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第29話【十代を賭けたデュエル!?明日香VSレイ】






明るい部屋の中で1人の少女、レイがソファーに座っていた。


「…………」
レイはボーっとしていた。


『明日香先輩って、十代のこと……』
レイが呟く。



「強敵出現かしら?」
レイが言う。







第1OP 99%(BOWL)






GX‐29【十代を賭けたデュエル!? 明日香VSレイ】






眩しい太陽が昇る中、十代は一人部屋の中にいた。


十代はコップに水を入れ、その後、ソファーに座る。

十代の前には、今まで倒したクローン・エンパイラのデュエリストが残していったデッキがあった。


「今、俺の手元にあるHEROデッキは9個…B、F、I、J、K、O、S、T、W…。つまり、残りクローン・エンパイラが持っているデッキはA、C、D、G、H、L、N、P、Q、R、U、V、X、Y、Zのあわせて15個…それが一体、どんなHEROなのかは、俺にはわからない」
十代がソファーに寝っ転がる。


「幻のE・HEROもあと3体か…」
十代が言う。


すると、ソファーの後ろに幻のE・HERO3体が現れる。


《十代》
バーニング・ボンドが言う。


「どうした?3人とも揃って?」


《我々は謝らなくてはいかないな》
トルネード・エクイメントが言う。

「謝る?」


《俺たちの所為で、キミをこんな目に合わせてしまった。すまない》
グラヴィティ・アルマメントが言う。


「なんで、謝るんだよ?俺は、自分で決めて、お前たち、幻のE・HEROをクローン・エンパイラに渡らないようにしているんだ」


《十代》
バーニング・ボンドが言う。



《ふん、キミになら、できるかもしれない》

《俺たち、幻のE・HERO6体を揃えることが…》
幻のE・HERO3体が消える。



そして、次はユベルが出てきた。


「なんだ?ユベル。お前も何かようか?」


《別にないさ…》
ユベルが言う。



すると、十代は立ち上がる。



「ちょっと、散歩してくるか」
十代が部屋を出る。




その頃、アカデミアでは、生徒たちが教室から出てきた。

授業が終わったからだ。




明日香は机に置いていた教科書などをバックに入れる。


すると、


「天上院先生ー」
女子生徒3人が明日香のところに来た。


「なに?なにか、相談?」


「いえ、先生に聞いてみたいことがあって」


「聞いてみたいこと?」


「天上院先生って、十代さんのこと好きなんでしょ?」
女子生徒一人が言うと、明日香の顔は赤くなる。


「な、なに!?いきなり」
明日香が言う。


「いや、だって、最近、天上院先生、十代さんと一緒にいることが多いみたいだから…」


「それで好きって…」


「じゃあ、嫌いなんですか?」


「き、嫌いではないわよ……///」


「じゃあ、好き?」



「もう、いいでしょ。先生、これから仕事だから」
明日香は顔を赤くして教室を出る。


「天上院先生って、時々、純粋だよね」

「「うん」」
女子生徒が頷く。






明日香は廊下を歩いていた。


『十代が、好き…か』
明日香が言う。


『私の気持ちって、なんだんだろ?』
明日香が呟く。




すると、そこに


「あれ?明日香さん」

「明日香先輩」
翔と剣山が来た。


「翔くん、剣山くん」
明日香が言う。



すると、更に、そこに


「あ!明日香さん」
ジュンコと、ももえが来る。


「ジュンコ、ももえ」



「授業の帰りですか?」
ももえが聞く。



「じゃあ、ちょっと僕たち、ヨハンたちに呼ばれてるから、これで」

「さよならドン」
翔と剣山が、その場からいなくなる。



「そういえば、明日香さん」
ジュンコが言う。


「な、なによ?」


「十代とは、うまくいってるんですか?」


明日香の顔が赤くなる。


「それ、気になります」
ももえが言う。


「ジュンコ、ももえ、あなたたちまで!」

「だって気になるんですもの」
ジュンコが言う。

「教えてください!明日香さん」
ももえが聞く。


「そ、それは…」
明日香が言う。


すると、


「その答え、私も知りたいです」
明日香の後ろからレイが来た。


「レイちゃん……?」
明日香が言う。



「明日香先輩、この際、はっきり聞かせて下さい。明日香先輩、十代様のこと好きなんですか?」
レイが聞く。


「なによ!そんなに十代!十代って、そんなに知りたければ、私にデュエルで勝ったら、教えてあげるわ!」
明日香が言う。


「それ、本当ですか?」

「約束は守るわ」


「なら、もし、このデュエル、私が勝ったら、十代様を私の部屋に連れて来て下さい。明日から、一緒に寝ますから」
レイが言う。


「ええ、いいわよ」
明日香が言う。


2人の目から火花が散る。



「お二人さん、凄いです」


「十代も大変ね」
ももえと、ジュンコが言う。



その頃、十代は散歩中にくしゃみをする。


「ハクション!あ~、誰か噂でもしてるのか?」
十代は鼻の下を人差し指でこすって言う。






その頃、明日香とレイはデュエルフィールドに立っていた。


観覧席にはジュンコとももえがいた。



「じゃあ、始めましょう」

「恋する乙女は負けないのよ」
明日香とレイが互いににらみ合い、2人はデュエルディスクを起動させた。


「「デュエル!」」
2人のかけ声でデュエルがスタートした。





1ターン
両者
LP4000


「先行は僕がもらいます!ドロー!」
レイがカードをドローする。


「僕は’ライトロード・マジシャン’を攻撃表示で召喚!」
レイの場にモンスターが現れる。


ライトロード・マジシャン
レベル4 攻撃力1700


「私は、これでターンエンド」
レイのターンが終了した。

「そして、ライトロード・マジシャンはエンドフェイズに自分のデッキの上からカードを3枚、墓地に送らなければならない」
レイがデッキの上から3枚のカードを墓地に送った。



『ライトロード…レイちゃんの新しいデッキってわけね』
明日香が呟く。





2ターン
両者
LP4000


「私のターン、ドロー!」
明日香がカードをドローする。


「私は’サイバー・チュチュ’を召喚!」
明日香の場にモンスターが現れる。


サイバー・チュチュ
レベル3 攻撃力1000


「サイバー・チュチュは相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力が、このカードより高いとき、相手にダイレクトアタックできる!」
サイバー・チュチュがレイに向かう。


「くらいなさい!ヌーベル・ポアント!!」
サイバー・チュチュが攻撃する。


「きゃ!」


レイ
LP4000→3000


「まだよ!私は、速攻魔法’プリマの光’を発動!サイバー・チュチュを成長させ、デッキから’サイバー・プリマ’を特殊召喚!」
サイバー・チュチュが成長した。


サイバー・プリマ
レベル6 攻撃力2300


「サイバー・プリマで、ライトロード・マジシャンに攻撃!終幕のレヴェランス!!」
サイバー・プリマが攻撃する。


「きゃあ!」


レイ
LP3000→2400





「明日香さん、怖いですわ」

「そりゃあ、十代がかかってるからね」
ももえとジュンコが言う。



「私は、これでターンエンド」
明日香のターンが終了した。


「どうしたの?十代がほしくないの?」


「まだ、デュエルは始まったばかりです。まだまだ、これからですよ」
明日香とレイが言う。





3ターン
明日香
LP4000
レイ
LP2400


「僕のターン!」
レイがカードをドローする。


「僕はマジックカード’ソーラー・エクスチェンジ’を発動!手札のライトロード…’ライトロード・ウォリアー・ガロス’を墓地に送り、デッキから2枚ドロー!」
レイは手札を1枚捨て、デッキから2枚ドローした。


「そして、その後、手札から2月枚捨てる!」
レイは6枚の手札から2枚捨てた。


「この瞬間、僕の墓地にはライトロードが4種類になるわ」
さっき捨てた2枚はライトロードだった。


「!?」


「自分の墓地にライトロードが4種類以上いるとき、手札から’ジャッジメント・ドラグーン’を特殊召喚できる!」
レイのフィールドにドラゴンが現れる。


ジャッジメント・ドラグーン
レベル8 攻撃力3000


「攻撃力3000…」


「ジャッジメント・ドラグーンの効果発動!自分のライフを1000払うことで」


レイ
LP2400→1400


「このカードを覗くフィールドの全てのカードを破壊する!」
ジャッジメント・ドラグーンが輝き出し、サイバー・プリマを破壊する。



「サイバー・プリマ!」


「ジャッジメント・ドラグーン!明日香先輩にダイレクトアタック!ジャッジメント・ブレス!!」
ジャッジメント・ドラグーンが攻撃する。


「きゃああ!」


明日香
LP4000→1000


「私は、これでターンエンド。だけど、ジャッジメント・ドラグーンはエンドフェイズにデッキの上から4枚のカードを墓地に送らなきゃならない」
レイはデッキの上から4枚のカードを墓地に送った。



「どうしたんですか?このままじゃ、十代のこと、連れ去っちゃいますよ?」
レイが言う。




「レイちゃん、挑発してる」
ジュンコが言う。




『生意気ね…もっとお仕置きが必要かしら』
明日香が呟く。





4ターン
明日香
LP1000
レイ
LP1400


「私のターン!」
明日香がカードをドローする。


「私は、カードを1枚セットし、ターンエンド」
明日香のターンが終了した。




「あらら、明日香さん、このままじゃ、十代さん捕られますよ」
ももえが言う。



「どうやら、このデュエル、勝負が決まりそうですね」
レイが言う。





5ターン
明日香
LP1000
レイ
LP1400


「僕のターン!」
レイがカードをドローする。


「ジャッジメント・ドラグーンの効果により、ライフを1000払い」


レイ
LP1400→400


「このカード以外のカードを全て破壊する!」
ジャッジメント・ドラグーンが輝き出し、明日香のリバースカードを破壊する。


「これで、明日香先輩のフィールドに伏せカードはなくなったわ。ジャッジメント・ドラグーンでダイレクトアタック!ジャッジメント・ブレス!!」
ジャッジメント・ドラグーンが攻撃する。


「これで、十代は私の…」

「まだよ!」

「え?」

「さっき、ジャッジメント・ドラグーンの効果で破壊されたトラップカード’プリマの壁’の効果を、ここで使うわ!このカードが、フィールドから破壊され、墓地に行き、墓地にサイバー・プリマがいるとき、相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」
ジャッジメント・ドラグーンの攻撃が止まる。


「あともう少しだったのに…私は、これでターンエンド。そして、デッキの上から4枚のカードを墓地に送る」
レイはデッキから4枚のカードを墓地に送った。


「このターンは凌がれたけど、次の僕のターンでジャッジメント・ドラグーンが攻撃すれば、勝ちは決まりです。これで、十代は明日から僕の部屋に泊まることになります!やったぁ!」
レイが喜ぶ。


すると、


「勝手なこと言わないでよ!」
明日香が言う。


「?」


「レイちゃんが十代のことは私も知ってるわ。だけど、私だって…」
明日香の顔が赤くなる。


「私だって、十代のこと好きなんだから!」
明日香が言う。


レイが反応する。




「明日香さん…」


「大胆ですわ」
ジュンコとももえが言う。




「やっぱり明日香先輩も、十代のこと……じゃあ、恋のライバル出現ですね。だったらなおさら、このデュエル、僕が勝ちますよ」
レイが言う。


『このドローで、全てが決まるわ…』
明日香が呟く。






6ターン
明日香
LP1000
レイ
LP400


「私のターン!」
明日香がカードをドローする。


明日香は引いたカードを確認する。


「レイちゃん、悪いけど、十代は、明日からも私の部屋で泊まることになるわ」

「え?」

明日香が引いたカードを使用する。


「マジックカード’融合’発動!手札の’エトワール・サイバー’と、’ブレード・スケーター’を融合!」
2体のモンスターが1つになる。


「現れなさい!’サイバー・ブレイダー’!」
明日香の場に融合モンスターが現れる。


サイバー・ブレイダー
レベル7 攻撃力2100


「更にマジックカード’バレリーナを見る客’を発動!相手の墓地からモンスターを持ち主のフィールドに特殊召喚!私はレイちゃんの墓地からライトロード・マジシャンを特殊召喚するわ!」
レイの墓地が光り、レイの場にモンスターが現れる。


ライトロード・マジシャン
攻撃力1700


「なんでわざわざ…は!」

「気づいたようね。そうよ、サイバー・ブレイダーは相手がコントロールするモンスターが2体のみの場合、攻撃力が倍になるのよ!パ・ド・ドゥ!!」


サイバー・ブレイダー
攻撃力2100→4200


「攻撃力4200!」

「サイバー・ブレイダーで、ジャッジメント・ドラグーンに攻撃!グリッサード・スラッシュ!!」
サイバー・ブレイダーが攻撃する。


「きゃああ!」


レイ
LP400→0


ソリッド・ビジョンが消える。


「私の勝ちね」


「は~、十代様を頂くチャンスだったのに…でも、明日香先輩、僕、負けませんから」


「レイちゃん…」

「絶対に十代様は僕のものにします!」


「……受けて立つわ」
明日香が言う。





すると、そこに


「おおー、天上院くん。ここにいたのか?俺と、今すぐデートをしてくれ」
万丈目が走って来る。



「ご、ごめんなさい。私、これから用事が」
明日香が走って逃げる。


「天上院くーん!」
万丈目が残念そうに言う。






第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)






予告


十代:久しぶりに、旧ブルー寮の跡地に来て、正解だったぜ。まさか、こんなところで会うとはな、クローン・エンパイラのデュエリスト。ここで、お前を倒す!


次回【ループHERO】


なんてHEROだ…
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