第39話【明日香に認められし男】
1つの部屋の中で、2人の女性が話していた。
「ねえ、ももえ?」
「なんですか?ジュンコさん」
ジュンコと、ももえだった。
「あのさあ、明日香さんのことだけど」
「はい…」
「明日香さん、十代のこと好きになってから変わったって感じしない?」
「と、言いますと?」
「なんて言うか…十代にだけやさしいって感じだし、それになにより、男性と一緒の部屋に泊まってるのよ。前までの明日香さんなら、蹴り飛ばしてるわよ」
「まあ、確かにそうですわ」
「やっぱり、明日香さんの思いは本物みたいね」
「そうですね。よほど、十代さんに心が行っています」
「ここはちょっと調べる必要があるわね。十代が、本当に明日香さんに合っているか、どうか」
「はい」
ジュンコと、ももえの話しは、ここで終わった。
第1OP 99%(BOWL)
GX‐39【明日香に認められし男】
夜のデュエルアカデミア。
明日で夏休み終了。
と、言うことで先生たちは、準備とかで忙しかった。
「セイコちゃん、こっち手伝ってくれる?」
「はい。ただいま」
購買部では、トメさんとセイコが仕事をしていた。
その頃、保健室では…
「これでよしと………あとは問題ないようね」
鮎川が薬品の整理と点検をしていた。
その頃、イエロー寮では…
「ううん~~、やっぱりカレーは最高だ」
イエロー寮長、樺山が1人でカレーライスを食っていた。
更に、同じころ、教頭先生であるクロノス教頭の部屋では…
「これ~で、抜き打ちテストの問題はできたーノ。あと~は、校長に確認してもらうだけなノーネ」
クロノス教頭が紙束を大量に持って、部屋を出る。
その頃、レッド寮にいたファラオは天井の柱で寝ていた。
そして、近くには幽霊の大徳寺もいた。
《明日で夏休みも終わりかニャー》
大徳寺が言う。
その頃、校長室にいた鮫島校長は電話の対応をしていた。
「はい、わかりました。明日ですね?……はい、わかりました、では、これで…」
鮫島校長は電話を切る。
「やはり、まだ見つからないか…幻のE・HERO…」
鮫島校長が言う。
その頃、明日香は教室にいた。
近くには十代もいた。
「ほら、明日香。持ってきたぜ」
十代が何冊か本を持って来る。
十代はそれを明日香がいる机の上に置く。
「ありがとう、十代。ごめんなさい。本当はクローン・エンパイラのことでいっぱいなのに」
「いいんだよ。いつも、いつも、あいつらのこと…クローン・エンパイラのこと、考えても意味ないからな。それに暇だし」
「昔みたいに、寝ればいいのに…って、十代!あなた、最近、睡眠取ってるの?」
「な、なんだよ?いきなり」
「私が朝、起きたら、いつも、あなたは起きてて、デッキを一生懸命見たり、散歩しに行ってたりするから…」
「心配してくれてんの?」
「だ、誰が、あなたの心配なんか…………少しは、その、心配だけど」
「心配しなくても、睡眠は絶対に1時間から2時間は取ってるよ」
「少なくない?」
「別にいいだろ、俺がどれくらい寝ようが…」
「心配してあげてるのに……もう!」
「なに、怒ってんだよ?」
「別に怒ってない!」
「怒ってる!」
「怒ってない!」
「怒ってる!」
2人の会話はエスカレートしていく。
すると、そこに
「まるで、鴛鴦夫婦ですね」
ジュンコと、ももえが教室に入ってきた。
「ジュンコ!?」
「それに、ももえ!?」
明日香と十代が驚く。
「周りから見れば、本当に夫婦みたいでしたわ」
ももえが言う。
「な、何しにきたのよ?」
明日香が聞く。
「あ!そうでした。十代!」
ジュンコが言う。
「お、俺?」
「単刀直入にいうわ。私たちとデュエルしなさい」
ジュンコが指を差して言う。
「ちょ!いきなり、どうしたのよ!?」
明日香が聞く。
「これは、明日香さんに関係するデュエルですわ」
「は?どういうことだよ?それ」
「そのままの通りよ。あなたが、明日香さんにふさわしいか、私たちがみてあげる」
ジュンコが言う。
「ちょっと!?それ、どう意味よ?」
明日香が頬を赤くして言う。
「明日香さんは仕事を続けてください」
ももえがデュエルディスクを起動した。
「ここでやるのか?」
十代が確認する。
「そうよ。明日香さんの前でね」
ジュンコもデュエルディスクを起動させた。
「一体、どうなってんだ?明日香?」
「知らないわよ!………///」
「とりあえず、デュエルは受けるぜ」
「勝手にどうぞ!」
明日香は本を閉じて言う。
「じゃあ、やるか」
十代がデュエルディスクを起動させた。
「「「デュエル!」」」
3人のかけ声でデュエルがスタートした。
1ターン
それぞれ
LP4000
「俺のターン!…なんで、こうなったんだ?」
十代はブツブツ文句を言ってカードをドローする。
「俺は’アナザー・ネオス’を攻撃表示で召喚!」
十代のフィールドにモンスターが現れる。
E・HEROアナザー・ネオス
レベル4 攻撃力1900
「俺は、これでターンエンド」
十代のターンが終了した。
2ターン
それぞれ
LP4000
「アタシのターン、ドロー!」
ジュンコがカードをドローする。
「アタシは’月明かりの乙女’を守備表示で召喚!」
ジュンコの場にモンスターが現れる。
月明かりの乙女
レベル4 守備力1300
「私は、カードを1枚セットし、ターンエンド」
ジュンコのターンが終了した。
3ターン
それぞれ
LP4000
「あたくしのターン!」
ももえがカードをドローする。
「あたくしは’ダーク・エルフ’を守備表示で召喚!」
ももえの場にモンスターが現れる。
ダーク・エルフ
レベル4 守備力800
「あたくしは、これでターンエンド」
ももえのターンが終了した。
「さあ、見せて頂戴、あなたの力を」
ジュンコが言う。
「見せるって、なんのために?」
「もちろん、明日香さんを守られる力があるか確かめるためですわ」
ももえが言う。
「部屋に戻りたい…………」
明日香が呟く。
「なんだか、よくわかんねえが、本気でいくぜ」
十代が言う。
4ターン
それぞれ
LP4000
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「俺はアナザー・ネオスを再度召喚!」
アナザー・ネオスが再度召喚された。
「再度召喚されたアナザー・ネオスの効果は、このカードをネオスとして扱うことができる。俺は’融合’を発動!ネオスとなったアナザー・ネオスと、手札の’ダンディライオン’を融合!」
2体のモンスターが1つになる。
「現れろ!’ネオス・プラント’!」
十代の場にムチを持ち、花のような華麗な姿をしたネオスが現れる。
E・HEROネオス・プラント
レベル7 攻撃力2500
「融合素材に使ったダンディライオンが墓地に行ったことで、フィールドに’綿毛トークン’を2体、特殊召喚!」
十代の場に2体のトークンが現れる。
綿毛トークン×2
レベル1 守備力0
「ネオス・プラントの攻撃力はフィールドの植物族1体につき300ポイントアップする!」
E・HEROネオス・プラント
攻撃力2500→3100
「攻撃力3100…」
「ネオス・プラントで、月明かりの乙女に攻撃!ラス・オブ・ネオス・ウィップ!!」
ネオス・プラントが攻撃する。
しかし
「無駄よ、十代。トラップ発動!’攻撃の無力化’!効果は言わなくてわかるわよね?あなただって、かなり使ってるカードなんだから」
ジュンコが発動したトラップによって月明かりの乙女の周りにバリアが張られる。
「だが、ネオス・プラントが相手モンスターを破壊できなかったとき、相手は手札を1枚墓地へ捨てる」
十代が言う。
ジュンコは言われるがまま、手札を1枚捨てた。
「俺は、これでターンエンド」
十代のターンが終了した。
5ターン
それぞれ
LP4000
「私のターン!」
ジュンコがカードをドローする。
「私は月明かりの乙女を生け贄に捧げ、’光神テテュス’を召喚!」
ジュンコの場に新たなモンスターが現れる。
光神テテュス
レベル5 攻撃力2400
「テテュスで綿毛トークンに攻撃!」
テテュスが攻撃する。
「っ!」
更に、植物族が減ったことで、ネオス・プラントの攻撃力が下がる。
E・HEROネオス・プラント
攻撃力3100→2800
「ジュンコさん、凄いですね」
ももえが言う。
「私はカードを1枚セットして、ターンエンドよ」
ジュンコのターンが終了した。
6ターン
それぞれ
LP4000
「あたくしのターン!」
ももえがカードをドローする。
「あたくしは’ネフティスの導き手’を召喚!」
ももえの場にモンスターが現れる。
ネフティスの導き手
レベル2 攻撃力600
「ネフティスの導き手の効果発動!このカードと、ダーク・エルフを生け贄に、デッキから’ネフティスの鳳凰神’を特殊召喚しますわ!」
ももえの2体のモンスターが消え、新たなモンスターが現れる。
ネフティスの鳳凰神
レベル8 攻撃力2400
「ネフティスの鳳凰神で、綿毛トークンに攻撃!」
ネフティスの鳳凰神が攻撃する。
「っ!」
植物族が減ったことで、ネオス・プラントの攻撃力が下がる。
E・HEROネオス・プラント
攻撃力2800→2500
「そして、ネフティスに装備魔法’ミスト・ボディ’を装備!これで、ネフティスは戦闘で破壊されませんわ。ターンエンドですわ」
ももえのターンが終了した。
「十代!私たちに、あなたの全てを見せて!それが、明日香さんのために役立つか、みてあげるわ!」
ジュンコが言う。
「は~~」
十代はため息をつく。
「は~~」
明日香も同様だった。
第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)
予告
十代:いいか?俺は明日香も、レイも、お前たちだって好きだ!仲間なんだからな。
その気持ちを込めて…ハネクリボーLV10!
次回【本当の気持ち!?放て!!ハネクリボーLV10】
俺の…勝ちだ