第13話【勝利を手に!N(ネオスペーシアン)の集合体!?】
「邪魔をするな…」
万丈目が十代に向けて言う。
「!?」
「このデュエルは、俺が、お前より強いと証明するデュエルだ」
「万丈目…お前」
「万丈目くん!?」
「あいつ、最初から、十代とタッグを組んで勝つことではなく、十代より強いって証明するために…」
明日香とエドが言う。
「邪魔をするな、十代。このデュエルは、俺一人でやる。お前とタッグを組んで、仲良く勝利するなんて、ごめんだ」
『万丈目…』
十代は万丈目の目を見る。
「わかった…なら、お前の好きにすりゃいい…俺は知らない」
十代が怒った。
第1OP 99%(BOWL)
GX‐13【勝利を手に!N(ネオスペーシアン)の集合体!?】
デュエルをしている途中、ペアを組んでいた十代と万丈目がケンカする。
2人は互いに目を合わせる。
「お前の好きにすりゃいい…俺は知らない」
「最初から、そのつもりだ…邪魔者はすっこんでろ」
万丈目が冷たい目で言う。
「なんだ?仲間割れか?」
「情けないな」
ブラーとディンが言う。
「仲間割れしちゃったよ」
「だけど、今のは万丈目先輩が悪いドン」
「自分のことしか考えず、人のことはどうでもいい…相変わらずだが、これがエスカレートしなきゃいいが…」
「ちょっと心配だね」
レイ、剣山、亮、吹雪が言う。
6ターン
十代
LP3000
ディン
LP3500
残りの2人それぞれ
LP4000
「俺のターンだ。ドロー!」
万丈目がカードをドローする。
そして、そのカードを確認し、敵2人を見る。
「おい、デュエルを続ける前に、一つ聞く」
「なんだ?」
ブラーが言う。
「このデュエル、十代一人が負けても、幻のE・HEROは取らないんだよな?」
「そうだな…十代が負けたら、バーニング・ボンドは頂く。お前が負ければ、トルネード・エクイメントを頂く。どうだ?」
ブラーが言う。
「その話し…乗った」
万丈目が言う。
「?」
十代が反応する。
「俺は2枚目のレベルアップを発動!アームド・ドラゴンを再び進化させる!」
アームド・ドラゴンLV5が光る。
「進化しろ!’アームド・ドラゴンLV7’!」
万丈目のアームド・ドラゴンが更に進化した。
アームド・ドラゴンLV7
レベル7 攻撃力2800
「ふん」
ディンが笑う。
「アームド・ドラゴンLV7の効果発動!手札の’X-ヘッド・キャノン’を墓地に捨て、墓地に送ったモンスターの攻撃力以下のモンスターを全て破壊する!」
万丈目は手札を1枚墓地に捨てた。
「この状況だと、ディンの場のモンスターを破壊するけど…」
藤原が言う。
「俺は十代の場のモンスターを全て破壊する!」
「!?」
十代のアクア・ドルフィンが破壊された。
「万丈目くん!?」
翔が言う。
「アームド・ドラゴンLV7で、十代にダイレクトアタック!」
万丈目は味方の十代に攻撃宣言する。
「ぐわああ!」
十代
LP3000→200
「万丈目!!」
エドが言う。
「万丈目…お前」
十代が言う。
「このデュエルに、お前は不必要だ…幻のE・HEROが取られようが、俺には関係ない…邪魔者はさっさと退場しろ」
万丈目が冷たい目で見る。
『万丈目の奴…俺より強いって証明する方に心が行ってる所為で、性格どころか、自分を見失っている』
十代が呟く。
「ターンエンドだ」
万丈目のターンが終了した。
「ハハハ…いいペアと組んだな、十代」
ディンが言う。
「…そうだな」
十代が言う。
「マズい!十代の場には伏せカードも、モンスターもいない!ブラーのターンでモンスターに攻撃されたら、十代の終わりだ!」
「自己中すぎるドン!万丈目先輩」
亮と剣山が言う。
7ターン
十代
LP200
ディン
LP3500
残りの2人それぞれ
LP4000
「俺のターン、ドロー!」
ブラーがカードをドローする。
「悪いな…俺たちは、十代と戦いたいんだ」
ブラーが言う。
「?」
万丈目が反応する。
『俺と…戦いたい?……!?なら、奴らの狙いは』
十代が呟く。
「俺はマジックカード’融合’を発動!フィールドのブロンと、手札の’J・HEROバイン’を融合!」
2体のモンスターが1つになる。
「現れろ!’J・HEROダーク・シェーン’!」
ブラーの場に融合モンスターが現れる。
J・HEROダーク・シェーン
レベル6 攻撃力2500
すると、この瞬間、
「この瞬間、トラップ発動!’闇のグラス’!」
ディンがトラップを発動する。
「モンスターが特殊召喚されたとき、デッキからカードを2枚ドローする!融合召喚は特殊召喚。よって、デッキから2枚ドロー!」
ディンはデッキからカードを2枚ドローする。
「まだだ!この瞬間、ダーク・シェーンの効果発動!自分がマジック、トラップを発動したとき、フィールドのモンスター1体を破壊する!俺はアームド・ドラゴンLV7を破壊!」
「何!」
万丈目のアームド・ドラゴンがダーク・シェーンの効果によって破壊された。
「くっ」
「アームド・ドラゴンが破壊された!」
「だけど、攻撃は十代に…」
翔と明日香が言う。
「行くぞ!ダーク・シェーンで…」
ブラーが十代に指をさす。
が、急にさした方向が変わった。
「万丈目にダイレクトアタック!」
「!?」
「え!?」
「十代じゃなくて」
「万丈目に攻撃するだと!?」
レイ、明日香、エドが言う。
「悪いな、万丈目!俺たちは悪魔で十代と戦いたいんだ!行け!ダーク・シェーン!ブラック・バン!!」
ダーク・シェーンが攻撃する。
「ぐわああ!」
万丈目
LP4000→1500
「くっ…おのれ」
「俺は、これでターンエンド」
ブラーのターンが終了した。
「さあ、十代…お前のターンだ!」
ディンが言う。
8ターン
十代
LP200
万丈目
LP1500
ディン
LP3500
ブラー
LP4000
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
『やっぱり、万丈目を狙って来たか…』
十代が呟く。
「じゃあ、向こうの2人は万丈目くんを倒さない限り、十代を狙わないってこと?」
明日香が言う。
「そうだ。奴らはあくまで十代と戦いたい。万丈目は十代を邪魔者扱いしたが、奴らにとっては万丈目が邪魔者になっている」
「つまり、このデュエル、一見、十代が不利に見えるが、万丈目の方が断然不利だ」
亮とエドが言う。
「じゃあ、十代くんは、それに…」
「おそらく、気づいているだろうね…昔と違って、頭いいし」
藤原と吹雪が言う。
「だけど、十代の兄貴も厳しいドン。例え、万丈目先輩がピンチでも負けたら、幻のE・HEROの1枚は取られるザウルス」
「兄貴…どうやって戦うんスか?」
剣山と翔が言う。
「俺はマジックカード’ネオスペーシアンの絶対防御’を発動!手札のモンスター、エッジマンを墓地に送り、墓地に送ったモンスターの攻撃力500につき、1体デッキからネオスペーシアンを効果を無効にして特殊召喚する!エッジマンの攻撃力は2600。よって、俺はデッキから5体のネオスペーシアンを特殊召喚!現れろ!’ブラック・パンサー’!’エア・ハミングバード’!’フレア・スカラベ’!’グラン・モール’!’グロー・モス’!」
十代の場に5体のネオスペーシアンが現れた。
N・ブラック・パンサー
守備力500
N・エア・ハミングバード
守備力600
N・フレア・スカラベ
守備力500
N・グラン・モール
守備力300
N・グロー・モス
守備力900
「守りを固めてきたか…」
「しかし、1ターンで5体のモンスターとはな」
ディンとブラーが言う。
「更に、俺はマジックカード’ストップ・アタック’を発動!これで次のターン、ディン!お前は攻撃することはできない」
十代が発動したカードにより、ディンのフィールドにバリアが張られる。
「俺は、これで、ターンエンドだ」
十代のターンが終了した。
「余計なことをするな!十代!このデュエルは、もう俺の戦いだ!」
万丈目が言う。
「万丈目…お前まだ、気づかないのか?」
「何?どういう意味だ?」
「その答えが、自分で見つけられないなら、お前はデュエリストを名乗る資格どころか、万丈目サンダーという、異名をつける資格はない」
「なんだとー、貴様!もう一回、言ってみろ!」
万丈目が怒る。
すると、
「今はデュエル中だ!ケンカはあとで仲良くするんだな」
ディンが言う。
「くっ…」
9ターン
十代
LP200
万丈目
LP1500
ディン
LP3500
ブラー
LP4000
「俺のターン!」
ディンがカードをドローする。
「俺はマジックカード’ストリーム・ジェット’を発動!フィールドにJ・HEROがいるとき、相手に1000ポイントのダメージを与え、俺は500のダメージを受ける!」
ストリーム・ジェットのカードから電撃が流れ、万丈目と、ディンを襲う。
「ぐっ」
「くっ」
万丈目
LP1500→500
ディン
LP3500→3000
「ふん…俺は、これでターンエンドだ」
ディンのターンが終了した。
『「万丈目の敗北まで、もう少し…』
ブラーが呟く。
10ターン
十代
LP200
万丈目
LP500
ディン
LP3000
ブラー
LP4000
「くっ…俺のターン!」
万丈目がカードをドローする。
「マジックカード!’おジャマのご褒美’を発動!手札のおジャマを墓地に送り」
万丈目は手札を1枚捨てた。
「お互いのプレイヤーはデッキから2枚ドローする!」
4人はデッキから2枚ドローする。
万丈目は引いたカードを確認する。
「くそっ!俺は、’おジャマ・イエロー’を召喚!」
万丈目の場にモンスターが現れる。
《イヤ~ァァ》
おジャマ・イエロー
レベル2 守備力1000
「ターン…エンドだ」
万丈目のターンが終了した。
「ふん…運に見放されたな…そんなモンスターでは、俺の反撃を防ぎきれない」
ブラーが言う。
11ターン
十代
LP200
万丈目
LP500
ディン
LP3000
ブラー
LP4000
「俺のターン!」
ブラーがカードをドローする。
「マジックカード’ジェット・バイス’を発動!手札1枚を墓地に送ることで、J・HEROが守備モンスターを攻撃したとき、その守備力を攻撃力が上回っていたら、貫通ダメージを与える!更に、マジックカードを発動したことにより、ダーク・シェーンの効果発動!グロー・モスを破壊!」
ブラーは手札を1枚捨てた。更に、十代のグロー・モスが破壊された。
「これで、ダーク・シェーンは貫通能力を持った!つまり、このターンで、貴様ら2人のどちらかがライフを尽きることになる!」
ブラーが言う。
「くっ」
万丈目が言う。
「これで、万丈目!お前の終わりだな!十代の足を引っ張った…邪魔者はお前だ!」
ディンが言う。
「行け!ダーク・シェーン!おジャマ・イエローに攻撃!ジャベリン・フォース!!」
ダーク・シェーンがおジャマ・イエローに攻撃。おジャマ・イエローは怯える。
「万丈目先輩!」
「万丈目!」
剣山とエドが言う。
「ぐっ」
万丈目が目を瞑る。
しかし、
「墓地の’ネクロ・ガードナー’の効果発動!」
十代が墓地からモンスター効果を発動した。
「なに!?」
ブラーが言う。
「墓地にある、このカードを除外することで攻撃を1度だけ無効にする!」
万丈目のフィールドにネクロ・ガードナーの亡霊が現れ、おジャマ・イエローを守る。
「バカな!そんなカード、いつ墓地に!?」
ディンが聞く。
「あのときだ…あのアクア・ドルフィンの効果を発動したときに墓地に送ったカードが、ネクロ・ガードナーだ」
十代がネクロ・ガードナーのカードをポケットにしまう。
「そんな序盤に捨てたカードを、今まで使わず、挙げ句の果てにペアに使ったのか…」
ディンが言う。
「十代!貴様、俺の邪魔を…」
「さっさと気づけ!万丈目」
十代が言う。
「!」
「お前がなぜ、俺を超えたいのか…その理由は、俺にはわかる。だが、そのためにやるべきことはなんだ?超えるべき人を裏切り、デュエルに勝つことか?」
「!」
「信じられないと思うが、俺は、過去にタイム・スリップし、あの武藤遊戯とデュエルしたことがある」
十代が昔話をする。
「え!?あの遊戯さんと」
「信じられない」
翔とレイが言う。
「凄い楽しいデュエルだった…ブラック・マジシャンに、ブラマジ・ガール…すげーモンスターが出たぜ。俺も最後まで諦めずにやった…だけど最後の最後で神のカード、オシリスの天空竜を出された」
十代の頭に遊戯とのデュエルが浮かぶ。
「結果は言わない…だが、俺は、その人からいろんなことを学んだ…そして、俺は決心した。この人より、強くなりたい。だから、俺は、進化を…未来を止めない…。自分を信じ、デッキを信じ、あの遊戯さんに勝ちたい。それが俺の決心したことだ」
「………」
「だが、お前は仲間を裏切り、自分のことしか考えない…ただの自己中デュエリストだ。もし、俺を超えたいなら仲間を大切にしろ…万丈目」
十代が言う。
「………そうだな…」
「万丈目?」
「俺が悪かった…」
万丈目が十代に謝る。
「話は終わったか?」
「俺のターンは既に終了している。さあ、十代!お前のターンだ」
ディンとブラーが言う。
「ああ、わかってるぜ」
十代が言う。
『さっきより清々しくなっている…』
『残りライフ200で対応策があると言うのか?』
ブラーとディンが呟く。
12ターン
十代
LP200
万丈目
LP500
ディン
LP3000
ブラー
LP4000
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
『来た』
十代は引いたカードを見て呟く。
「マジックカード’LVタッグ・ジャンプ’を発動!墓地のモンスター1体を除外し、除外したモンスターと同じLVを持つモンスターを手札から特殊召喚!俺はエッジマンを除外!ネオスを特殊召喚!」
十代の場にネオスが現れる。
E・HEROネオス
攻撃力2500
「だが、ネオスだけでは…」
ディンが言う。
「ネオスだけでは勝てないって、言いたいんだろ?だが、ネオスにはネオスペーシアンがついている!マジックカード’ネオスペーシアン・フュージョン’!」
十代がマジックカードを発動する。
「ネオスペーシアン・フュージョン?」
万丈目が言う。
「フィールドと墓地から6種類のネオスペーシアンを除外!そして、融合する!」
十代の場にネオスペーシアン6種類が現れ、1つになる。
「ネオスペーシアン同士の融合!」
明日香が言う。
「現れろ!’N・キング・ライガー’!」
十代の場に白いライガーが現れる。
N・キング・ライガー
レベル5 攻撃力1500
「なに!?」
ブラーが言う。
『行くぞ!十代』
キング・ライガーが言う。
「ああ、キング・ライガーの効果発動!召喚時、自分のライフと相手のライフの差が2000以上のとき、相手ライフを半分にする!ライフ・イズ・ティーチ!!」
キング・ライガーが吠える。
「「ぐわああ!」」
ディン
LP3000→1500
ブラー
LP4000→2000
「だが、ライフを半分にしたところで…」
ディンが言う。
すると、
「忘れてもらっては困るぜ」
「!?」
「こいつもNだ…」
「まさか…」
万丈目が言う。
「行くぜ!ネオス!キング・ライガー!コンタクト融合!」
2体のモンスターが銀河の渦の底で一つになる。
「「!?」」
「現れろ!’E・HEROキング・ネオス’!」
十代の場に新たなネオスが現れる。
E・HEROキング・ネオス
レベル10 攻撃力3000
「あれが、新しいネオス!」
「凄い…あんなモンスターを隠し持っていたなんて」
藤原と明日香が言う。
「キング・ネオスの効果!こいつは1ターンで2回の攻撃を行える!」
「「!!!」」
「キング・ネオス!ディンのバウンストンと、ブラーのダーク・シェーンに攻撃!ネオスペーシアン・フォース・ディストラクション!!」
キング・ネオスが2体のモンスターに攻撃する。
「ぐわっ!」
「うわっ!」
ディン
LP1500→900
ブラー
LP2000→1500
「そして、キング・ネオスが相手モンスターを破壊したとき、除外されているネオスペーシアン×300ポイントのダメージを与える!」
「バカな!」
ブラーが言う。
「これが十代の…遊城十代の強さ」
万丈目が言う。
「キング・ネオス!」
キング・ネオスが2人に効果ダメージを与える。
「「うわああ」」
ディン
LP900→0
ブラー
LP1500→0
「俺たちクローン・エンパイラが」
「再び負けると言うのかー」
ブラーとディンが言う。
そして、周りの煙が晴れたときには、2人の姿はなく、デッキが落ちていた。
「消えたか…」
万丈目が言う。
「十代」
万丈目が十代を見る。
十代は万丈目を見る。
「俺は、お前を倒したい…だから、誰にもやられるな…お前を倒すのは、この俺だ」
万丈目が言う。
「じゃあ、もっと強くならなきゃな…言っておくが、俺の進化は止まらないぜ」
「ああ」
そして、2人はなんとか決別することがなかった。
第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)
予告
十代:暇だから、明日香の授業の姿でも見に行くか
翔:アニキー
十代:翔?どうしたんだよ?そんなに慌てて
翔:それが、それが
十代:次回【O(オーバー)・HERO&融合封じ】
十代:なにー!誰かが授業を妨害してるだと
ヒーロー講座
今回は’J(ジェット)・HERO’。マジックカードやトラップカードを使うことで効果を発揮するヒーローだ。全ての効果を使いこなせ