第28話【学園祭イベント 十代VS海竜デッキの海】
第1OP 99%(BOWL)
GX‐28【学園祭イベント 十代VS海竜デッキの海】
今日はデュエルアカデミアの年に1度の学園祭。
空には花火が上がっていた。
各寮、各学年で出し物を出し、学園祭は盛り上がっていた。
そして、ラー・イエロー2年生と1年生は、たこ焼きやお好み焼きなどを販売していた。
そこに、元イエロー寮だった剣山がいた。
「いやー、うまいドン!」
剣山はたこ焼きを食べていた。
「剣山くん、食べ過ぎだよ」
一緒にいた剣山が呆れた感じで言う。
「うまいから仕方ないドン」
剣山は言う。
翔はため息をついた。
その頃、吹雪は、女子生徒に囲まれていた。
「「「「吹雪さまー!」」」」
「いやー、みんな」
吹雪が手を振る。
近くには藤原と亮、エドがいた。
「女子生徒には有名だな」
エドが言う。
「約1名、生徒じゃなくて、先生がいるけど…」
藤原が言う。
確かに、その中に紛れて鮎川先生の姿が見えた。
「鮎川先生か」
亮が言う。
その頃、ヨハン、オブライエン、ジムは、オベリスク・ブルー2年生がやっているデュエルを見ていた。
「ブルー寮の2年生、よく、ここまでデュエルするな」
ヨハンが言う。
「昔の誰かさんだな」
オブライエンが言う。
「だが、みんな、楽しそうだ」
ジムがカレンにソーセージをあげて言う。
「おいしいか?カレン」
ジムが聞くと、カレンは鳴く。
その頃、十代、明日香、レイは3人で歩いていた。
「かなり盛り上がってるな」
十代はズボンのポケットに手を入れながら言う。
「私たちが学生時代のときより、盛り上がってるんじゃない?」
明日香が言う。
「そうだな」
十代が言う。
「それにしても…」
レイが言う。
「?どうした」
十代が聞く。
「改めて見ると、今年のデュエルアカデミアの生徒…人数多いよね」
レイが言う。
「言われて見れば、そうだな」
十代が言う。
すると、
「天上院くーん」
万丈目が手を振りながら近づく。
「万丈目が来たぞ、明日香」
十代が言う。
「十代!なぜ、貴様が天上院くんと一緒にいる?」
「いちゃダメなのか?」
「ダメだ!天上院くんといていいのは、この俺!一!十!百!千!万丈目サンダーだけと決まっている」
万丈目が右手の人差し指を立てて言う。
「き、きもい…」
レイが十代の袖を掴んで言う。
「なんだと小娘がぁ!」
万丈目が怒る。
十代は笑う。
すると、放送が流れる。
『えー、シニョール十代、シニョール十代。今すぐ、オベリスク・ブルー3年生のイベント会場まで来るノーネ』
その声はクロノス教頭だった。
「呼ばれてるわよ、十代」
「なんだ?」
「まさか、十代様、何かやらかした?」
「フハハハ、ざまーだな。お前とも、これで、さよならだ」
万丈目が言う。
「あっそ…仕方ねぇから行ってみるか」
十代がオベリスク・ブルー3年生のイベント会場に向かう。
「十代さまー!私も行く!」
レイがついていく。
「ふん…あのお二人はお似合いだな。さあ、天上院くん、あの2人はほっておい、俺たちは2人で…」
万丈目が隣を見るが、明日香の姿はなかった。
「待って、十代。私も行く」
明日香が十代の後について行く。
ガーン
「て、天上院くーんー!」
万丈目は叫ぶ。
そして、十代たちはオベリスク・ブルーの3年生がやるイベント会場、男子ブルー寮前に来る。
そこには、すでに、生徒がいっぱい来ていた。
「ようやく、来たノーネ」
十代の元にクロノス教頭と、鮫島校長、そして、ブルー寮の制服を着た生徒がいた。
「よく来てくれた、十代くん」
鮫島校長が言う。
「なんか用ですか?」
「実は、ブルー3年生、生徒は、2年と3年と同じ人前でデュエルをするんだが、3年生は、今年最後と言うことで、もっといい思い出を作ろうとしている。それで、キミに頼みだが、この新橋海くんとデュエルをしてもらおうと思っている」
鮫島校長が隣にいた生徒を紹介する。
「宜しくお願いします。新橋海です。海(かい)って呼んで下さい」
海が十代と握手する。
「あ、ああ」
「彼は、成績トップの優等生だ。どうかね?デュエルを受ける気はないかね?」
「別にいいですよ」
十代が言う。
「あ、ありがとうございます」
海が頭を下げる。
「お手柔らかにな」
十代が言う。
数分後、ブルー寮前にいっぱい生徒が集まって来る。
そして、観覧席場の前の方には万丈目、翔、剣山がいた。
そして、立ちながらではあるが、後ろには亮、吹雪、エド、藤原、ヨハン、オブライエン、ジムがいた。
十代は校長、クロノス、明日香、レイがいた場所にいた。
「気をつけて、十代。あの海くんは、今、アカデミア、ナンバーワンデュエリストって呼ばれてるわ」
明日香が言う。
「そうなのか?なら、益々楽しくなってきそうだな」
十代が言う。
「頑張ってね、十代様」
レイが言う。
「おう」
そして、十代はブルー生徒が作ったデュエルフィールドに立つ。
「宜しくお願いします!」
海が頭を下げる。
「ああ、楽しいデュエルにしようぜ」
「はい!」
2人はデュエルディスクを起動させた。
「「デュエル!」」
2人のかけ声でデュエルがスタートした。
1ターン
両者
LP4000
「自分のターンから行きます!ドロー!!」
海がカードをドローする。
「自分は’アビス・ソルジャー’を召喚!」
海の場にモンスターが現れる。
アビス・ソルジャー
レベル4 攻撃力1800
「カードを1枚セットし、ターンエンド」
海のターンが終了した。
2ターン
両者
LP4000
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「速攻魔法’クリボーを呼ぶ笛’を発動!デッキから’ハネクリボー’を特殊召喚する!」
十代の場にモンスターが現れる。
ハネクリボー
レベル1 攻撃力300
「更に、速攻魔法’進化の成果’を発動!ハネクリボーを生け贄に、’ハネクリボーLV4’に進化させる!」
ハネクリボーが姿を変え、羽が蝶のような形になる。
ハネクリボーLV4
レベル4 攻撃力400
「ハネクリボーが進化した!?」
「ハネクリボーLV4の効果発動!自らを生け贄に捧げ、デッキからLV5以上のモンスターを特殊召喚する!」
ハネクリボーLV4が消える。
「現れろ!’グラヴィティ・アルマメント’!」
十代の場にモンスターが現れる。
E・HEROグラヴィティ・アルマメント
レベル7 攻撃力2400
「グラヴィティ・アルマメントが召喚に成功したことにより、カードを1枚ドローする!」
十代はデッキから1枚ドローする。
「更に、マジックカード’E・プロト’!手札の’E・HEROクレイガードマン’を墓地に送り、デッキから2枚ドロー!」
十代は更に2枚ドローする。
「そして、グラヴィティ・アルマメントを墓地に、墓地のクレイガードマンを選択し、ツイン・フュージョン!!」
2体のモンスターが1つになる。
「現れろ!’GE(ギアエレメンタル)・HEROグレード・シールド’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。
GE・HEROグレード・シールド
レベル8 攻撃力3100
「攻撃力3100!」
海は驚く。
そして、見ていた生徒も驚く。
「十代のやつ…手加減なしか」
万丈目が言う。
「グレード・シールドで、アビス・ソルジャーに攻撃!シールド・ブーメラン!!」
グレード・シールドが攻撃する。
しかし、
「攻撃力3100には驚きましたが、攻撃を通すつもりはありません!トラップ発動!’攻撃の無力化’!」
グレード・シールドの攻撃が跳ね返られた。
「やるな。だが、俺は、キミの一歩も二歩も先にいく!グレード・シールドの効果発動!バトルフェイズで相手にダメージを与えられなかったターン、相手ライフに1000ポイントのダメージを与える!」
海に効果ダメージが通る。
「くっ」
海
LP4000→1000
「俺は、これでターンエンド」
十代のターンが終了した。
『凄い…1ターンで、ここまでのタクティクスを…さすが、武藤遊戯さんを継いだと言われた人だ。だけど、あなたを倒すことができる切り札が、この中に1枚だけある』
海が呟く。
3ターン
十代
LP4000
海
LP3000
「俺のターン!」
海がカードをドローする。
『きた!』
海が呟く。
「マジックカード’水鏡’を発動!水族のモンスターを選択し、選択したモンスターと同じLVの’水トークン’を特殊召喚する!」
アビス・ソルジャーが選択され、瓜二つのアビス・ソルジャーが現れる。
水トークン
レベル4 攻撃力0
「生け贄召喚か」
十代が言う。
「俺は2体のモンスターを生け贄に捧げ、’海竜ダイダロス’を召喚!」
海の場にモンスターが現れる。
海竜ダイダロス
レベル7 攻撃力2600
「更に、マジックカード’海竜の結晶’を発動!ダイダロスの攻撃力をエンドフェイズまで1000アップさせる!」
海竜ダイダロス
攻撃力2600→3600
「攻撃力3600…グレード・シールドの攻撃力を上回ったか」
エドが腕を組んで言う。
「ダイダロスでグレード・シールドに攻撃!」
ダイダロスが攻撃する。
「甘いぜ!グレード・シールドの効果発動!このモンスターより、高い攻撃力を持つモンスターが、このモンスターに攻撃してきたとき、その攻撃を無効にする!」
グレード・シールドの周りにあった楯がグレード・シールドの前に出てきて、攻撃を止める。
「やりますね…ならば、ダイダロスを生け贄に捧げ、’海竜神ネオダイダロス’を特殊召喚!」
ダイダロスが進化した。
海竜神ネオダイダロス
レベル8 攻撃力2900
「更に、マジックカード’ポセイドンの津波’を発動。攻撃力2500以上の水族または、海竜族がいるとき、相手はデッキから1枚ドローし、モンスター1体破壊し、1500ポイントのダメージを与える!」
フィールドに大きな津波が出て、グレード・シールドを飲み込み、破壊する。
「ぐわっ!」
十代
LP4000→1500
「やるな」
十代はデッキから1枚ドローする。
「俺は、これでターンエンドです」
海のターンが終了した。
4ターン
十代
LP2500
海
LP3000
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「俺は’ワイルドマン’を守備表示で召喚!」
十代の場にモンスターが現れる。
E・HEROワイルドマン
レベル4 守備力1600
「俺は、これでターンエンド」
十代のターンが終了した。
「十代くん…さすがに万事休すか?」
「十代様は、そう簡単には諦めませんよ」
鮫島校長と、レイが言う。
5ターン
十代
LP2500
海
LP3000
「俺のターン!」
海がカードをドローする。
「俺はマジックカード’ハイドロ・ラム’を発動!自分フィールドに水族または、海竜族が守備表示モンスターを攻撃したとき、貫通ダメージを与える!ネオダイダロス!ワイルドマンに攻撃!」
ネオダイダロスがワイルドマンに攻撃する。
「ワイルドマン!」
十代が言う。
すると、十代に強烈な水がかかる。
十代
LP2500→1250
「俺は、これでターンエンド」
海のターンが終了した。
「おお、海のやつ、十代さんに勝っちまうじゃないか?」
「すげー」
生徒たちが言う。
「さあて、どう出てくる?十代」
ヨハンが呟く。
6ターン
十代
LP1250
海
LP3000
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
『これで、次のターンで、ネオダイダロスで攻撃すれば、勝てる』
海が呟く。
すると、
「海。今、お前、俺に勝てると思っているな?」
「え?」
「悪いが、ここで決めさせてもらうぜ」
十代が言う。
「マジックカード’元素移し’。相手モンスターと同じモンスター1体のLV、種族の’E・トークン’を特殊召喚する!」
十代の場にトークンが現れる。
E・トークン
レベル8 攻撃力3000
「そして、’融合’発動!手札のネオスと、フィールドのE・トークンを融合!」
十代はネオスに、海竜族になったトークンが融合した。
「現れろ!’ネオス・リバイス’!」
十代の場にバズーカのような武器を持ち、海竜の形をしたネオスが現れる。
E・HEROネオス・リバイス
レベル7 攻撃力2500
「ネオス・リバイスの攻撃力は、フィールドの海竜族1体につき500ポイントアップする!」
フィールドには、1体だけ海竜族がいた。
E・HEROネオス・リバイス
攻撃力2500→3000
「まだ、俺の融合は止まらないぜ。マジックカード’蘇生トークン’!相手の墓地のモンスター1体、選択し、そのモンスターと同じ種族を持つ、’蘇生トークン’を特殊召喚する!俺はアビス・ソルジャーを選択し、水族の蘇生トークンを特殊召喚!」
十代の場にトークンが現れる。
蘇生トークン
レベル1 攻撃力100
「また、トークンを!?」
海が驚く。
「そして、’ミラクル・フュージョン’を発動し、墓地のネオスと、フィールドの蘇生トークンを融合!」
2体のモンスターが除外され、一つになる。
「現れろ!’ネオス・ウォーター’!」
十代のフィールドにロッドを持つ、2体目の融合モンスターが現れる。
E・HEROネオス・ウォーター
レベル7 攻撃力2500
「また新しいネオスだ!」
「凄いドン」
翔と剣山が言う。
「ネオス・ウォーターの攻撃力は互いの墓地の水族×500アップする!」
墓地にいる水族は1体だけだった。
E・HEROネオス・ウォーター
攻撃力2500→3000
「ネオス・リバイスで、ネオダイダロスに攻撃!ラス・オブ・ネオス・ポンプ!!」
ネオス・リバイスがバズーカを発射させ、攻撃する。
「ぐっ」
海
LP3000→2900
「ネオス・リバイスの効果!モンスターを破壊したとき、更に500ポイントのダメージを与える!」
ネオス・リバイスがバズーカを放り投げ、海に攻撃する。
「ぐわっ!」
海
LP2900→2400
「さあ、トドメだ。ネオス・ウォーターで、ダイレクトアタック!ラス・オブ・ネオス・スプラッシュ!!」
ネオス・ウォーターがロッドを振り回し、攻撃する。
「うわああ!」
海
LP2400→0
「ウィナー、遊城十だいー!」
生徒代表が言う。
「十代の勝ちね」
明日香が言う。
「やっぱり、彼でも勝てないノーネ」
クロノスが言う。
十代は海に近づく。
「楽しいデュエル、ありがとうな」
十代が握手を求める。
「………はい!ありがとうございます!」
海は十代の握手に応じた。
そして、大きな拍手が、周りに響き渡った。
第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)
予告
十代:クローン・エンパイラ…あれから1ヵ月、動きがないな…
翔:あれ?兄貴、何やってるの?
十代:ん?ちょっとな
翔:そんなことより、なんか明日香さんと、レイさんが大変なことになってるッスよ
十代:何かあったのか?
翔:それが…
次回【十代を賭けたデュエル!?明日香VSレイ】
一体、何がどうなってるんスか?