第31話【E・HEROVSP・HERO】
「ガウでガイアに攻撃!」
ガウが攻撃する。
「ぐっ」
十代
LP2400→1950
「このカードは、ダイレクトアタックするとき、攻撃力は1000ポイントダウンする!」
エクシアが攻撃する。
「ぐっ」
十代
LP1950→1250
『マズいな……P・HERO、かなり厄介だぜ』
十代が呟く。
第1OP 99%(BOWL)
GX‐31【E・HEROVSP・HERO】
レイとのデュエルで好きと言った明日香。
彼女は今、森の中を歩いていた。
『もう、十代のやつ…どこに行ったのよ?』
明日香がムスッとした感じで歩く。
『テーブルも汚くして、見つけたら、エルボでもくらわせようかしら』
明日香が呟く。
すると、明日香は十代を見つけた。
「あ!いた!」
明日香はとっさに、十代のところに行く。
「ちょっと、十、代…」
明日香は、十代の前に立つ男を見る。
「ん?」
「あ、明日香?」
「ちょっと、あいつって…」
「ああ、クローン・エンパイラのメンバーだ」
「十代…クローン・エンパイラのやつとデュエルしてたの?」
「ああ、危ないから下がってろ、明日香」
「え、ええ」
明日香は後ろに下がった。
「ふん、ギャラリーが増えたか」
「デュエルを続行する!」
5ターン
十代
LP750
フラン
LP1800
「俺のターン、ドロー!」
十代がカードをドローする。
『P・HERO…モンスターが増えたら厄介だな』
十代が呟く。
『頼むぜ、相棒』
十代が1枚のカードを見て呟く。
「俺は’ハネクリボー’を守備表示で召喚!」
十代の場にハネクリボーが現れる。
ハネクリボー
レベル1 守備力200
「カードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。
「どうした?もう終わりか。諦めが早いな」
フランが言う。
「あいつ好き放題、言って」
明日香が言う。
6ターン
十代
LP750
フラン
LP1800
「俺のターン!」
フランがカードをドローする。
「俺は伏せカードをオープン!’強きものに堕ちる弱きもの’!自分フィールドにモンスターが2体以上いるとき、相手のLV1モンスター1体を除外する!」
「させるか!速攻魔法発動!’進化の成果’!ハネクリボーを進化!現れろ!’ハネクリボーLV5’!」
ハネクリボーが進化した。
ハネクリボーLV5
レベル5 攻撃力500
「これで、そのトラップカードの効果は無効だ」
「だが、攻撃が残っている」
「悪いな…ハネクリボーLV5は、自身を生け贄に捧げることで、相手モンスターを全て破壊できる効果を持っている」
「!?」
「これで、相手のモンスターは全滅だわ」
明日香が言う。
「ふん」
「?」
「悪いな…どうやら、俺の勝ちだ!」
フランが自身たっぷりに言う。
「トラップ発動!’エフェクター・V’!相手が発動した破壊効果を無効にする!」
「なに!」
ハネクリボーLV5の動きが止まった。
「し、しまった!」
十代が言う。
「これで最後だ!グランド・クロスマン!ハネクリボーLV5に攻撃し、十代にトドメをさせ!グランド・スタンプ!!」
グランド・クロスマンがハネクリボーLV5に攻撃する。
「うわああ!」
十代の周りが煙になる。
「十代!」
明日香が叫ぶ。
「ふん…呆気ない終わり方だ…もうちょっと、楽しませてくれると思っていたが…」
フランが言う。
すると、
「んじゃあ、これから楽しませてやるよ」
煙の中から声がした。
「!?」
「今の声!」
明日香が言う。
煙が晴れると、そこには十代の姿が見えた。
十代
LP750
「十代!」
明日香が言う。
「どういうことだ!?」
「ハネクリボーLV5の効果だ。戦闘で破壊されたとき、そのときのダメージを0にし、バトルフェイズを終了させる!」
「くっ」
「更に、この効果が発動したとき、俺は手札が5枚になるようドローする!」
十代はあの煙の中で手札をすでに5枚にしていた。
「チッ…トドメを逃したか…カードを1枚セットし、ターンエンド」
フランのターンが終了した。
「おしかったな」
「うるさい!お前のターンだぞ!」
「はいはい」
十代が言う。
7ターン
十代
LP750
フラン
LP1800
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「マジックカード’逆素材召喚’!融合デッキから融合モンスター1体を墓地に送り、攻撃力1000につきデッキからモンスターを特殊召喚する!俺は’エリクシーラー’を墓地に送り、」
十代は融合モンスターを墓地に送った。
「デッキから’グロー・モス’と、’ブラック・パンサー’を特殊召喚!」
十代の場に2体のモンスターが現れる。
N・グロー・モス
レベル3 攻撃力300
N・ブラック・パンサー
レベル3 攻撃力1000
「そして、’オーバー・ソウル’を発動し、墓地からネオスを特殊召喚する!」
十代のフィールドにエースモンスターが召喚された。
E・HEROネオス
レベル7 攻撃力2500
「ネオスに2体のN…」
明日香が言う。
「行くぜ!ブラック・パンサー!グロー・モス!ネオス!トリプルコンタクト融合!!」
3体のモンスターが銀河の中で1つになる。
「混沌の銀河より現れろ!’カオス・ネオス’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。
E・HEROカオス・ネオス
レベル9 攻撃力3000
「フィールド魔法’ネオスペース’を発動!」
フィールドが虹色の空間になる。
「ネオスペースの効果で、カオス・ネオスの攻撃力は500ポイントアップ!」
E・HEROカオス・ネオス
攻撃力3000→3500
「カオス・ネオス!P・HEROエクシアに攻撃!ライト・アンド・ダーク・スパイラル!!」
カオス・ネオスが攻撃する。
「そうはいかない!トラップ発動!’パワー・ブレイク・ガード’!自分フィールドのP・HEROガードを墓地に送り、攻撃を無効にする!」
ガードがフィールドから消え、カオス・ネオスの攻撃が無効になる。
「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。
8ターン
十代
LP750
フラン
LP1800
「俺のターン!」
フランがカードをドローする。
「まさか、P・HEROに、ここまで耐えれるとはな…だが、もう終わりだ!トラップ発動!’パワー・オブ・ダーク’!フィールドに存在する3体のP・HEROを破壊!」
3体のP・HEROが破壊された。
「自分で自分のモンスターを!?」
明日香が驚く。
「そして、デッキからP・HERO最強モンスターを特殊召喚する!」
「P・HERO最強モンスターだと!?」
「現れろ!’バースト・ブラットマン’!」
フランの場にモンスターが現れる。
P・HEROバースト・ブラットマン
レベル8 攻撃力3500
「攻撃力3500!」
「それだけじゃない!バースト・ブラットマンは墓地のP・HERO1体につき攻撃力を300ポイントアップする!」
墓地のP・HEROは6体いた。
P・HEROバースト・ブラットマン
攻撃力3500→5300
「バースト・ブラットマンでカオス・ネオスに攻撃!フィアーズ・ストレート!!」
バースト・ブラットマンが攻撃する。
「この攻撃が通れば、十代の負け…」
明日香が言う。
「終わりだ!十代」
フランが言う。
「いや、まだだ!トラップ発動!’プロテクト・エレメント’!デッキから’E・HEROエッジマン’を墓地に送り、攻撃を無効にする!」
十代がデッキから1枚のカードを墓地に送り、エッジマンの亡霊が十代を守った。
「くっ…削れない。残り750が…俺は、これでターンエンド。そして、バースト・ブラットマンは召喚されたエンドフェイズ時、自分の手札を全て墓地に送らなければならない」
フランは全ての手札を墓地に捨て、ターンを終了した。
9ターン
十代
LP750
フラン
LP1800
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「俺は’カードブロッカー’を守備表示で召喚!」
十代の場にモンスターが現れる。
カードブロッカー
レベル3 守備力400
「カードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。
10ターン
十代
LP750
フラン
LP1800
「俺のターン!」
フランがカードをドローする。
「このターンで勝負をつける!バースト・ブラットマン!カオス・ネオスに攻撃!フィアーズ・ストレート!!」
バースト・ブラットマンが攻撃する。
「残念だが、まだだぜ。カードブロッカーの効果発動!このカードに攻撃対象を変更する!」
カードブロッカーにバースト・ブラットマンの攻撃が向かう。
「そうやって無駄だ!バースト・ブラットマンは守備モンスターに攻撃したとき、貫通ダメージを与える効果を持っている!」
フランが言う。
「それじゃあ、守備表示のカードブロッカーが破壊されても十代の負け……」
明日香が言う。
「もう終わりだ!十代!」
フランが言う。
「フラン…俺が、それぐらい予想していなかったとでも思ったか」
「!?」
そして、カードブロッカーが破壊された。
だが、
「トラップ発動!’弱者から得た希望’!レベル4以下のモンスターが破壊されたとき、全てのダメージを無効にする!そして、破壊されたモンスターのレベル分、デッキからカードをドローし、その中にモンスターがいれば、そのモンスターを全て特殊召喚する!」
十代はデッキから3枚ドローする。
「引いたぜ…」
「!?」
「俺は引いたカードを全て特殊召喚!現れろ!’バーニング・ボンド’!’トルネード・エクイメント’!’グラヴィティ・アルマメント’!」
十代の場に3体の幻のE・HEROが現れる。
E・HEROバーニング・ボンド
レベル7 攻撃力2400
E・HEROトルネード・エクイメント
レベル7 攻撃力2400
E・HEROグラヴィティ・アルマメント
レベル7 攻撃力2400
「バカな!幻のE・HEROを連続で引いたというのか!?」
フランが言う。
「すごい…」
明日香が呟く。
「くっ…カードを1枚セットし、ターンエンド」
フランのターンが終了した。
「ラストターンだ…フラン」
十代が言う。
11ターン
十代
LP750
フラン
LP1800
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「’E・HEROフェザーマン’を召喚!」
十代のフィールドにモンスターが現れる。
E・HEROフェザーマン
レベル3 攻撃力1000
「バーニング・ボンドとフェザーマンを、ツイン・フュージョン!!」
2体のモンスターが1つになる。
「現れろ!’WE(ダブルエレメンタル)・HEROベント・テンペスタ’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。
WE・HEROベント・テンペスタ
レベル8 攻撃力2800
「更に次はトルネード・エクイメントを墓地に、墓地のフォレストマンを除外し、ツイン・フュージョン!!」
2体のモンスターが1つになる。
「’AE(アサルトエレメンタル)・HEROパニッシャ・アックス’!」
十代の場に2体目の融合モンスターが現れる。
AE・HEROパニッシャ・アックス
レベル8 攻撃力3000
「パニッシャ・アックスの効果!アサルト・チェンジ!!」
パニッシャ・アックスが斧になる。
「パニッシャ・アックスはE・HEROと名のついたモンスターに装備し、攻撃力を1000ポイントアップさせる!」
斧になったパニッシャ・アックスをベント・テンペスタが持つ。
WE・HEROベント・テンペスタ
攻撃力2800→3800
「攻撃力3800…」
フランが呟く。
「更に、墓地のフェザーマンを選択し、グラヴィティ・アルマメントとツイン・フュージョン!!」
2体のモンスターが1つになる。
「現れろ!’GE(ギアエレメンタル)・HEROワード・ウィング’!」
十代の場に3体目の融合モンスターが現れる。
GE・HEROワード・ウィング
レベル8 攻撃力2900
「ワード・ウィングの効果!墓地のE・HEROを装備カードとして、このカードに装備する!俺はガイアを装備!」
ワード・ウィングにガイアが装備された。
ワード・ウィングの手が大きくなる。
「更に、装備したモンスターの攻撃力分、相手モンスター1体の攻撃力を下げる!」
バースト・ブラットマンの攻撃力が下がる。
P・HEROバースト・ブラットマン
攻撃力5300→3100
「くっ…」
「ベント・テンペスタでバースト・ブラットマンに攻撃!シューティング・バースト!!」
ベント・テンペスタが攻撃する。
「させるか!トラップ発動!’シフト・エクスパワー’!攻撃対象になった自分のモンスターの攻撃力を1000アップさせる!」
P・HEROバースト・ブラットマン
攻撃力3100→4100
「これで、ベント・テンペスタはおしまいだ!」
ベント・テンペスタが攻撃力が上がったバースト・ブラットマンに攻撃する。
十代
LP750→450
だが、ベント・テンペスタが破壊されることはなかった。
「?」
「ベント・テンペスタは嵐のHEROだ。こいつは1ターンに1度、破壊されない」
「くっ」
「更に、自分のバトルフェイズでダメージを受けたとき、相手モンスター1体の攻撃力を半分にする!」
ベント・テンペスタが突風を巻き起こす。
P・HEROバースト・ブラットマン
攻撃力4100→2050
「バースト・ブラットマンの攻撃力が!」
フランが言う。
「これなら!」
明日香が言う。
「ワード・ウィング!バースト・ブラットマンに攻撃!リーフ・カッター!!」
ワード・ウィングが攻撃する。
「ぐわああ!」
フラン
LP1800→950
「貴様、キサマーー!」
「カオス・ネオス!ダイレクトアタック!ライト・アンド・ダーク・スパイラル!!」
カオス・ネオスが攻撃する。
「ぐわああ!」
フラン
LP950→0
フランの周りが煙になり、煙が晴れれば、そこにフランの姿はなく、デッキのみが落ちていた。
十代はデッキを拾う。
後ろに明日香が来る。
「これで残るクローン・エンパイラが持つデッキは14個ね」
「ああ…ぜってーに全員倒す」
十代は拾ったデッキを強く握る。
第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)
予告
翔:ええぇーー!兄貴と明日香さん、一緒にハワイに行ったんの!?
剣山:そうザウルス。なんでも、校長に頼まれて、
翔:いいな、2人とも、僕も行きたかったなー
剣山:次回【十代と明日香ハワイへ!?】
翔:僕も連れてってー