になる。僕が攻撃するのは、カースド・バイス!」
藤原はカースドを指差す。
クリアー・バイス・ドラゴン
攻撃力?→4400
「クリアー・バイス・ドラゴンで、カースド・バイスに攻撃!クリーン・マリシャス・ストリーム!!」
クリアー・バイス・ドラゴンが攻撃する。
「攻撃力を上げても無駄だ!トラップカード発動!’カオス・バリア’!C・HEROがいるとき、攻撃を一度だけ無効にする!」
クリアー・バイス・ドラゴンの攻撃が無効になった。
クリアー・バイス・ドラゴン
攻撃力4400→?
「僕は、これでターンエンド」
藤原のターンが終了した。
「どうやら、俺の勝ちは見えてきたな…もうお前らに勝機はない」
「そいつはどうかな…」
「なに?」
「まだ、俺のターンが残ってるんだぜ。もしかしたら、大逆転できるかもしれないぜ」
「なら引いて見るがいい」
「なら、お構いなく、引かせてもらうぜ」
十代が言う。
12ターン
十代
LP1000
藤原
LP1000
アルイ
LP1600
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
十代は引いたカードを確認すると無表情でデュエルを続けた。
「俺はブリザード・ホーリーと、手札の’ネクロ・ダークマン’をツイン・フュージョン!!」
2体のモンスターが一つになる。
「現れろ!’FE(フィールドエレメンタル)・HEROブイルディング・ナイト’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。
FE・HEROブイルディング・ナイト
レベル8 攻撃力2300
「FE・HEROの効果により、このカードをフィールドゾーンにセット!コーリング・チェンジ!!」
ブイルディング・ナイトが消え、フィールドが夜の星空になった。
「ブイルディング・ナイトがフィールドゾーンにセットされたとき、デッキから1枚ドロー!」
十代はデッキから1枚ドローする。
「来たぜ…」
十代が引いたカードを見て言う。
「なんだと?」
「マジックカード’本に書き出された名前’!デッキから攻撃力500以下のモンスターを特殊召喚する!俺は、’ユベル’を召喚!」
十代の場にユベルが現れる。
ユベル
レベル10 攻撃力0
「ユベルだと!」
「更に、マジックカード’HEROの誓い’を発動!ユベルをE・HEROに進化させる!」
ユベルの姿が変わる。
E・HEROユベル
レベル10 攻撃力2500
「E・HEROユベルの効果!このカード以外のモンスター効果を無効にする!ナイトメア・イリュージョン!!」
E・HEROユベル以外の効果が無効になった。
「くっ」
「更に、フィールドゾーンにあるブイルディング・ナイトの効果発動!HEROが召喚されたとき、デッキからHERO1体を特殊召喚する!ただし、攻撃することはできない。俺は’ネオス’を特殊召喚!」
十代の場にネオスが現れる。
E・HEROネオス
レベル7 攻撃力2500
「そして、E・HEROユベルと、E・HEROネオスが場にいるとき、2体の攻撃力を1000アップさせる!」
E・HEROユベル
攻撃力2500→3500
E・HEROネオス
攻撃力2500→3500
「くっ」
「そして、ブイルディング・ナイトの効果!エレメンタル・クリーン!!」
フィールドに綺麗な星が落ちて来る。
「これは!」
「ブイルディング・ナイトがフィールドゾーンにあるとき、モンスター1体の属性をエンドフェイズまで、自分が指定した属性に変更できる!俺はE・HEROユベルを闇から光に変更!」
E・HEROユベルの属性が変わる。
「さあ、最後の仕上げだ!俺は手札から藤原から託された’オネスト’の効果発動!このカードを墓地に送ることで、ユベルの攻撃力を戦闘する相手モンスターの攻撃力分アップする!」
十代の場にオネストが現れ、オネストがユベルに力を与える。
E・HEROユベル
攻撃力3500→6500
「バカな!攻撃力6500だと!」
「ユベルで、カースド・バイスに攻撃!オネスティ・ナイトメア・バースト!!」
ユベルが攻撃する。
「ぐわああ!」
アルイ
LP1600→0
アルイの周りが煙りになる。
ソリッドビジョンが消え、フィールドが元の風景に戻る。
煙りが晴れ、アルイの姿はどこにもなかった。
「やった!十代様と藤原先輩の勝ちよ!」
「やっぱり、オネストだったわね」
レイと明日香が言う。
「ありがとうな、オネスト」
十代はオネストのカードを見て言う。
「藤原」
十代はオネストのカードを藤原に渡す。
藤原はそれをキャッチする。
「どうだった?久しぶりのオネストの力は」
「サイコーだぜ」
「そう、良かった」
「またタッグ組もうな?藤原」
「うん、喜んで」
2人は互いに握手する。
第2ED Endless Dream(きただにひろし)
予告
翔:みんな、大変だよー!兄貴が倒れたッス!
剣山:兄貴、最近無理が続いてたドン。ついに、体に現れたザウルス
翔:関心してる場合じゃないよ!兄貴が倒れたってことは、兄貴、デュエルできないんだよ。クローン・エンパイラとどうやって戦うんだろ…
剣山:次回【十代と明日香のタッグデュエル!?】
明日香先輩、どこに行ったザウルスか?